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【侵食された】キャプテンEDIT24【現実パート】
[628]森崎名無しさん:2011/02/19(土) 01:36:45 ID:??? 全国区のオリジナルチームは強いイメージあるなァ。 南葛除いたら、一番手古摺った江東に川根中とか、川根中はオリジナルとは少し違うか。
[629]森崎名無しさん:2011/02/19(土) 01:48:21 ID:??? 菱野さんのバックストーリーにも期待。
[630]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/19(土) 01:49:01 ID:??? まあ、外伝スレ時代の最初期を見れば分かりますが、割と情けないです>>小学校時代の大前 >>F.二人が出会う前のことについて ------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 大前「――そう言えば、ちょっと気になったんだけどさ。菱野さんって子どもの頃、どんな子だったの?」 菱野「え?」 大前が切り出した話題に、菱野が目を瞬く。 唐突と言えば唐突な話題だったかもしれない。 大前「深い意味はあんまり無いんだけどね。菱野さん、いつもデータの収集や分析とか難しいことやってるだろう? 一応、同い年なのにさ、物事を深く正確に捉えられてる。やっぱりそれって凄いと思うよ」 菱野「そ、それ程でも無いですよ」 やはり得意分野のことに触れられると嬉しいらしい。ようやく店内に入って初めて、笑顔らしい笑顔を見せてくれた気がする。 大前「でね、そうなると菱野さんがこういうことを得意になった秘密が知りたいなあ、なんて思っちゃって。 やっぱり子供のころから勉強とかしてたのかな? とか考えちゃってさ」 菱野「ああ、それでですか」 得心したように肯く菱野。 菱野「……子どもの頃、と申しましても小学生の頃ですからそれほど昔ではありませんね。 その頃の私は、両親に言われるままに習い事漬けでしたの。そのことはご存知ですわよね?」 大前「うん。昔、小豆沢さんから聞いたことがあるよ」 菱野「ですから、昔から分析に役立つようなことはしていなかったと思います。 こういったことが得意になったのは、やはりサッカー部のマネージャーになって、サッカーについて勉強しだしてからですわ」
[631]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/19(土) 01:50:37 ID:??? 大前「ううん、そうなると菱野さんのデータ分析は才能だった訳か……」 神妙に肯いて見せると、菱野はくすっと笑い、 菱野「あら。これでもお役にたてるようなものになるまで、努力はしたつもりですのよ?」 などと冗談っぽく心外だという表情。大前もあわせて、おどけたふうに手を合わせる。 大前「ははっ、ごめんごめん。でも、サッカーに関わって1年と少しでここまでになるなんて、やっぱり凄いと思うよ」 菱野「それは……やはり、好きこそものの上手なれ、というものでしょうか? 自主的に取り組めば、上達の早さも違ったものになりますからね。 親にさせられた習い事に比べても、格段に早く者に出来たと思っていますわ。 大前さんが練習する時も、そうでしょう?」 大前「なるほどなあ」 菱野「……と、言う訳でして、大前さんのご期待に添えるほど面白い過去はございませんの」 大前「いや、十分にためになる話だったよ。話してくれてありがとう」 菱野「どういたしまして。ところで、大前さん」 大前「ん、なんだい?」 訊ね返すと、こちらを見ているのは、珍しく悪戯っぽく輝く菱野の瞳。 菱野「私の方からも、大前さんの小学生時代のことをおたずねしてもよろしいですか?」 大前「えっ……」 菱野「だって、私だけ昔のことを話すのは不公平じゃないですか? 私も、大前さんがどんな人だったか知りたいです」
[632]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/19(土) 01:51:49 ID:WSps1ABY その問いに、一瞬詰まってしまう。 菱野と出会う前。つまり鳴紋中に来る前の過去は、今現在と比べるととても誇れるものではない。 遠く離れた関東の地。そのとある町の選抜チームのFW。それが二年前の大前良だった。 鳴紋で飯地の指導を受ける前の大前は、決定力はお粗末でドリブルも見れたものではない、長身だけが売りのFWだった。 それでも小学生にしては珍しくポストプレイを積極的にするだけで、上手いこと大会では波に乗れた。 全国への切符を掛けた予選トーナメントの三回戦までは順調に駒を進め、もしかしたらと欲を掻いた。 ……それで惨敗。後に全国に進むチームに、本当の強豪の力というものを思い知らされたのだ。 だが、チームを引っ張ってきたという自負は消えず、根拠の無い自身を抱いて鳴紋中の校門をくぐり――また打ちのめされる。 今となっては、本当に県レベルでの強豪でしか無かった当時のサッカー部。それを前に自信を失ってしまったのだった。 あの時、雪村に引っ張られ、小豆沢に誘われ、早瀬に認められなかったら、それだけで終わっていたような小さな少年だ。 とてもではないが、胸を張って言えはしない。 菱野「? 大前さん?」 大前「え、いや、ええとだね――」 そのことを、菱野に晒さなければいけないのだろうか。 せめて彼女の前では、あくまで『全国に通用するFW』でいたい自分を殺してでも。 先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 A.正直に話す B.曖昧な表現で話す C.誇張して話す D.話題を逸らす
[633]森崎名無しさん:2011/02/19(土) 01:52:58 ID:uc8+3Lrc A
[634]森崎名無しさん:2011/02/19(土) 01:53:15 ID:5mV57L4w A
[635]森崎名無しさん:2011/02/19(土) 01:53:56 ID:1xJXd1cI A
[636]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/19(土) 02:01:53 ID:WSps1ABY >>A.正直に話す ---------------------------------------------------------------------------------------------------------- 大前(嘘を吐いても、始まらないよな……) 一つ息を吐いて、腹を括る。 どうせこの場を凌いだところで、この先いつ露見しないとも限らない。 昨今は中学サッカーも注目が集まり、有力選手が雑誌などに取り上げられることも多いのだ。 鳴紋中は来年も全国で勝ち進む。そうなれば、いずれ何かの機会に大前の小学生時代も知られるかもしれない。 それに……大前は出来るだけ菱野に対して誠実でいたかった。 大前「えっと、あらかじめ言っておくけど、あんまり面白い話じゃないからね?」 菱野「はい。それでも聞いてみたいです」 大前「うん……」 目を輝かせる菱野に、大前はポツリポツリと話し出す。 大前「小学校時代、俺がいたのは――」 先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 A.東京都 B.神奈川県 C.千葉県 D.茨城県
[637]森崎名無しさん:2011/02/19(土) 02:02:21 ID:2a4Ib+9w A
[638]森崎名無しさん:2011/02/19(土) 02:04:07 ID:uc8+3Lrc B
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