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銀河シュナイダー伝説3 〜小星篇〜
[533]銀河シュナイダー伝説:2011/02/17(木) 18:37:36 ID:0A+viITY D.士官学校敷地外に出る。 4000帝国マルク。それは帝国学府を卒業したエリートの初任給…その約2か月分に相当する高額。 爵位を約束されたエリートであるシュナイダーにとってそれは満足に足る額であり、 早速使い道を探すために出かけることに… シュナイダー(…そういえば…シェスターの本と一緒にあった地図の場所…行ってみるか?) 地図を見る限りダウンタウンと商業区間の中間地帯。俗に言う緩衝空間であり妖しい匂いの ぷんぷんする場所。最低でも爵位を持つ人物が行く場所ではなく、このまま無視するのもありだと 思うが、シェスターの手紙には『今後役に立つ』と書かれていた。となると… どこに向いますか?(近場で用件が短いものなら午前午後で2箇所回れます) A.少し遠いが自宅へ向う。 B.大きなフライング・サッカー専門店街(交通費10帝国マルク) C.身体能力や陸戦能力などを高めるのに良い物を売っているスポーツ街(交通費10帝国マルク) D.過去の会戦や戦役など、戦争に関する資料が豊富な知識街(交通費10帝国マルク) E.シェスターに連れて行ってもらった場末の酒場(歩きのため無料。) F.シェスターの手紙に書かれていた妖しい地図の場所(交通費10帝国マルク) G.目的地を決めず、気分転換に適当に移動する。 I.その他 先にID表示で2票入ったものを選択します。
[534]森崎名無しさん:2011/02/17(木) 18:50:14 ID:dpSc7RJc F
[535]森崎名無しさん:2011/02/17(木) 18:52:20 ID:Td7orrds F 運営も金で買える分は買っとく?
[536]銀河シュナイダー伝説:2011/02/17(木) 19:58:03 ID:0A+viITY F.シェスターの手紙に書かれていた妖しい地図の場所(交通費10帝国マルク) シュナイダー(…行ってみるか…) そう思いながら自走式の車に乗り込む。10数分後、移動したのは… がやがやがや… 雑多な路地。右を見ても左を見ても悪い意味で年代物のビルが視界を遮り、僅かな空間を少しでも 有用に利用しようと高くそびえ、奇妙な圧迫感がシュナイダーに襲い掛かる。 シュナイダー(しまったな。こういったところでこの身なりは少し目立つ) 彼の服装はどこに向うにしても不足の無いようなもの。つまり身だしなみの整った格好であるのだが 今回はそれがより彼の異質さを浮き彫りにしており、回りの浮浪者一歩手前な老人やルンペン未満の 少年少女から奇異で不信な目で見られる。 シュナイダー(…色々と寄り道をすれば面白いだろうが、今回は目的地まで一直線だな) そう思ったシュナイダーは足早に地図の先へと向う。 〜〜〜
[537]銀河シュナイダー伝説:2011/02/17(木) 19:59:08 ID:0A+viITY 崩れ落ちそうなビル群の一角。そのビルの地下へと向う道にシュナイダーは立っていた。 シュナイダー(ここか。……以前シェスターに紹介された酒場とは比較にならないな) 以前シェスターの不思議な行動に興味をもったシュナイダーは、彼についていったことがあるのだが、 その時につれられたところは酒場と見せかけた裏の世界の一部であり、そこでシュナイダーは 世界には表立って出来ないこと、裏側に広がる世界のほんのさわりを聞いた。 だが、今回はそういったレベルではなく… ビルの地下。薄い間接照明で足元もおぼつかないままに扉に立つ。 ???「子供か?今ならまだ引き返せるぞ?」 どこからとも無く聞こえる声。それはシュナイダーの知る質ではない、まさに異質なものだった。 シュナイダー「……シェスターからの紹介だ。問題ないだろう?」 声の主が見当たらないため扉に対しそう話しかけると… カチッ… 静かにロックがはずれ扉が僅かに開放される。
[538]銀河シュナイダー伝説:2011/02/17(木) 20:00:23 ID:0A+viITY シュナイダー(さて、鬼が出るか蛇が出るか…) 意を決してその場所に入ると…そこはカウンターバーのような空間だった。 ???「へえ。あのボウヤほどじゃないが、肝の据わった男じゃないか」 そう声をかけるのは長いキセルを片手に長いスリットが入った煽情的な真っ赤な衣装を羽織る美女だった。 シュナイダー「……ここは?」 ???「はっ。何も知らずにこんなところまで…よほどあのボウヤは信頼されてるんだね。まあいいさ。 ここは所謂情報屋。まあ、他にも合法ではないものをそろえたり、そういったものを育てたり… 正確には情報屋というよりも何でも屋だね」 アンニュイな言葉遣い。漆黒の黒髪が彼女の表情を巧く消しながらシュナイダーの問いに回答する。 シュナイダー「……なんとなくわかった。だが、育てる…とは?」 ???「そのままの意味さね。本来ならばこんな最初にあった相手にここまで話すわけは無いんだけど あのボウヤからの頼みだからね。坊ちゃんは貴族としての道を歩むのだろう? 貴族として日のあたる場所を生きるのならば…ここの事を忘れ、表の通りを歩くがいいさ。 だけどね。貴族の道は毒蛇の道。もし、坊ちゃんが象牙細工の収拾や、皇帝様より与えられる 特権だけでは満たされないのならば…物事の本質…その裏の意味を知りたいのならば 私たちを頼るのも一つの道。逆の考え方を教えてあげるよ。…もちろん、タダではないけどね。」
[539]銀河シュナイダー伝説:2011/02/17(木) 20:01:25 ID:0A+viITY ふうっ…っと煙を口から吐き出す蠱惑的な女性。それはまるで粘性を持っているかのようにシュナイダーに 纏わりつき、やがて消えていく。 シュナイダー(シェスターめ。こういうことか…。毒をもって毒を制す。私に毒になれと… それが私の生きる道だと…そういうのか…) どうしますか? A.俺の道に暗い毒はいらない。この場所から立ち去る。 B.蛇の道は蛇。今後のためにもこの場所は必要だ。 C.その他 先にID表示で2票入ったものを選択します。
[540]森崎名無しさん:2011/02/17(木) 20:10:43 ID:0jHqPMBk B
[541]森崎名無しさん:2011/02/17(木) 20:19:55 ID:dpSc7RJc B
[542]銀河シュナイダー伝説:2011/02/17(木) 21:40:41 ID:0A+viITY B.蛇の道は蛇。今後のためにもこの場所は必要だ。 シュナイダー「道に光も闇もない。あるのは勝者への道と敗者への道だ。俺は敗者になるつもりは無い」 紫煙が換気されること無く循環する狭く暗い部屋。キセル煙草特有の匂いとアルコールがむせ返るような ブレンド臭をかもしだし空間。それは宣誓というにはあまりにも暗く、そして濁ったものだった。 ???「なるほどね。期待した言葉とは少し違うが…まあ、あの坊やのたっての頼みならそれもまたよし。 酔狂に付き合うのも悪くは無い。」 シュナイダー「それで、ここは一体…どういう場所なんだ?」 ???「さっきもいっただろう?ここは何でも屋。ただし、決して表舞台には立てない…ね。 坊やが望むのならば女をあてがう事も出来るし、数年かけてじっくりと体に染み込んでいく毒もある。 体ではなく心を殺すものもあれば、直接手を下す暴漢を演じる人足も…まあ坊やにとって今は 必要無いだろうケドね。今は、その使い方、防衛の仕方を覚えるだけでいいだろう」
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0ch BBS 2007-01-24