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【不思議な事が】ライ滝第十三話【起こった!】
[274]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/01(火) 00:43:34 ID:??? 巧「しっかし未だに信じられないな。お前が変身して戦えるなんて」 真司「ホントだってば。いい加減信じろって!」 ゴルゴムの襲来が予測され、避難勧告がされ人の気配のない大通り。 そこに三人の男の姿があった。その内の二人は巧と真司。そして残る一人は…… 翔一「そうですよ。俺、アギトなんですって。記憶喪失で昔の事覚えてないですし、なんで変身できるのかは良くわかんないんですけどね」 真司が助っ人として連れてきた翔一であった。 巧「っていうかそもそもその「アギト」ってのはなんなんだよ」 翔一「何って……アギトはアギトですよ。分かりません?」 巧「さっぱりだな」 真司「固有名詞なんじゃないの? 龍騎とかファイズみたいな」 翔一「はい。多分そんな所です」 真司「た、多分……ね」 巧「役に立つのかこいつ……」 掴みどころのない翔一の雰囲気に振り回される真司と巧。 そんなグダグダな空気が暫く続くが、地平線の彼方から大通りを行進してくるアーナロイドの大群が見えた所で三人の表情が一変した。
[275]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/01(火) 00:44:42 ID:??? 巧「来たな。お前ら、逃げるなら今のうちだぜ」 真司「冗談。ああいう奴らから皆を守るために俺はライダーになったんだ。ここでおめおめ逃げられないって」 翔一「俺もみんなの居場所を守るために戦うって決めてますから。あんな奴らに皆の居場所や未来を奪わせやしません」 巧「はっ、余計な世話だったみたいだな。じゃあ行くぜ、真司、津上」 真司「おう!」 翔一「はい!」 そして三人はそれぞれ変身の体勢を取った。
[276]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/01(火) 00:45:58 ID:??? 翔一「――ハァー……変身!!」 【BELIEVE YOURSELF】 http://www.youtube.com/watch?v=T2f-4OM93ek 左腰に構えた右腕を高速で右正面へと突き出し、そして引っ込める。 その動作を取った翔一の腰にベルトが出現し、低い音が鳴りはじめた。 そして翔一は右腕を今度はゆっくりと正面に突き出し、掛け声と共に両腕でベルトの両側を叩く。 次の瞬間、翔一の体は二本角を持つ金色の戦士、仮面ライダーアギトに変化した。 真司「変身!!」 【果てなき希望】 http://www.youtube.com/watch?v=glAY3eS0m_I&feature=related 真司は近くに止めていたスクーターのサイドミラーに向けて、懐から取り出したカードの入ったデッキケースを突き出した。 すると鏡の中からベルトが出現し、真司の腰に装着される。 真司は掛け声と共にベルトのバックル部分にデッキを装填。 同時に真司の体は赤い龍の戦士、仮面ライダー龍騎となる。 巧「変身!!」 【The people with no name】 http://www.youtube.com/watch?v=r_uDgLeyhB8&feature=related 巧は持っていたアタッシュケースを開いて中からベルトを取り出し、腰に装着。 そして携帯電話ファイズフォンを開き「555」と入力、ENTERキーを押す。 それによって『Standing By』という電子音と共に、ファイズフォンから待機音が流れ始めた。 巧はファイズフォンを閉じるとバックルに突き立て、横に倒す。 それに伴って今度は『Complete』の電子音と共に巧の体を赤いラインが走り。 一度大きな光に包まれた巧は、光が消えた時には仮面ライダーファイズの姿となっていた。
[277]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/01(火) 00:47:17 ID:??? アギト「ハッ!」 龍騎「っしゃあ!」 ファイズ「……」 三人はそれぞれ掛け声を出したり手首をスナップさせるなどすると、眼前に迫るゴルゴム軍団を見据える。 龍騎「死ぬなよ、二人とも」 ファイズ「当たり前だっての」 アギト「もうすぐウチの菜園のトマトが収穫時期なんです。それまでは死ねませんよ」 龍騎「よーし、行くぞっ!」 龍騎の言葉を皮切りとして、三人もまたゴルゴムとの戦いを開始した。 今日はここまで 早めに判定のある場面までいけるよう頑張りますです
[278]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/02(水) 00:17:10 ID:??? 始「……どうやら既に戦闘が始まっている場所もあるようだな」 剣崎「俺達も急ごう!」 市街地から離れた山道を剣崎、始、橘、そして橘と剣崎の後輩である上城睦月の四人がバイクで駆け抜ける。 眼下に見える街の各所から煙が立ち上り始めたのを確認すると、四人はゴルゴムの出現した地点へ急ごうとアクセルを引き絞った。 橘「すまない、睦月。お前まで巻き込んでしまって」 そんな中、橘はバイクを睦月の横に付けると謝罪の言葉を告げる。 だが謝られた当の睦月の方はそんな橘を咎めるでもなく、非常にさっぱりとした表情を浮かべていた。 睦月「謝らないでください橘さん。俺だって仮面ライダーですし、こんな時に声を掛けられなかった方がよっぽど嫌です」 橘「そうか……そう言ってもらえると助かる」 睦月の様子に安堵の笑みを浮かべる橘。と、そこで始が声を張り上げた。 始「見えたぞ! 雑魚共がゾロゾロとな!」 始の言った通り、四人は前方から隊列を揃えて進軍してくるアーナロイドと怪人軍団を視界に捉える。 剣崎「始、橘さん、睦月!」 始「ああ!」 睦月「はい!」 橘「行くぞ!」
[279]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/02(水) 00:19:47 ID:??? アーナロイド『ウィーン』 相手も四人の存在に気付いたのか、最前列のアーナロイド達が一斉に銃撃を開始する。 だが銃弾が届くよりも早く、四人は変身の体勢を取っていた。 剣崎・始・橘・睦月「「「「変身!!」」」」 【ELEMENTS】 http://www.youtube.com/watch?v=fUr-WraDQhI 剣崎と橘はそれぞれスペード、ダイヤのAのラウズカードが装填された状態のバックル側面のハンドルを引く。 同時に「ターンアップ」の電子音が流れ、バイクで走る二人の眼前にそれぞれのラウズカードを象った光のゲートが出現する。 その光のゲートを通り抜けると、二人はそれぞれ仮面ライダーブレイド、ギャレンに変身していた。 始は腰に出現したバックルのリーダー部分にハートのAのラウズカードをスラッシュする。 すると「チェンジ」という音声と共に始の姿が変化し、仮面ライダーカリスとなった。 そして睦月はクラブのAのラウズカードの装填されたバックルカバーの左半分をスライドさせる。 それによって「オープンアップ」の音声と共にクラブAのラウズカードを象った光のゲートが出現した。 剣崎達のそれとは違い光のゲートは自分から睦月の方へと接近、ゲートを通過した睦月は仮面ライダーレンゲルへと変身を完了する。 ブレイド「うおおおおおっ!!」 変身を終えた四人は襲い来る銃弾をモノともせずに更にアクセルを引き絞り、一気呵成にゴルゴム軍団へと突っ込んでいった。 今日はこれだけです ではでは〜
[280]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/06(日) 14:22:39 ID:??? ハエ怪人「やれ! 人間の文明を破壊しつくし、ゴルゴム帝国の礎を築くのだ!」 アーナロイド『ウィーン』 ???「おっと、そうは問屋が卸さないぜ」 ハエ怪人の指揮の元、ビルを破壊しようと銃を構えるアーナロイド軍団。 だがそれを何者かの声が遮る。 ハエ怪人「なにィ、何者だ!?」 ヒビキ「何者かって? 通りすがりの鬼と少年のコンビさ」 良太郎「悪いけど、これ以上君達の好きにはさせないよ」 声のした場所にいたのは、ヒビキと良太郎の二人であった。 ハエ怪人「ふん、何かと思えば弱々しいただの人間か。人間なら人間らしく大人しくなにもせず震えていれば良かったものを」 良太郎「確かに僕は弱いしそれに運も悪けど、だからってなにもしないで君達を見過ごす理由にはならない」 ヒビキ「お、良い事言うねぇ少年。そうだよねぇ、男ならこういう時はやるっきゃないっしょ。俺、こういう時の為に鍛えてますから!」 ハエ怪人「馬鹿め。鍛えた所でお前達など俺達の敵ではないわ! その無謀が命取りだ!」 二人の言葉を一笑に付すハエ怪人。 ヒビキ「じゃあ命取りかどうか試してみるかい? ……やろうぜ、少年」 良太郎「はい。モモタロス、行くよ!」
[281]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/06(日) 14:23:41 ID:??? ヒビキは腰に下げていた音叉を手に取り、良太郎は手にしたベルトを腰に巻きつけた。 ヒビキ「ハァァァ……スアァァァァァッ!!」 【輝】 http://www.nicovideo.jp/watch/sm8471554 ヒビキは音叉を腕で叩くと額にかざす。 するとヒビキの体が炎に包まれ、右腕で炎を振り払ったヒビキは鬼の姿へと変身していた。 良太郎「変身!」 【Double-Action】 http://www.youtube.com/watch?v=xyScz8DCPpU 良太郎はバックルの赤いボタンを押し、懐から取り出したパスをバックルにかざした。 同時にベルトから「sword・form」という電子音が流れ、良太郎の体にモモタロスが憑依。 その後プラットフォームと呼ばれる姿に変身した良太郎の上半身にアーマーが装着され、最後に頭部に桃を象ったレリーフが現れる。 電王ソードフォーム「俺、参上!!」 そして電王ソードフォームは変身を完了すると共にお約束の決めポーズを決めた。 ハエ怪人「変身しただと!? という事はお前達は仮面ライダーBLACKの仲間か!」 電王ソードフォーム「あたぼうよ! 覚悟しなハエ野郎。ダチを痛めつけられて俺の怒りは今最高にクライマックスなんだよ!」 響鬼「そんじゃ、鬼同士仲良く化け物退治と行きますか!」 電王ソードフォーム「任せなオッサン! 行くぜ行くぜ行くぜぇぇぇぇぇっ!!」
[282]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/06(日) 14:24:51 ID:??? 一旦ここまで ただでさえ遅筆で全然進まないのにリアル事情で何日も更新を休んでしまって本当にすいませんでした 今から外出しないといけないので続きは今日の夜更新できるように頑張りますね それでは
[283]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/07(月) 00:05:24 ID:??? 各所で交戦が始まる中、ここにも一人戦いに向けてバイクを走らせる者がいた。 本来士と共に敵の迎撃に当たる予定だったユウスケである。 ユウスケ「たとえ士がいなくて一人だろうと、士の分まで俺は戦うぜ!」 強がっているのかそうでないのかやや微妙な台詞を吐きながらバイクを走らせるユウスケ。 と、後ろから赤いバイクに乗った男が現れユウスケの横に並んできた。 ユウスケ「ん? おい! この先は危ないから早く引き返せって!」 当然見過ごす事は出来ず、並走してくる男へ警告するユウスケ。 ???「怪物がいるんですよね? 僕は大丈夫ですからあなたの方こそ早く引き返してください」 だが並走する男の方は全く意に介する様子もなく、逆にユウスケに引き返すよう告げてきた。 ???「そうだ! 危ないから早く家に帰れ!」 更にそれに続いてバイクの男とは別に何者かの声がユウスケに向けられる。 ユウスケ「へっ? 今どっから声が……?」 呆気に取られたユウスケは周囲を見回す。 と、赤いバイクの男の横を掌サイズの黄色いコウモリのような生き物が飛んでいる事に気付いた。 ユウスケ「あ……あああああっ!? キバットバットV世!」 キバット「んなっ!? お前なんで俺の事知ってんだ!?」
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0ch BBS 2007-01-24