※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【再び】キャプテン森崎41【世界へ……!】
[317]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/20(日) 11:54:30.62 ID:DkVAXPMU "../test/read.cgi/morosaki/1299155886/316" >>316 いいえ、時間は経過してしまいます。 森崎が行かなかった所でもNPC同士の絡みはありますが。
[318]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/20(日) 15:30:57.86 ID:DkVAXPMU >D このままグループDで会話をする。 森崎「(まずは…)」 チラリ。 シュナイダー「フッ…」 森崎は最初は順当に自分のグループに割り当てられたテーブルに居ようと決心した。 お目当ては勿論、今回で数度目の対決となるシュナイダーを初めとするドイツユース一行である。 彼らもまた全日本ユースを意識していたのは明白で、自然と視線が合う形でお互いに近寄っていった。 森崎「久しぶりだな、シュナイダー。まさか同じ予選グループになるとは思っていなかったぜ」 シュナイダー「確率論で言えば4分の1で有り得た事だからそう奇想天外ではない筈なのだが… 何故か不思議と早い段階で会った気がしていたな。お前もそうだったのか」 森崎「ああ。ま、どんな段階でやろうとも、お互いやる事は変わらんがな」 シュナイダー「当然だ。お互いの4年間を物語る1戦にしよう」
[319]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/20(日) 15:31:14.06 ID:DkVAXPMU マーガス「会いたかったぞ、ケン・ワカシマヅ…!」 若島津「うん?…ああ、お前は西ドイツのポストプレイヤーだったか」 マーガス「名前位覚えろ!マンフレート・マーガスだ!」 若島津「覚えてもらえたければ俺に屈辱を味わわせろ。4年前のお前はカモだった事しか覚えていない」 マーガス「貴様…!そう言っていられるのも今の内だけだ!」 若島津「さて、どうかな」 中里「フランツ・シェスター…!」 シェスター「とうとう俺たちの再戦の時がやってきたな!嬉しいぞ、ニンジャよ!」 中里「…今度は、本気を出すのであろうな?」 シェスター「勿論!あの敗北を糧に修行して身に着けたゲルマン忍術、とくと味わうがいい!」 中里「ぬうっ!」
[320]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/20(日) 15:31:31.44 ID:DkVAXPMU カルツ「その機嫌が悪そうなツラからすると、まだまだ正GKは遠い様じゃのう」 若林「…お前には関係ない事だ」 カルツ「腐るなよ。これでも見直しているんぜよ?あの怠け者が良くこれ程己を鍛えなおせたモンだと」 若林「そんな褒め方をされて、俺が喜ぶと思っているのか?」 カルツ「いいや、だからこそさ。お前さんは不機嫌な程より一層努力が期待出来るからな」 若林「付き合いきれん…」 ポブルセン「ギリギリギリ………」 翼「(無視無視)」 ミューラー「……………」 日向「ケッ」 メッツァ「あーやだやだ。どこもかしこも火花ばっかり散らしちゃって」 松山「そう思うんなら止めに行けよ…」
[321]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/20(日) 15:31:54.32 ID:DkVAXPMU 彼らの再会はその大半があまり友好的な物ではなかったが、それでも一定の節度は保った前哨戦となっていた。 それが純粋な闘志からかもしくは復讐心からかは別として、両チームとも間近に迫った対戦を心待ちにしていたのだ。 だがそんな光景を快く思わない者達もいた。 エスパダス「ハッ!4年前の大会の優勝チームと準優勝チームがよろしくやってるぜ。おめでてーな」 森崎「あん?」 シュナイダー「ん?」 パーマ気味の黒髪をリーゼントにした、どちらかと言えば小柄な男。リカルド・エスパダス率いるメキシコユースの面々である。 彼の後ろにはアステカ5戦士の異名で知られるチームメイト達がニヤニヤと嘲り笑いを浮かべており、 更にその後ろではオレンジ色の長髪が目につく白人の青年、エスパーニャが頭痛をこらえる様に額を抑えていた。 エスパダス「全く金持ちの国の連中は傲慢でいけねえ。自分たちは予選突破は確定だと思い込み、 どっちが1位になるか爽やかにライバル談義ってか?流石先進国の人間は違うぜ! 特に日本、てめえらはドイツと違って優勝候補でもない癖にすげえデカい態度だな、ああ?」
[322]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/20(日) 15:32:07.10 ID:DkVAXPMU 森崎「(はあ?いきなりなんだコイツは)」 シュナイダー「(随分と無粋なチンピラだ)」 いきなり割って入られた森崎とシュナイダーが目を丸くする中、エスパダスは 手に持っていたバッグから使い古されて空気が抜けたボールを取り出し、それに唾を吐きかけた。 エスパダス「流石俺たちの一番憎き敵、日本だ」 ペッ! アルベス「流石俺たちの一番嫌いな男、ユーゾー・モリサキだ」 ペッ! ロペス「サッカー協会から金出してもらってブラジルに留学したそうだぜ」 ペッ! サラゴサ「いいよなあ、プロリーグも無い癖に金が余っている国は」 ペッ! ガルシア「俺たちは地元のクラブに通う金だって自力で稼いだってのによ」
[323]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/20(日) 15:32:33.18 ID:DkVAXPMU エスパダス「そしてケガをしてプロデビューがフイになりそうになったら、クラブに治療費を 出してもらったんだとよ!フザけんな、サッカー以外の方法でも裕福に暮らせるくせによ! 俺たちが今日を生き抜く1ペソにも苦労したのに、わざわざボール遊びなんかで金を稼ごうとしやがって!」 スッ… グシャッ! 森崎「…はあ?」 そのままエスパダスはチームメイト達の唾がたまったボールを森崎の目の前の地面で踏み潰して見せた。 意味不明の行動に誰もが呆気に取られる中、エスパダスは実に清々した表情で再び口を開く。 エスパダス「このボールはてめえの国の金持ちが俺たちに恵んでいった物だ! 盗んででさえ用具が手に入らなかった俺たちに、新品同様だったボールを使い古しだと言って 恵んでいったんだ!ご丁寧に”貧しさに負けずに頑張って下さい”とほざきながらな! そして俺たちはてめえらの望み通り貧しさに、そしててめえらに負けない為にここに来たんだ!分かったか!」
[324]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/20(日) 15:32:45.17 ID:DkVAXPMU 森崎「……………」 A 「要は恩を仇で返したいって事か。クズ、いや、クズ以下だな」蔑みの視線で見下す。 B 「それで?俺がお前の逆恨みにつきあう必要が何処にある?」白けた視線を返す。 C 「そいつは済まなかったな。だが、試合に負けてやる訳にはいかんぞ」穏便に済ませる。 D 「あ〜…すまん。君、誰だっけ?エクアドルの選手?」徹底的におちょくる。 E 「日向〜、こういう奴はどうしたらいいと思う?」ニヤニヤしている日向に話を振る。 F 「おいシュナイダー、こいつをどう思う?」呆れ顔になっているシュナイダーに話を振る。 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1299481162/l50にて ☆2011/3/20 17:00:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[325]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/21(月) 01:00:23.35 ID:+RB3Bm+f >E 「日向〜、こういう奴はどうしたらいいと思う?」ニヤニヤしている日向に話を振る。 森崎は実に楽しそうに日向に振り返った。こういう時、 かなり似通った思考の持ち主である二人は同じ様な悪知恵を働かせてしまうのである。 日向「そうだな。ちょうどそこにおあつらえ向きの泥があるから…」 ピラッ… 森崎「(おお〜、流石日向。成金そのものだぜ!)」 三杉「(悪趣味な…)」 なんと日向はサイフから100ドル札を取り出し、それを足元の泥に向かって落とした。 だがエスパダスの反応はそんな彼の悪意を遥かに超えていた。 日向「ほ〜れ、拾ってみせ…」
[326]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/21(月) 01:00:57.60 ID:+RB3Bm+f シュパッ! ゴソゴソ。 エスパダス「ハッ!流石はぶくぶく太った金持ちの国!やる事が下品だぜ!」 日向「……………」 なんとエスパダスは素晴らしく俊敏な反応で泥に落ちる寸前で100ドル札をつかみとり、 そのまま早業と言って良い程鮮やかな動きで内ポケットにしまったのである。 ピラッ。 ヒラヒラヒラ… ポトン。 エスパダス「ケチッて1ドル札にしてんじゃねーよ!俺の動体視力舐めんな!」 更に日向がもう一枚、今度は1ドル札を落としたらそれには手を出さず逆に文句をつける体たらくである。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24