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【迫りくる】キャプテンEDIT25【恋愛パート】
[236]森崎名無しさん:2011/02/23(水) 23:39:33 ID:MMi94mnA C
[237]森崎名無しさん:2011/02/23(水) 23:39:51 ID:FN3UCa2I C 幻想ポイントは61では?
[238]森崎名無しさん:2011/02/23(水) 23:40:16 ID:qxyoDRsc C 菱野 分岐なんていらんかったんや
[239]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/23(水) 23:50:48 ID:uBIN9ZCA >>237 さらっとCtrl+Fで過去ログを洗って来ましたが58だと思います もしかすると漏れがあるかもしれませんが(汗) >>C.チームメイトと交流する ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 大前「さ、さあ行くぞ! 会いに行く相手は誰か、そんなもの決まっている!(ドキドキ)」 先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 A.一年生と交流する(更に対象の分岐へ) B.同級生と交流する(更に対象の分岐へ) C.引退した三年生と交流する(更に対象の分岐へ) D.監督と話したい E.マネージャーと話したい
[240]森崎名無しさん:2011/02/23(水) 23:52:33 ID:7iirdgMA E
[241]森崎名無しさん:2011/02/23(水) 23:53:42 ID:qxyoDRsc E
[242]森崎名無しさん:2011/02/23(水) 23:54:09 ID:X10+DsPc E
[243]237:2011/02/23(水) 23:55:21 ID:FN3UCa2I E 確認したら合ってましたorz勘違いです。恋呪いコッチのスレだと思ってた
[244]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/24(木) 02:06:41 ID:??? >>E.マネージャーと話したい --------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 〜12月24日・放課後〜 やす子「よーし、今日の練習はここまでー! みんなー、しっかりクールダウンして、汗もきっちり拭いたら帰ってもよーし!」 鳴紋中部員一同「「ありがとうございましたー!!」」 例え暦の上では聖なる日でも、サッカー部員たちのやることは変わらない。来年に向けての練習あるのみである。 ……ただ、その日の練習がいつもに増して激しかったのは、誰かの私情が絡んでいそうではあるが。 渡会「ふいー、キツかったなぁ今日の練習は」 浅村「監督、怖いくらい張り切ってったっス。背中に鬼が見えたっスよ……」 比良山「……そのことについては、あまり触れない方が賢明だな」 などと軽口を叩きながら帰り支度を始める部員たち。 落田「よーしっ、練習終わり! 俺たちの24日はこれからが本番だぜ!」 国岡「ハァ……また馬鹿に火が付きやがったか」 落田「菱野さーん! 良かったら今日は俺と一緒に――むぐっ!?」 いつもにまして能天気に声を掛ける落田だが、突如として背後から伸びた手に口元を押さえられる。 やす子「お・ち・だ・くぅ〜ん? まだまだ元気がありそうねえ? そんなに力があり余っているなら、もうちょっと練習していかないかな〜?」 落田「ひぃいいいいいいいいいいっ!?」
[245]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/24(木) 02:07:59 ID:??? 国岡「……言わんこっちゃねえ」 大前(な、ナイスです監督!) やす子(やれやれ。この私がクリスマス・イブに良からぬことをたくらむ男女の手助けとはね……) 菱野「え、えーっと、皆さん! それではお先に!」 連行されていく落田を後目に、そそくさと部室から抜けだす菱野。 比良山「む? 何やら急いでいるようだが、マネージャーはこの後に予定があるのか? もう日が落ちる時刻だが」 大前「…………悪い、比良山。俺、今日は一人で帰るよ」 比良山「?」 後を追うように、大前もそっと部員たちの輪の中から離れた。 … … … 若い二人に与えられた時間は、大人たちのモノに比してあまりにも短い。 制服から着替える間もなく、いつもの待ち合わせ場所へ向かう。 大前(いつもの、か……そうは言っても、実際にそこで待ち合わせするの、今日で三度目なんだよな) それが多いのか少ないのか、量る術は知らない。 ただ、そんなことを繰り返す二人の間柄が、単なる『選手とマネージャー』というままでいるのに、大前は我慢できなかった。 果たして菱野も同じ気持ちを共有しているかどうか。
[246]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/24(木) 02:09:06 ID:??? 菱野「あ。大前さん……」 待ち合わせの場所で、菱野は待っていた。 大前の姿を認めた時にそっと微笑んだ、ように見えた。 寒さか、それとも別の原因か、微かに顔が赤い。 大前「い、行こうか」 菱野「は、はい……」 上ずりそうになる声を押さえて言ったセリフは短かったが、菱野はそれに確かに答えた。 そして、二人は並んで歩きだす。 大前「…………」 菱野「…………」 言葉も無く足を進める中、ちらちらと雪が降り始める。 ……風の無い聖夜に、しんしんと雪が舞っていた。 大前「雪、積りそうだね」 菱野「ええ……」 互いに交わす言葉はやはり短く、ぎこちない。 それは何かが終わることを予感するゆえのことか。 そして、終わった後に別の何かが始まるか分からない所為か。 二人は、残り僅かな時間を惜しむようにゆっくりと歩を進める。一年と八ヶ月前から続いていた『今』の終わる場所へと。
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0ch BBS 2007-01-24