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キャプテンブライト6
[521]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/29(金) 03:46:00 ID:vN2FexD+ 呼び鈴の後。またブリッジのドアが開いた。 今度は一見、人影はない。ドラム缶が置いてあるだけだ。 ブライト「…何アレ。あれも本部からの贈り物? いらないんだけど」 桜子「ちょっ、ブライトさん! よく見て! あれはメカ沢だ!」 ブライト「え。あんな感じだったっけ?」 桜子「少し照れてるし、間違いないわ」 ブライト「なんだか、数年ぶりに見た気がしなくもない」 桜子「気のせいよ。私らずっと、長い付き合いじゃん」 ブライト「そうだっけか。…サイド7でシャアの襲撃を受けてから、一週間くらいしか経ってない気もするんだよな」 桜子「気のせいだってば。…だよね? …まあ、いいわ。進行さんが泣いちゃうから、先に進めて」 #WBの音声さんは物凄く優秀だが、カメラさんは普通。そして進行さんは無能である。 ・いつも、長く尺を取ってるのに先に進まないのは、主に彼が原因。
[522]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/29(金) 03:48:34 ID:vN2FexD+ メカ沢はガシャガシャ歩いてくると。頭を下げた(んだと思う)。 メカ沢「ブライトさん、すまなかった…。俺が寝てる間に、ジオンの襲撃を受けてたとは」 ブライト「ああ、でも大丈夫だった。ツッコミの津田と、瀬戸口が輝いていたぞ」 メカ沢「しかし2失点。流石に、もう無傷ではいられなくなったという感じだな」 桜子「私らも1失点したし。でも私は、そのおかげって言ったらヘンだけど。ちょっと危機感が出てきたわ。 私たちの出会ったこの船、絶対に沈ませるかって、思ったもん。絶対、なんとかしようって」 ブライト「そうだな。まあ俺は降りるから、お前ら頑張ってくれ」 桜子&メカ沢「「(ブライトさんの引責問題になってる!?)」」 メカ沢「すまんブライトさん、俺が力になれなかったばっかりに!」 桜子「私だって、ゴチャゴチャ考えて皆の足を引っ張っちゃった…!」 ブライト「いや、別にそういう意味じゃなく…」←この人は単純に逃げたいだけ メカ沢「よし、俺は駆け合うぞ。そもそもジオンの侵入を許したルナツー側にも責任がある!」 桜子「そうよ! ブライトさんは責任を問われるようなこと、何もしてないわ!」 瀬戸口「…逆に『何もしてない』から、いつも問題になるんだけどね」 ブライト「いや、まあ、ほら。なんていうか。そもそも俺は、艦長の立場じゃないし」 桜子「そうなの? 免許とか必要なの?」 ブライト「階級というか、権限だよなぁ…」 桜子「ブライトさんには、確かに、人として足りてないものもあるけど。まだ何か足りないの!?」 ブライト「…色々な感情が湧いたが、自重する。それより瀬戸口。軍の階級を教えてやってくれ。実は俺もよく知らない」
[523]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/29(金) 03:50:32 ID:??? 瀬戸口「りょーかい。戦時じゃ特に例外も多いし、大雑把な括りだけど、まずは下から行くと。 一番下に、二等兵。その上に、一等兵、上等兵、兵長とか伍長。これが『兵』のランク。 その上が『曹』。軍曹、曹長。ここまでは実働部隊だな。 士官学校を出ると、少尉からのスタート。ブライトさんがここだ。その上に、中尉、大尉。『尉』のランク。 次が少佐・中佐・大佐。『佐』のランク。艦の指揮は基本、ここから。艦隊を率いるのは大佐とかになる。 さらに上が『将』。少将・中将・大将。まあお偉いさんだ。前線に出ることは少ない」 灯里(放送)「ぴんぽんぱんぽーん↑ 会社に例えると、こんな感じですかね。 『兵』→バイトやパート。『曹』→熟練のパートのおばさん的な、頼りになる人。 それより上が正社員:準社員で、少尉→新入り、中尉や大尉→リーダ、係長クラス。 『佐』→課長、部長クラス。『将』→取締役。 株主(逆らえない)に当たるのが、政治家…引いては民意、といった感じ。ぴんぽんぱんぽーん↓」 瀬戸口「うん。そんな感じで。入社1年目の新米ブライトさんは、熟練パートおばさんより偉いが、弱い。 そんな人間に、課長や部長の仕事をさせてるようなもん。まあ…ブライトさんじゃなくても無理だわな」
[524]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/29(金) 03:52:09 ID:vN2FexD+ ブライト「そういうわけで。俺は権限も階級もない。ちゃんと命令も事務仕事もできる人が、WB艦長になるはずだ」 瀬戸口「…だが、わからんぞ。連邦軍はジオンより人材難かもしれないし」 ブライト「そうか?」 瀬戸口「ルナツー基地の『司令』が、ワッケイン『少佐』って、高くない階級なんだよね」 ブライト「辞令次第、ってことになる?」 瀬戸口「そうね。あと桜子さんたちも、連邦軍の軍籍が与えられるはずだよ」 桜子「え。なにそれ」 瀬戸口「民間人の戦闘参加は、国際法違反。テロとほぼ同意義。見つけ次第、処刑しちゃってもいいレベルの重罪」 一瞬の静寂が、コトの重大性をよく表していた。 桜子「…そんなの、聞いてないよ?」 ブライト「ああ、言ってないからな」 桜子「なによそれー!? 早く知ってれば、そんな簡単に協力しなかったわよ!」 ブライト「俺だって、今、初めて知ったんだ!」
[525]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/29(金) 03:54:09 ID:vN2FexD+ メカ沢「…こういうのが『問題』なのか?」 瀬戸口「そう。だから後付けで処理される。書類的に…つまり法的に、戦闘時点で、連邦軍所属になってるはず。 ちなみに。軍を辞めたい時はちゃんと手続き取って許可を得ないと、敵前逃亡で銃殺」 桜子「そんなの聞いてないってば!」 ブライト「だから、俺だって知らなかったんだって!」 瀬戸口「まあまあ。原のおねーさんが、適当に階級や権限を考えてたから。多分、大丈夫だと思う」 メカ沢「…連邦軍の所属を、熊本の学生が決めるのか?」 瀬戸口「だって連邦軍は、何も処理しないんだもん! 言っておくけど備品の申請から使用許可、その他の事務や経理。 全部、原さんがやってるんだよ? おかげであの人、ストレスが溜まって、夜な夜な ##諸事情によりカットされました。続きを読みたい方は諦めてください##
[526]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/29(金) 03:55:54 ID:vN2FexD+ ブライト「おおっ、灯里より速い! さすが、WBの音声さんは世界レベルやでぇ!」 桜子「まずいブライトさん! 進行さんのほうは、また上司に怒られてる!」 ブライト「なんでだろうな。本来の予定じゃ、皆に階級が配られる…まで終了の予定だったのに」 桜子「台本がマズイんじゃね?」 ブライト「…台本によると。そもそも桜子とメカ沢の文字すらないんだが」 メカ沢「じゃあなんで、俺らがここにいるんだ?」 ブライト「知らないよ。誰から連絡来たんだ?」 メカ沢「友達が、友達から聞いたって言ってたぞ」 戦闘時よりも、混乱しているクルーたちである。 その時ビクッと、床で眠っていたミライさんが起き上がった。 ミライ「…ごめんなさい、眠っていたみたい」 瀬戸口「いえ。お疲れのようでしたし。…ミライさんの飛び蹴りがあったほうが、話が進むんだと痛感しました」 ミライ「今、どこ? 大気圏あたり?」 瀬戸口「まだルナツー。辞令すら受けてません」 ミライ「瀬戸口さん。進めてくれないと困ります!」 瀬戸口「……。すんませんした」←物凄く不服。
[527]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/29(金) 04:02:25 ID:vN2FexD+ ミライ「じゃあ今日はこのあたりで。…どうしましょう。カードとか選択肢とか」 ブライト「進行さんがダメダメだからな。仕切る役が必要なんだろう。 むしろそれさえしっかりしてれば、もう一年戦争が終わってるレベル」 ミライ「じゃあ辞令を受けに行くとして。…今日は、明日の進行役を決めましょうか」 【選択肢】 先に2票入った選択肢で続行。age、sage、空欄、なんでも構いません。…別に重要でもないし(あ A:瀬戸口→軍事知識は豊富で、とりあえず場慣れしています。 B:タカトシ→ツッコミが巧く、またスルーも可能。 C:灯里→マイペースだから、どうなることやら。でも、やる時はやるかも。 D:ミライさん→寝起きだし、ツンツンします。素早く進行させてくれます。 #どれを選んでも、特に能力等には影響ない…と思います。 瀬戸口「(ん? 今気付いたんだけど。俺がブリッジに来て、ドアのカギしめて。 郵便業者が、いつのまにかブリッジに入ってきて。その後に桜子たちが来てカギしまってた…。あれ? これがコードネーム『センター・フィールド』の腕前か!?)」 #妙なところで評価が上がりました。 ----- 今日はここまでー。
[528]森崎名無しさん:2011/04/29(金) 04:36:39 ID:??? C 無駄技能w
[529]森崎名無しさん:2011/04/29(金) 09:29:54 ID:S4Oe/k5k C
[530]森崎名無しさん:2011/04/29(金) 09:35:35 ID:E5GK6WkQ C
[531]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/30(土) 04:49:58 ID:8gGAUZ6U C:灯里→マイペースだから、どうなることやら。でも、やる時はやるかも。 ----- 灯里「はひっ。がんばりまーす!」 アリア社長「ぷいにゅー」 アリア社長を抱えて、灯里は今日も元気だ。 WB右舷側に、数々のメンバーが集まっていた。 男性陣:女性陣。5121小隊連中。大丈夫判定委員会。その他。総勢三十名近くになる。 桜子「…なんか男子側って、みんな疲れてるっぽいけど?」 メカ沢「よくわからんが、あまり寝てないらしい」 『桜子がフレンドリーに遊びにくる、かも』というブライトさんの言葉を信じて。深夜まで起きてた連中である。 灯里「それでは皆さん、ご案内しまーす。 まず、右手をご覧下さい。あそこが今、ルナツー基地でウワサの、女子寮です。 なんでも夜中に、多くの悲鳴が聞こえてきて。血の跡まであるそうです。 怖いですねー。でもでも、警察によると、死亡者も怪我人も出ていないそうです。摩訶不思議! だけど。ここ数日で『幻獣共生派』の疑いがある人間が数名、逮捕の際に抵抗し、亡くなっています。 彼らの怨念とかだったら、怖いですねー。ぶるぶる。それでは次のスポットに移動しましょう」 瀬戸口「(…言えない。真実を言えば、今度は俺が刺される…)」
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0ch BBS 2007-01-24