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【不思議な事が】ライ滝第十三話【起こった!】
[786]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/03/25(金) 02:28:29 ID:??? >>785 乙どうもです〜 焦燥感が良い方向に作用したのか、三人の秘密特訓はかなりの成果を見せる事となった。 良太郎「それじゃあいくよ〜」 士「おう!」 剣崎「どんと来い!」 二人の準備が整ったのを確認し、良太郎が二人の間に向けてボールを蹴りあげた。 その上空に打ち上げられたボールに向かって剣崎と士の二人も勢いよく飛び上がる。 剣崎「ウェーーーイ!」 剣崎はまるで鷲のように大きく飛翔し、ボールをトラップしようとする。 士「させるか!」 対してジャンプ力で負けた士は空中で体をひねり、オーバーヘッドキックでボールをクリアーしようと動いた。 ボール越しに空中で激突した二人の力はほぼ互角。結果ボールはこぼれ球となった。 士「ちっ」 剣崎「あーくそっ、トラップ出来なかった!」 互いにこぼれ球になった事が不満なのか、着地をした二人の表情には悔しさがありありと見てとれた。
[787]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/03/25(金) 02:29:31 ID:??? 良太郎「でも二人とも練習を始める前に比べると大分上手くなってきてるよ」 剣崎「お前もな。さっきのパス精度もかなり良かったし、今ならイマジン抜きでも十分やってけるんじゃないか?」 良太郎「モモタロス達が力を貸してくれても、肝心の僕の基礎が疎かじゃどうしようもないからね」 剣崎の言葉にはにかむ良太郎。そして、今度はシュート、ブロックの練習となる。 士「らぁっ!」 良太郎「止め……うわっ!?」 勢いよく放たれた士のシュートをブロックしようとした良太郎であったが、運悪く足を滑らせてしまう。 当然ボールはそんな良太郎の事など知った事かと直進し、これまた運悪く良太郎は顔面にシュートを食らってしまった。 良太郎「ぷぺっ!?」 顔面に命中したボールはそのままこぼれ球になり、一方の良太郎はシュートを受けた衝撃でそのまま仰向けに倒れてしまう。 剣崎&士「……」 目の前で起きた珍事に茫然としてしまう剣崎と士を余所に、倒れていた良太郎は鼻の頭を擦りながら起き上がった。
[788]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/03/25(金) 02:30:36 ID:??? 良太郎「痛たたた……あれ、ボールは?」 士「お前の顔面に当たってこぼれ球になった」 良太郎「そうなんだ。ん、ひょっとして今の……」 と、ここで良太郎に一つのアイディアが閃いた。 剣崎「どうしたんだ?」 良太郎「今の顔面でシュートをブロックするのってひょっとしたら試合で使えるんじゃないかな、と思ったんだ」 士「顔面ブロックか。ま、お前やクマは面の皮厚そうだし大丈夫なんじゃないか」 良太郎「あ、あはは……」 こうして大会を目前に控えた練習で、三人は大きな成果を上げるのだった。
[789]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/03/25(金) 02:31:41 ID:??? 時を同じくして、神奈川のライバル達もまたレベルアップに勤しんでいた。 〜頑駄無高校〜 シン「そこだぁ!」 キラ「なにィ」 目にも止まらぬ高速タックルでキラの足元からボールを掠め取るシン。 その光景を、キャプテンであるアムロと監督のブライトがベンチから観察していた。 アムロ「シンは相変わらず絶好調だな」 ブライト「ああ。既にボランチとしてウチに欠かせない戦力となっている。得点力以外に文句のつけどころがない」 アムロ「春の頃は数合わせのサイドバックだった事を考えると大躍進だな。あの練習試合様々だ」 思い返すのは数ヶ月前の生田(仮)との練習試合。 頑駄無高校の選手は皆大ない小なりあの練習試合を経て何かを得たとアムロは感じていた。 ブライト「生田(仮)と当たるのは決勝戦か。アムロ、奴らはそこまで行くと思うか?」 アムロ「来るさ。その時こそ俺達とあいつらが雌雄を決する時だ」
[790]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/03/25(金) 02:32:44 ID:??? 〜鉄之城高校〜 鉄也「必殺パワー、サンダーブレーク!」 弁慶「ぬわーっ!?」 ボス「て、鉄也ぁ! ちっとは加減するだわさーっ!」 鉄也の放った稲妻の如きシュートにブロックに動いた弁慶、そしてキーパーのボスはなにも出来ずに吹き飛ばされてしまう。 鉄也「加減だって? 冗談じゃないぜ、それじゃあお前らの練習にならないじゃないか」 竜馬「鉄也君の言うとおりだ。弁慶、まだまだブロックが甘いぞ! 今度は俺のゲッタービームをブロックするんだ!」 弁慶「わ、分かったぜリョウ……」 叱咤されよろよろと立ちあがる守備陣。鉄之城高校では現在弱点である中央の守備力の徹底的な強化が図られているのだ。 甲児「しっかし、中々上手くいかねえなぁ。弁慶もボスも結構頑張ってるとは思うんだけどよ」 デューク「インターハイの後に加入した新戦力で攻撃力が増したとはいえ、今のまま殴り合いになれば押し負ける可能性が高い。 何とか二人にはもう一段階レベルアップしてもらいたい所だけど……」 と、その二人の会話に鉄也が加わる。 鉄也「出来る限りの特訓は続けるが、流石にこの短期間でそれを望むのは酷だな。そこで甲児君、俺に一つ提案がある」 甲児「提案? 何だい鉄也君」 鉄也「それは……」
[791]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/03/25(金) 02:33:47 ID:??? 〜須派炉歩学園〜 ???「どりゃあ! ヒートエッジエクスプロイダー!」 と叫びながら、FWらしき男が勢いよくゴール目掛けてダイビングヘッドを放つ。 ???「甘い、甘いぜ! 必殺、T-LINKナッコォ!!」 が、そのシュートは正GKと思しき男の鋭いパンチングに阻まれ、ゴールネットを揺らす事はなかった。 ???「だあぁっ! また防がれた!」 ???「フッ、この俺を相手にポンポン点を取ろうなんて百年早いんだよ!」 ???「言ったなこの野郎! こうなりゃ意地でも今日中にひと泡吹かせてやるぜ」 ???「その意気だ。もういっちょ来い!」 などといった光景がゴール前で繰り広げられているのを、部室の壁にもたれかかりながら一人の男が見つめていた。 ???(全員が今度の大会に向けて万全の状態、チームの雰囲気は悪くない。三回戦で会うのが楽しみだな、光太郎) 〜三国高校〜 劉備「何となく噛ませにされそうな雰囲気がプンプンするが、判定ありのダイジェストは基本的に番狂わせが起こるもの。 往くぞ! 今こそ三国の底力を見せつけるのだー!」 孫権「HA、お前に言われるまでもない! というかお前が仕切るな!」 献帝「この期に及んで……頭痛くなってきたぞな。頼れるのは曹操だけか」
[792]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/03/25(金) 02:34:58 ID:??? 〜雷門高校〜 ???「選手権まであと少し。みんな、気合入れて行こうぜ!」 一同『おう!』 キャプテンマークを付けたバンダナが特徴的な男の声と共に、選手達が各々練習を開始する。 そのバンダナの男の元に、ドレッドヘアにゴーグル、果てはマントまで着けた超次元ファッションの男が歩み寄ってきた。 ドレッドヘアの男「円堂、組み合わせは見てるな」 バンダナの男「一回戦から三国と当たるんだろ? ワクワクするよなぁ」 ドレッドヘアの男「フッ、お前らしい意見だ。組み合わせを見る限り二回戦以外は全て四強と当たる事になる。 お前としては望む所、かな?」 バンダナの男「ああ! 目指すは神奈川ナンバー1、そして全国の頂点だ! 期待してるぜ、鬼道!」 ドレッドヘアの男「それはお互い様だな。ゴールは任せるぞ、円堂」 皆一様に頂点を目指して研鑽を続ける各学校。 そして数日が過ぎ、遂に高校サッカー選手権神奈川予選の日が訪れる―― 判定はありませんが今日はここまで ではでは〜
[793]森崎名無しさん:2011/03/25(金) 04:55:47 ID:??? 雷門はどの時点のメンバーなのかが問題だな
[794]森崎名無しさん:2011/03/25(金) 16:23:18 ID:??? 乙でした!
[795]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/03/25(金) 17:43:51 ID:??? >>793 上の通り鬼道さんは既に参入済みです。他のメンバーはまだ秘密っす >>794 乙感謝! 〜神奈川予選開会式〜 デネブ「さあ、いよいよ始まりました。冬の全国高等学校サッカー選手権大会神奈川予選! この夏インターハイベスト4入りと躍進目覚ましい神奈川を制するのは果たしてどの学校なのか!」 侑斗「公式戦の実況解説まで俺たちなのか。良いのか?」 デネブ「今更名無しの実況も味気ないよねって中の人が言ってたぞ。それはともかく選手入場だぞ。 まずはこの夏全国でベスト4という戦果を挙げた頑駄無高校! キャプテンのアムロ君を筆頭にドモン君、シン君、ヒイロ君、刹那君と全国級の選手が目白押しだぁ!」 観客「キャーアムロサーン!」「頑駄無! 頑駄無!」「冬こそ東邦に雪辱だ!」 アムロ(随分と持ち上げてくれるな。くじ運にも恵まれたし決勝までは行けるだろうが、さて……) シン(滝、この大会で借りを返してやるぜ!) ヒイロ&刹那「……」 ジュドー「あらら、FWだけ紹介なし?」 ガロード「酷ぇ」
[796]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/03/25(金) 17:44:55 ID:??? デネブ「続けて入場するのは夏準優勝の三国高校。FW、MF、DFそれぞれが統制のとれたチームだ。 得意のオフェンスでこの大会、夏の雪辱を果たせるか!」 観客「とりあえず曹操様に渡せば良いんじゃね」「おめぇ劉備様ディスってんじゃねぇよ」「帝! 今回もスーパーセーブ頼むぜ!」 曹操「往くぞ! 今度こそ我らの本当の力を見せるのだ!」 孫権「お前もナチュラルに仕切ってんじゃねえよ。燃やすぞ」 劉備「そうだ。人中に矢ぶちこむぞ」 献帝(横の統制は取れていても縦の連携はズタボロなのよな。これで勝てるのであろうか) デネブ「そして次に入場するのは鉄之城高校! 県内トップクラス実力を持つエース剣鉄也君を擁するこのチーム。 ディフェンスにやや不安はあるが攻撃力ならば県有数の強豪校。この大会でも圧倒的な攻撃力を見せつけられるのか!」 観客「甲児くーん! 頑張って〜!」「プロ! プロ!」「GKもっとマシなのに代えろよ!」 甲児「ディフェンスに不安か。へへっ、すぐにそんな評判は覆してやるぜ!」 鉄也「あまり油断するなよ甲児君」 デューク「そうとも。今の俺達は挑戦者。慢心する余裕はないぞ」 ボス「こらー! 野次を飛ばすんじゃないわよ〜!」
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0ch BBS 2007-01-24