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【再び】キャプテン森崎41【世界へ……!】
[130]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/09(水) 20:37:34.32 ID:WnrjF/Ja いったんここまで。
[131]創る名無しに見る名無し:2011/03/09(水) 21:01:49.88 ID:v/k2vRmA 相容れなさを認めつつ一緒に飯食ってる姿が微笑ましくていいですね。 話題の当人が居ないからかな。 中里、南葛勢以外ともちゃんとコミュニケーションできてるんだw
[132]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/09(水) 21:41:03.34 ID:WnrjF/Ja "../test/read.cgi/morosaki/1299155886/131" >>131 この5人は支持するキャプテン候補は対立していますが、 当人同士は特に恨みはありませんからね。 中里は南葛勢よりは次藤や早田の方がなじみがあるかも。
[133]創る名無しに見る名無し:2011/03/09(水) 22:00:29.32 ID:ktQyYo3p > いくらあいつでもそこまではやらんと思うがのう え?と思ったけど小学生時代の下剤事件とかを知らなきゃそう思うのも無理はないかw
[134]創る名無しに見る名無し:2011/03/09(水) 22:47:53.54 ID:Q6nqeZte そういや、メキシコ戦に立花兄弟出すか否かで展開変わったりするのかな?
[135]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/09(水) 23:51:14.22 ID:WnrjF/Ja 石崎「あ、あのさ、翼…」 翼「…うん、何だい?」 石崎「い、いや、その…すまん、何でもない…」 翼「………」 石崎「………」 翼「有難う、石崎くん」 石崎「へっ?」 翼「俺の、友達でいてくれて」
[136]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/09(水) 23:51:39.82 ID:WnrjF/Ja 石崎「な、なーに言ってるんだよ!今更過ぎるぜ!」 翼「そう?」 石崎「おうよ!お前と一緒にやってきたサッカーの日々を悔いた事なんてあるもんか! 俺は今でもハッキリ覚えているぜ。ある日突然やってきたお前が若林の鼻っ面をへし折って、 それから日本一を目指して戦ったあの頃の全部!楽しかったんだぜ!」 翼「…そうだね。あの頃は本当に楽しかった。若林くんが急に居なくなったり 森崎が変な事をやらかしたりしていたけど、それでも楽しかった」 石崎「………今は、楽しくないのか…?」 翼「…いや、楽しいよ。ただ、楽しいだけじゃサッカーはやれないって言う事も知った」 石崎「…翼!何があったんだよお前に!ブラジルに行ってから何が!」
[137]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/09(水) 23:52:01.99 ID:WnrjF/Ja 翼「…俺はね、ずっと考えていた」 石崎「何がだよ!」 翼「何で森崎なんかが成功し、支持を集められるのか」 石崎「………」 翼「俺は日本をワールドカップで優勝させると言う夢がある。それに相応しい力を持ち、 努力も惜しんでいなかったつもりだった。だけど、何時の間にか森崎に追いつかれ、追い越されていた」 石崎「それは…でも、ブラジルでは森崎に圧勝したんだろ?」 翼「そう。俺は勝った。それで全てが解決すると思っていた。でも、実際は何も変わらなかった。 現に今全日本ユースを率いているのは森崎だ。今日チームの力をより引き出したのも森崎だった」 石崎「だって!お前はアジア予選の間いなかったんだから仕方ないだろ!」 翼「うん、アジア予選には参加しなかったね。森崎よりも早くプロ入りしていたから…と言う理由になっているけど」 石崎「けど、って何だよ。何か隠れた事情でもあったって言うのかよ」
[138]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/09(水) 23:53:55.61 ID:WnrjF/Ja 翼「ここ1年、俺がサンパウロで何て呼ばれていたか分かる?」 石崎「そりゃあ、やっぱり…即戦力のスーパールーキーだろ?」 翼「最初はね。でもじきに期待はずれの給料泥棒って呼ばれる様になったよ。パフォーマンスが落ちると共にね」 石崎「なっ!?何でそんな…!」 翼「…サッカーが楽しくなかった。サッカーが怖かった。思い通りにならないサッカーが…憎かった」 石崎「…何だよそれ。訳分かんねえよ」 翼「うん、俺も上手く言えない。ただ、多分俺は…無敵の英雄になろうとしていたんだと思う」 石崎「………」
[139]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/09(水) 23:54:12.90 ID:WnrjF/Ja 翼「俺が強くなって、俺が勝ち続けて…そうやっていけば皆が幸せになれるし、卑怯な奴は蹴散らせるし、 敵とだって分かり合える…ハッキリ言葉にして思っていた訳じゃないけど、概ねこんな感じだった」 石崎「でも、それが出来なくなっちゃったのか?」 翼「…色々と無理だって気付いたんだよ。どんなに努力しても、常勝無敗はプロサッカーでは有り得ない。 俺が倒した相手は、その敗北で多くの物を失っていくんだ。恨まれる事も珍しくない。 そして俺がチームを勝たせても、それが原因で逆にチームメイトから疎まれる事だってある」 石崎「でも、だからと言って!そんなのはお前のせいじゃないだろ!」 翼「そう、俺のせいじゃない。サッカーとはそういう物。楽しい事だけじゃない、辛くて悲しくて醜い部分もある… ただ、俺はそれに納得出来るまで、随分遠回りをしちゃったんだ。だけど…」 石崎「だけど?」 翼「だけど、森崎は俺よりずっと前から…もしかしたら最初から、それらが分かっていたんだと思う」 石崎「………」
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0ch BBS 2007-01-24