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【不思議な事が】ライ滝第十三話【起こった!】
[266]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/01/30(日) 23:43:14 ID:??? アカレンジャー達が戦闘を始めたのとほぼ同時刻。神奈川の別の場所でも戦いの幕が切って落とされていた。 烈「とおっ!」 電「はあっ!」 大「ぬんっ!」 アーナロイド「「「ウィーン!?」」」 勢いよく放たれた三人の飛び蹴りを受け、アーナロイド三体が吹き飛ばされ機能を停止した。 アルマジロ怪人「なんだ貴様達は! ゴルゴムに歯向かってただで済むと思ってるのか!」 作戦を妨害する闖入者の出現に、アルマジロ怪人は声を荒げる。 烈「黙れ! そっちこそこれ以上好きにさせると思うなよ!」 サイ怪人「なにィ!?」 大「生きとし生ける物全てを弄ぼうとするゴルゴム、許さん!」 電「俺達が教えてやる。本当の強さは愛から生まれるって事をな!」 ヤギ怪人「愛だと? 何を馬鹿な事を。ただの人間の分際で生意気な口を利いた報いを受けるがいい!」 烈「っ!?」 直後ヤギ怪人の角から破壊光線が放たれ、三人のいた地点に直撃。爆発が巻き起こった。
[267]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/01/30(日) 23:44:18 ID:??? ヤギ怪人「ははは。木端微塵だな!」 その結末を微塵も疑わず高笑いをするヤギ怪人。 だがその刹那、爆発の中から銀、赤、青の三つの光球が飛び出して来た。 アルマジロ怪人「うぬっ!?」 アーナロイド軍団『ウィーン!?』 三つの光球は怪人やアーナロイド達を吹き飛ばしながら高速で移動。 近くにあったビルの屋上へと到達すると、それぞれが銀、赤、青のメタリックスーツ姿の戦士となった。 ヤギ怪人「な、なんだ貴様達は!?」 戸惑う怪人達に、三人の宇宙刑事は高らかに名乗りを上げる。 ギャバン「宇宙刑事! ギャバン!!」 【チェイス! ギャバン】 http://www.nicovideo.jp/watch/nm8842762 シャリバン「宇宙っ! 刑事! シャリバン!!」 【スパーク! シャリバン】 http://www.nicovideo.jp/watch/nm8846956 シャイダー「宇宙刑事、シャイダー!!」 【青いイナズマ】 http://www.nicovideo.jp/watch/nm8850380 宇宙刑事ギャバンが蒸着を完了するまでのタイムは0.05秒。 そして宇宙刑事シャリバンが赤射(せきしゃ)、宇宙刑事シャイダーが焼結を完了するまでのタイムは1ミリ秒に過ぎない。 ではその原理を説明しよう。
[268]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/01/30(日) 23:45:44 ID:??? 烈「蒸着!」 ヤギ怪人の攻撃が命中する直前、烈はそう叫ぶと同時に変身ポーズを取る。 ドルギラン「リョウカイ。コンバットスーツ、電送シマス」 その変身プロセスを取る事で烈の母艦であるドルギランから粒子状態のコンバットスーツが電送され、ギャバンに蒸着されるのだ。 電「赤射!」 掛け声と同時に、灼熱の太陽エネルギーが電の母艦グランドバース内の増幅システムにスパークする。 増幅された太陽エネルギーは赤いソーラーメタルに転換され、シャリバンに赤射蒸着されるのだ。 大「焼結!」 宇宙刑事シャイダーは、母艦バビロス号から発射されるプラズマブルーエネルギーを浴びて、わずか1ミリ秒で焼結を完了するのだ。 こうして攻撃を受けるまでの僅かな時間で変身を完了した三人の宇宙刑事は、眼下のゴルゴム軍団を睨みつける。 アルマジロ怪人「ふん! なにやら妙な強化服に身を包んだようだが、その程度でゴルゴム怪人に立ち向かえると思うな!」 ギャバン「そう思うのなら勝手にそう思っておけ! やられてから後悔するんだな! トオッ!!」 シャリバン「シュウッ!!」 シャイダー「トゥッ!!」 掛け声と共に、三人の宇宙刑事はそのまま屋上から怪人軍団目掛けて飛び込んで行った。
[269]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/01/30(日) 23:47:38 ID:??? ということで二日も休んだ癖に今日もこれだけです 参加型の作品なのに全然判定まで行かないですね。すいません ではでは〜 >>265 これを最終回前話で流したスタッフは色んな意味で凄いと思うんだ PS:ゴセイジャーのアラタが格好良すぎて死にそうでゴザル
[270]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/01/31(月) 22:23:24 ID:??? リュウ「くたばりやがれーっ!!」 また別の市街地の一角では、リュウとミライが無数のアーナロイド軍団と激しい銃撃戦を繰り広げていた。 アーナロイド「ウィーン……」 アーナロイド『ウィーン!!』 リュウ「ぬおぁっ!?」 トライガーショットで一体を撃破しても、すぐさま別のアーナロイドが何体も揃って銃撃を浴びせかける。 ミライ「リュウさん、そろそろ残弾がっ!」 リュウ「なくなりゃ拳で戦うだけだ! 弱音を吐くなミライぃ!」 アンコウブラウン「たかが人間如きが無駄な抵抗を。いい加減諦めたらどうだ?」 徐々に数に押され始める二人をあざ笑うかのように、アーナロイド軍団をかき分けるようにしてダークロボットが出現した。 その名はアンコウブラウン。外見は手足の生えた不細工なアンコウそのものである。 ミライ「断る! 僕達は絶対にお前達には屈しない!」 リュウ「そうだ! 俺達はなぁ、諦めるって言葉が一番嫌いなんだよ! テメエもすぐにスクラップにしてやるから覚悟しやがれ!」 アンコウブラウンの言葉を即座に切って捨て、ミライとリュウは啖呵を切る。
[271]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/01/31(月) 22:24:30 ID:??? アンコウブラウン「フン、諦めが悪いのもここまで来ると呆れを通り越して哀れに思えてくるわ。 すぐにそんな減らず口を叩けないようにしてやる!」 直後、アンコウブラウンはその巨大な口から炎を噴き出した。 ミライ「うわっ!?」 リュウ「ぅあっちぃ!?」 魚型の癖に火炎放射をしてきたアンコウブラウンの攻撃に、たまらず仰け反る二人。 アンコウブラウン「ハハハハハ! そろそろトドメを刺してやろう!」 火炎放射できりきり舞いとなった二人に気を良くし、ジリジリとにじり寄るアンコウブラウン。 【ジローのギター】 http://www.youtube.com/watch?v=lXVFAiqqwec その時、どこからともなくギターの音色が響き渡っていた。 ミライ「このギターは……もしかして!」 アンコウブラウン「キカイダーかっ!? どこだ、どこにいる!」 きょろきょろと周囲を見回すアンコウブラウンとアーナロイド達。 アーナロイド「ウィーン!」 そして、アーナロイドの一体が工場の煙突の上でギターを弾くジローを発見した。 ジローはギターを弾く手を止め、アンコウブラウン達を指差す。
[272]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/01/31(月) 22:25:31 ID:??? ジロー「世界を我がものにしようとするゴルゴム! そしてそれに加担するダーク! お前達の相手は俺だ!」 アンコウブラウン「ほざくなキカイダー! 返り討ちにしてくれる! やれ!」 アーナロイド『ウィーン!』 アンコウブラウンの指示でアーナロイド達が一糸乱れぬ動きでジローへ向けて銃弾を浴びせかける。 ジロー「とおっ! チェーンジ! スイッチオン! ワン・ツー・スリー!!」 その銃弾の雨をジャンプして回避すると、ジローは両肩のスイッチを左右順に押す。 それによってジローの姿は右が青、左が赤い人造人間キカイダーへと変化した。 キカイダー「ダブルチョーップ!」 【戦え! 人造人間キカイダー】 http://www.nicovideo.jp/watch/nm9988038 チェンジしてそのまま飛び降りてきたキカイダーは両手を振り下ろしアーナロイドを二体粉砕しそのまま戦闘に突入。 凄まじい強さでアーナロイド達を撃破していく。 リュウ「凄ぇ……」 ミライ「でもどうしてジローさんがここに? 闘破さんと別の地点で敵の迎撃をするはずだったのに」 ジライヤ「それについては俺が説明するぜ」
[273]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/01/31(月) 22:26:37 ID:??? ミライの疑問に応えるように、今度はジライヤスーツと呼ばれる強化プロテクターを身に纏った闘破、もといジライヤが姿を現した。 ジライヤ「実は昨日の内に応援を要請していた世界中にいる俺の友達、世界忍者達がついさっき皆到着してくれたんだ。 それに加えてサコミズ隊長からミライ達がピンチだって連絡が届いてね。 俺とジローがいた所の敵は皆に任せて、俺達が助っ人に飛んできたってわけ」 世界忍者とは文字通り世界各国に存在する独自の忍法を習得したつわもの達の事である。 彼らはジライヤと時に共闘、時に剣を交える事で友情を深めていった頼もしい仲間たちなのだ。 ミライ「そうだったんですか」 リュウ「なんにしてもありがてえ。よーし、こっから一気に反撃だ!」 ミライ「はい!」 【ワンダバ【CREW GUYS】】 http://www.youtube.com/watch?v=96U6Fh9QJLw ジライヤ「戸隠流正統・ジライヤ、参上! 行くぞ!」 【うなれ磁光真空剣】 http://www.nicovideo.jp/watch/nm11916849 心強い助っ人の出現に勇気づけられたミライとリュウ。 そして背負っていた刀「磁光真空剣」を引きぬいたジライヤの三人もキカイダーに続いて敵陣へと向かっていくのだった。 一旦ここまで 続きは書ければ今日中にまた投下します
[274]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/01(火) 00:43:34 ID:??? 巧「しっかし未だに信じられないな。お前が変身して戦えるなんて」 真司「ホントだってば。いい加減信じろって!」 ゴルゴムの襲来が予測され、避難勧告がされ人の気配のない大通り。 そこに三人の男の姿があった。その内の二人は巧と真司。そして残る一人は…… 翔一「そうですよ。俺、アギトなんですって。記憶喪失で昔の事覚えてないですし、なんで変身できるのかは良くわかんないんですけどね」 真司が助っ人として連れてきた翔一であった。 巧「っていうかそもそもその「アギト」ってのはなんなんだよ」 翔一「何って……アギトはアギトですよ。分かりません?」 巧「さっぱりだな」 真司「固有名詞なんじゃないの? 龍騎とかファイズみたいな」 翔一「はい。多分そんな所です」 真司「た、多分……ね」 巧「役に立つのかこいつ……」 掴みどころのない翔一の雰囲気に振り回される真司と巧。 そんなグダグダな空気が暫く続くが、地平線の彼方から大通りを行進してくるアーナロイドの大群が見えた所で三人の表情が一変した。
[275]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/01(火) 00:44:42 ID:??? 巧「来たな。お前ら、逃げるなら今のうちだぜ」 真司「冗談。ああいう奴らから皆を守るために俺はライダーになったんだ。ここでおめおめ逃げられないって」 翔一「俺もみんなの居場所を守るために戦うって決めてますから。あんな奴らに皆の居場所や未来を奪わせやしません」 巧「はっ、余計な世話だったみたいだな。じゃあ行くぜ、真司、津上」 真司「おう!」 翔一「はい!」 そして三人はそれぞれ変身の体勢を取った。
[276]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/01(火) 00:45:58 ID:??? 翔一「――ハァー……変身!!」 【BELIEVE YOURSELF】 http://www.youtube.com/watch?v=T2f-4OM93ek 左腰に構えた右腕を高速で右正面へと突き出し、そして引っ込める。 その動作を取った翔一の腰にベルトが出現し、低い音が鳴りはじめた。 そして翔一は右腕を今度はゆっくりと正面に突き出し、掛け声と共に両腕でベルトの両側を叩く。 次の瞬間、翔一の体は二本角を持つ金色の戦士、仮面ライダーアギトに変化した。 真司「変身!!」 【果てなき希望】 http://www.youtube.com/watch?v=glAY3eS0m_I&feature=related 真司は近くに止めていたスクーターのサイドミラーに向けて、懐から取り出したカードの入ったデッキケースを突き出した。 すると鏡の中からベルトが出現し、真司の腰に装着される。 真司は掛け声と共にベルトのバックル部分にデッキを装填。 同時に真司の体は赤い龍の戦士、仮面ライダー龍騎となる。 巧「変身!!」 【The people with no name】 http://www.youtube.com/watch?v=r_uDgLeyhB8&feature=related 巧は持っていたアタッシュケースを開いて中からベルトを取り出し、腰に装着。 そして携帯電話ファイズフォンを開き「555」と入力、ENTERキーを押す。 それによって『Standing By』という電子音と共に、ファイズフォンから待機音が流れ始めた。 巧はファイズフォンを閉じるとバックルに突き立て、横に倒す。 それに伴って今度は『Complete』の電子音と共に巧の体を赤いラインが走り。 一度大きな光に包まれた巧は、光が消えた時には仮面ライダーファイズの姿となっていた。
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0ch BBS 2007-01-24