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【再び】キャプテン森崎41【世界へ……!】
[646]創る名無しに見る名無し:2011/05/06(金) 17:09:38.01 ID:/T5By+7D 打てるよ
[647]創る名無しに見る名無し:2011/05/06(金) 18:28:12.06 ID:p168OSCN ディアスは確実に撃ってくるな…!
[648]創る名無しに見る名無し:2011/05/06(金) 18:45:33.72 ID:Zbu/me8u ありがとう やっぱりディアスって天才なんだな
[649]2 ◆vD5srW.8hU :2011/05/06(金) 20:51:35.03 ID:M8hFV2D7 〜大会3日目〜 大会3日目のカードは以下の通りだった。 グループAで中国対オランダ。 グループBでガーナ対アルゼンチン。 両方とも後者が大勝を収めるだろうと見られていたこれらのカードはほぼ事前の予測通りになった。 ドドドドドドッ! パンッ!バシイッ!バコーン! 中国メンバー「わわっ!」「ボ、ボールはどこだ!?」「戻れ、とにかく戻れ!」 オランダメンバー「そらそら、行くぜっ!」「もっとスピードを上げろ!」 呉「(な、なんて事だ!覚悟していた以上に組織力がケタ違いだ…!)」 クライフォート「(こいつは全く問題ない。問題は…)」 オランダユースを前にした中国ユースはほとんどボールに触れられないと言う屈辱を味わった。 基本的な技術の差に加え、チームとしての運動量と連携で完全に負けていたのだ。
[650]2 ◆vD5srW.8hU :2011/05/06(金) 20:53:48.91 ID:M8hFV2D7 この状況で中国は良く持ちこたえた。 レンセンブリンク「(ここを突破すればGKと一対一に…)」 肖「おおりゃっ!」 ズザザッ! バシイッ! レンセンブリンク「!?」 カイザー「もらったーっ!」 バシュウウウウウウウウウッ!! 陸「やらせないアル!」 バッコォオオオオオオオオオオオオオン! カイザー「なにィ!?」
[651]2 ◆vD5srW.8hU :2011/05/06(金) 20:54:09.78 ID:M8hFV2D7 肖と陸を中心とした守りには流石のオランダと言えども楽に崩せる物ではなかった。 ボール奪取力が高く、反動蹴速迅砲と言う規格外の大技を使いこなす肖と 奇抜にも程があるが有効性は高い雷斬脚を連発する陸によって オランダの攻撃は何度も文字通り跳ね返された。 シュンッ! 肖「うおっ!?」 イスラス「遅い遅いぞお前は俺より遅い!」 陸「肖のアホーッ!アイヤー!」 ビュビュンッ! イスラス「お前は近づかれた途端にただの木偶の坊か興ざめだ!」 バスッ! ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!
[652]2 ◆vD5srW.8hU :2011/05/06(金) 20:54:23.05 ID:M8hFV2D7 それでも限界はあり、スキをついたイスラスの高速突破によってやがてオランダの先制点が生まれる。 だが中国もそれだけでは諦めなかった。 王「…今だ!走れーっ!」 バッコォオオン! オランダメンバー「なにィ、こんな時に!?」「オフサイドは…無いぞ!」 李邦内「チャンスだ!行くぞ邦坤!」 李邦坤「よし邦内!」 バッ! ガィイイイイイイン! バッシュゥウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!! ドールマン「こ、こんな物…こんな…なにィ!?」 バスウッ! ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! 一か八かのアーリークロスが運良く成功し、昇竜脚で前半終了間際に同点に追いつけたのだ。
[653]2 ◆vD5srW.8hU :2011/05/06(金) 20:55:04.86 ID:M8hFV2D7 だが中国の健闘もそこまでだった。 ハーフタイムのオランダベンチはまるで動揺していなかった。 クラマー「最後の失点は失態だったな」 ドールマン「は、はい…」 ディック「申し訳ありません」 リブタ「不必要な失点でした…」 クラマー「だが気にするな。既に我々の作戦は成功している」 クライフォート「ええ。中国の命運はもう尽きましたね」 彼らには試合前から確固たる狙いがあり、その狙いは既に達成されていたのだ。 後半開始間も無くそれは明らかになった。 肖「くっ…!」 カイザー「どうした!動きが遅くなったなァ!」 ポーン!
[654]2 ◆vD5srW.8hU :2011/05/06(金) 20:55:23.69 ID:M8hFV2D7 レンセンブリンク「もらった」 バッ! バシュゥウウウウウウウウウウウウウウウッ!! 陸「うわー!」 バスッ! ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ! 呉「(なんて事だ…!肖と陸がもう限界に!)」 クライフォート「少数の主力に頼るチームなど脆い物だ」 オランダは中国の守りが肖と陸に依存している事を利用し、ある程度防がれる事を前提で 前半の内からガンガン攻めていた。それにはカウンターのリスクも存在したし、事実前半終了間際に それを突かれて失点したが、彼らの作戦通り肖と陸が消耗した後の中国は成す術が無くなった。 最終的にはクリスマンがクライフォートのアシストでゴールし、3−1でオランダが順当な勝利を収めた。 これをオランダの横綱相撲と見るか、それとも中国の予想外の粘りと見るかは意見が分かれる所だろう。
[655]2 ◆vD5srW.8hU :2011/05/06(金) 20:55:45.04 ID:M8hFV2D7 いったんここまで。
[656]2 ◆vD5srW.8hU :2011/05/07(土) 00:31:57.72 ID:dtX3r6+I そしてもうひとつの試合、ガーナ対アルゼンチンは一方的なアルゼンチンペースに終始した。 バババッ! ディアス「そらそら!何人がかりで来ても良いぜっ!」 ガーナメンバー「な、何だよこいつは…!」「何をしても止められないのか!?」 天才ファン・ディアスのワンマンショー。この試合はそのフレーズ一つで要約出来た。 無論パスカルやバビントンも要所要所で活躍し、サトルステギも2ゴールを奪っていたが やはりMFながら4ゴールと言う大暴れ振りを見せたディアスが主役なのは間違いなかった。 ディアス「言ったろ!俺が天才ファン・ディアスだってな!」 サトルステギ「ぐぬぬ…やるな、我がライバルめ!」 最終結果は6−1と言うアルゼンチンの圧勝。そんな彼らの勇姿を目を皿にして見つめる者達がいた。 ヘルナンデス「(やるな、アルゼンチン。だが今度は昔の様にはいかない)」 ジェンティーレ「(奴の動きを目に焼き付けるんだ!その全てを封殺する為に!)」 4年前の雪辱を狙うイタリアユースの選手たちは既にアルゼンチン攻略に余念が無かった。 グループBの覇権争いを決定する彼らの激突はまだ先の事である。
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0ch BBS 2007-01-24