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【読み合い競り合い】Another-C_3【騙しあい】
[36]森崎名無しさん:2011/02/21(月) 15:41:31 ID:??? ★モニカが話題を広げます→ ハート10
[37]森崎名無しさん:2011/02/21(月) 17:40:02 ID:??? ミラニスタでなければマネージャーに誘いたいくらいだな
[38]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/21(月) 19:45:54 ID:??? >>37 モニカ「あわわ…光栄なお話ですが、私なんかが役に立てるかどうか…。」 ============================================= > モニカが話題を広げます→ ハート10 >《ダイヤ、ハート》 ゾーンプレスって、ミランのトップがやっているサッカーの事…ですよね? ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― モニカ「ゾーンプレスって、ミランのトップがやっているサッカーの事…ですよね?」 三杉「(あ、いけない…!)ああ、すまない…当然その事だよ。 ミランの戦術は、日本では『ゾーンプレス』という守備戦術として知られているんだ。」 おそるおそる…と言った感じで訊ねてくるモニカに対し、三杉は自らの迂闊さを呪いながら説明した。 『ゾーンプレス』という言葉は日本で生まれた造語であり、他の国で通用する言葉ではない。 ※実際この単語は、加茂 元日本A代表監督が自身(というよりミラン)の戦術をマスコミに説明し、 人々に認知させるために造られた言葉であり……丁度この時期に生まれたばかりの言葉であった。 vsレッチェ戦でジョアン達も平然と『ゾーンプレス』という単語を使っていたのも黙っておこう… そもそもACミランのトップが実施していた戦術は、ゾーンディフェンス、オフサイドトラップ、 プレッシング、そしてポジションチェンジが渾然一体となった“絶え間のない攻撃的サッカー”を言う。 ゆえに守備戦術と一面的な言われたモニカはその事で再び首を傾げる。
[39]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/21(月) 19:47:54 ID:??? モニカ「守備戦術ですか……なんだかピンと来ないような…。」 三杉「うん、サッカーにとって攻撃と守備は一体だからね…本来は守備だけに括るべき物じゃない。 ミラン…サッキ監督にとっては攻撃し続けるサッカーという、ゲーム全体の哲学の筈なんだ。 だけど日本では『画期的な守備戦術』以上の認識はないんだ、残念ながらね。」 モニカ「それはどうして…?」 三杉の認識をウンウンと頷きながら、それでも日本はこうなんだと言う言葉に、 モニカはどうしても理解が及ばず 再度の疑問を投げかける。 仮説ではあるが…三杉はこの問いに対する答えを持っていた。 三杉「僕はそれが野球という存在のせいだと思っているんだ。」 モニカ「えっ? 野球ですか?」 三杉「うん、日本では圧倒的に野球の方が人気がある…国民的スポーツと言っても良いね。 スポーツに適正のある子供の大半は野球を選ぶくらいと言えば分かって貰えるかな?」 モニカ「はい……イタリアとは反対だというのは理解できます。」
[40]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/21(月) 19:52:10 ID:??? 三杉「OK。 それで、野球というのは攻撃と守備が完全に分かれているよね。 そのせいで日本人は攻撃と守備を全く別の物として考えるクセがついてしまっているんだ。」 モニカ「あっ……!」 三杉「ピンと来たようだね…そう、だから日本人は攻撃と守備が目まぐるしく入れ替わるサッカーの本質が、 守備が攻撃の布石となるという視点が致命的に欠如してしまっているのさ。 …『ゾーンプレス』という単語が、守備戦術として日本で一人歩きしてしまっているのは そういう理由からなんだと僕は思う。」 モニカ「なるほど…。」 三杉「実際にミランの試合を観て、「これがゾーンプレスだ」と説明するならばいざ知らず、 言葉の説明だけでは如何ともし難いね…。 日本が同じ事を出来るようになるには、 世界の強豪と闘うスタート地点に立つには、まずこう言ったハンデを覆す必要があるかもね。」 モニカ「そうですか…でもそれだと日本は世界基準の潮流から取り残されるかも知れないんですね…。 日本もW杯に出られそうか聞こうと思っていたんですけれど…。 ほら、ミスギさん達Jrユースで優勝してますし、日本が大舞台に出てきそうかなって。 もしかして次のアメリカ大会でミスギさんの活躍が観られるかなぁ…なんて思ってました。」 三杉「うん…次の大会に間に合うかは判らないけれど、W杯“出場”は決して夢じゃないと思う。 僕の世代は奇跡的にタレントが揃っているからね、ハッキリ言って個の力ならばイタリアにも ドイツにも劣らないと言える。 だからアジアを相手に予選を勝ち抜くのは可能だ。 でも本戦ではそうはいかない、個の力だけでは本当に強いチームに太刀打ちする事はできない… ミランがナポリを倒してセリエAの盟主になった時から、それはもう決定事項だ。」 モニカ(……)
[41]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/21(月) 19:53:50 ID:??? 三杉「だから日本が……僕たちが世界を相手にジャイアントキリングが出来るとしたら、 来年のワールドトーナメントが最後になってしまう可能性が大きい…。」 モニカ(…ミスギさんの言葉には確かに説得力がある…けれど。) 先着で ★あるけれど…?→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ、ハート》 モニカ(ううん、ミスギさんはまだ話してる…最後まで聞こう。) 《スペード、クラブ》 モニカ「…それでいいの?」 我慢できずモニカは口にしてしまった。 《Joker》 ダイヤ・ハートの結果。 さらに後で良い事あります。
[42]森崎名無しさん:2011/02/21(月) 19:54:26 ID:??? ★あるけれど…?→ スペード5
[43]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/21(月) 20:27:51 ID:??? > あるけれど…?→ スペード5 >《スペード、クラブ》 モニカ「…それでいいの?」 我慢できずモニカは口にした。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 聡明すぎるゆえ、そして大好きなサッカーをプレイ出来ない期間、研究に使える期間が長過ぎたゆえ… 三杉には、この時代の日本人に見える筈がなかった世界が見えてしまっていたのだ。 そして言葉を紡ぎ…気分がどんどん落としながら、三杉は今 自らの心の内と向き合おうとしていた。 だがモニカにはそこまでの深淵が判らなかった。 人の心の深くに触れた経験の少ない彼女は、我慢する事が出来ず それを口にしてしまう。 それは…憧れの男性の諦めに似た姿を、長く見ていたくなかったからかも知れない…。 モニカ「それでいいの…?」 三杉「いい…とは?」 モニカ「やりもしない内に…そんな風に言うなんて………。」 三杉「………。」 モニカ「あ……ごめんなさい、あの…私…。」 三杉「君には解らないよ……。」 モニカ(……!)
[44]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/21(月) 20:29:48 ID:??? 心臓を握り潰されるような衝撃をモニカは感じた。 ずっと紳士的で優しかった三杉が初めて見せた拒絶の表情…言葉……。 後悔しても遅かった。 モニカは三杉のデリケートな部分に触れ…そして残念ながらそのタイミングを見誤っていた。 モニカ「あ、あの……ごめんなさい! 私、ホント…ごめんなさい…。」 三杉「………(っと、いけないいけない。)」 三杉は泣きそうになっているモニカの表情を見せられ、懸命に心を落ち着かせた。 そして少女の失言一つに貴公子としての顔を忘れる自分に反省した。 三杉「ごめん、ちょっと冷たい言い方だったね。」 モニカ「いいえ、私が悪かったんです…本当にごめんなさい。」 三杉「ううん、僕も少し余計な事まで喋りすぎてしまったんだ。 この話はここで終わろう? まだもう少し話をする時間があるしね。」 モニカ「はい…。」 三杉の言葉に肯定はするものの、その言葉からは力が感じられなかった。
[45]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/21(月) 20:31:06 ID:??? 三杉(やってしまったな…取り敢えずまだ話す時間があるだけマシだが。 せめて嫌な気分のまま終わらせるのは貴公子の沽券に関わる…。 さて何を話せばいいのやら。) A だが、まだサッカーの話をするぞ(さらに分岐) B 話題はそう多くないけれど、フィレンツェでの体験談を話そうかな。 C いやいや、多少下世話かも知れないがマルコとナディアの話をしよう。 D 色話も悪くない…モニカの好きな男性のタイプを聞いてみよう。 E どうにか冷静になって…今の話をもう一度してみようかな。 (要5票:ハイリスクハイリターンです。 また今日の所は若干分が悪いです。) 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
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0ch BBS 2007-01-24