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【合宿】幻想のポイズン49【ラストスパート】
[653]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/24(木) 01:12:53 ID:??? こうして自身の成長こそ出来なかったものの、近しい者に大きな成長をさせることが出来た反町は。 その後、午前の練習時間を終えると昼食を取り……。 輝夜に言われるまま、前回のサンパウロFCと戦った時と同じようにバスに乗り込まされる。 目的は当然、午後から行われる練習試合の会場に向かう為である。 大妖精「あ、あの……もしかしてまたスキマでどこかに連れて行かれるんですか?」 穣子「まさか魔界なんて物騒な所に連れて行くんじゃないでしょうね?」 紫「心配しないで結構よ。 試合会場はこの近所のスタジアム……魔界Jrユースもつい先日ようやく現地入りをしていてこっちにいるから。 当然ながら試合会場もフランス内になるのよ」 反町「(魔界Jrユースも……って事は、命蓮寺ナムサンズの選手達は全員魔界Jrユースに選出されてるって事か。 ……も、もしかして幽香さんも見に来ていたりするのか!?)」 今日もまた運転手を務める八雲紫は、心配そうに声を出すメンバーに答えつつ軽快にバスを運転する。 紫の言うように、今日はスキマを使わなかった為。 一同は合宿を始めてからまともに見る外の世界の町並みなどを見て呆け……。 一部の河童は、走るバスにゴトゴト揺れる事が嬉しくテンションが上がっていたようであるが。 試合会場に到着する頃には、思い切り車酔いでダウンをしていた。 にとり「せ、洗面器ちょうだい……うえぇ……」 妖精1「やたらはしゃぐからよ、もう……」 にとり「に、にくい……! 車の揺れに屈しちゃうこの体が憎い!!」 反町「(にとりも大変だなぁ……)って……それにしても、やたらデカいスタジアムだなぁ……」 輝夜「ここはフランス国際Jrユースの試合会場にもなるパルク・デ・プランスよ。 予め、実際大会が行われるスタジアムで試合をしておくのもいいでしょ?」 反町「(大会で使うスタジアムを事前に使わせてもらえるのか……ありがたいな)」 喘ぐにとりを尻目に、一同は国際Jrユース大会の会場であるスタジアムを見上げ。 それもそこそこに済ませると、早速準備の為に中に入ろうとするのだが……。
[654]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/24(木) 01:13:54 ID:??? ???「ふふふ……来たね幻想郷Jrユース……」 早苗「!? だ、誰です!?」 突如として何者かの声が響き、一同は周囲を見回すのだが……。 どろんっ! 魅魔「どこを見てるのさ。 あたしゃここにいるよ〜」 穣子「ギャーッ!? なんか出たーっ!!?」 妖夢「ゆっ、幽霊です! 幽霊ですよこれ!!」 魔理沙「!!」 瞬間、スタジアムの玄関口にどこからどう見ても足の無い大人びた緑髪の女性が現れ……。 一同は思わず幽霊か何かかと驚きを露にする(半分幽霊の妖夢さえも驚いていた)のだが……。 しかし、その女性の姿を見た瞬間、霊夢は眉間に皺を寄せ……魔理沙は目を見開き、じっとその女性に視線を注ぐ。 魔理沙にとっては、会いたかったような――それでいて、会いたくなかったような複雑な思いを抱く女性。 彼女こそがかつての魔理沙の師匠――悪霊・魅魔である。 霊夢「……あいつがいるんだし、あんたもいておかしくないか。 つーか、何を勝手に神社を出てんのよ」 魅魔「はっはっは。 だってほら、あんまりにも出番が無さ過ぎて暇で暇でしょうがなかったからねぇ。 初めましての方は初めまして、そうでない奴は久しぶり。 私の名前は魅魔ってんだ、まぁ、よろしく頼む」 霊夢の苦言を笑顔で流し、片手を上げながらふよふよ浮かびつつ挨拶をする魅魔。 これを受けて、一同は反射的に頭を下げて挨拶をするのだが……。 魔理沙は何やらまごまごと、らしくない動きでどこか落ち着かない様子。 しかし、魅魔はそちらに視線をまるでやらず、霊夢もまた触れず、更に口を開く。 霊夢「つーか……あんたがここにいるって……まさか命蓮寺のメンバーに入ったとか言わないわよね?」 魅魔「惜しいね、私は監督さ。 試合には出ない。 今日のお前らの相手は……事前に知ってるとは思うけど、こいつらだよ」
[655]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/24(木) 01:14:56 ID:??? 言いながら魅魔が視線を自身の背後――スタジアムの中へとやると……。 やがてそこから何人かの足音が聞こえ始め、そして、ゆっくりとスタジアムの出入り口から姿を現す。 幻想郷メンバーも、魅魔に習ってその人物達に視線を向ければ、そこにいたのは……。 佐野「ふふふ、俺達こそg」 ルーミア「わはー! リグル、チルノ、久しぶりなのかー!!」 リグル「ルーミア! 久しぶりだね! 元気してた!?」 チルノ「あたいとのチームがなくなってからぜんぜんサッカーしてなかったからやめたんだとおもってたわ。 なんでそんなチーム入ってんの?」 佐野「ちょっ、ルーミア! なんで俺まだ喋ってるのに勝手に先走るんだよ!? ここは俺がライバルっぽく出てくるところだろ!?」 反町「(し、しまらないなぁ……)」 黒をベースにし、それに鮮やかな蒼色が入った……。 どことなくかつて反町が所属をした東邦学園のそれに似たユニフォームを着た命蓮寺ナムサンズのメンバー達。 先頭を歩いてきたのは、キャプテン……らしい反町と同じ外来人、佐野満。 その佐野が自信たっぷりといった様子で口を開いた瞬間――その背後にいた金髪の少女、ルーミアが飛び出し。 リグルやチルノと仲良く喋り始め、はしゃぐのだから……なんとも、佐野が間抜けに見えて仕方が無い。 白蓮「ルーミアさんもお友達と会えて本当に良かったですね……。 今日は是非、皆さんにも強くなったルーミアさんの実力を見てもらいましょう」 ルーミア「わは〜、当然なのか〜。 負けないからね、リグル、チルノ!」 佐野「ちょっ、なんで俺が喋らない間に宣戦布告っぽいことしちゃってくれてるの!? なんで!?」 ぬえ「(本当にこいつは間抜けというか何と言うか……)」 ナズーリン「(うぅっ、やはりあの緑の巫女がいる……GKらしいから直接対決は無いだろうが……)」
[656]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/24(木) 01:16:02 ID:??? そんな佐野を尻目に命蓮寺代表者の白蓮はのほほんと笑みを浮かべ……。 ぬえは佐野を冷めた視線で見やり、ナズーリンは早苗の方を見てやや後ずさりをする。 この一貫性の無さを見る限り、どうにもこの命蓮寺ナムサンズも、オータムスカイズや幻想郷Jrユース同様。 かなり個性的なチームのようであった。 そして、そんな個性的なチームを一歩離れた位置から見守る者がいた。 靈夢「………………」 霊夢「(出てきたわね……)」 柱にもたれるようにして、一言も口に出さず命蓮寺メンバーや幻想郷メンバーを笑みを浮かべながら見守る女性。 しかし、その笑みが決して好意的なそれではないという事を知っている霊夢は……。 その女性――靈夢に向け、思い切り敵意の篭った視線を向け……しかし、靈夢はささやかに笑うだけである。 にとり「も、椛……」 椛「……今日の試合、勝たせて貰うッスよ、にとり!」 佐野「あー……ゴホン。 ……ふふふ、やってきたな幻想郷Jrユースどもめ! 今日はこの俺が率いる命蓮寺ナムサンズが、お前らをギッタギタのメッタメタにしてやるぜ!」 反町「(あ、さりげなく言い直してる……けど、正直誰もお前の話を聞いてないぞ佐野? どうしよう、ここは俺が対応した方がいいのかな? 一応あいつもキャプテンなんだし……)」 A.「何を!? 俺達だって負けないぞ!!」 佐野に乗って言い返す B.「まあ練習試合なんだし気張らずお互い行こうぜ」 佐野の言葉を軽く受け流す C.「佐野……お前そういう性格だっけ?」 なんか性格変わってないかと言ってみる D.「佐野、お前の話誰も聞いてないぞ」 優しく指摘してあげる E.「くくく、この俺のシュートを受けてもまだそんな口が利けるかな?」 私のシュート力は58です。 F.「椛、久しぶりだな。 元気そうで嬉しいよ。 だが、俺達だって負けるつもりは無いぞ」 椛と話す G.その他 自由投票枠 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[657]森崎名無しさん:2011/02/24(木) 01:16:37 ID:Mux0fNAk F
[658]森崎名無しさん:2011/02/24(木) 01:19:22 ID:Wd1w3xl+ F
[659]森崎名無しさん:2011/02/24(木) 01:19:37 ID:fhvxoCFw F
[660]森崎名無しさん:2011/02/24(木) 01:19:48 ID:U7d0YymY A
[661]森崎名無しさん:2011/02/24(木) 01:20:26 ID:??? ひどいw
[662]森崎名無しさん:2011/02/24(木) 01:20:33 ID:??? こうして佐野くんは全員にスルーされてしまいましたとさ(笑)
[663]森崎名無しさん:2011/02/24(木) 01:26:19 ID:??? 佐なんとかさん可哀想です…
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0ch BBS 2007-01-24