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【迫りくる】キャプテンEDIT25【恋愛パート】
[270]森崎名無しさん:2011/02/24(木) 15:21:30 ID:??? 大前よ、これから落田が菱野さんにコナかけてきたら「俺の女に手を出すな」ぐらい言って守ってやれよ
[271]森崎名無しさん:2011/02/24(木) 18:18:15 ID:??? チームの状況からして親しい人以外には黙っておく路線になるのかね 3兄貴とイージーに報告はするとして、いざという時の為にチームの中で1人くらいは知ってて欲しい サッカーに真面目なテルと本多は微妙だから、親友の比良山と冷静な渡会か
[272]森崎名無しさん:2011/02/24(木) 18:32:45 ID:??? 比良山には嫉妬されそうだが・・・自分不調なのに相方は女作ったりして。 でも派閥の同年代には全員に知らせたほうがいいかも。 下手に黙ってるよりはいいかなと。 雪村は微妙だな。口軽いし。
[273]森崎名無しさん:2011/02/24(木) 18:47:56 ID:??? いや、比良山は嫉妬するだろうけど、それ以上に祝福してくれるでしょ。 他の派閥にいきなり切り出しにくいなら派閥特訓に菱野さん呼んでみるのはどうだろうか。 というか知らせないで黙ってて後で発覚するほうがずっと気まずいだろ。
[274]森崎名無しさん:2011/02/24(木) 19:04:35 ID:??? でも、菱野さんも美人で男に言い寄られて困ってるみたいな描写もあったからなぁ。 自分のことじゃなくて、菱野さんのことを考えてみんなにばらすのもありだと思う。 本人も喜びそうだし、今までずっと我慢させてきた負い目もあるのに、また隠したいとかは可哀想でしょ。 仮に数人仲間の好感度下がっても、まだ取り返す機会は沢山ある。もう時間がないときにまとめて下がるよりはマシだよ。 まあ、困らせてる人筆頭の落田の好感度は取り返しのきかないものになるかもだけど、菱野さんと天秤に乗せたら考えるまでもない。
[275]森崎名無しさん:2011/02/24(木) 22:14:03 ID:??? 大前・菱野「「俺(わたくし)たち付き合うことになりました(わ)」」」 比良山「――――――なにィ!? 大前の相棒(パートナー)は俺だぞっ! マネージャー!!」 他サッカー部員「「「 そ っ ち か よ ! ?」」」
[276]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/25(金) 00:28:48 ID:??? 遅くなりましたが、今回の投下です 皆さん、多くのご感想ありがとうございます。ああ、続きの投下にプレッシャーとジンマシンが…… 今回もちょっと判定に行くまで長めです >>告白の成否に判定が無かった件 菱野の好感度は天井をぶち抜いてしまっておりますw おまけに、そろそろ大前から動かないと菱野の方から我慢の限界に来てしまう値だったので、 自動成功となりました。あしからず >>浮き球補正の上がりやすさ 浮き球の技を覚えれば上がりやすくなっていきますね。更に言うなら、クリアーよりシュートの方が効果は高いです ただ、高い浮き球を現在の4から5に上げるのは少し難しいですが >>二人の関係をばらすかどうか 作者も忘れがちになりますが、キャプテンEDITの舞台は80年代半ばです 学生同士の恋愛への風当たりも今より厳しそうですので、なるべく秘密にする方向になると思います ……この二人なら、黙っていても呆気なくばれそうですが >>恋仲を応援してくれた面々への報告とお礼 ちゃんとこのイベントの後に入れると予定です ああ、瀬川の得意そうな顔が目に浮かぶ…… 【おしらせ】 やす子「キャプテンEDITキャラクター人気投票! 開催期間もいよいよ残り三日と大詰めよ!」 菱野「既に多数の皆様にご投票いただきまして、誠にありがとうございます」 大前「このまま上位陣の逃げ切りがなるか、それとも、ここから脅威の追い上げを見せるキャラがいるのか? 是非、ご注目ください! 投票会場は、以下のURLで! http://capmori.net/vote/vote2m/bbs.cgi こ、こんな感じでいいのかな?」 やす子・菱野「「更なるご投票、お待ちしております!」」
[277]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/25(金) 00:29:55 ID:??? 〜喫茶店〜 カランコロン。 ドアに設えられたベルを鳴らしながら、店の中に入る二人。もちろん、その前に身体に積った雪を払い落すのは忘れない。 大前「ええっと、ごめんください」 マスター「……いらっしゃい」 出迎えたのは、相も変わらず無愛想な店主。 以前は店を騒がせたことで気分を害したようだったが、今回は特に気にするそぶりを見せず席を勧める。 冬の屋外でこごえた大前は、暖房の効いた店にやっと人心地をつける。 大前「……ちょっと外に長居させ過ぎちゃったな。寒い思いをさせちゃって、ごめんね?」 菱野「うふふ、これくらい平気ですわ。私、ここが地元なんですわよ? 子供の頃から慣れっこです」 大前「はははっ。じゃあ、俺が一人で寒がってたわけか。カッコがつかないなあ」 互いが互いの思いを認め合い、いつになく屈託ない表情で言葉を交わす二人。 大前(本当に良かった。菱野さんに本当気持ちを伝えることが出来て、それを受け入れて貰えて。 そして、菱野さんの気持ちも知ることが出来て……) 菱野(ああ……私、幸せすぎて怖いです。頭がふわふわして、安心出来て、なのに胸がドキドキするのを止められません。 わ、私、明日にでも死んじゃいそうです……) マスター「…………」 お互いと、希望に満ちた前途しか見えていない二人の姿に、店主は盛大にため息を吐く。 溜まりかねて、自分から注文を取りに行った。
[278]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/25(金) 00:31:09 ID:??? マスター「ご注文は?」 菱野「あ、え、えっと……ホットココアをお願いします」 大前「じゃあ、俺も同じので」 マスター「ホットココアお二つ、と……」 注文を受けるや、すぐさま踵を返して厨房へ向かう店主。 店内には古いレコードからクリスマス・キャロルが流れ、色とりどりに飾られた樅の木がチカチカと電飾を光らせる。 聖夜の空気に浸った二人の間に、不思議な沈黙が流れた。 それは今までのように張りつめたものとは違い、どこか穏やかな暖かさを伴っているように感じられる。 マスター「……ご注文の品だ」 コトリ。白い湯気を立てるカップが二つ、テーブルに並ぶ。 二人は謝礼を述べつつ、それを手に取り、 大前「それじゃ、今更だけど――」 菱野「はい。遅ればせながら――」 暖かい中身が零れないようにそっと小さく打ちつけ合った。 大前・菱野「「――メリークリスマスっ!」」 そしてクスクスと笑い合う二人。
[279]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/25(金) 00:32:26 ID:??? 大前「な、なんか格好付け過ぎてる気がするな、こういうの」 菱野「いえいえ、素敵ですわよ? とっても」 大前「そ、そうかな? ……っと、そうだった。クリスマスと言えば、大切なものを忘れるところだった」 照れ隠しに鼻の頭を掻いて、鞄からラッピングされた箱を取り出す。 大前「……これ。俺から菱野さんへのクリスマスプレゼント」 菱野「うわあっ……よ、よろしいのでしょうか、こんなものまで頂いてしまって」 渡された箱を宝物のように胸の前で抱える菱野。 大前「貰ってくれないと困ります。菱野さんに渡すために持ってきたので。 ……本当は、その、こ、告白の前に渡すのが良かったんだろうけど」 菱野「むむむっ。では、私が受け入れなければお渡し下さらなかったおつもりだったのですか?」 大前「ご、ごめん。そういうことじゃあなくてだね……」 菱野「うふふっ……冗談ですわ。意地の悪い言い方をしてすみません。 でも、不意に大前さんのお困りになるお顔も見てみたくなってしまいまして」 と、悪戯っぽく笑う菱野。 大前(なんだろう、この掌の上で転がされてるのに嫌じゃない感じ。お、俺って尻に敷かれるタイプだったんだろうか)
[280]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/25(金) 00:33:39 ID:??? 菱野「その……空けてみてもよろしいでしょうか?」 大前「う、うん。どうぞ」 プツリとレコードが再生を終え、店の中を静けさが包む。 その中を、菱野が丁寧に包装を解いていく音だけがこだました。 菱野「うわぁ……これはオルゴール、ですか?」 宝石箱を象ったシックな木細工に、菱野は目を輝かせる。 大前「蓋、開いてみて?」 菱野「あ、はいっ」 促されて蓋を上げると、音曲の再生が始まる。 古いレコードのくぐもった音に代わって、小さな、しかし澄んだ音のクリスマスキャロルが流れ出した。 マスター「…………」 店主も、若い二人に気を使ってかレコードを掛け直すことも無く、そのままクルリと背を向ける。
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0ch BBS 2007-01-24