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【昨日とは違う】キャプテンEDIT23【風景】
[424]森崎名無しさん:2011/02/10(木) 00:03:52 ID:zhz7pXs2 A
[425]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/10(木) 00:59:43 ID:??? 試合前の茶番にちょっと手こずりました。……投下前に、ある程度だけでも書いておけばよかったorz >>A.このままでいい ---------------------------------------------------------------------------------------------------------- 大前「大丈夫です、このままで行きます!」 紫「ふふふっ。大会一つを勝ち抜いた布陣に自信有りってところかしら? もっとも、面子を二人入れ替えた影響がどう出るか、まだ分からないけれどもね」 大前「その辺は……まあ、臨機応変ですよ。なんとかしていきます」 紫「頼もしいお言葉ね。その言に違わぬ試合を期待するわ。……それじゃあ、試合場に案内するわね」 大前「え?」 … … … 大前が通されたのは、店の奥。そこには以前訪れた時に見た、サッカースタジアムの模型が鎮座していた。 大前「えーっと、紫さん? これは一体、どういう――」 紫「いいからいいから。とりあえずこの中を、よーく覗きこんでみて?」 大前「はあ……」 言われた通り、上から模型の中のピッチを覗きこむ。 すると、
[426]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/10(木) 01:00:49 ID:??? 大前「……うわあ!?」 不意に、床が消えたような感覚。 次の瞬間には、大前の身体は地面に叩きつけられていた。 ……コンクリートを打ちっぱなした店の床では無く、緑の芝の感触がする地面に。 大前「な、なんだこれ! サッカーのグラウンド!? い、一体何が起こっているんだ!?」 紫『うふふっ。驚いていただけたかしら?』 大前「うわあっ!?」 天から降ってくるように聞こえた紫の声に顔を上げると、思わず悲鳴が飛び出てしまった。 ……サッカーグラウンドの上空。そこにはあるべき空の風景は無く、代わりに紫の顔が大写しになっていた。 紫『いい反応ねえ。初々しくて可愛らしいわ。やっぱり妖怪は人間の悲鳴を聞かなきゃ駄目みたい。うふっ、うふふふ……』 大前「い、一体、何が起こってるんだ? これじゃまるで、紫さんが大きくなったか、俺が小人になったみたい――て、まさか」 紫『気付いた? 貴方がいるのは、さっき見せた模型の中。私の能力で内側と外側の境界を操れば、これくらいは容易いことよ。 どうかしら、大前くん? 私のスタジアムは』 大前「……夢でも見てる気分ですよ。色んな意味で」 他に言い様が無い感想をこぼすと、でしょうね、などと愉快そうな返事が返ってきた。 紫『それと、練習試合の相手も既に送っておいたわ』 大前「へ?」 見ると、大前の位置からハーフウェーラインを挟んだ向こうには、11人の人影があった。 ……ただし、その人影はピクリとも動かず、息をしている様子も無かったが。
[427]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/10(木) 01:01:57 ID:??? 大前「これって……人形じゃないですか。まさか、紫さんがこれを操って試合しようって言うんじゃないでしょうね?」 紫『まさか。どこぞの人形遣いじゃあるまいし、そんな器用で面倒なことはしないわ』 大前「はあ……(それにしてもよく出来た人形だな)」 紫の説明に生返事を返しながら、大前は『対戦相手』の人形を検める。 大前(11人全員が女の子って、どういうことなんだ? ……変な格好の子ばかりだし。 何か羽みたいなものが生えてるけど、これって妖精がモデルなのかな?) などと考えつつ、水色の髪の少女を模した人形を指先でつついてみた。 ……よく出来て入るが、やはり人形だ。 紫『私の場合は操る、なんてしち面倒くさいことはしないわ。こうやって偽物と本物の境界を操れば――』 大前「? ……うわっ! いきなり冷たくなったァ!?」 突然、指先に感じた冷気に、大前は飛び上がった。まるでドライアイスに指を突っこんだような気分である。 息を吹きかけてかじかむ指を温めていると、紫とも違う第三者の声がした。 羽根の生えた水色の髪の少女「なに、人のほっぺたにさわってるのよ! アンタったら、ヘンタイね!」 大前「へっ?」 紫『――まあ、こんなふうにして、限りなく本物に近い挙動を自分でしてくれるのよ。 どう? 楽ちんでいいでしょう?』 大前「え? え? えええええっ!?(な、何が起こっているんだかさっぱり分からないぞ!?)」
[428]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/10(木) 01:03:22 ID:??? 紫『その子たちは、私が暮らしている幻想郷の娘たち――の、コピーね。 流石に全ての能力をコピーすると骨が折れるけど、サッカーをさせるための力だけなら、簡単に再現できる。 うふふ、便利でしょう?』 大前「……正直、ここまで無茶苦茶が出来るとは思いませんでしたよ」 紫『クスっ。私のことが怖くなったかしら?』 大前(すみません、最初っから怖いと思っています……) 要するに、紫の知っている人間……いや、妖怪たちの、精巧なコピーが練習試合の相手をしてくれるらしかった。 大前はそれだけを理解し、後は思考を放棄する。正直、これ以上は脳味噌が処理できるとは思えない。 そうこうしていると、他の元・人形たちも騒ぎだした。 緑色の髪の気弱そうな少女「な、なんですか? 私たち、なんでこんなところにいるんですか〜?」 爪の長い鳥っぽい少女「んー、人が一杯集まってるけど、私の歌を聴きに来たってわけじゃないみたいね〜♪」 猫っぽい耳が生えた少女「さっきから、紫様の声が聞こえる気がする……わ、私は何をすればいいんですかー!?」 紫『試合よ、橙。その子たちと一緒に、人間のチームをサッカーで倒しなさい』 猫っぽい耳が生えた少女「わっかりました! とにかくサッカーで勝てばいいんですね!」 大前「……俺、早まったかなあ? こんなぶっ飛んだ練習試合を組んだなんて、みんなに何て説明すれば良いんだろう?」 とてもではないがまともなサッカーの試合の出来るような相手には見えない、妖怪(のコピー人形)を前に、途方にくれてしまう。
[429]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/10(木) 01:04:39 ID:??? 紫『大丈夫。貴方の仲間たちには、夢と現実の境界を操って、この試合の事はリアルな夢ってくらいに認識させるわ。 試合が憶えているのは、積んだ経験くらいね』 大前「はあ、それはご親切にどうも」 紫『と、言う訳で、これから貴方のチームメイトをそちらに送るわよ?』 大前「ちょ、いきなりですか!?」 言うが早いか、後ろの方でどさどさと人が落ちてくる音がする。 比良山「ぬわーっ!?」 浅村「なんスか、これ!? なんなんスかコレ!?」 渡会「重い! 重たい! 上に末松乗ってる!」 大前「……とりあえず、みんなに現状を(多少ぼかして)説明しよう……」 重くなった胃を押さえて、仲間たちに向き直る大前だった。 … … … 本多「ほう、練習試合か。夢の中でも練習試合とは、我ながら自分の仕事熱心さに参ってしまうな」 大前「まあ、うん。そういうことなんだ(思ったよりスムーズに済んで良かった……)」
[430]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/10(木) 01:05:54 ID:JHm5OCkg >>429 誤字訂正です ×試合が憶えているのは、積んだ経験くらいね』 ○試合が終わった後に憶えているのは、積んだ経験くらいね』 ------------------------------------------------------------------------------------------------- 比良山「よし、そうと決まればさっさとアップを済ませて試合に行こう。 夢が覚めるまでに、出来るだけ経験を積んでおきたいからな」 雪村「え? なんで比良山くんが覚めるの? これ、僕の夢でしょう?」 末松「どうせなら、たらふく食える夢が良かったな〜」 大前「……あー、とにかくちゃっちゃと進めよう。それと試合前に何か決めることは――」 先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 A.グロウエッグ(残り6回)を自分で装備する B.グロウエッグ(残り6回)を誰かに装備させる(>>421のメンバーから一人の名前を併記してください) C.特に無い。試合に進もう D.その他(自由選択です。大前に取らせたい行動を併記してください)
[431]森崎名無しさん:2011/02/10(木) 01:06:17 ID:cyOoiT6w A
[432]森崎名無しさん:2011/02/10(木) 01:06:38 ID:6t9Uxitk A
[433]森崎名無しさん:2011/02/10(木) 01:06:38 ID:vqz77ZeE A
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0ch BBS 2007-01-24