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【ゆかりん】キャプテン松山26【参戦か】
[40]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/03/05(土) 23:26:38 ID:??? そして狐は途方にくれる → スペード9 ハート・スペード・クラブ6以上→ 藍「悪い夢を見てたようだ……燈に赤出汁の味噌汁を作ってやらんと」 「後をよろしく」とだけ残して、向こう側へ旅立った主人の消えた空間を、藍はしばらく眺めていた。 だが再開のホイッスルで、現実に引き戻されると……諦観がありありと見える吐息をついて、立ち上がった。 藍「(止めて聞く方でもないし……まさか少女の御姿を取ったから精神まで合わせて退行したわけでもあるまい。 きっと深い考えがあるのだうんそうだそうに違いない。 後を託されたが……運動して戻られるんだから、夕飯に力を入れておけと、そういう事なのだろうな)」 ここに彼女の主人がいない以上、留まる理由もなく。 紫自ら参戦するとなれば、大会での対戦に備えた研究の為にでも、八雲藍が観戦する必然性は薄くなる。 藍「それでは一足先に戻らせて頂くとしよう。どれ」 地底から遠く離れた地点にいる橙とのラインを基にして、藍は擬似的なスキマを開いて帰ろうとし……ふいに。 選手達が目まぐるしく動くピッチに、その中で盛んに指示を飛ばす少年に、黄色の瞳を向けた。 藍「よくよく女の気まぐれや行動に振り回される星に生まれついているな……強く生きるんだぞ」 前半を終えて控え室へ戻った少年を、待ち襲ってくるサプライズを果たしてどう処理するのか……と。 どこであっても、身辺に苦労と騒動の絶えない松山光に励ましの言葉を送って、藍は地底スタジアムから去った。
[41]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/03/05(土) 23:28:25 ID:??? さとり「……」 お空「さとり様、つ、次っ！ ……今度こそは絶対通さないから！」 しかしさとりは、口を開きかけながら黙り込む。 自分がいる限りさとりもゴールも守ってみせる、そう豪語したお空をガチガチに守りを固めながら…… ほぼたった一人での単独突破で一点をもぎ取られた事実は、地霊殿のムードを暗くしていた。 皆の心が読み取れる覚妖怪として、地霊殿キャプテンとして、何か話そうにも、さとりにもショックがでかすぎた。 さとり「(正直、困りましたね……。いえ松山さんと巫女に注意するあまり天狗を侮っていたツケですね。 疲れも見えない以上、あのドリブルの衰えは期待できず、警戒を怠るわけにはいかない。 でも他を手薄にして囲んだところで、たった今良い様にされたのに止められる……？ ああ、リードされた状況下で、守備策ばかり考えていても……)」 前半はまだ15分を残してはいるが、勇儀がシュートできるチャンスをそうそう与えてくれると思えず。 まして萃香は、時間が経過する毎に調子を上げてくるGKだ。1点差でも、攻守で完全に差をつけられた結果と言えた 膝についた芝をはらいながら立ち上がったさとりは、ちょうどギードと視線が合った。
[42]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/03/05(土) 23:29:45 ID:??? ギード「さとり様。 ここに至っては尚早と言わず、切り札を使っていくべきではないかの」 さとり「…………そう、ですね」 判断は難しかったが、天狗を抑えて、相手の攻撃を半減させなければジワジワやられると、さとりも結論を出す。 少し吟味するように時間が経過させると、さとりはコクンと頷き、地霊殿の主として動き出した。 さとり「お空、ちょっとこっちいらっしゃい」 お空「……うにゅ？」 さとりが招いた切り札とはすなわち、核融合の力を身に宿した霊烏路空。 無限に近いパワーをフルに発揮し推進力に使えば、射命丸のスピードにも肉薄できるか、上回るだろう。 もっとも、核融合エネルギーをフル出力すればする程、お空がコントロールするのは難しくなるのだが。 さとり「(さてどの程度使わせるべきかしら……PA内で接触プレーをされては元も子もありませんしね……)」
[43]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/03/05(土) 23:32:29 ID:??? 先着で さとり「フルパワーよお空！」 → !card と！とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。 ダイヤ・ハート→ さとり「6つに分けたうさぎりんごの2個ぶん位に頑張ってね」お空「は〜い！」 スペード→ さとり「いつものおやつの半分ぐらい」お空「うんわかったさとり様！」 クラブ→サドり「全力全壊でいって！ あの天狗をどかんと吹っ飛ばすのよ…ｳﾌﾌ」お空「うおおおおおおおっし！！」 JOKER→ さとり「お空の心が、一点の曇りもなく……明鏡止水！？」
[44]森崎名無しさん：2011/03/05(土) 23:32:53 ID:??? さとり「フルパワーよお空！」 → スペード5
[45]森崎名無しさん：2011/03/05(土) 23:33:02 ID:??? さとり「フルパワーよお空！」 → スペードK
[46]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/03/05(土) 23:52:57 ID:??? さとり「フルパワーよお空！」 → スペード5 スペード→ さとり「いつものおやつの半分ぐらい」お空「うんわかったさとり様！」 さとりからの指示は明快で、お空が通常にプレーするのとは別に抱えている余剰エネルギーを使ってほしいとの事。 勿論、お空に異論はなく、むしろその命令を待ってたかのように枷を引きちぎるように咆哮する。 お空「封印がとけられた！ う、ぐ、あああああああーーーーー！！！」 ゴウ！ と、お空の体全体が放熱をはじめ、踏みしめる芝がジュウと焦げ臭い匂いを放つ。 しばらくして収まると、立っていたお空はそれまで以上に密度の高いエネルギーの塊と化していた。 さとり「(これでいいわね。今のお空をぶつければ、天狗の足も必ず鈍るでしょう。 ……我慢していれば、勇儀さんのシュートチャンスだって必ず来る。作れる。対等にもっていける筈です。 残る懸念材料は……松山さんのチームに、天狗以上に脅威となる隠し戦力が残されてるか、ですが……)」 さとりは、ない、と判断をする。 松山達の練習の成果は、勿論さとりに伝わっている。 目覚しい成果は、DFの一人が黄金のボールで実力を伸ばした位だとも。 さとり「(準備期間が短いのが幸いしました。幾つかのピースが上手くはまって強い手札が完成するだとか。 苦しい試合に突然強力な助っ人が助けてくれるとか……そんな奇跡は起こらないから奇跡なんです)」 松山「……何か良心が疼くぞ？ 変だな……っとそろそろ試合再開か！ 一点リードしたところで油断するな！ まだ一点だ！ きっちり守って反撃して差を広げるぞ！」 そして再開の笛が鳴り、地霊殿からの攻撃でボールはまず？？？がしっかりとキープする。
[47]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/03/05(土) 23:54:10 ID:??? 先着で ？？？の判断 → !card と！とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。 ダイヤ・ハート→ 成功率の高いヒーバードの右サイドアタック！ スペード→ 意表をついて？？？が右サイドに流れてワンツー！ クラブ→ 油断を誘うために左サイドに！ お燐「とうとうクラブにー！」 JOKER→ ？？？の周りに異様な雷気が集まり……？
[48]森崎名無しさん：2011/03/05(土) 23:55:12 ID:??? ？？？の判断 → ダイヤ2
[49]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/03/06(日) 00:06:48 ID:??? ？？？の判断 → ダイヤ2 ダイヤ・ハート→ 成功率の高いヒーバードの右サイドアタック！ ？？？は迷わず、信頼を寄せつつあるヒーバードにボールを託した。 相変わらずのテンションボイスで、ヒーバードがドリブルを開始。 その際、天然で羽目玉を挑発しまくっていたが、そろそろフィールドの誰もが耐性ができつつあった。 ヒーバード「ﾆｬﾝｼﾞｬｺﾘｬｱｱｱｱ!!!? ｺﾉﾛｰﾃﾝｼｮﾝｵﾚｼｬﾏﾀｴﾗﾚﾆｬｲ!ｼﾝｼﾞﾗﾚﾅｰｲ!!!」 羽目玉「グリリュ〜……(こんなひくいどりが名無しの出世頭だとは……)」 選手１「と、とにかく前半と同じ形できてくれるなら……！」
[50]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2011/03/06(日) 00:09:53 ID:??? 先着2名様で ヒーバード→ !card +【ﾄﾞﾘﾌﾞﾙ】 54 +（!dice + !dice）= ヒーバードのスピード→ !num 羽目玉→ !card 【タックル】 47 +（!dice + !dice）= ＭＡＸ【攻撃側】−ＭＡＸ【守備側】 ≧２→ やはり右サイドはヒーバードが突破する！ ＝１、０、−１→ボールはこぼれ球に。左から順に （松山とこいしがせりあいに）（ブレインウォッシュフェアリーがフォロー。しかし？）（選手１がフォロー） ≦−２→ 羽目玉が止めたァ！！？ ＊ヒーバードのマークがクラブ以外の場合、【ローズダンサー】が発動し補正+3されます。 ＊ヒーバードのスピードが9で、判定なしで勇儀にセンタリングを出します 補足・補正については>>25を参照してください。 今日はここまで。 お疲れ様でした。 ？？？「(そろそろ名前がほしいな……ライトニングタイガーとかどうだろう？)」
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0ch BBS 2007-01-24