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キャプテンブライト6
[477]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/20(水) 03:07:43 ID:0lt7rSzg あおい「あなたは世界中で起きている何もかもがインチキに見えているんでしょうね」 芝村 舞「J・D・サリンジャー」 あおい「YES.でもまあ、ボク自身、ツッコミキャラな立ち位置なわけで。少なからず気持ちはわかりました。 言葉では知っていても、実際に目の当たりにするまでは信じられなかった。 オリジナルの不在が、オリジナルなきコピーを作り出してしまうなんてね。 あなただったら、あの現象をなんて名付けますか」 芝村 舞「STAND ALONE COMPLEX」 あおい「YES.STAND ALONE COMPLEX」
[478]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/20(水) 03:12:16 ID:0lt7rSzg ゆっくりと、あおいが下りてくる。 あおい「元来、今の社会システムには、そういった現象を引き起こす装置が内包されているんだ。…みんなヒマだし。 ボクにはそれが、絶望の始まりに感じられてならないけど、あなたはどう?」 芝村 舞「さあ、どうかな? だけど私は、情報の並列化の果てに個を取り戻すための、一つの可能性を見つけた」 あおい「ちなみに、その答えは?」 芝村 舞「羞恥心。多分ね」 あおい「…そうなの?」 芝村 舞「正解は『笑い男事件』を参照くださいッ!」 あおい「ボク、自分が笑い男だと名乗ったことは一度もないんだけどなぁ」
[479]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/20(水) 03:13:57 ID:0lt7rSzg <<芝村さん。何故、慣れない営業をするのかしら。スマイルが怖いわ>> 頭に直接響く声とともに、ふらふらと、女性が歩いてきた。 「南斗最後の将」。ユリアである。 芝村 舞「なんとーッ。ユリア、生きていたのか!?」 あおい「(…ボケなのだろうか)」 芝村 舞「いや、これは…ただの、動く人形だな」 あおい「リモート義体だね」 芝村 舞「シンが持ってたヤツだな」 あおい「なんでこんな時に。空気読め、と」 芝村 舞「ダッチワイフなだけに」 あおい「空気嫁、と」 ユリアっぽい大人の玩具は、まるで糸が切れたかのようにパタッと倒れた。 直後、その後ろから。 今度はしっかりとした足取りで、一人の女性が現れた。 あおいと芝村舞は、彼女と初対面だったが…互いの存在は知っている。 芝村 舞「(ユリアっぽいのが出てきた意味って…)」
[480]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/20(水) 03:18:27 ID:0lt7rSzg あおい「(コホン)。…私は私が見える世界を皆に見せるための機械だ」 簡素なジーンズと対象的に、上半身はやたらに「女」を強調する、露出の高いインナー。 その上に男物のジャケット。奇妙な格好に思えるが、不思議と統一感がある。 草薙素子「ジガベルトフ。映画監督、だったかしら」 公安9課所属。草薙 素子。…どうせ偽名だ。通称:少佐である。 あおい「YES.」 芝村 舞「(しかし↑コレって、戦車兵志望の悠木映を思いださせるな)」 草薙素子「皆、久しぶりね。…それともはじめまして、か」 芝村 舞「直接会うのは初めてだが、久しぶり、で構わない。芝村ではそういう使い方をする」 あおい「まあ少なからず、知ったもの同士ってことで」
[481]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/20(水) 03:21:53 ID:0lt7rSzg 芝村 舞「左舷での戦いで。最後にハマーの中にいたのは少佐だな?」 草薙素子「ええ、そうよ。ちょっと意外性を演出しようかと思って。 それに、もしボールを奪われていたら、全 力 で 防御しようと思っていたわ。 …まあハマーだから、反射で土下座するかもしれないけど」 あおい「ボクだってあの試合、影から支えてたんだよ?」 芝村舞&草薙素子「「え? そうなの?」」 #この二人が知らないというのは、相当なことである。 あおい「最後の電報、ボクだもん」 芝村 舞「私は身に覚えがないから、てっきり少佐が出したんだと思っていたが」 草薙素子「私こそ、アレは普通に芝村さんが出した電報だとばかり」 芝村 舞「あおい。…試合を支えるのが、影からすぎないか?」 あおい「時間がかかっちゃったんだ…。電報(115番)にかけようと思ったら、海上保安庁(118番)に繋がっちゃって」 #芝村舞&草薙素子が、同時に乾いた愛想笑いをするということも、相当なことである。
[482]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/20(水) 03:24:14 ID:0lt7rSzg 芝村 舞「まあともかく。私と少佐は、オノデン坊やよりも素早く電子の世界を駆け巡るが。 あおいはコンピュータ関係で、何か特徴あったのか?」 あおい「特にないよ。名前が『aoi』ってだけで、笑い男に間違われて、どっかの公安女性に誤認逮捕されたくらい。 あの時は、危うく拷問されそうになった」 草薙素子「ごめんなさい。アレは趣味よ」 芝村 舞「趣味なら、しかたあるまい。原も、よく通りすがりの誰かを刺してるしな」 妙なヤツが権力を握ると大変である。 あおい「ボクがWB隊に誘われたのも、勘違いからだったし。呪われてるんじゃないの? この名前…」 芝村 舞「しかし塾長狙撃の時も、あおいは電脳系でバックアップしていたではないか」 あおい「それは勢いだよ。ボクが電子の世界を駆け巡る速度は、せいぜいオノデン坊やレベルだもん」 #ちなみに、オノデン坊やレベル→業界(?)では高水準。
[483]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/20(水) 03:26:06 ID:0lt7rSzg 草薙素子「誤認逮捕のお詫びというわけではないけれど。コードネーム『センター・フィールド』に、 あおいちゃんへのプレゼントを届けさせたわ」 あおい「(微妙な人選だなぁ)」 草薙素子「シンが持ってたユリアの人形(使用済)は、芝村さんにあげる」 芝村 舞「いらぬ」 草薙素子「WBには、関係者に色々と手を回しておいた。…それじゃ、また会いましょう」 あおい「あれ? もう行っちゃうの?」 草薙素子「呼んでくれれば、大抵は出ていけるもの。あと奈々ちゃんによろしくね」 あおい「(奈々ちゃんと少佐って、どんな関係なんだろう…)」
[484]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/20(水) 03:28:44 ID:0lt7rSzg 草薙素子「二人とも、忘れないで。あなたたちがネットにアクセスするとき、私はいつもあなたのそばにいる」 あおい「うん」 草薙素子「…あと、あなたたちが道頓堀にダイブする時、私は必ず、貴方の背中を押してあげる」 あおい「飛び込まないってば!」 少佐は軽く片手を上げると、あっけなく立ち去ってしまった。 芝村 舞「わからんな」 あおい「まあ、わからない人だよね…」 芝村 舞「…広島カープが優勝したら、ファンはどこに飛び込むのだろうか」 あおい「飛び込むのが前提!?」 芝村 舞「カーネル・サンダースの中の人も、さぞかし大変だろう…!」 電子の世界を駆け巡る人たちは、よくわからない人が多いものだ。 *** ルナツー奇襲戦、終了… ***
[485]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/20(水) 03:34:15 ID:0lt7rSzg #あおいちゃんが。試合中、電子系の援護もしてくれるようになりました。 また『センター・フィールド』が、色々な人たちに、何か届けてくれているようです。 --- ブライト「おお、久々の通常運用(?)だ。 ミーティングやら、ルナツー司令からの呼び出しまで、少し(1ターン)時間があるな。 大丈夫判定委員会の報告では、雑務は放っておいても大丈夫らしいし。 ちょっとみんなの様子を見に行こうかな。これが今生の別れになるかもしれないし」 自分は降りる気まんまんである。 【選択肢】→ブライトの行く場所 先に2票入った選択肢で続行します。 A:…メカ沢って、どうしてるんだろう。 B:桜子のところへ行けば、女性陣のことはわかるかな。 C:ヤムチャとかアムロとか、あのへん…男性陣はどうしてるのかね。 ----- 今日はここまでー。
[486]森崎名無しさん:2011/04/20(水) 12:46:05 ID:uF6cjf3A B 今日は攻殻の日でしたかw
[487]森崎名無しさん:2011/04/20(水) 18:50:55 ID:u9nFKq1A メカ沢も気になるけど b
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0ch BBS 2007-01-24