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【不思議な事が】ライ滝第十三話【起こった!】
[270]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/01/31(月) 22:23:24 ID:??? リュウ「くたばりやがれーっ!!」 また別の市街地の一角では、リュウとミライが無数のアーナロイド軍団と激しい銃撃戦を繰り広げていた。 アーナロイド「ウィーン……」 アーナロイド『ウィーン!!』 リュウ「ぬおぁっ!?」 トライガーショットで一体を撃破しても、すぐさま別のアーナロイドが何体も揃って銃撃を浴びせかける。 ミライ「リュウさん、そろそろ残弾がっ!」 リュウ「なくなりゃ拳で戦うだけだ! 弱音を吐くなミライぃ!」 アンコウブラウン「たかが人間如きが無駄な抵抗を。いい加減諦めたらどうだ?」 徐々に数に押され始める二人をあざ笑うかのように、アーナロイド軍団をかき分けるようにしてダークロボットが出現した。 その名はアンコウブラウン。外見は手足の生えた不細工なアンコウそのものである。 ミライ「断る! 僕達は絶対にお前達には屈しない!」 リュウ「そうだ! 俺達はなぁ、諦めるって言葉が一番嫌いなんだよ! テメエもすぐにスクラップにしてやるから覚悟しやがれ!」 アンコウブラウンの言葉を即座に切って捨て、ミライとリュウは啖呵を切る。
[271]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/01/31(月) 22:24:30 ID:??? アンコウブラウン「フン、諦めが悪いのもここまで来ると呆れを通り越して哀れに思えてくるわ。 すぐにそんな減らず口を叩けないようにしてやる!」 直後、アンコウブラウンはその巨大な口から炎を噴き出した。 ミライ「うわっ!?」 リュウ「ぅあっちぃ!?」 魚型の癖に火炎放射をしてきたアンコウブラウンの攻撃に、たまらず仰け反る二人。 アンコウブラウン「ハハハハハ! そろそろトドメを刺してやろう!」 火炎放射できりきり舞いとなった二人に気を良くし、ジリジリとにじり寄るアンコウブラウン。 【ジローのギター】 http://www.youtube.com/watch?v=lXVFAiqqwec その時、どこからともなくギターの音色が響き渡っていた。 ミライ「このギターは……もしかして!」 アンコウブラウン「キカイダーかっ!? どこだ、どこにいる!」 きょろきょろと周囲を見回すアンコウブラウンとアーナロイド達。 アーナロイド「ウィーン!」 そして、アーナロイドの一体が工場の煙突の上でギターを弾くジローを発見した。 ジローはギターを弾く手を止め、アンコウブラウン達を指差す。
[272]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/01/31(月) 22:25:31 ID:??? ジロー「世界を我がものにしようとするゴルゴム! そしてそれに加担するダーク! お前達の相手は俺だ!」 アンコウブラウン「ほざくなキカイダー! 返り討ちにしてくれる! やれ!」 アーナロイド『ウィーン!』 アンコウブラウンの指示でアーナロイド達が一糸乱れぬ動きでジローへ向けて銃弾を浴びせかける。 ジロー「とおっ! チェーンジ! スイッチオン! ワン・ツー・スリー!!」 その銃弾の雨をジャンプして回避すると、ジローは両肩のスイッチを左右順に押す。 それによってジローの姿は右が青、左が赤い人造人間キカイダーへと変化した。 キカイダー「ダブルチョーップ!」 【戦え! 人造人間キカイダー】 http://www.nicovideo.jp/watch/nm9988038 チェンジしてそのまま飛び降りてきたキカイダーは両手を振り下ろしアーナロイドを二体粉砕しそのまま戦闘に突入。 凄まじい強さでアーナロイド達を撃破していく。 リュウ「凄ぇ……」 ミライ「でもどうしてジローさんがここに? 闘破さんと別の地点で敵の迎撃をするはずだったのに」 ジライヤ「それについては俺が説明するぜ」
[273]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/01/31(月) 22:26:37 ID:??? ミライの疑問に応えるように、今度はジライヤスーツと呼ばれる強化プロテクターを身に纏った闘破、もといジライヤが姿を現した。 ジライヤ「実は昨日の内に応援を要請していた世界中にいる俺の友達、世界忍者達がついさっき皆到着してくれたんだ。 それに加えてサコミズ隊長からミライ達がピンチだって連絡が届いてね。 俺とジローがいた所の敵は皆に任せて、俺達が助っ人に飛んできたってわけ」 世界忍者とは文字通り世界各国に存在する独自の忍法を習得したつわもの達の事である。 彼らはジライヤと時に共闘、時に剣を交える事で友情を深めていった頼もしい仲間たちなのだ。 ミライ「そうだったんですか」 リュウ「なんにしてもありがてえ。よーし、こっから一気に反撃だ!」 ミライ「はい!」 【ワンダバ【CREW GUYS】】 http://www.youtube.com/watch?v=96U6Fh9QJLw ジライヤ「戸隠流正統・ジライヤ、参上! 行くぞ!」 【うなれ磁光真空剣】 http://www.nicovideo.jp/watch/nm11916849 心強い助っ人の出現に勇気づけられたミライとリュウ。 そして背負っていた刀「磁光真空剣」を引きぬいたジライヤの三人もキカイダーに続いて敵陣へと向かっていくのだった。 一旦ここまで 続きは書ければ今日中にまた投下します
[274]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/01(火) 00:43:34 ID:??? 巧「しっかし未だに信じられないな。お前が変身して戦えるなんて」 真司「ホントだってば。いい加減信じろって!」 ゴルゴムの襲来が予測され、避難勧告がされ人の気配のない大通り。 そこに三人の男の姿があった。その内の二人は巧と真司。そして残る一人は…… 翔一「そうですよ。俺、アギトなんですって。記憶喪失で昔の事覚えてないですし、なんで変身できるのかは良くわかんないんですけどね」 真司が助っ人として連れてきた翔一であった。 巧「っていうかそもそもその「アギト」ってのはなんなんだよ」 翔一「何って……アギトはアギトですよ。分かりません?」 巧「さっぱりだな」 真司「固有名詞なんじゃないの? 龍騎とかファイズみたいな」 翔一「はい。多分そんな所です」 真司「た、多分……ね」 巧「役に立つのかこいつ……」 掴みどころのない翔一の雰囲気に振り回される真司と巧。 そんなグダグダな空気が暫く続くが、地平線の彼方から大通りを行進してくるアーナロイドの大群が見えた所で三人の表情が一変した。
[275]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/01(火) 00:44:42 ID:??? 巧「来たな。お前ら、逃げるなら今のうちだぜ」 真司「冗談。ああいう奴らから皆を守るために俺はライダーになったんだ。ここでおめおめ逃げられないって」 翔一「俺もみんなの居場所を守るために戦うって決めてますから。あんな奴らに皆の居場所や未来を奪わせやしません」 巧「はっ、余計な世話だったみたいだな。じゃあ行くぜ、真司、津上」 真司「おう!」 翔一「はい!」 そして三人はそれぞれ変身の体勢を取った。
[276]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/01(火) 00:45:58 ID:??? 翔一「――ハァー……変身!!」 【BELIEVE YOURSELF】 http://www.youtube.com/watch?v=T2f-4OM93ek 左腰に構えた右腕を高速で右正面へと突き出し、そして引っ込める。 その動作を取った翔一の腰にベルトが出現し、低い音が鳴りはじめた。 そして翔一は右腕を今度はゆっくりと正面に突き出し、掛け声と共に両腕でベルトの両側を叩く。 次の瞬間、翔一の体は二本角を持つ金色の戦士、仮面ライダーアギトに変化した。 真司「変身!!」 【果てなき希望】 http://www.youtube.com/watch?v=glAY3eS0m_I&feature=related 真司は近くに止めていたスクーターのサイドミラーに向けて、懐から取り出したカードの入ったデッキケースを突き出した。 すると鏡の中からベルトが出現し、真司の腰に装着される。 真司は掛け声と共にベルトのバックル部分にデッキを装填。 同時に真司の体は赤い龍の戦士、仮面ライダー龍騎となる。 巧「変身!!」 【The people with no name】 http://www.youtube.com/watch?v=r_uDgLeyhB8&feature=related 巧は持っていたアタッシュケースを開いて中からベルトを取り出し、腰に装着。 そして携帯電話ファイズフォンを開き「555」と入力、ENTERキーを押す。 それによって『Standing By』という電子音と共に、ファイズフォンから待機音が流れ始めた。 巧はファイズフォンを閉じるとバックルに突き立て、横に倒す。 それに伴って今度は『Complete』の電子音と共に巧の体を赤いラインが走り。 一度大きな光に包まれた巧は、光が消えた時には仮面ライダーファイズの姿となっていた。
[277]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/01(火) 00:47:17 ID:??? アギト「ハッ!」 龍騎「っしゃあ!」 ファイズ「……」 三人はそれぞれ掛け声を出したり手首をスナップさせるなどすると、眼前に迫るゴルゴム軍団を見据える。 龍騎「死ぬなよ、二人とも」 ファイズ「当たり前だっての」 アギト「もうすぐウチの菜園のトマトが収穫時期なんです。それまでは死ねませんよ」 龍騎「よーし、行くぞっ!」 龍騎の言葉を皮切りとして、三人もまたゴルゴムとの戦いを開始した。 今日はここまで 早めに判定のある場面までいけるよう頑張りますです
[278]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/02(水) 00:17:10 ID:??? 始「……どうやら既に戦闘が始まっている場所もあるようだな」 剣崎「俺達も急ごう!」 市街地から離れた山道を剣崎、始、橘、そして橘と剣崎の後輩である上城睦月の四人がバイクで駆け抜ける。 眼下に見える街の各所から煙が立ち上り始めたのを確認すると、四人はゴルゴムの出現した地点へ急ごうとアクセルを引き絞った。 橘「すまない、睦月。お前まで巻き込んでしまって」 そんな中、橘はバイクを睦月の横に付けると謝罪の言葉を告げる。 だが謝られた当の睦月の方はそんな橘を咎めるでもなく、非常にさっぱりとした表情を浮かべていた。 睦月「謝らないでください橘さん。俺だって仮面ライダーですし、こんな時に声を掛けられなかった方がよっぽど嫌です」 橘「そうか……そう言ってもらえると助かる」 睦月の様子に安堵の笑みを浮かべる橘。と、そこで始が声を張り上げた。 始「見えたぞ! 雑魚共がゾロゾロとな!」 始の言った通り、四人は前方から隊列を揃えて進軍してくるアーナロイドと怪人軍団を視界に捉える。 剣崎「始、橘さん、睦月!」 始「ああ!」 睦月「はい!」 橘「行くぞ!」
[279]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/02(水) 00:19:47 ID:??? アーナロイド『ウィーン』 相手も四人の存在に気付いたのか、最前列のアーナロイド達が一斉に銃撃を開始する。 だが銃弾が届くよりも早く、四人は変身の体勢を取っていた。 剣崎・始・橘・睦月「「「「変身!!」」」」 【ELEMENTS】 http://www.youtube.com/watch?v=fUr-WraDQhI 剣崎と橘はそれぞれスペード、ダイヤのAのラウズカードが装填された状態のバックル側面のハンドルを引く。 同時に「ターンアップ」の電子音が流れ、バイクで走る二人の眼前にそれぞれのラウズカードを象った光のゲートが出現する。 その光のゲートを通り抜けると、二人はそれぞれ仮面ライダーブレイド、ギャレンに変身していた。 始は腰に出現したバックルのリーダー部分にハートのAのラウズカードをスラッシュする。 すると「チェンジ」という音声と共に始の姿が変化し、仮面ライダーカリスとなった。 そして睦月はクラブのAのラウズカードの装填されたバックルカバーの左半分をスライドさせる。 それによって「オープンアップ」の音声と共にクラブAのラウズカードを象った光のゲートが出現した。 剣崎達のそれとは違い光のゲートは自分から睦月の方へと接近、ゲートを通過した睦月は仮面ライダーレンゲルへと変身を完了する。 ブレイド「うおおおおおっ!!」 変身を終えた四人は襲い来る銃弾をモノともせずに更にアクセルを引き絞り、一気呵成にゴルゴム軍団へと突っ込んでいった。 今日はこれだけです ではでは〜
[280]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/06(日) 14:22:39 ID:??? ハエ怪人「やれ! 人間の文明を破壊しつくし、ゴルゴム帝国の礎を築くのだ!」 アーナロイド『ウィーン』 ???「おっと、そうは問屋が卸さないぜ」 ハエ怪人の指揮の元、ビルを破壊しようと銃を構えるアーナロイド軍団。 だがそれを何者かの声が遮る。 ハエ怪人「なにィ、何者だ!?」 ヒビキ「何者かって? 通りすがりの鬼と少年のコンビさ」 良太郎「悪いけど、これ以上君達の好きにはさせないよ」 声のした場所にいたのは、ヒビキと良太郎の二人であった。 ハエ怪人「ふん、何かと思えば弱々しいただの人間か。人間なら人間らしく大人しくなにもせず震えていれば良かったものを」 良太郎「確かに僕は弱いしそれに運も悪けど、だからってなにもしないで君達を見過ごす理由にはならない」 ヒビキ「お、良い事言うねぇ少年。そうだよねぇ、男ならこういう時はやるっきゃないっしょ。俺、こういう時の為に鍛えてますから!」 ハエ怪人「馬鹿め。鍛えた所でお前達など俺達の敵ではないわ! その無謀が命取りだ!」 二人の言葉を一笑に付すハエ怪人。 ヒビキ「じゃあ命取りかどうか試してみるかい? ……やろうぜ、少年」 良太郎「はい。モモタロス、行くよ!」
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0ch BBS 2007-01-24