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【再び】キャプテン森崎41【世界へ……!】
[350]創る名無しに見る名無し:2011/03/25(金) 07:41:05.64 ID:lHpZc6JF あ、フィールドを逆走して障害になってない相手を撥ねとばしても反則もらわなかった屈指の異次元アホチームのオランダだ この憎まれ役(笑)も再登場の季節か 今度はどんな笑えるプレイを披露してくれるんだろう
[351]創る名無しに見る名無し:2011/03/25(金) 08:27:15.72 ID:bwgVngB8 ヒールとしては最高の褒め言葉だなw
[352]創る名無しに見る名無し:2011/03/25(金) 09:56:31.42 ID:4LXmG1Om ヒールとヒール(笑)では全く意味合いが異なるけど まあ、それにしても2さんだって完璧超人じゃないんだからそろそろ忘れてやれよって思う
[353]創る名無しに見る名無し:2011/03/25(金) 13:01:43.11 ID:RT/KBoZ7 いや、ヒール(笑)ってコメント自体オランダに対する反感の現れだから悪役冥利に尽きるんじゃないかなと。 本当に悪役として失敗してるならそういうレスもされないと思うw あくまでオランダが嫌いじゃない読者の意見だけど。
[354]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/25(金) 15:41:06.01 ID:o4ADoKT2 >D 「お〜いミハエル〜、どうやらこいつはお前と同好の志らしいぞ〜」クライフォートを指差す。 ピコーン! その時森崎の頭上に電球が浮かんだ。素早くミハエルの姿を探すと、 おあつらえ向きに彼はちょうど森崎がいる方向、しかもクライフォートの正反対側にいた。 つまり、クライフォートと視線が絡み合う状態にあったのだ。 森崎「お〜いミハエル〜、どうやらこいつはお前と同好の志らしいぞ〜」 クライフォート「!?」 ミハエル「何ですかモリサルくん、一体…ワオゥ!!」 どうやらクライフォートはミハエルの眼鏡に適った様で、あのクネクネした 独特の気持ち悪い移動方法でクライフォートに詰め寄った。それもほぼ一瞬で。 ミハエル「オ〜ウ、これは凄い…気高く傲慢な顔立ち!」 クライフォート「…失せろ」
[355]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/25(金) 15:41:16.50 ID:o4ADoKT2 ミハエル「そしてこの野心溢れる豪胆な態度!良いですね、貴方は9点です!」 クライフォート「失せろ」 ミハエル「ノーノー、そんなに邪険にしないで下さい。性別と言う枠に囚われてはいけまセーン!」 クライフォート「失せろ!」 たちまちミハエルの強引すぎる求愛が始まり、それをクライフォートはただ一言だけで拒絶しようとする。 この珍妙な我慢大会を目の当たりにした松山は怒りが霧散してしまった。 松山「(あ〜あ、森崎も酷い事を…あれ、そういえばミハエルに言い寄られている筈の三杉は…あんな所に!?)」 ロブソン「お、おい、お前何やってるんだ?」 三杉「すまない、非礼は詫びる。今は何も聞かずに遮蔽役を務めてくれ」 更に三杉は物凄い早業で遠く離れた場所に移動していた。 それも体の大きい選手を利用してミハエルの視界から消えると言う念の入り様で。 完全に気勢を挫かれた松山は恨みがましい視線を向けながら森崎に歩み寄った。
[356]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/25(金) 15:41:27.45 ID:o4ADoKT2 松山「森崎…人が真面目にやってる所にイタズラするなよ…」 森崎「良いじゃねえか、お前こそ対戦するかどうかも分からないチーム相手にムキになるなっての」 翼「森崎の奇行はともかく、本当に程々にしておいた方がいいよ松山くん。大会は長いんだ」 松山「まあ、正論だな…(けど、俺はどうしたってあいつらを認める気にはなれないぞ…)」 ネイ「ホッ。ようやくあの気持ち悪い視線から解放された…」 ディウセウ「もう一人変な奴が残ってっけどな!」 肖「ハァア、ハァア…」 ザガロ「てめえ、いい加減にしやがれ!蒲焼をぶち込んでフォアグラにしてやろうか!?」
[357]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/25(金) 15:42:38.03 ID:o4ADoKT2 いったんここまで。
[358]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/26(土) 17:22:13.86 ID:ozhumhXC 一方その頃グループBのテーブルでは、これまた穏やかならざる出会いが発生していた。 渦中の最中にいるのは勿論、4年前イタリアに大敗を味わわせたアルゼンチンのファン・ディアスである。 ディアス「よう。またお前らと同じグループになるとはな」 ヘルナンデス「ああ、久しぶりだ…だが、今度は結果は逆になるぞ」 ディアス「お約束なセリフお疲れさん。だけど、本当に出来るかな〜?」 ジェンティーレ「出来る出来ないじゃない、既に決まっている未来だ。今度は俺がいるからな!」 ディアス「ん、お前は…ジェンティーレ、だっけ。ユベントスの」 ジェンティーレ「流石はかの有名な天才様だぜ。事前の予習も欠かさないんだな」 ディアス「まーな。評判の良いDFやGKは良い踏み台になるからな!」
[359]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/26(土) 17:22:26.80 ID:ozhumhXC ヘルナンデス「踏み台、か。身も蓋も無い表現だな」 ディアス「俺は奇麗事は嫌いなんでな。勝てば官軍、負ければ賊軍。それがサッカーの世界だ。 それを弁えた上での友情やライバル関係なら歓迎するけど、そうでない奴は相手にしないんだよ」 ジェンティーレ「その言葉、お前も踏み台にされ返される覚悟があっての物だろうな?」 ディアス「そりゃあな。俺はアルゼンチンの英雄だ。英雄ってのは百の味方が出来る度に 千の敵を作っちまうモンだよ。俺に栄光を奪われた奴も俺のせいで没落した奴も 数え切れない程いる。恨みで首を狙われる事なんか日常茶飯事だぜ」 ヘルナンデス「…良い志だ。それでこそリベンジのし甲斐がある」 ジェンティーレ「今の内に精々ご立派なセリフを思う存分言っておけ。 俺たちにボロ負けした後に同じ事が言えるかどうか確かめてやる!」 ディアス「良いね良いね〜。やっぱり国際規模の大会ってのはこう、敵意に満ち溢れてなくっちゃな!」 堅い表情で挨拶するヘルナンデスと敵意を隠そうとしないジェンティーレに睨まれても ディアスは彼らしい飄々とした傲慢な態度を崩そうとしなかった。 それでも前者の二人も構わずに闘志をぶつけ続けた辺り、精神的な前哨戦は互角だったと言えるだろう。
[360]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/26(土) 17:22:39.66 ID:ozhumhXC ストラット「(あれがディアスか…噂以上にスケールの大きさを感じさせる振る舞いだ。 ヘルナンデスとジェンティーレなら大丈夫だと思うが、少し入れ込みすぎかも知れないな…)」 ヘルナンデスとジェンティーレに限らず、イタリアユースのほぼ全員はディアスを中心とした アルゼンチンユースの面々と言葉や視線で鍔迫り合いを行っていた。 そんな中ストラットだけはその活動に加わらず、バツが悪そうに遠巻きに眺めるだけだった。 最早チームメイトの許しは得たとは言え、イタリアJrユースをメチャクチャにしてしまった 張本人である彼はアルゼンチンに敵意をぶつける気になれなかったのだ。 ストラット「あれ?アルシオン、そんな所で何やっているんだ?」 そしてもう一人、イタリアユースの選手でありながら全くアルゼンチンと接触しようとしない男がいた。 Jrユース大会後にイタリア国籍を得、イタリア人となったアルシオンは リベンジに燃えるチームメイト達の闘志など何処吹く風でワインを啜りながら何か紙を見ていた。 アルシオン「これは参加チーム一覧とトーナメント表だ。どのグループからどのチームが勝ちあがりそうか、 その結果決勝トーナメントがどの様な展開になりそうか、思いを馳せていた」 ストラット「えっ、もうそんな事を考えていたのか?まだ大会は始まってもいないんだぞ?」 アルシオン「油断に見えるか?計画的な考察のつもりだったんだがな」 ストラット「お前の場合は油断じゃないだろうが…まずはグループリーグに集中しないのか? 勿論俺だって1位突破するつもりだが、その為にはきちんと1戦ずつ勝たないといけない。 ガーナとイングランドはどうとでもなるとして、アルゼンチンは一筋縄ではいかない相手だぞ」
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0ch BBS 2007-01-24