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【迫りくる】キャプテンEDIT25【恋愛パート】
[349]森崎名無しさん:2011/02/26(土) 00:06:48 ID:6P6wWRaM A
[350]森崎名無しさん:2011/02/26(土) 00:06:49 ID:UFknzedQ B
[351]森崎名無しさん:2011/02/26(土) 00:06:53 ID:Uwu9nFyg B いっそ全能力10、いや20ぐらい上がらないかなwww
[352]森崎名無しさん:2011/02/26(土) 00:08:54 ID:??? このメンツ本当に能力値が足りない連中ばっかりだったから、またダイスがそのまま乗るような練習こないかな。
[353]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/26(土) 00:18:51 ID:boubinac >>A.浅村伸治だった -------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 浅村「大前さんの派閥に入って、前より充実した特訓が受けられるようになったのは確かっス。 けど、肝心の俺自身の伸びが全然足りない……同い年でも宇津木や水守、清栄の菅原はもうスタメンになっているっスのに……。 や、やっぱり俺って才能が無いんスか……?」 自分には才能が無い。それは清栄小時代にサッカー部のセレクションに跳ねられて以来、ずっと浅村の心に燻っていた懸念だった。 同じ練習を受け、いやそれより更に特訓の上乗せをしても伸びない能力。 なまじ同年代に上の世代に迫る実力者がいたことが、より強くそれを自覚させる。 浅村「ハァ……俺、このままで大丈夫なんスかね……?」 年の瀬にもかかわらず、溜息を漏らす浅村。 そんな時、彼に転機が訪れた。 全くの偶然、降ってわいたように出現したそれは―― 先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。 ★一体、何が起こるんスか?→ !card=★ カードの絵柄で結果が変化します ダイヤ → 大掃除中に、家の蔵から『超浅水』って書かれた壺を見つけたっス。『ちょうせんすい』って読むんスか? ハート → 「ハーイ! ジャパニーズ・スチューデント!」 街を歩いていたら、ハゲチャビンのオッサンに出会ったっス! スペード・クラブ → 「あら? 浅村くんじゃない。浮かない顔をしてどうしたの?」 飯地監督! 飯地監督じゃないっスか! JOKER → ダイヤとハートがいっぺんに起こったっス!
[354]森崎名無しさん:2011/02/26(土) 00:19:25 ID:??? ★一体、何が起こるんスか?→ スペード6 =★
[355]森崎名無しさん:2011/02/26(土) 00:19:32 ID:??? ★一体、何が起こるんスか?→ ダイヤA =★
[356]森崎名無しさん:2011/02/26(土) 00:21:53 ID:??? ダイヤジスタェ……そんなところまでお姉さまに似なくてもよかったのに
[357]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/26(土) 00:42:10 ID:??? ★一体、何が起こるんスか?→ スペード6 =★ スペード・クラブ → 「あら? 浅村くんじゃない。浮かない顔をしてどうしたの?」 飯地監督! 飯地監督じゃないっスか! ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 浅村母「あら? お蕎麦が足りないわ。……伸治ー、ひとっ走りお買い物にいってきてー」 浅村「分かったっスー!」 そんな訳で街をさまよっていた浅村。 スーパーのレジに並ぶ時も、買い物袋を提げて歩く時も、先の憂鬱が晴れないままだ。 そこを、 やす子「なーにを景気の悪い顔をしとるかー!」 と、怒号共に飯地やす子、見参。 浅村「ぎゃー!? い、飯地監督っ!」 やす子「む。その悲鳴は何事? まるで私のことを鬼か妖怪みたいに怖がって。この若く美しい乙女に対して、失礼しちゃうわね!」 浅村「えっ? 俺? 俺が悪いんスか?」 やす子「言葉の暴力で女の子を傷つけた罪は、重いんだゾ☆」 浅村(……女の子?) 心中感じた疑問を口に出さなかった点で、浅村は懸命だったと言えよう。 だが、そのさかしさも長続きはしない。
[358]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/26(土) 00:43:25 ID:??? やす子「ま、それはおいといてさ。なーんか今にも自殺しそうな暗ーい顔してたけど、どうしたの?」 一転して、親身な優しいお姉さんめいた表情の飯地。 その顔に浅村はコロリと騙された。騙されやすいのが浅村と言う少年なのかもしれない。 浅村「聞いて下さい、監督。実は――」 そうして浅村は飯地に悩みを打ち明けた。……打ち明けてしまった。 … … … やす子「というわけで、特訓よ!」 浅村「どーいう訳っスか!?」 いつの間にかグラウンドへ連れ込まれていた浅村。抗議の声を上げて逃れようとするが、飯地はそれを聞こえないふり。 やす子「伸び悩んでるなら特訓! 特訓しても伸び悩むなら更に特訓! それでも駄目なら、また一から特訓よ!」 浅村「ああああああああ……ど、どうして俺はこんな人に悩みを打ち明けたんスか……」 数分前の自分の浅薄さを恨むも、時既に遅し。飯地は既に臨戦態勢だった。
[359]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/02/26(土) 00:44:47 ID:??? やす子「くっくっくっ……今年の一年は水守くんみたいに才能のある子はいたけど、特訓を志願する子はいなかったからねー。 大前くんみたいな子が毎年入ればいいんだけどなー」 浅村「あの人みたいな人がそうそういるんスか?」 やす子「なかなかいない。だから君をそうして上げるのよ!」 浅村「意味が分からないっス! そ、それに俺は買い物の途中で――」 やす子「問答無用! 気にするな! この世の問題の9割9分は特訓で解決するっ!」 浅村「無茶苦茶っスよーっ!!」
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