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【合宿】幻想のポイズン49【ラストスパート】
[30]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/11(金) 17:23:33 ID:??? 【敵として出会う人々】 三杉淳 パチュリーにより幻想郷に呼び出され、幻想郷で心臓病の治療とリハビリ、そして特訓を行った貴公子。 紫の全幻想郷として戦ってくれという頼みを断り、全日本に戻る事を決意した。 オータムスカイズとの練習試合では反町をドリブルで抜き去る活躍をするも、シュートには為す術も無く吹き飛ばされる。 反町、そしてパチュリーと戦う日が来る事を楽しみにしている。 フランツ=シェスター アリスにより幻想郷に呼び出され、ネオ妬ましパルパルズのメンバーとして戦ってきた西ドイツのサッカー選手。 日本文化をこよなく愛しており、特に同チームの妖夢が大層お気に入りであった。 ネオ妬ましパルパルズに居心地の良さを感じており、国際Jrユース大会が終われば帰ってくる意思を強めている。 ヘルマン=カルツ 早苗により幻想郷に呼び出され、守矢フルーツズのメンバーとして戦ってきた西ドイツのサッカー選手。 以前までは西尾浩司?と名乗っていたが、それが実は偽名であると西ドイツに帰る寸前に告白。 これには静岡県人会もうろたえるも、後に彼を名誉市民にする事で合意した。 また、ハンブルグ市に姉妹都市提携を持ちかける予定である事も発表している。 「わが栄光の静岡県は……永久に不滅じゃ!!」 佐野満 通称・佐さんとかさん。反町に対してライバル心を持ち、魔界Jrユースとして戦う決意を固めたが……。 あまりの表への出てこなさすぎにより、反町にはすっかり存在を忘れられてしまっている。 このたびMFにコンバートし、地味に新技を習得した。……そろそろ出番が来ると思うよ。
[31]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/11(金) 17:24:50 ID:??? 日向小次郎 全日本が誇るエースストライカー。 全幻想郷の話、そして反町がそちらで大会に出場する話を聞き現在自分を裏切った反町をどう料理してやろうか考えていた……。 が、タイガーショットは穣子に止められドリブルは反町に止められ、逆に料理されてしまった。 現在反町やリグル、幽香に対抗する為に特訓中らしい。頑張れ、もうこたん! 早田誠 全日本時代、反町と同室になっていた全日本の名ストッパー。 反町がいなくなる前夜、反町の悩みを解決出来なかった事に対する負い目を感じていた。 反町の変貌ぶりに、理解が追いついていない。 次籐洋 佐野の先輩で、全日本が誇る名スイーパー。 突然いなくなった佐野に対して、情けなさを感じている様子。 小柄ながらパワーショットを撃てるリグルに大きな敗北感を感じている。 因みに、中の人は九州弁に詳しくないので変な言葉遣いになっても生暖かい目でスルーしてください。 若林源三 オータムスカイズを甘く見て練習試合のスタメンキーパーに立候補した天才GK。 しかし、見事に反町たちを空いてに6失点を許してしまい、更には負傷をした事で精神を壊された。 呆然自失となっている時、自身と同じ境遇におかれた地獄キーパー、さとりに出会い。さとりのようにはなりたくないと考えて奮起した。 その後、より強くなる為にさとりと手を組む事となる。 さとりとの特訓により、一対一時における絶対的な強さを手に入れた。 森崎有三 本家主人公。 中里の巻物によって反町達の成長をオータムスカイズとの練習試合前に知り、スタメン出場を回避した。 そして、その巻物効果を持ってベンチの中で支持率の上昇に励んでいる。なんともしたたかな全日本キャプテン。 練習試合後、反町に鍛えてもらった事でとてつもないパワーアップを果たしてしまった。
[32]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/11(金) 17:25:56 ID:??? 以上、ここまでテンプレです。このスレでもよろしくお願いします。
[33]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/11(金) 20:33:12 ID:??? >B.チーム内の情勢について相談をしてみる ====================================================================== 反町「(そうだな……ネルソンさんは幻想郷について何も知らないけれど……。 だからこそ、何かヒントになるような事を言ってくれるかもしれない。 正直、いきなりこんな事を相談するのは不躾な気がするんだけど……)」 背に腹は変えられないと判断し、反町はネルソンにチーム内の情勢――。 DFも兼任出来るボランチはGKを敵視し、サイドを抉るのが役目であるスーパードリブラーはパスを出し渋り。 更にツートップを張り合う両ストライカーは、両者が両者を忌み嫌っている。 他にも諸々ある問題点を、かいつまんで一つずつネルソンに話し。 自分はどうすればいいのか、キャプテンとしてどう動けばいいのかと問いかける。 これを聞いて、ネルソンは少々困ったような顔を浮かべ……。 ネルソン「ふぅむ……正直言って、内情に詳しくない私に相談するのは筋違いかと思うが……」 反町「うっ……す、すみません。 でも、チーム内にこういう事を相談できる人がいなくて……」 ネルソン「信頼できる者は誰かいないのかい? ……まあ、いい。 一般論的なアドバイスなら、しようじゃないか」 そういいながら、ネルソンは人差し指を立てつつその口を開く。 ネルソン「まず、ハッキリ言おう。 一枚岩ではない、内情がバラバラだというチームというのは……。 無論、プロにもある。 私もそういったチームをいくつも見てきた。 そして、単純な解決策というものは……恐らく、一切ない」 反町「そんな……!」 ネルソン「特にそういったチームは、得てしてナショナルチーム・名門クラブなどで作られる場合が多い。 何故か。 それは誰も彼もがプライドが高いからだ、自分が一番だと思っているからだ。 だからこそ、一枚岩にはなりきれない。 誰もがヒーローになろうとしているんだ」
[34]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/11(金) 20:34:53 ID:??? 初っ端から、簡単に解決が出来ないと聞いて項垂れる反町だが……。 ネルソンはそんな反町の様子を見てにこりと笑いつつ、更に続ける。 ネルソン「だが、それでも……そういったチームでも、試合が始まれば協力はする。 何故か。 それは、勝たなければならないからだ。 プロは全力でプレイをする事で今日の食事が出来る。 アマチュアはプロになる為に、明日の食事の為に全力でプレイをする。 全力でプレイをするとはどういう事か……勝つ為の最善のプレイを行うという事だ。 プロの世界では、勝利こそが何よりも最優先されるのだからね」 反町「………………」 ネルソン「君達にたりないものは……恐らくは、危機感。 そして、大きな目標だろう。 話を聞く限り、あくまでも君達の……というより、幻想郷のサッカーは……"道楽"だ。 アマチュア以下の、ただの暇つぶしの道具でしかない。 明確な指針や理念が無ければ、試合が始まってもバラバラであるのは自明の理だ」 反町「危機感と、大きな目標ですか……」 ネルソン「なまじ調和が取れずとも、勝てている。だから危機感に欠けている。 そして、恐らくは次回の国際大会では、他国の選手はプロとなる為にも自身のアピールの場にしようと考えているだろう。 そういった目標があるのだから、他国の者達は全力でプレイをする。 その時その時の最善とされる行動を取る。 だが、君達はそういった考えが出来ない。 あくまで、自分達が目立ちたい。 無論、勝つ事を目指しているのだろうが……真剣味が足りないのだろう」 反町「じゃあ、そのどちらかが解消されれば……」 ネルソン「問題も少しは解決するかもしれない。 が、これもまた難しいだろうね……」 危機感を抱くには、幻想郷Jrユースが余程の大敗を喫しなければ無理だろう。 だが、幻想郷Jrユースは強い。アホほど強い。 世界レベルのストライカーは3人。中盤も豪華。そして、守備にも殆ど穴がない。 危機感を抱く為に大敗をしようにも、なまじ強すぎるが故に、まず負けることがないようにも思えるのである。
[35]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/11(金) 20:35:53 ID:??? そして、大きな目標を打ちたてようというのも……これまたどだい無理な話に思える。 そもそも、幻想郷Jrユースの者達とて、当然ながら大会の優勝は目指している。 その上で、殆どの者達がとにかく自分が目立ちたいと考えているのだ。 今更意識改革が出来るとは、到底思えない。 反町「……俺は、キャプテンとしてどうするべきなんでしょうか」 ネルソン「それは私にもわからない。 だが、一つ言えることはある。 もしも君が自身をただの被害者だと考えているなら……それは間違いだ。 君にも、恐らくは原因がある」 反町「えっ!?」 まさか自分が悪いと言われるとは思っていなかった反町は、ネルソンの言葉に驚きを見せ……。 そのネルソンは至って涼しい顔をしたまま、頭を振った後、また続ける。 ネルソン「無論、君が全面的に悪い訳ではないだろう。 だが……例えば、今日の試合のロングシュート。 あれを見ていれば、大体のことが把握できる」 反町「……俺はあれを間違った判断だとは思っていません」 ネルソン「間違いかどうかはわからない。 だが、若干不利だったのは明白だった。 ……そうだな。 例えば、アレを撃ったのが逆のFW――マリサ、だったか。 彼女だったら君はどう思い、そしてどうしただろうか」 反町「………………」 恐らくは、あまりいい気はしなかっただろう――と、反町は思う。 少なくとも、仮に魔理沙がロングシュートを放ち、ゴールに決まっていていた場合……。 反町は自分が彼女を素直に祝福できたかと思えば、それは出来なかったのではないのだろうかと考える。 ネルソン「君のシュートも、彼女のシュートも、殆ど遜色が無かった。 若干君のシュートが強かったのは事実だけどね」 反町「それなら……その例えは適切ではないと思います……」
[36]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/11(金) 20:37:15 ID:??? ネルソン「かもしれないね……だが、言いたい事はわかってもらえたと思う。 実際、君がもし私達のチームに入って同じようなことをすれば……。 『ルーキーの癖に生意気なことを!』と、僻まれても仕方がない。 私も、あまりいい感情を抱く事はないだろうね」 反町「なら……俺は、周囲の顔色をうかがいながらシュートを撃たなきゃいけないんですか?」 ネルソン「そうは言っていない。 そう思われても仕方ない、という話だ。 目立つ行為をする者は、ただそれだけで恨みを買ってしまうものだ。 そして、それを君は理解したうえで行動していけばいい。 安寧を望むなら、人の顔色を伺うべきだ。 そうでなければ、君は君の思うように動けばいい」 諭すように言うネルソンに、反町は複雑な表情を浮かべたまま……ただ睨み返す。 反町としては、当然ながら無意味なスタンドプレーをしたつもりというのはない。 多少独りよがりだったかもしれないが……それも必要なプレーだった、という考えを翻すつもりもない。 だからこそ、ネルソンの咎めるような言葉を素直に受け入れられないが……。 ネルソンはあくまでも涼しい表情を浮かべ……そして、最後にこう言った。 ネルソン「最後に一つアドバイスを贈ろう。 もしも君が周囲の者達……君を忌み嫌う者と手を取り合おうと思うのなら……。 方法は2つある」 反町「なんです?」 ネルソン「1つは対話し、相互理解に励む事。 とはいっても、普通に考えれば忌み嫌う人間はそんな事をしないから……。 この手法を取ろうとするなら、【タイミング】をよく考えなければならないね。 普通に話そうとしても駄目だ。 機を見て……相手が素直に話してくれるようなタイミングを見計らわなければならない」 反町「(タイミング……か)それで、もう1つは?」 話し合って分かり合えるなら、それが最善だと考えつつ……反町はもう一つの案をネルソンに聞き、ネルソンもまた返答した。 ネルソン「相手の牙を完膚なきまで叩き折り……服従させる事、だね」
[37]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/11(金) 20:38:53 ID:??? 輝夜「よーし、お疲れ様! 今日も私のナイスな采配がガッチリ決まって見事な勝利ね!!」 霊夢「(うどんげなんて先発させといて……)」 魔理沙「(ナイスな采配、だと?)」 ネルソンから、とてつもない提案を受けたあと、反町は幻想郷ベンチへと戻り……。 輝夜はメンバーが全員戻ってきた事を確認すると、自身の采配を自画自賛しつつ。 選手達を労いながら、今日の反省会を開く。 輝夜「……と、まあ勝てたのはいいんだけど。 今日の試合、反省点も多かったわ。 サンパウロは中盤が3人しかいないのにこっちと互角以上に渡り合っていたし。 FWも、後半半分まで全然得点が出来ていなかった。 DFはちゃんと職務をまっとうして無失点に抑えていたから、その点は良かったわね。 ただ、シュートを何度も撃たれる場面があったから……今後の課題は、撃たれる前に止める、という点かしら。 それに、今日の試合で各々の弱点もちょっとは見えてきた筈だから……それをカバーできるようにも務める事」 妖精1「(……私がパスで逃げられたら、どうしようもない事を言ってるのよね。 なんとか鍛えたいけど……パスカット、どうしても出来ないんだよなぁ……)」 輝夜「今日の試合で得たものを次回の練習試合でも生かして頂戴。 さぁ、それじゃあかえるわよ!」 手短に反省会を終え……輝夜はそう告げると、一同に早く着替えるよう促し。 準備が終わると、いつの間に移動をしていたのか、またもや八雲紫が運転手を務めるバスへと乗り込み。 再びスキマを通って、ブラジルからフランスへと一気に移動をしてしまうのだった。 穣子「あ、因みに反町。 あんたが新しく開発した技の名前は『ポイゾナスセンス』だかんね」 反町「……えっ、ていうか穣子、なんで俺が新しいスキル知ってるんだ!?」 穣子「私の第六勘が、ズキューンだからよ。 という事で、『ポイゾナスセンス』だからね」 反町「……どうしてこうなった! どうしてこうなった!?」 咲夜「(不憫な子……)」 なお、この際、反町のスキルが正式にポイゾナスセンスに決定していたことを追記しておく。
[38]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/11(金) 20:40:09 ID:??? 〜 全日本Jrユース 合宿所 〜 こうして幻想郷Jrユースが、二度目の練習試合を勝利で飾っていた頃。 全日本Jrユースの者達もまた、この日も練習に励んでいた。 この頃になると、全日本Jrユースの生え抜きの選手達の実力は既に幻想郷勢とも大差ない程に迫り……。 翼や日向、森崎といった主力級の選手達は橙を遥かに凌ぐ実力を身につけ始めていた。 橙「にゃんにゃにゃ〜♪ サイド際のドリブルは私の十八番! これで全日本のスタメンも貰ったもどうz……」 翼「甘いッ!!」 橙「にゃにィ!?」 バシィッ!! 橙の十八番であるスピード溢れるドリブルを、クリップタックルで塞き止める翼。 そして、その翼からボールを受け取った直後、藍をドリブルで吹き飛ばす日向に……。 天子のシュートを、超反射のセービングで華麗にキャッチする森崎。 その実力は以前にオータムスカイズと練習試合をした時に比較をすれば歴然の差であり……。 この調子ならば、大会で幻想郷Jrユースにリベンジを果たす事は十分に可能であるというのは周囲の目からも明らかな状態であった。 衣玖「(ですが、まだ幻想郷と競い合うにはあと1手が足りないようにも思えますね。 恐らく、ここが私がコーチの出来る最後の機会。 これ以降の期間では、全日本の皆さんとの間にコーチ業を果たせるだけの実力差が埋まってしまいます。 ここは空気を読んで、どなたかをみっちり鍛え上げたいところですが……)」
[39]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/11(金) 20:41:10 ID:??? 先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、 ★空気を読める人か、読めない人か→!card★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 JOKER→衣玖「気合は十分だ! 全員コーチするぞ!」 ダイヤ→衣玖「(あの方も空気を読むのが得意そうですね)」 岬「……」 ニコッ ハート→衣玖「(中盤は十分強い選手がいます。DFを強化しませんと)」 次籐「ぬう?」 スペード→衣玖「(パサーは貴重ですね……伸びしろもありそうです)」 山森「えっ?」 クラブ→衣玖「さぁ、誰をコーt……」 来生「ふっふっふ、わかってるぜ。 俺を鍛えたいんだろ?」 衣玖「!?」
[40]森崎名無しさん:2011/02/11(金) 20:41:37 ID:??? ★空気を読める人か、読めない人か→ スペード5 ★
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0ch BBS 2007-01-24