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【ボクは】キャプテン平凡【翼太郎】
[10]森崎名無しさん:2011/03/08(火) 19:12:41 ID:??? 正真正銘のクズヤローですね、わかります
[11]森崎名無しさん:2011/03/08(火) 19:23:06 ID:??? 駄目な意味で期待してた
[12]森崎名無しさん:2011/03/08(火) 20:06:35 ID:??? スレ立ったばかりなのにキャラが完成されているとは…
[13]森崎名無しさん:2011/03/08(火) 20:27:15 ID:??? ダメだコイツ…… ディケイドばりに説教しないと……
[14]森崎名無しさん:2011/03/08(火) 20:45:49 ID:??? 一応突っ込むと「ハートorハート」になってます
[15]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/08(火) 22:09:53 ID:??? OH……翼と共にヤッちまいました。 正確には「ハートorスペードです。
[16]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/08(火) 22:11:04 ID:??? >★翼の決断 クラブJ→何とか凡太君だけで点を取れないかな……ドリブルで抜くとか。 翼「何とか凡太君だけで点を取れないかな……ドリブルで抜くとか」 しかし、集まる皆の期待に動揺したのか、翼はあらぬ事を口走る。 南葛MF1「なっ……!?」 アキ「タロちゃん……!」 石崎「翼ァ!!てめえ本気でそんなこと言ってやがるのか!?」 余りにも弱気な言葉に激昂した石崎は、翼の襟首を掴みそのまま力任せに持ち上げる。 南葛CB左「ま、待て石崎!」 南葛SB右「仲間割れなんかしてる場合じゃないだろ!」 監督「そうだお前ら、今は仲間割れなどしてる場合じゃないだろ」 慌てて石崎と翼の間に割ってはいる監督と南葛イレブンの面々。 石崎「くそっ……!」 その仲裁に、忌々しそうに吐き捨て、翼を放り出す石崎。 監督「さて……」 その様子を見て、監督は改めて翼の方を向き直り、穏やかに訊ねる。 監督「太郎……今のは、冗談としてもは面白くなかったな」 翼「監督……」 監督「わしはお前に「若林に勝て!」……とはもうい言わん。だが一度でもキャプテンマークを付け た者が、試合の為に全力を尽くさないと言うのは認められん」 翼「監督、僕は……」 監督「……後はお前が考えることだ。だが、時間はそう多くない。残り延長前後半合わせて20分。 それまでに答えを出せ……」 監督はそこまで言ってから、目を瞑り、大きく息を呑み、そして目を開き、翼を鋭く睨み付けた。 監督「いや……わしは監督としてチームを勝たせねばならん、少しでも怠慢なプレーが見えたら、その時点で すぐにでもお前を外す」 翼「……」 翼は何も答えることが出来ない。 監督「…………」 監督はその様子を見つめ、やがて翼に背を向けた。
[17]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/08(火) 22:12:25 ID:??? そして、一連のやりとりを黙った見ていた凡太が口を開く。 凡太「翼君……ハーフタイムでも言った様に、僕はもう君に掛ける言葉を知らない」 翼「凡太君……」 凡太「だけど……今はただ純粋に不思議だ。君は何の為にサッカーをして居るんだ? 何の為に、泥 まみれになりながら戦い続けるんだ?」 翼「…………」 凡太「若林源三、彼はきっと疑いもしないはずだ、何の為に戦うのかを」 翼「源三……」 凡太「僕はその答えを聞きに行く……フィールドに」 それだけ言うと凡太もまた翼から目をそらし、荒い息を整える為、静かに目を瞑る。 翼「何の為に僕はサッカーを……何の為に源三と……」 凡太残りガッツ:110→310
[18]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/08(火) 22:14:23 ID:??? 〜修哲ベンチ〜 一方修哲ベンチでは……。 修哲CB前「いやぁ、凄かったですねキャプテン!あのシュートを止めるなんて!」 修哲CB奥「全くだ。俺なんか為す術もなく吹っ飛ばされたのに」 修哲DMF「おお、そうだった!大丈夫かCB奥!」 修哲CB奥「ああ、無茶苦茶痛かったけど、怪我はない」 修哲MF1「しかし人間一人吹っ飛ばすシュートを腕だけで止めちまうんだから、キャプテンはやっ ぱりすげぇなぁ!」 修哲SB左「ほんとだよ、正にSGGKだ!」 まだ同点とは言え、凡太の驚異的なシュートを止めたことで修哲イレブンはまるでもう勝ったかのよ うに浮かれている。 しかし、この男だけはその騒ぎに乗らない。 若林「騒ぐなお前ら……まだ勝ったわけじゃねぇ」 静かに、しかしはっきりと響く低い声で若林はイレブンを引き締める。 修哲CB前「あ……すいませんキャプテン。つい浮かれちゃって……」 キスーギ「そうだよ、お前ら浮かれすぎ!まだ俺が点取ってねーじゃん!」 修哲FW右「ていうか、お前がその前にゴール決めときゃ……」 キスーギ「そ、そのことはもういいだろ!」
[19]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/08(火) 22:15:23 ID:??? 若林「俺は甘かった……」 まだはしゃぐイレブンを無視し、若林が呟く。 若林「俺にはまだ油断があったのかもしれん……自分は日本一のキーパーだ、俺から点を取れる奴な んか一人もいない、そんな奢りが……凡太に易々とシュートを打たせてしまった」 修哲CB奥「キャプテン……?」 若林「それにもしかしたら、まだアキちゃんのことが心のどこかに残っていたのかもな……この試合 に勝ったら振り向いてくれる、この試合に勝ったら翼でなく俺を……そんな甘い夢を……ふっ、馬鹿な 男だ」 修哲MF左「そ、それは仕方ないですよ。俺らみんな「彼女居ない歴=年齢」ですし……」 若林「だがっ……」 つまらんつっこみを入れた修哲MF左を無視し、若林は続ける。 若林「俺は、全国優勝のプライドも捨てる、甘い未来も捨てる。お前達……」 そこで初めて若林はイレブンの顔を見渡し、一人一人をしっかりと見据える。 若林「この試合に勝てば全国大会だ……だが、俺は明日の勝利はいらねぇ。 この試合に全身全霊を注ぎ込む……付き合ってくれるか?」 そして若林は深々と修哲イレブンに頭を下げる。 修哲MF右「キャ、キャプテン……」 修哲SB右「そこまでこの試合に……」 一度も人に頭を下げたことのない若林が、たった一試合の勝利の為に修哲イレブンに頭を下げる。 その意味の重さ。長年共に戦い続けた修哲イレブンの心に、若林の決意は鋭く突き立った。 修哲CB前「か、勝ちましょうキャプテン!この試合、何としても!」 修哲MF1「水くせえぞ若林!俺達は長年のチームメイトじゃないか。生きるも死ぬも一緒だぜ!」 修哲CB奥「今まで俺達がお前に頼ってきたんだ。この試合、幾らでも俺達を頼ってくれ」 修哲SB左「そうさ!今度は俺達がキャプテンを助けるんだ」 修哲FW右「ああ!」 口々に賛同の声を上げる修哲イレブン。 若林「すまんみんな……頼む」 若林の元一丸となった修哲イレブン。南葛との最後の決戦、20分間の死闘が始まる。 キスーギ「まあ俺は関係ないけどね、自分が目立てば」
[20]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/08(火) 22:16:32 ID:JMp9Gkd+ 休憩を終え、両軍がピッチにぞろぞろと戻る。どの選手の顔にも色濃い疲労が浮かび、ユニフォーム は泥だらけである。そんな選手達を更にむち打つように、雨はまた強さを増した。 凡太(雨か……涙雨になるか、それとも歓喜の雨に変わるか……それも後20分で決まる) 若林(決着だ、凡太……俺とお前どちらが上か、この20分間で決める) ピーーーーーーーーーーー! そして今、延長戦前半開始のホイッスルが鳴った。 凡太(僕の体力は心許ない……とはいえ翼君に頼れない現状では、僕がボールを運ぶしかないか?) 凡太残りガッツ:310 ★凡太の決断! A:自分でボールを運ぶ B:それでも翼を信じる(前線待機) 先に2票入った選択肢に決定します。 *ガッツが残り300を切ると能力値にペナルティが付きます。
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0ch BBS 2007-01-24