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【甦れ】ファイアーモリブレム26【勇士たち】
[968]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/07(月) 23:32:14 ID:??? >>964 失礼しました!やはり更新が滞るとミスが多くなりがちですね。気をつけねば… ============ バーツ 37/37 銀の斧(攻速…13 係数…ダイヤK〜4) 命中判定→ ハートQ +18+指揮(6)+支援(3)=39 追撃判定→ スペードQ +18+指揮(6)+支援(3)=39 攻撃判定→ スペードQ +34+指揮(6)+支援(3)=55 回避判定→ ハート4 +18+指揮(6)+支援(3)=31 守備判定→ クラブQ +13+指揮(6)+支援(3)=34 ジェネラルA 37/37 銀の槍(攻速…0 係数…) 命中判定→ ハート9 +19+指揮(2)=30 攻撃判定→ スペードQ +30+指揮(2)=44 回避判定→ スペード9 +8+指揮(2)=19 守備判定→ スペード8 +19+指揮(2)=29 バーツの攻撃!ジェネラルAに26のダメージを与えた! ジェネラルAの反撃!バーツは素早く身をかわした! バーツの追撃!ジェネラルAに26のダメージを与えた! ジェネラルAは倒れた。 ============ ミネルバ守備覚醒→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→守備+1 ハート→守備の成長率が△→○に スペード→スキル『カウンター』が『+カウンター』(1/4で受けたダメージを相手にも与える)に クラブ→スキル『捌き』1/4で守備判定の数値を回避数値に加算 JOKER→上記すべて
[969]森崎名無しさん:2011/03/07(月) 23:32:56 ID:??? ミネルバ守備覚醒→ クラブ4
[970]森崎名無しさん:2011/03/08(火) 00:11:30 ID:??? ミネルバ守備覚醒→ ハート4
[971]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 01:11:48 ID:??? ミネルバ守備覚醒→ クラブ4 クラブ→スキル『捌き』1/4で守備判定の数値を回避数値に加算 ※ミネルバがスキル『捌き』を習得しました! ============ バーツが見事ミネルバのミスをカバーしたといったところで このスレの本編更新は一旦ここまで。 次からは、次スレのタイトル募集と共に天国編の後始末をしておきたいと思います。 やはりこのままサッカーを続けていくのはだれてしまうだろうと判断し、 天国カップは事実上凍結ということにさせていただきます。 しかし、彼らには第2部で大きな役割を用意させていますので再登場にどうかご期待ください。 【】ファイアーモリブレム27【】
[972]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 01:12:53 ID:??? 天国カップ第一試合。ヴェルダン王国VSマンスター連合。前半21分に、その大事件は起こった。 サイドを稲妻のようにドリブルで切り裂き、ゴール前に駆け込む味方FWのサジに的確な センタリングを上げたオグマが、突然光の粒子に包まれたかと思うと忽然と姿を消してしまったのである。 それと同時にゴール前を守っていたウェンデルも、同じくDFのサンディマの目の前で消えてしまった。 この窮地の事態にすぐさま試合は中断され、試合は後日行われることに相成ったのだが… ラディ「シーザさん!」 シーザ「ラディ、無事だったか!」 ラディ「えへへ、またこうして再会することができてうれしいっすよ。 ところで…いったいぜんたいどういうことなんですか? 急に俺たちアカネイア同盟軍のメンバーを集めたりなんかして」 アストリア「その話はこれからなされる。ハーディン殿、準備は整った。始めてくれ」 この大会のために特設された選手たちのための宿舎の一室に、元アカネイア同盟軍… つまり、戦闘中に命を落とした、所謂『ロスト』してしまったメンバーが集まっていた。 ハーディン「今回集まってもらったのはほかでもない。皆も分かっているとは思うが、 試合中に失踪したオグマ殿とウェンデル殿についてのことだ」 ハーディンの言葉を聞いたメンバーたちに緊張が走る。 なにせ試合中、しかも煙のように跡形もなく消えてしまった怪現象。 しかも、この試合はただの試合ではなかった。ハーディン達ロストしたメンバーの 復活の権利をかけた大事な試合。その試合で消えてしまったということは…
[973]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 01:13:55 ID:??? ハーディン「大体の理由は各々察知しているだろう。オグマ殿とウェンデル殿は… おそらく、何らかの理由で現世にいるマルス殿たちの力で蘇らせられたのだろう」 ウルフ「ハーディン様…やはり本当なのですか!?」 ハーディン「ほぼ間違いないだろう。私が所属するグランベル同盟のコーチである クロード神父に相談してみたところ、あの光の粒子は我々人間の活動体… 『エーギル』が放つ独特のものであり、同じく蘇生の杖を使ったことがある経験から あの二人は現世で待つ仲間たちから必要とされ、無事に戦線復帰したとのことらしい」 ザガロ「馬鹿な!だったらどうしてハーディン様が選ばれないんだ! まずなによりも優先されるべきお人だというのに…!おのれ!アリティアの小国の王子の分際で!」 ロシェ「(ビラクは…言及してくれなかったのだろうか…)」 ロジャー「(森崎…俺たちトモダチじゃなかったのかよ…)」 まさか自分たちの君主が、いくら一騎当千の力を持っているとはいえ一傭兵よりも アカネイア同盟軍に必要とされていないという現実に激昂する者たちが絶えない。 サジ「なんだよ!オグマ隊長が復活するのは当然のことだぜ。 あの方がいればドルーアのメディウスなんざあっというまになますぎりよ!」 ゴードン「たしかにそうですね。いまさら僕達のような生半可な兵士が復活したところで… とてもマルス様たちのお役に立てるとは思えませんし」 ダロス「だ、だよな…まともに修行をこなせなかったオイラに復活の資格なんてあるわきゃねぇんだよな…」
[974]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 01:15:05 ID:??? 自虐的な笑みを浮かべながら、なんとか納得しようとする者たちもいたが、 やはり誰もが心の底では思ってしまうのだ。自分たちは必要とはされていない。見捨てられてしまったのだと。 このままではいつまでたっても話がまとまらない。ハーディンは強く机を殴打して自分の方に注意を向けるようにする。 ハーディン「落ち着け!ここで取り乱していても何ら状況はかわらぬことは分かるだろう。 とにかく、今はおとなしくこの蛇の道の者たちに従う他あるまい。 彼らの話では、我々もいずれは復活させてくれるという約束となっている。 だから今回のようなサッカーの大会が行われたのだろう。違うか?」 ウルフ「…ですがハーディン様。それはいったいいつのことになるのですか? そもそもここの世界の者たちが、それほどまでに信用できるのですか?」 ザガロ「結局あいつらは死んじまった俺達の魂を弄んで娯楽にしているだけだろ? いつかは復活させてやるから今は俺達と一緒にサッカーに興じろだって?ふざけんなっての!」 アストリア「ウルフ、ザガロ。焦る気持ちはわかる。俺だって今すぐにでも蘇りたい。 まだ俺にはやり残したことが山ほどある。残してきてしまったものも…山ほど。 だから、今はとにかく落ち着こう。……耐えることも騎士の勤めではないか?」 シーザ「そうだな。状況をしっかり把握できない今、下手に動きまわることは得策ではない」 ラディ「でもなあ…ねぇハーディンさん。そのクロード神父とかいう人に頼むことはできないの? 俺達もいますぐにオグマさんたちのように生返してくださいってさ」 ハーディン「むう……」 ハーディンは迷っていた。生き返りたいという気持ちは皆同じ。 いくら復活が約束されているとはいえ、それがいつになるかは確定されてはいない。 だがこれだけは間違いない。彼らには自分たちを蘇らせる力があるということ。 これまでビラク、そしてリカードの2名が彼らによって生き返っている。
[975]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 01:16:32 ID:??? こうした先駆者たちがいる以上、そのあとに続きたいものが出始めるのは仕方ないことであり このまま彼らを抑えつける力は今の自分には無いだろうとハーディンは思っていた。 その時。ゆらりと彼の背後で影が踊った。 ハーディン「何者だ!」 ハーディンは素早く背後を振り返り叫ぶ。 その影はひどくどす暗く、観るものを不快にさせる陰険さが込み上がっている。 しかしそれと同時に思わず見続けてしまうような恐ろしい魅惑さも混ざり合っていた。 ????「ふぇふぇふぇ…荒ぶるな。わしはお主達の味方じゃ… わしについてくるがいい。さすれば…すぐにお前たちを元の現世へと送り届けてやろうて…」 アストリア「おのれ、正体を見せろ!怪しい奴め!」 アストリアは不気味にうごめく影の塊に銀の剣を振り下ろす。 しかしその塊から金色に輝く人間の片腕がニョロリとはい出てくる。 そしてその腕はアストリアの鋭い斬撃をいとも簡単に受け止めるのであった。 ギャキィンッ!! アストリア「な……ば、馬鹿な…!この俺の剣が受け止められただとォ!?それも素手で…!」 ?????「やめとけよ。今のあんたらじゃ俺の足元にも及ばねぇよ。 悪いことは言わねぇ。おとなしくこの爺の言う事に従っておきな」 その影からは2人の人間の声が聞こえてきた。1人は明らかな老人のしゃがれ声。 そしてもう1人はどこか刺のある口調だが、まだまだ幼い少年のような声である。
[976]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 01:18:33 ID:??? ゴードン「(あれ…?この声、どこかで聞き覚えがあるような…?)」 ????「さあ……どうする?このままいつ蘇るかも分からぬ空間にいつまでも缶詰状態にされるか。 それともわしたちについてきて、少しでも早く現世へと舞い戻るか…?」 ?????「安心しな。少なくともここの連中よりかは早くアンタたちを蘇らせる力がこいつにはある。 ……何を隠そう、この俺様もこの爺に助けてもらった身なんだよな」 ウルフ「な、なんだと!それは本当か!(しかし…さっきからこの少年の声を聞いていると胃がムカムカとしてくるな…)」 ザガロ「ハーディン様!これはチャンスですよ。いつまでもここでぐだぐだとサッカーをしているよりは…」 ロジャー「で、でもなんだか怪しいよ。そんなうまい話があるのかなぁ…?」 シーザ「確かににわかには信じられん話だが…」 ????「恐れることはないぞ。さあ、今すぐこのゲートを潜りなさい。 まぁ…こんな虚仮威しにさえ怯える軟弱なものたちでは たとえ生き返ったとしても足手まといにしか並んとは思うがなぁ…ふぇふぇふぇ」 ラディ「よし!決めた!俺は行くぜシーザさん!」 シーザ「な…ほ、本気かラディ!?」 ラディ「俺、あんまり頭よくないし、難しいことは分からないけど…… 立ち止まって後悔するより、やってみて後悔したほうがいいかなって思ってさ」 思い切りの良い性格のラディらしい持論に、シーザは思わず苦笑する。 しかし長年の相棒のこの発言に、慎重派の彼の目も覚悟を決めたものになる。
[977]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 01:19:49 ID:??? シーザ「…分かった、俺も行こう」 ラディ「へへっ、シーザさんならそう言ってくれると思ったぜ!」 ?????「はは、物分りのいい奴だぜ。さすがはワーレンの傭兵だ」 シーザ「…待て。貴様、なぜ俺達がワーレンの傭兵であることを知っている」 シーザは影の中から聞こえる少年の声に疑問を投げかける。 だが、そこから帰ってくるのは愉快そうな笑い声だけだった。 ?????「知りたいか?だったらはやくこっちに飛び込んでこいよ。教えてやるさ、なにもかもな……」 シーザ「……行くぞ、ラディ」 ラディ「あ、待ってくれよシーザさん!」 バッ!!シュイイィィーーーーン!! シーザとラディは同時に影へと飛び込む。すると彼らの体はあのとき消滅したオグマたちのように 光の粒子に包まれて消滅した。ただひとつ違うのは…その輝きが影のようにどす黒いものであることだけだ。 ゴードン「…僕も行きます。行って確かめたい。どうして死んだはずの僕達が こうして魂だけの存在になりながらも生かせてもらっている理由を。 (なにより……僕の記憶が間違いでなければあの声は……!)」 バッ!!シュイイィィーーーーン!! 続けてゴードンも影へと飛び込む。彼もシーザやラディと同じように黒い粒子になって消えていった。
[978]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 01:21:05 ID:??? アストリア「……ハーディン殿」 ハーディン「…まったく、困ったものだな。だが、こうなってしまったからにはもはや仕方が無いことだ。 こうなることが我々の運命であったのかもしれん。だが…… その運命の先を作っていくのは間違いなく我々だ。ウルフ、ロシェ、ザガロ、ロジャー!」 ウルフ「はっ!」 ロシェ「はい!」 ザガロ「いつでも!」 ロジャー「ハーディン様といっしょなら怖くないです!」 ハーディン「これより狼騎士団はこの謎の影へと突入し、現世への帰還を目指す! 先に向こうで待っているであろうビラクの元へと必ずたどり着くぞ!」 バッ!!シュイイィィーーーーン!! アストリア「…さて、俺も取り残されんうちに行くとするか」 ダロス「ま、待ってくれよアストリアの旦那〜!」 アストリア「(待っていてくれミディア。俺は……必ず君のもとへとたどり着く。 たとえそれがどんな苦難の道になろうとも…必ず君に会いに行く!)」 アストリアは次々と消えて行く仲間たちを見て腰を抜かしてしまったダロスを無視して影の中へと消えて行く。 たとえ悪魔に魂を売ってでも生き返って見せる。彼の敬愛する主君。そしてなによりも固い絆で結ばれている1人の女聖騎士のために。 ダロス「く……」
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0ch BBS 2007-01-24