※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
キャプテンブライト6
[599]森崎名無しさん:2011/05/06(金) 20:33:22 ID:??? >ショーウィンドウの前で、トランペットを物欲しそうに見ている少年にカシナートの剣を買ってあげたこともある それを村正だと教えられて疑わなかったのが後の忍者増田である
[600]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:06:23 ID:uDPZ+O6w >>597 初期案(勢い)では手裏剣だったんですが、ハマーのイメージが強く…。最近気絶が多いアリーナを優遇した結果で。 >>598 トランペット少年は、色々な人に妙なもの貰ってますなw >>599 あっちの自称忍者のほうが、ハマーより忍者っぽいから困ります。 --- 謙信の訓練 → ハート8+(マーク一致+3)=11 その相手とか場所 → ハートA =数字は1。アムロと、サッカー練習。 通販で頼んでみたもの → ダイヤA =野球のバット #謙信がカードで上回れば、レベルは少し戻ります。とりあえず能力値ALL+1は確定。+α ----- ブライト「レベルは戦ってるうちに戻ってくるだろう。サッカーで負い目を感じているなら、サッカー練習をすればいい。 とりあえずアムロあたりでいいんじゃないか? 冒険王版を相手にすれば、実戦訓練もできるし」 ブライトと謙信ちゃんさんは、左舷:サッカーグラウンド(シャアと戦ってたとこ)までやってきた。 ブライト「あ、最初に通販で何か頼んでおいたほうが良かったな。あれって、注文してから届くまでが楽しいよね。 むしろ届いた後は、開封しないで放置しちゃうもん」 謙信「……。私は、通信販売で品物を買った経験がない…」 ブライト「それ人生損してるって。最近はネット販売が主流だから…アムロにノートPCでも持ってこさせるか」 グラウンドの放送席から呼び出そうと思ったが、そこは、そもそも放送席など設置されていなかった。 ブライト「…今から戻って、呼びに行くのも面倒だな」 おもむろに、足元のボールを手に取る。 謙信「…?」 ブライト「てい」 軽く、WB隊のゴールに向けてボールを蹴った。 次の瞬間。空気がゆらめいて、突然現れた奈々が、ゴール前のボールをクリアしていた。 …轟音と衝撃派は、遅れてやってくる。彼女が音速を越えてきた証拠だ。
[601]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:08:51 ID:uDPZ+O6w 奈々「か、帰るところが危ないかと思いました…」 ブライト「あー。すまん、奈々。練習してたら、ボールがそっちに転がっていっちゃって」 奈々「気をつけてくださいよ?」 ブライト「おう。あ、そうだ。この前の試合で魔弾丸使っちゃったから、チャージしてくれない?」 奈々「はい」 ブライト「思ったより弱かったぞ、あれ」 奈々「ミニサイズですからね。これ、ギラとかのレベルしか入りませんもん。逆に、手数で押したほうがいいと思いますよ」 ブライト「わかった、ありがと。ああ、それと。NT能力でアムロを呼んでくれない? ノートPC持ってきてって」 奈々「……。私のこと、使いっ走り程度に考えてません?」 ブライト「……。……。…そんなこと、違うですよ?」 奈々「まあ呼びますけど。私は部屋に帰りますから」 ブライト「いつも思ってたんだけどさ。奈々って、帰って何してるの?」 奈々「もちろん、次の出発の準備ですよ」 ブライト「…なんで出発するの?」 奈々「それは、部屋に帰るためです」 ブライト「どうして、そんなに帰りたいわけ?」 奈々「…そこに部屋があるからさ」 彼女にとって、帰宅する行為そのものが大事なのだからしょうがない。
[602]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:12:01 ID:uDPZ+O6w #ブライトのミニサイズ魔弾丸は、チャージ完了しました。奈々ガッツ-10。 奈々「むーん…。はい、アムロさんを呼んでおきましたよ。面倒だって、渋ってましたけど。 でも謙信ちゃんさんの肌着の色がピンク色のような気がするって言ったら、すぐ来るって」 ブライト「よく考えると…奈々たちNTって凄いな」 奈々「どう考えても、これが理想の使い方じゃないと思うんですけどね。それじゃ、私はこれで」 奈々はいつものように、音速を越えて帰宅していった。 謙信「(奈々殿は、アムロ殿を呼ぶためだけに出てきたのか…)」 入れ替わるかのように、通常の3倍の速度でアムロが走ってきて… そして、がっくりと膝をつく。 アムロ「うわーん! いつもと同じ色じゃないかーっ!!!」 ブライト「アムロ。お前も色々と、凄いよな…」 地面を叩いて悔しがっているアムロから、ブライトはノートPCを借りた。 ブラウザを開いたが、どうもインターネットに繋がらない。
[603]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:15:00 ID:uDPZ+O6w ブライト「どうしてだろ」 謙信「……。『愉快なインターネッツ』というのは、見れないのか?」 ブライト「見れないなぁ」 謙信「IPは取れてるのか? ipconfig/all打ってみては…」 ブライト「は?」 アムロ「無線を捕まえられてないだけですよ。この近くだと、どっかにSSIDがRX78っていうアクセスポイントありません?」 ブライト「は?」 謙信「弱いが…あった。…WEPなのか?」 ブライト「は?」 アムロ「WEPですよ、キーはAMUROで」 謙信「脆弱では」 アムロ「脆弱だけど、いいんです。どうせ僕のじゃないし」 ブライト「なんか、謙信ちゃんさんが、パソコンの話をしていたような」 謙信「…芝村殿と話をしたことがあるから、なんとか。概念しか知らないが」 相変わらず。『天才』技能持ちって、これだから…。
[604]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:18:08 ID:uDPZ+O6w ブライトがブラウザを立ち上げると、下着の画像がいっぱい貼り付けられたページが表示された。 謙信「…これがホームページというものか」 ブライト「…ランジェリーショップのページにしか見えないが」 アムロ「僕のホームページですよ。確かに女性の下着を売ってもいますけどね。…主に中古品を」 ブライト「……」 アムロ「結構、売り上げあるんですよ。前はただの趣味だったんですけど、上級パンツ鑑定士になってから本格的に」 ツールバーから、検索の履歴を見てみる。 『パンツ』『ショーツ』『クロッチ部分』『パンツ 桜子』『パンツ 江戸時代』 『肌着』『パンツ鑑定協会』『パンツマスター昇段試験』『パンツ相対性理論』 『シュレティンガーのパンツ』『パンツ政治学』『第二次パンツ戦争における人類の革新』 ブライト「アムロ…お前、本当に、引き返せないところまで行ってるんだな…」 アムロ「未来に生きてますからね」 ブライト「それより通販、通販っと。…鉄板なのは、密林?」 アムロ「それじゃ通販のドキドキ感が少ないでしょう。中国人の口座に入金するような、『賭け』みたいなのが欲しいですね」 ・人のカネだと思って、結構テキトーである。 アムロ「ショップも、流行ってないようなところがいいなぁ。…ここだ、ここがいい。ここにしましょう」 謙信「(わくわく)」
[605]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:21:39 ID:uDPZ+O6w <スポーツショップ『ミケ』へようこそ!> ・諸事情により、当面、閉店することになりました。ただいま閉店セール中です。 村正 聖なる鎧 キラーピアス てつのつめ(品切れ中) カトラス バールのようなもの 野球のバット トランペット カシナート --- ブライト「おいアムロ…ここ、あからさまに怪しいぞ?」 アムロ「だからいいんじゃないですか」 ブライト「スポーツショップが、普通、カトラスとか扱ってるか!?」 アムロ「模造刀とかじゃないですか?」 ブライト「だいたいスポーツショップなら、普通に『バット』だけで通じるだろ。 なんでわざわざ『野球の』ってつけてるんだよ。絶対おかしいって!」 アムロ「粉砕バットと強調(?)するようなものでしょ」
[606]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:24:00 ID:uDPZ+O6w 謙信「(…む、村正っ!?)」 ブライト「しかし。なんだ、この村正って」 アムロ「翻訳かけてみました。『そん・ただし』さんって人のことみたいですね」 ブライト「知らないな」 アムロ「マイナーな芸能人か何かじゃないですか?」 謙信「(あぁ…)」 ブライト「しかしスポーツショップにしては、守備範囲広すぎだよ。なんでトランペットとか」 アムロ「暗号かもしれません。影で麻薬とか売ってたり」 ブライト「カシナートってなんだ?」 アムロ「ミキサーでしょ。ウチにもありますよ」 謙信「(ぶんぶんぶん)」
[607]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:26:08 ID:uDPZ+O6w ブライト「じゃあ…無難なところで、野球のバットにしておこう。必殺技(送りバント)の性能が最大限に引き出せるし」 アムロ「はい、ポチッとな。僕ならトランペットあたりを買ってみますけどね」 ブライト「…お前、買うの?」 アムロ「自分のカネで買うわけないじゃないですか」 何気にアムロは酷い。…が。まあ冒頭でガンダムを捨てるようなヤツだし、そんなものだろう。 アムロ「情報入力画面だ。ブライトさん、クレジットカードの番号、教えてくれません?」 ブライト「イヤだよ」 アムロ「じゃあ代引にしますか。備考…郵送は男性名でお願いします。PCパーツと書いてください、っと」 ブライト「何を買うつもりだ。…でも手慣れてるな」 アムロ「普通はショップ側が注意書きとして書いておくものでしょうよ。まあ代引なら、何かは確実に届くわけだし」 ブライト「そう言えば、住所ってどうなるんだ?」 アムロ「ブリッジに届けてもらえばいいんじゃないですか?」 入力画面に情報を入力していると、背後から声がかかった。
[608]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:28:04 ID:uDPZ+O6w 中原 岬「ゆうびん、郵便でーす。江田島平八さんから、代引でーす」 ブライト&アムロ「塾長から来た!?」 おそるおそる、指定された金額を渡して、サインすると。中原 岬は、野球のバットを手渡してきた。 『PCパーツ』というシールが貼ってある。 ブライト「おぅ、焦ったぞ…。これって、今のショップで頼んだモノじゃん」 アムロ「確かに男性名でしたけどね…。…あれ、待てよ!?」 ブライト「どうした?」 アムロ「僕。まだ住所、入力してないんですけど…」 ブライト「…じゃあ、なんでショップから品物が来たんだよ」 アムロ「知りませんよ」 ブライト「やっぱり怪しいな、今のショップ」 アムロ「他の物も頼んでみましょうか」 ブライト「ああ。面白そうだな」 アムロ「……。…? おかしいな」 ブライト「ん?」 アムロ「404。ページ、消えちゃってる…」 数秒間の沈黙の後。 男たちの達した結論は、いつものこと…『ま、いっか』であった。
[609]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:30:36 ID:uDPZ+O6w ブライト「じゃあ、はい。謙信ちゃん。野球のバット。これで送りバントの性能が、最大限(+2)まで引き上げられるぞ」 アムロ「え!? 今のってブライトさんの買い物じゃなかったんですか!?」 ブライト「謙信ちゃんのだよ。通販知らないって言うし」 アムロ「謙信ちゃんさんのなら、もっと真面目に考えて選んだのにぃいいぃい! 素敵なランジェリーとかっ!」 謙信「……。むら、まさ…」 ブライト「ん?」 アムロ「はい?」 謙信「…いや、なんでもない…」 ポロッと。涙が零れた。 ブライト&アムロ「(泣いてる!?)」 謙信「(ポロポロ)」 ブライト「どうした!? お腹でも痛くしたか?」 アムロ「むしろお腹が空いているのでは!?」 ブライト「アタマ撫でてやるから、泣きやんでくれっ!」 #小学生がペットを心配してるようなレベルである。 謙信「(ぐすっ…)」 ブライト「(アムロ、こういう時はどうしたらいいんだ!?)」 アムロ「(知りませんって! ブライトさんのほうが大人でしょ!?)」 ここらへん、女性に泣かれることに慣れていない二人だった。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24