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銀河シュナイダー伝説4 〜岐路篇〜
[956]銀河シュナイダー伝説:2011/03/10(木) 22:44:23 ID:7YtpT+qM E.いつでも宇宙が見れるミニプラネタリウム 100帝国マルク シュナイダー(ふむ。) 様々なものを見定める中、シュナイダーは一つの品を見つける。 それは小さな円柱と球をくっ付け、更にその回りにリングを取り付けられたもの。球には開閉可能な 無数の穴が開けられており、そこから光を通すと小さな星々が回りを映し出すようになっていた。 シュナイダー(よし、これだな) インテリアとしての機能も考えられているのかおしゃれなつくりになっているそれをプレゼント用に 包んでもらうと、照れくさいので入り口近くに待たせていたシェリルの元へと向う。 〜〜〜
[957]銀河シュナイダー伝説:2011/03/10(木) 22:45:37 ID:7YtpT+qM シェリル「まあ、こんなによいものを!?」 それは首都星オーディンの星空だけではなく、主要な有人惑星のほとんどの星々を。さらには 宇宙船から見た主要航路上の星の動きまで正確にコピーした一品である。 シュナイダー「ああ、私はあと2年で卒業だ。願えば首都星で暮らすことも出来るだろうが、 私は私の目的のために星の海を往く事になるだろう。そうなった時…星は常に君の元にも あるのだということを忘れないでいて欲しい」 我ながら気障で陳腐だと思う。しかし、身勝手な事だが彼女に自分という存在を忘れないで 欲しいと思うのも事実。だから…という訳ではないが、そんな気持ちと共にそれを渡す。 シェリル「当たり前です。私にとってシュナイダー様は大切な人。たとえ会えなくなっても… 忘れる事なんて絶対にありません!」 シュナイダーの目を見つめながら凛とした表情で答えるシェリル・ノーム。痩せぎすだった体つきも この数ヶ月のバランスの取れた食事と運動によって女性として著しく成長しており、当然顔つきも ややキツめだった当初よりも柔らかくなっている。だからこそ、目を見つめられると僅かに狼狽して しまうのだが、つい数時間前に自分は「足長おじさん」として彼女を守ると決意したばかりである。
[958]銀河シュナイダー伝説:2011/03/10(木) 22:46:39 ID:7YtpT+qM 一時の劣情を…それを本当にそう呼んでいいのかは不明としてそれを振り払うように彼女の肩に 手を当て僅かに遠ざける。 シェリル「……シュナイダー様?」 なんとなく拒否されたような気がして狼狽するシェリルをよそに… シュナイダー「寒くなったな。もう今から戻ってもカウントダウンには間に合わないな。近くの広場 でもやっているだろうからそっちに向おうか?」 そういいながら自分の着ていたコートを夜会用の服にファーを巻いただけという薄着の彼女に被せる。 シェリル「……はい」 彼女は今はこのコートの暖かさでも十分だと自分に言い聞かせると、被せられたコートをぎゅっと抱きしめ、 薄着になった彼の首元にファーの襟巻きを巻きつける。 ふわっ… 彼女の女性としての香りが一瞬、いまだ士官候補生の立場にある青年の鼻腔をくすぐる。それは彼女の せめてもの抵抗だったと…それに気付く程には彼はまだ女性の心を知らないのだった。 〜〜〜
[959]銀河シュナイダー伝説:2011/03/10(木) 22:47:40 ID:7YtpT+qM 一般人「5.4.3.2…1………わおおおおおーーーーー!!」 近くの広場とはいえ首都星の中心街近くである。人はごった返し危うく彼女と離れ離れになりそうな 事も1度や2度ではない。それでもぎゅっと正装の端を掴まれていたためかろうじてカウントダウンの 大型モニタが見える位置で年越しを過ごす事に成功する。 シュナイダー「シェリル、新年おめでとう。そして、今年はついにデビューなんだな」 シェリル「シュナイダー様、おめでとうございます。そして、ありがとうございます」 あちらこちらで新年を祝う言葉でごった返し、耳元近い彼女の声すら拾うのに一苦労な中、 シュナイダーとシェリルはお互いに祝いの言葉を述べる。 シュナイダー「それで…聞き損っていたがデビューは何時になるんだ?」 シェリル「はい。4月の頭にスケジュールは組まれてますが…」
[960]銀河シュナイダー伝説:2011/03/10(木) 22:49:33 ID:7YtpT+qM シュナイダー(4月か…もうすぐだな…) どうしますか? A.必ず見に行くよと太鼓判を押す。 (一日サボって見に行きます。講義は−1補正で受ける事になります) B.時間が合えば見に行くと話す。(自由行動ターンと日程が合えば見に行きます。確率低) C.この日にしないか?と話す。(無理やり自由行動ターンと日時を合わせます。) D.見にいけないけど頑張ってくれと話す。 E.特に何も言わない F.その他 先にID表示で2票入ったものを選択します。
[961]森崎名無しさん:2011/03/10(木) 22:50:27 ID:AHoVR7mA A マイナス1ならいいや
[962]森崎名無しさん:2011/03/10(木) 22:51:21 ID:LczyiUtg A
[963]銀河シュナイダー伝説:2011/03/10(木) 23:24:46 ID:7YtpT+qM A.必ず見に行くよと太鼓判を押す。 シュナイダー(一日くらいならいいか) 基本的にサボりはしないシュナイダーだったが、目的があるのであれば別である。 シュナイダー「必ず見に行く。」 短いが断定系の言葉で力強く答えるシュナイダー。 シェリル「本当ですか!?」 喜び故かそれとも寒さからか、頬を染めて尋ね返す。 シュナイダー「ああ。とはいえ、初日だけだが」 シェリル「もちろんです!特等席を用意して待ってます」 今までも演芸場で歌ってはいたというものの、きちんとプロモーションを行ってイベントを起こすのは 初めてである。シュナイダー子爵家だけでなく、父の新しい家名であるシューマッハ伯爵家まで 巻き込んでのプロデュースの効果は凄まじいものであり、既に一流のプロモーターの手によって 地下で様々な工作が行われている。 当人でありながらそこまでは知らないシェリルとシュナイダーは、僅かな不安と抱えきれない希望を 胸に将来に思いを馳せるのだった。 〜〜〜
[964]銀河シュナイダー伝説:2011/03/10(木) 23:25:52 ID:7YtpT+qM シェリル「…もう帰らないと…」 片道2時間という遠距離である。シェリルは少しだけ寂しそうにそう切り出す。 シュナイダー(………) どうしますか? A.ここで別れる。 B.せめて屋敷まで送り届ける。 C.自分も屋敷に泊まる。(1月の自由行動ターン消費) D.もう少し一緒にいようと誘う。 E.その他 先にID表示で2票入ったものを選択します。
[965]森崎名無しさん:2011/03/10(木) 23:34:08 ID:AHoVR7mA B Eとかマジ惹かれるけどねw
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0ch BBS 2007-01-24