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【甦れ】ファイアーモリブレム26【勇士たち】
[698]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/21(月) 23:06:28 ID:??? ノルンマネージャーからのプレゼント→ ダイヤ6 >ダイヤ・ハート→マスタープルフ ============ ノルンから渡されたのは、以前シッシェルからももらったことのある緑色の輝きを放つ勲章だった。 森崎「これは確か…」 ノルン「マスタープルフですね。下級職の人を上級職に上げてくれるステキな勲章です! こんな最終決戦の時に渡されても、あんまりありがたみとか無いかもしれないですけどね」 たははと後ろ頭を掻いて申し訳なさそうにするノルンに対して森崎は… ☆どうしますか? Aそんなことないよ。ありがとう(素直にお礼を言う) B確かにあまりありがたくないなぁ(苦言をこぼす) Cそれなら他にも何かくれないか?(さらに物資を要求してみる) D…悪いけどこれは受け取れない(あえてもらった道具を突き返してみる) Eこんな道具なんかより…そうだ、君が欲しい(冗談を言ってみる) Fその他(好きな行動、台詞をお書きください) 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[699]森崎名無しさん:2011/02/21(月) 23:09:33 ID:+tc6QqgQ A
[700]森崎名無しさん:2011/02/21(月) 23:10:17 ID:dxkul45w E これ既婚者かつ妻行方不明で言ったんだよなw
[701]森崎名無しさん:2011/02/21(月) 23:12:37 ID:iU5mMm16 A
[702]森崎名無しさん:2011/02/21(月) 23:15:12 ID:??? ……オグマがいたか。普通に必要だな
[703]森崎名無しさん:2011/02/21(月) 23:18:00 ID:??? プルフはマリアに使ってリザーブの回復量あげるのもありかな しかし誰に使うにせよ、渡す機会を作ってやる必要があるな いっそのこと2部までとっておくか?
[704]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/22(火) 00:10:56 ID:??? >Aそんなことないよ。ありがとう(素直にお礼を言う) 森崎「(最後の決戦前だからこそ、能力を底上げしてくれるこのアイテムは貴重なんだっての)」 思わず小躍りしたくなる喜びを直隠しつつ、森崎はノルンにお礼を言った。 森崎「そんなことないよ。ありがとう」 ノルン「いえいえ。こんなことでしかお役に立てなくて申し訳ないですって」 努めて明るく振舞うノルンを見て、思わず森崎も落ち込んでいたのを忘れてにこりと微笑む。 森崎「(謙虚だけど明るくていい子だな。こんな子が南葛のマネージャーだったら 俺のサッカー生活ももう少し充実感を抱けたりしたのかな…?)」 本人たちは平等を心がけてはいるようだったが、どう見ても翼を贔屓していた 南葛の女子マネージャー陣のことを思い出し、森崎は溜息をつく。 アラン「さて、それではそろそろ作戦行動に移るとするか。 フレイ殿、ノルンの弓兵隊を引き連れて門前へと兵に集合をかけてくれ」 フレイ「はっ。それではマルス王子、森崎殿。次に会うときはメディウス討伐の後になることを願っておりますぞ」 ドドドドドド…… 森崎「アランさんにフレイさんにノルンか。アリティアの人たちってみんなあんな風に気のいい人達ばかりなのかな?」 武器を取り、ドルーア城へと進軍していくアランたちを見送りながら、森崎は何気なくつぶやく。 マルス「以前の森崎の仲間たちはどうだったんだい?」
[705]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/22(火) 00:12:50 ID:??? 森崎「…アカネイアカップやアリティアカップで相対して大体察しはつくだろ? どっちがより高みに昇れるかどうかを争うだけの血で血で洗うような仲の連中ばっかりさ」 マルス「本当にそうかい?君のような仲間のことをよく考えられる人が… 誰も信用できずに孤独だったわけじゃ無いんだろう?」 森崎「……まぁ、そう言われてみればそうなんだけどな」 森崎に取っての一番の親友とも言ってもよい存在。 共に南葛SCでの全国小学校サッカー大会において存在感を顕にした、中山政男という一人の少年。 華々しく一流の道を歩き続ける翼や若林たちと違い、 苦労に苦労を重ねて現在の実力と地位を手に入れた彼のことだけは、森崎は手放しで信頼の念を置いていた。 マルス「その中山という少年は、森崎に取って本当に大事な存在なんだね」 森崎「ま、まぁな…」 マルス「どんなことがあっても…たとえ自分の身を傷つけても守っていきたい。共に歩んでいきたい。 そんな存在が側にいてくれれば…それだけで心強くなれる。 僕も…君にとってのそんな存在になれるようにもう少し頑張ってみようかな」 森崎「……相変わらず恥ずかしい台詞を惜しげもなく言い切る奴だぜお前は……」
[706]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/22(火) 00:18:32 ID:??? マルス「言葉にしないと…伝えることの出来ないものはたくさんあると、僕は思っている。 まだ行動だけでみんなを引っ張っていけるほど、僕は君主としては未熟すぎるからね」 森崎「…まあな。お前は未熟だった。だから俺が助けてやったから今のお前がいるってこと、覚えておくんだぞ」 マルス「そういう図々しいことまで言葉にするのはどうかと思うよ?」 森崎「いいんだよ。これくらいじゃないと相手に自分の意志は伝わらないもんさ」 マルス「はは、そうかもしれないね」 このマルスという少年も、森崎にとっての初印象はそれほど良いものではなかった。 多くの部下や家臣に恵まれ、多大な信頼を一身に受け持つ王子。 森崎の最も忌み嫌う、とあるサッカー小僧のように、彼は労なくなにもかも手に入れていると最初の頃は思っていた。 だが、そうではなかったのだ。彼はとても弱かった。体力や剣術だけでなく、心の強さまでも。 今でこそ同盟軍の盟主として、部隊の中心に立ちカリスマ溢れる振る舞いをしている彼だが、 森崎は旗揚げ当時のリーダーとしてはあまりにも情けなかった頃のマルスの姿を知っている。 多くの仲間の上に立つものとして、相応しくない弱さを持っている彼だからこそ、 森崎は徐々に心をひらいていき、今では彼の片腕とまで呼ばれるほどの信頼関係を築いていけたのだろう。 森崎「いよいよ最後の決戦だ。マルス。お前の野望… この大陸に平和を取り戻すって願いを俺は必ず支えてみせるぜ」 マルス「うん。ここまでこれたのは間違いなく君のおかげだ。あと少し…僕達に力を貸して欲しい。 その代わりと言ってはなんだけど、僕たちは必ず君の夢を助ける力となるよ」 陽子からの連絡では、全日本ユースのメンバー選考を兼ねる試合に片桐たちはマルス達を招待しようとしているらしい。 どういった形式でこのアカネイア同盟軍たちが選考試合に絡んでくるかはまだ不明だが 彼らの力なくしては自分はキャプテンにも、代表にも選ばれることはない――そんな予感を、森崎は密かに感じていた。
[707]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/22(火) 00:19:48 ID:??? ドゴゴゴゴ…… ドルーア城の方角から、何かが崩れて倒れるような激しい衝撃音が鳴り響く。 モロドフ「おおお…どうやら門がようやく崩壊した模様ですぞ」 マルス「アランたちが門をこじ開けてくれたみたいだね。 ……いよいよだ。いよいよ僕達の最後の戦いが始まる…!」 森崎「よし、いこう!いこうぜみんな! この長かった暗黒戦争…最後の決戦も必ず勝利で飾るぞ!」 一同「「「「「「「「「「「「「「おおおおおおおお!!」」」」」」」」」」」」」」 こうして森崎、マルスを始めとするアカネイア同盟軍の精鋭15人が アカネイア大陸の平和と存亡をかけ、ドルーア帝国に対して最後の決戦を挑むのであった… メディウス「…準備は出来ているな?」 近衛司祭A「はい…門の前に術を施しておきました。メディウス様のご指示のとおりに…」 一方ドルーア城内では、門を破壊されたにも関わらず、城主のメディウスはまったく動じること無く部下と策を興じていた。 メディウス「我らより力も知恵も大きく劣る人間どもが、なぜ我々竜族に対抗できていたのか…… 私とて、100年前の過ちを再び繰り返す愚行を犯すつもりなど毛頭ないぞ…」 そう、メディウスは知っていたのだ。ここまで勝利を飾ってきたアカネイア同盟軍の強さの本質を。 心から信頼できる者どうしの一矢違わぬチームワーク。そしてそれを指揮し、能力を数倍にまで高める者の存在を。
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0ch BBS 2007-01-24