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【勝った者が】キャプテン霧雨67【強いんだ!】
[676]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/02/25(金) 01:05:30 ID:??? >>A 詳しく聞く 魔理沙たちの試合からやや遅れて、別のサッカースタジアムでもう一つの準決勝戦が行われていた。 両チームとも優勝候補と目されている、注目のカードである。 片や、リーグ戦で無様な戦いを見せるも3人のエースが戻ってきたイタリア。 片や、これまでの敵を圧倒的な個の実力で虐殺してきた全日本。 ――イタリアJrユースチーム ベンチ ヘルナンデス「今日の試合の相手は全日本だね」 ランピオン「(俺たちで本当に勝てるのか……?)」 ストラット「(ミアータの力があれば、俺は……!)」 サルバトーレ「(何としても倒して、マリサともう一度戦う…!)」 ざわめくチームメイトたち。 試合内容を研究してきた彼らから見ても、全日本との戦いは絶望しかなかった。 しかし、ヘルナンデスは一人普段どおりの表情である。 サルバトーレ「おい、ジノ。何余裕こいてんだよ?」 ヘルナンデス「え?…だって、向こう明らかな弱点あるじゃない。 大丈夫大丈夫、昨日ボクの言ったとおりにすれば勝てるよ」 ランピオン「(昨日、か)」 サルバトーレ「(そこまでガキかよ、あいつらは…)」
[677]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/02/25(金) 01:06:30 ID:??? ――全日本Jrユースチーム ベンチ 見上「今日のスタメンは…FWに日向と新田、MFは翼と岬と金木と井沢、松山! DFは若島津、次藤、早田だ!GKは森崎で行く!」 若林「グッ…!(ど、どうして俺が正GKじゃないんだァ!!)」 森崎「(ケッ、ハンブルグで翼にいいようにやられてよくスタメンが狙えるぜ)」 新田「(よし、今日結果を残して……明日、あの女を叩き潰してやる!)」 (6)柴田「(アレ?そろそろ出番って見上のおっさん言ってなかったっけ?)」 日向「(チッ、テメェらなんぞに撃たせるか。得点王は俺だ)」 若島津「(日向さんは今日も凛々しいな。…なんだか出力が上がった気がする!)」 翼「(輝夜輝夜輝夜……俺は明日が待ちきれない!)」 石崎「つ、翼ァ………」 岬「(さーて、誰に任せるのが一番かなぁ……)」 井沢「(翼を差し置いて、活躍してやる!!)」 次藤「(佐野は一体どこに消えたのか…まったく、心配をかけさせるヤツタイ)」 三杉「(これが……僕の…結果……)」 (7)金木「…………」
[678]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/02/25(金) 01:07:34 ID:??? 松山「どうしたのさ、金木。試合前だってのに、微妙な顔してさ」 (7)金木「松山さん………このチームはこのままでいいのか、って」 あらゆるチームを虐殺してきた彼らには、危機感はない。 一つに纏まる筈もなく、それぞれ好き勝手にプレーしているだけである。 金木はその彼らにとって、有用なパス供給源と認識され、また松山も有効なストッパーと評価されていた。 松山「うーん………よくないとは思うけど、どうしようもないんじゃないかな…」 (7)金木「………」 見上「イタリアは今までのような敵ではないぞ、わかっているな」 松山&金木「「はい!」」 三杉「はい……」 岬「はい!(って言っとかないとね)」 ざわざわ……… 見上「(やれやれ、私の言葉も届かずか)」 見上とて、この状況よしとしているわけがなかった。 一回でも不利な状況となれば、強く叱り付けるつもりだった。 しかし、彼らは常に圧勝してきていた。その中で忠告に耳を貸す選手はほとんどいなかった。 見上「(果てさて………)」 ……………………
[679]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/02/25(金) 01:09:02 ID:??? 実況「いよいよ始まります、国際Jrユース大会、準決勝! 一方のフランス対西ドイツは、フランスが先制点を奪った模様です! さぁ、こちらではどんなドラマが繰り広げられるのでしょうか? 参戦は絶望的と思われていたストラットくんたちが戻った、イタリア。 そしてここまで無失点で圧勝してきたオリエンタルモンスター、全日本! 果たして決勝に進出するのは、どちらのチームなのでしょうか!?」 −○−○− 日向 新田 −−−−− −○−−− 翼 ○−−○○ 岬 金木 井沢 −−○−− 松山 −−−−− ○−○−○ 若島津 次藤 早田 −−−−− −−○−− 森崎 −−−−− −○−○− ランピオン ストラット −−−−− ○○−○○ ディモス コンティ バサレロ フレッド −−−−− −−−−− ○−○−○ トリノ ジェンティーレ(サルバトーレ) マルコ −−○−− マリーニョ −−○−− ヘルナンデス
[680]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/02/25(金) 01:10:22 ID:??? 観客「当然常勝の全日本だろ!頼むぜオリエンタルモンスター!俺は虐殺を見に来てるんだ!」 「岬ーっ!今日も勝ってくれよ!」「サルバトーレ、今日はヘタレるんじゃねぇぞ!!」 「もっりさき!もっりさき!今日も完封よろしくなァ!!」「ストラット!お前のシュートを見せてやれ!」 「うおおお!!とにかく試合を盛り上げてくれよォ!!」 吉良「(さて……こっちを見に来たはいいが…)」 実況「さぁ、コイントスです!先攻はどちらでしょうか?」 ヘルナンデス「やぁ、モリサキ・ユウゾウ。同じキャプテンかつGK同士、よろしく」 森崎「何言ってんだか、大炎上したGKの癖によ」 ヘルナンデス「(…おやおや。挑発じゃないね、それ。本心みたいだね。 そうなら……勝たせてもらうよ)」 コイントスの結果、先攻は全日本。 満員の観客の中、もう一つの準決勝戦が幕を開けた。 ピッ…………ピイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!! 日向「(いきなり突破は体力の問題もある…ここは)」 バゴォッ! (7)金木「………(今は勝つために…!)」 ダッ!
[681]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/02/25(金) 01:11:23 ID:??? 実況「金木くん、ドリブルで攻め込みます!!さぁ、このドリブラーを止めることができるのか!?」 ランピオン「その実力、試させてもらう!」 (7)金木「……抜くっ!!」 ヒュゥゥゥン…!! ランピオン「こ、これは…?!」 超高速の左右のフェイントをかけつつのドリブル。 守備があまり得手でないランピオンはあっさりと抜かれ。 更に金木がイタリア陣地へ突破。 実況「で、出たーーーっ!!金木くんの分身ドリブル! このドリブル力、全日本の中でも屈指のものです!!」 観客「お、おい!あれってニンジャじゃないか!?」「おおっ、ニンジャなんて初めて見るぜ!」 「おいおい、金木といえばニンジャだろう」「よっしゃあ!まず先制点だ!」 ディモス「ち、ちきしょう!通してたまるか!」 コンティ「2人がかりなら!!」 (7)金木「……もう一度!」 ヒュゥゥゥン……!!
[682]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/02/25(金) 01:12:24 ID:??? サルバトーレ「(止められないレベルじゃねぇが……あいつらじゃ、囲まなきゃ厳しいか。 ツバサのドリブルよりは怖くねぇ)」 実況「金木くん、止まらない!次々と抜いていく! そして、日向くんへラストパス!サルバトーレくん、カットに向かいますが…届かない! これは…ドライブ回転をかけたパスだ!!」 サルバトーレ「………穴に入りてぇ…」 日向「(ククク…俺にパスとはわかってるじゃないか…!) さぁ、吹き飛びやがれェ!!これが俺のタイガーショットだ!!」 グォォッ……… ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!! ヘルナンデス「よっ…とォ!!」 バッシイイイイッ!!! 日向「な…なんだと…!」 新田「(何が吹き飛びやがれ、だ。ワンハンドキャッチされてるじゃないか)」 森崎「(おーおー、いい具合に失敗してやがるな。井沢辺りが点を取ってくれるのがいいか?)」 吉良「…………」 軽く横っ飛びで日向のシュートを止めるヘルナンデス。 それでも全日本はその余裕を崩さなかった。 だが……………。
[683]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/02/25(金) 01:13:27 ID:??? 岬「ジャンピングボレーで…!」 サルバトーレ「通すか!落ちろォ!!」 グルゥッ! バシィッ!! 翼「くっ、俺のドライブシュートで!!」 ヘルナンデス「よっと!!」 バシィッ!! 新田「く、くそっ…俺の1vs1で!!」 ゴルバテ「通さねぇよ!!」 バチィッ!! 実況「あーーっ!!新田くん、止められてしまう!!全日本の攻撃は、またも失敗!」 観客「くそぉっ……」「いいところまでは行くんだがな…」 ヘルナンデス「(よしよし、練習の成果は出てるね)」 前半過ぎること20分、全日本の攻撃はいずれもイタリアに通用しなかった。 全てが強固な壁に弾き返される。ここに来て、全日本の選手たちも焦り始めた。 しかし、一方で余裕を持っていた。 ここまで一方的に攻め立てられているのだから、優勢であると。
[684]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/02/25(金) 01:14:30 ID:??? ヘルナンデス「(さーて、今回の状況はよくわかった。 ……そろそろ、反撃の時間と行こうか?)」 サッ…! ディモス「……!それ!」 バゴォッ! コンティ「よっと!」 バシィッ! フレッド「それ、ストラットォ!!」 松山「え、え!?」 (7)金木「これはっ…?」 岬「なっ!?」 ストラット「ナイスパス、フレッド!」 実況「な、なんと!ここに来てイタリア、突然に華麗なパスワークを披露します! 全日本MF陣、このパスの連携に動けない!!ラストパスがストラットくんに通る!」 ヘルナンデス「(だよねー。君たち、まるで草サッカーみたいに連携がメチャクチャだよ。 だから、いくらでもパスを通せる余裕がある。さて、頼むよストラット)」
[685]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/02/25(金) 01:15:34 ID:??? 森崎「チッ、松山も岬も使えねぇ……!」 毒を吐きつつ、ゴールを奪うべく身構える森崎。 目の前では、次藤がランピオンとストラットのワンツーで抜き去られていた。 これでほぼ、壁がない状況に。 ストラット「喰らえモリサキ…!!」 先着1名様で ストラットさん→!card と書き込んでください。カードで分岐します J〜K→これが俺のミアータシュートだァ!! A〜10→これが俺のメガロゾーンシュートだァ! JOKER→これが俺のミアータシュートだァ!!
[686]森崎名無しさん:2011/02/25(金) 01:16:47 ID:??? ストラットさん→ クラブQ
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0ch BBS 2007-01-24