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【合宿】幻想のポイズン49【ラストスパート】
[630]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/23(水) 22:00:57 ID:??? >★何が起きるのかな?→ スペード2 =ヒューイ「人間〜、いる〜?」 おや?ヒューイが尋ねてきたぞ?★ ================================================================================================ 反町「……ん?」 穣子「あら、ヒューイじゃない。 どうしたの?」 練習の疲れのせいか、思わず寝てしまいそうになりながらベッドに寝転がっていた反町。 そんな反町の耳に入ってきたのは、反町を呼ぶ幼い声とノックの音。 すぐさま返事をして戸を開けさせると……そこにいたのは、反町の愛弟子――ヒューイ。 一体何用かと、思わず反町が体を起こすと……ヒューイはトコトコと室内に入ってくると。 ちょこんと備え付けの椅子に座り、開口一番にこう言う。 ヒューイ「明日の練習試合の前に、私を鍛えてよ!」 穣子「……練習試合の前にって、明日の午前?」 ヒューイ「うん!」 出来うる限り、試合の前には自身の実力を高めておきたいというのは誰でも同じ。 ヒューイとしても、既にほぼレギュラーは確実というポジションを手に入れているものの……。 それでもまだ現状に満足をしていないのか、更に力が欲しいと考えているらしく。 明日の午前中の練習時間を、自分を鍛える為に使ってくれと師匠である反町にお願いしに来たらしい。 妹紅「鍛えたいって、何を鍛えたいのさ?」 ヒューイ「ドリブル〜。 あと1回練習すれば、多分必殺技を覚えられるんだよね〜」 リグル「ドリブルかー。 そういえば、ヒューイはドリブル技覚えてないんだっけ」 ヒューイ「うん。 これさえ覚えれば、あのメイドにも負けないよ〜」 ボランチとして対抗意識を持つ咲夜に、ヒューイが唯一劣るのはキープ力。 必殺ドリブルさえ覚えれば、咲夜にも負ける要素はなくなると強く語り。 反町に笑みを浮かべながら、練習に付き合ってくれるようヒューイは頼み込むのだが……。 反町「(あ、明日の午前かぁ……。 大会前に出来る、最後の練習なんだよなぁ。 確かにヒューイがドリブル技を覚えてくれれば更に戦力は上がるんだけど……。 俺も練習をしたいといえば、したい。 こ、ここは……)」
[631]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/23(水) 22:02:02 ID:??? A.「わかった、明日の午前ミッチリしごいてやる!」 練習に付き合うのを承諾する B.「……それじゃあ今から練習しよう、な?」 今から練習に付き合う C.「悪いけど……明日はお前の為に時間を割けないな」 練習に付き合うのを断る D.その他 自由投票枠 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。 >>629 早苗「性欲を持て余す」
[632]森崎名無しさん:2011/02/23(水) 22:02:40 ID:ZcVwuGkc A
[633]森崎名無しさん:2011/02/23(水) 22:03:07 ID:TcVDlm2Q A
[634]森崎名無しさん:2011/02/23(水) 22:03:33 ID:I1iPDpvo A
[635]森崎名無しさん:2011/02/23(水) 22:26:18 ID:??? JOKERがひでぇww
[636]森崎名無しさん:2011/02/23(水) 22:32:53 ID:??? 早苗さん漢らしい…!
[637]森崎名無しさん:2011/02/23(水) 22:34:52 ID:??? 漢女(おとめ)だ…
[638]森崎名無しさん:2011/02/23(水) 22:51:39 ID:??? さすが早苗さん……! いや、というかいつのまにか常識がまたなくなってないか?!
[639]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/23(水) 23:25:55 ID:??? >A.「わかった、明日の午前ミッチリしごいてやる!」 練習に付き合うのを承諾する ================================================================================== 反町「(いや……いや。 俺はこいつの師匠なんだ。 こいつの望んだ事は、出来うる限り叶えてやらないとな……)よし、わかった! 明日の練習に付き合ってやるよ! みっちりしごいてやるからな!」 ヒューイ「わ〜い、やった〜!」 一瞬、妖精1に言われた言葉が反町の脳裏を掠めるが……。 反町は頭を振り、自分はヒューイの師匠なんだと自身に言い聞かせつつヒューイの頼みを承諾。 これを受けてヒューイは無邪気な笑みを浮かべて喜び。 そんな様子を見て、反町も思わず表情を綻ばせる。 穣子「(ドリブルかぁ……本当、どんどんなんでも出来るようになっていくわねこいつ……)」 妹紅「どんなドリブルを覚えたいのヒューイは?」 ヒューイ「んー、そこまで深くは考えてないんだけど……くるくる回ったりするアレは無理かなー。 なんだか目が回ったりしそうだし」 リグル「私のリグルーレットの事だね? ふふふ、まあアレはそう簡単に出来るものじゃないからねー」 ヒューイとポジションが少々被る穣子だけは、微妙な表情を浮かべるものの……。 それ以外の者達は純粋にヒューイと反町のやり取りを微笑ましげに見守り。 こうして、反町一樹らの練習試合前――最後の夜は更けてゆくのだった。
[640]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/23(水) 23:26:56 ID:??? そして、反町がヒューイの練習プランについて考えを練っている頃。 当然ながら、他の者達も明日の練習試合に向けてそれぞれが最後の夜を過ごしていた。 早苗「(明日の試合、CBは妖精1さん……。 ならば、セービング機会は当然ながら増える筈ですね。 体力配分・超化のタイミング……共に管理が難しそうです。 ですが、だからこそ私の力をアピールするチャンスです!)」 幻想郷Jrユース・正ゴールキーパーである東風谷早苗は一人、ロビーのソファーに座り。 不適に笑みを浮かべながら、明日の試合をチャンスだと考えていた。 これまでの練習試合で、彼女がセービングをする機会が得たのは微々たる回数。 チームとしては喜ばしい事であり、彼女もその事自体は決して悪いとは考えていなかったが……。 しかし、かといって……自身がゴール前でただの置物と化し、空気となる事態は由々しき事だと考えていた。 彼女の目的は、守矢神社を活性化させ人々に深く認知させる事、信仰させる事。 その為には、彼女自身が活躍し――「やっぱり守矢は凄いな」と誰もに思わせる必要があるのである。 早苗「(練習で反町君のシュートを改めて見ましたが……やはり反町君のシュート力は異常。 反町君の攻撃力と私の守備力があれば、大会も悠々と優勝が出来るでしょう。 問題はどれだけ私の力を見せ付けられるか……それだけですね)」 今の彼女の頭にあるのは、如何にして自分の力を知らしめる事が出来るか。 大会でも反町ほどのシューターは出てこないだろうと考える彼女は、ただそれだけを考えていた。 彼女のその考え通り、大会が果たしてそう簡単に勝ち進めるのか……。 それはまだ、誰も知らない。
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0ch BBS 2007-01-24