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【読み合い競り合い】Another-C_3【騙しあい】
[847]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/03/29(火) 18:56:50 ID:??? そしてその2人はといえば… クルリ フィッツウォルタは、笛の音が鳴り止むとすぐに踵を返していた。 特に言葉も交わさずそのままベンチに戻ろうというのだろうか。 三杉(歩き出す前に何か言っておくか?) A 後半には全力を出す気になったかな? B 笛のタイミングが読めていたのかい? 流石だね。 C 僕の体力を削ろうって腹だったんだろう? 挑発に乗れず申し訳ないね。 D 僕の体力を削ろうって腹だったんだろう? 随分みみっちいマネをするじゃないか。 E さっ、後半は逆転だなっ!(独り言風に) F いやー、参った参った。 これは勝てないかな?(独り言風に) G そ の 他 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[848]森崎名無しさん:2011/03/29(火) 19:00:06 ID:vgit4A0s B
[849]森崎名無しさん:2011/03/29(火) 19:01:12 ID:7Uvpt6uY B
[850]森崎名無しさん:2011/03/29(火) 19:02:31 ID:??? 読み合い競り合い騙し合い
[851]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/03/29(火) 20:04:21 ID:??? >>850 スレタイの状況再びってところでしょう。 フィッツウォルタは汚え奴だ。 ============================================= > B 笛のタイミングが読めていたのかい? 流石だね。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― もしや…という思いを込めて、三杉はカマをかけられるような言葉を選んだ。 即ちフィッツウォルタがこちらの意図も時間も計算していたのか、 それとも彼がこちらが思う以上に消耗しているのか、というどちらなのかを三杉は知りたかった。 三杉「笛のタイミングが読めていたのかい? 流石だね。」 歩き始めていた足をピタと止め、フィッツウォルタは振り向いた。 そして余裕を思わせる笑みを浮かべ、こう答えたのである。 フィッツウォルタ「キミが動かないのは判りきっていたからね。 ボクだって無駄な体力は少しだって使いたくないから節約させて貰ったよ。 本当に余裕のないキミとは違ってね。」 三杉(むっ…!)
[852]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/03/29(火) 20:05:25 ID:??? その表情と態度から、三杉は前者であった事を読み取った。 また息も然程切れておらず、まだ体力はそこまで消耗しているまいと考えられる。 …少なくとも自分よりは。 三杉(…少なくとも僕よりはね。 おそらく時間がない事を知った上で僕の体力を削る… あわよくば吹っ飛ばそうと思っていたのだろう、どこまでも抜け目の無い男だな。 まあ僕も全く余裕が無いという程ではない、相手が消耗していて欲しいと思うのは同じか。) とことん勝負に徹するプレイに、半ば呆れた表情を返す三杉。 フィッツウォルタはこちらの反応を確認すると、そのまま歩き去って行ってしまった。 これ以上この場に立っている意味もないため、すぐに三杉も身を翻したのだった。 〜フィオレンティーナベンチ〜 アンザーニ「皆さん、お疲れ様です。 流石に普段よりも疲労が顔に浮かんでいますね。 特に最終ラインは普段よりも相手に出し抜かれ、戸惑いが大きい筈です。」 監督の言葉に、バツが悪そうにDF達が下を向いた。 確かに今日は彼らの行動が上手く機能していない場面が多かった。 ラムカーネの前半の行動回数が過去最多であり、 しかもシャドーシールドすら使わされた事からも、苦戦の程が窺える。
[853]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/03/29(火) 20:07:05 ID:??? アンザーニ「しかし良かった場面もあります、前半のうちに同点に追いつけたのは実に大きかった。 また、ミスギくんもどうやら壁を一つ越えましたね?」 三杉「ええ…気付くのがやや遅すぎたかも知れませんが、後半はここまでの失態を挽回します。」 アンザーニ「フフ…さて同点で終えられた事で、後半は相手の選択肢をある程度狭める事が出来ます。」 バンビーノ「しかし監督、それでもやはりこちらの不利は明らかだと思います。 相手は間違いなくこちらの動きを読んでいる…データを取り、それを完全に運用しています。」 アンザーニ「その通り、だからこちらも打開策を用意してあります。 …マルコくん、あれを。」 マルコ「はいっ。」 アンザーニの言葉に、マルコはロッカーから沢山のクリアファイルを取り出した。 そしてそれを一つずつ、他の選手達に配ったのである。 内容を確認して三杉は少なからず衝撃を受けた。 ローマの選手の攻撃手段、その時の癖、それに対する具体的な対処法がそこには網羅されていたのだ。
[854]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/03/29(火) 20:10:56 ID:??? 三杉「マルコ…! これは!?」 マルコ「見ての通り、ローマ選手の攻撃についてのデータだよ。 まあ>>324で書き綴っていたノートの内容のコピーなんだけどね。」 ダラピッコラ「こりゃスゲエ…」 スペルマン(流石マルコ…データ勝負でも対抗策を考えていたんだね。) 三杉「確かにこれがあれば、守備における不利をある程度減ずる事が出来るだろう… けれど、何故試合前にこれを出してくれなかったんだい!?」 マルコ「それは……」 アンザーニ「それは、前半に使っていたら後半には相手が更なる対処をしてくる筈だったからです。」 三杉「えっ…そ、そんな事が?」 マルコ「それが可能なんだよ。 あのフィッツウォルタは、試合時間を半分も使えば 新たにデータを採って対抗策を出してくるような奴だ。 だからこれが有効なのは前後半のどちらかだけなんだよ。」
[855]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/03/29(火) 20:12:19 ID:??? アンザーニ「そして相手はラムカーネくんの特徴も掴んでいると考えるべきです。 おそらくラムカーネくんが無力化してしまう次の後半は、 前半以上に攻勢をかけてくるのは疑いがありません。 その時に守備が遅れを取る状態だったら、この試合に勝ちの目はありません。」 三杉「なるほど…確かな戦略に則った判断というわけですね…。」 アンザーニ「キャプテンのキミに知らせなかったのは済まないとは思いましたが、 キミ自身が相手のデータサッカーへの対抗策を失念していたのでおあいこです。」 悪戯っぽく笑うアンザーニに三杉は頭が下がる思いだった。 確かに今回は相手への事前対策が甘くなっていたのは弁解のしようもない。 だがその思いはともかくとして、ようやく彼にも勝利への道筋が見えつつあった。 マルコ「取り合えず皆、このファイルの内容は頭に入れておいてね。 最低でも自分とポジションの近い相手について把握しておけばいいから。 それだけでも後半の守備は…」
[856]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/03/29(火) 20:13:24 ID:??? 先着で ★マルコの秘密兵器の効果→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤJ以上、Joker》 守備時の(解析済-3)を完全無効化 《それ以外》 守備時の(解析済-3)を(解析済-1)にまで抑えこむ
[857]森崎名無しさん:2011/03/29(火) 20:13:47 ID:??? ★マルコの秘密兵器の効果→ クラブ7
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