※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【読み合い競り合い】Another-C_3【騙しあい】
[668]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/03/26(土) 16:42:08 ID:??? 先着で ★クリアか、勝負か?→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ》 新田とブンナークが間に合った 《ハート》 ブンナークが間に合った 《スペード、クラブ》 レビタンが慌てずにクリアした 《JOKER》 ビシッ! クリアボールをブンナークが身体に当てて…これが新田に!?
[669]森崎名無しさん:2011/03/26(土) 16:42:27 ID:??? ★クリアか、勝負か?→ クラブA
[670]森崎名無しさん:2011/03/26(土) 16:45:02 ID:??? |\_/ ̄ ̄\_/| \_| ▼ ▼ |__/ 大好きなフィオレンティーナの判定に \ 皿 / ガンガン参加するつもりなのでよろしく / A \
[671]森崎名無しさん:2011/03/26(土) 16:45:16 ID:??? ニャメロン!
[672]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/03/26(土) 18:07:49 ID:??? >>670 ひぃぃぃぃぃぃっ!! も、もう勘弁したげて!? 三杉が泣いちゃう! あと間接的に弥生ちゃんが泣いちゃう! ============================================= > クリアか、勝負か?→ クラブA > 《クラブ》 レビタンが慌てずにクリアした ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ブンナーク達が勝負に『あや』をつけるために足を動かしたが… しかしローマはどこまでも冷静であり続けた。 レビタンは慌てる事なくボールを蹴り出し、それは軽く蹴ったように見えて大きな距離を稼いだ。 トンッ ヘルマー「よっとっと…ナイスナイス。」 このボールをキープしたのはヘルマーだった。 まるでシナリオで決められていたかのように、事態はフィオレンティーナにとって残酷な方向に進んでいる。
[673]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/03/26(土) 18:08:59 ID:??? 〜少し時間をさかのぼりつつスタンド席〜 赤井「三杉さん達…苦戦してますね。 オレ達の時と同じだ…。」 岸田「そうだな…。 しかしローマも予選時とはメンバーがかなり変わっている。 多分、今の方が俺達とやった時よりもチーム力は高いぞ。」 赤井「それ考えると、イイとこまで攻められているフィオレンティーナはたいしたもの…っすか。」 岸田「…慰めにもなんねぇけどな。」 シューマッハ「意外に脆かったな、フィオレンティーナも。」 クスタ「…止むを得ないでしょう、動きの癖が完全に捕捉されています。 あれだけのパフォーマンスを出してくるようなら我々だって危ない。」 シューマッハ「そうは言っても…最後に勝っているのはオレ達だ。 俗っぽい言い方だがこちらには秘密兵器がいるからな。」 クスタ「まあ、そうですね。 …で、その秘密兵器は何処に?」 シューマッハ「知らん、キャプテンは保護者じゃねえ!」ドーン クスタ「ああ…とうとう開き直ったわけですか。」
[674]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/03/26(土) 18:11:06 ID:??? クオーレ「あ、いたいた!」 カステッリーニ「よう、やっぱ来てたのかアンドレア。」 ファルコーニ「ムッ…?」 シューマッハの保護を脱してスタンドを歩き回っていたパルマの2人。 その2人が声をかけたのはACミランのアンドレア・ファルコーニであった。 先の試合でローマに敗れているファルコーニだが、それでもミランは善戦したと言って良い。 そしてその原動力となったのは間違いなくこのファルコーニであろう。 ファルコーニ「マルコにファビオか…。 いいのか? この後お前達も試合だろう。」 クオーレ「ハハ、まあボクは出ないと思うけど…。 ファビオはいいの?」 カステッリーニ「アホ、お前を1人で歩きまわらせられっか!」 漫才のようなやり取りの二人の様子にファルコーニの顔がほころぶ。 呆れるところではあるが、散々と見せられてきたこの光景は何故か安心するのだ。 ファルコーニ「呆れた奴らだな。 …それで? まさかここで一緒に観戦し続けるつもりじゃないのだろう?」 カステッリーニ「まあ…そりゃ、ゆっくりはしてられねーけどな。 おいマルコ、そもそもアンドレアに用があるのはお前だろ?」 ファルコーニ「マルコが…?」
[675]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/03/26(土) 18:15:53 ID:??? ファルコーニの目元がやや怪訝とした。 感覚だけで行動するマルコ・クオーレだが、その感覚には何らかの意味がある。 ファルコーニはクオーレとの信頼関係からその事を理解していた。 クオーレ「あ…ううーん、別にたいした事じゃないんだけどね。」 ファルコーニ「たいした事じゃないにしても…何事だ?」 クオーレ「うん…アンドレアはフィオレンティーナの10番をどう思う?」 カステッリーニ「ガクッ! ちょっ、ローマじゃなくてそっちを聞くのかよ!」 ここまでの試合展開から、てっきり次の相手はローマだと予想していたカステッリーニ。 クオーレがファルコーニに聞くとしたらローマの情報だと思い込んでいた彼は思わずこけそうになった。 そんなカステッリーニを無視してファルコーニは顎に指を添えて思案した。 ファルコーニ「あの10番は…そうだな、いいセンスをしている。 日本人とは思えないくらいにな。 攻守ともに隙が無く、しかも得点力まである…まあ2列目としては理想的だ。」 クオーレ「うーんと…そういう事じゃなくってさ。 アンドレアみたいな力があるんじゃないかってボクは思うんだけど…。」 カステッリーニ「まぁたその話か……ったく、言ってやれよアンドレア。」 ファルコーニ(オレのような力…即ち“レジスタ”としての適性を言っているのか。)
[676]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/03/26(土) 18:16:55 ID:??? ここまでのプレイをファルコーニは回想した。 最初のドリブルは論外、その後のコーチングも良くなかったと記憶している。 だがその後は動きが変わっていた…得点を許してからは更にである。 実況「おっと中山くん、ここでサイドに流した! これは…三杉くんだ! だがミルチビッチくんがすぐそこに来ているぞ!? またすぐにボールを奪われてしまうのでは…おおっと!」 クオーレ「あっ!!」 カステッリーニ「マジか!?」 ファルコーニ(!!) 普通にトラップすると思われた三杉の次のプレイはポストプレイであった。 しかもダイレクトでオーバーヘッドにて落とすという離れ技である。 この華麗なプレイに観客が驚きと賞賛にざわめいた。 そして体当たりをしたミルチビッチにたいしてはブーイングが飛ぶ。 ファルコーニ「あるかも知れないな。」 カステッリーニ「えっ!?」 クオーレ「それって?」
[677]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/03/26(土) 18:18:15 ID:??? ファルコーニ「ミスもあるが、総じて10番はロジカルで先を読んだプレイをしている。 ゲームメイカーとしては十分だと言って良いだろう……。 だが、それでもこのローマに対してはまだ足りない。」 クオーレ「それは…?」 ファルコーニ「感覚を計算に取り入れる力だ…本能と理性の融合と言うべきか。 ロジックだけでは相手に読まれる、特にローマのような相手ではな。 そういうパスを使い出すとしたら…奴もオレと同じ力があると認める。」 カステッリーニ「なんっか難しいこと言うなぁーお前って奴は。 そんな風に生きてて疲れないか? 今度一緒にナンパ行くか?」 ファルコーニ「結構だ……っと、シュートミスか。」 中山のスクリューショットが不発に終わり、ボールはレビタンの胸に落ち着いた場面だ。 決定的な場面と思われただけに、フィオレンティーナにとっは手痛いミスと言えた。 それ以上にレビタンの動きが鋭かった事を差し引いてもである。 ファルコーニ「残念だったなマルコ。」 クオーレ「えっ…何で?」
[678]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/03/26(土) 18:20:35 ID:??? ファルコーニ「フィオレンティーナの方がお前のお気に入りなんだろう? そうだな、お前があのチームにいたら、こうはなっていなかっただろう。 しかし現実は残酷だ、後半になればフィオレンティーナも戦意が折れる。」 クオーレ「うーん…そうかなあ。 でもなんか、次の相手はフィオレのような気がするうだよね。」 カステッリーニ「おま…オレ達まだレッチェにも勝っていないんですけど?」 ファルコーニ「放っておけ、マルコの考えを理解なんて出来る筈がない。 (しかし…そうだな、オレがこのチームを率いるとしてもまだ勝機はある。)」 レビタンのクリアボールの行方を追いながら、ファルコーニは再び思案に入った。 そして…場面はフィールドに戻る。 クリアボールをキープしたヘルマーが、絶好のカウンターチャンスに臨もうとしていた。 だがレントゥルスもそう簡単に抜かせはしまいと素早く彼に付く。 ヘルマー「さあこちらヘルマー! 抜いて抜いて抜きまくるぜ!」 レントゥルス「だ、ダメさぁー!!」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24