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【ボクは】キャプテン平凡【翼太郎】
[371]森崎名無しさん:2011/03/23(水) 22:19:03 ID:??? ★若林 パンチング ( スペード10 ) 52+( 6 + 6 )+(SGGK伝説+3)=
[372]森崎名無しさん:2011/03/23(水) 22:19:50 ID:??? 若林……人生の墓場に片足突っ込んだか……
[373]森崎名無しさん:2011/03/23(水) 22:21:46 ID:??? バヤシさんが幸せをつかむ外伝があってもいいじゃない ヒカルちゃんならいなやはあるまいw
[374]森崎名無しさん:2011/03/23(水) 22:38:15 ID:??? ああイーグル魔鈴じゃなかったのはそういうことだったのか それにしても鉄壁w
[375]森崎名無しさん:2011/03/23(水) 22:41:38 ID:??? 若林もパワーアップしてるのね
[376]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/23(水) 23:36:10 ID:??? 結果表書き忘れましたorz。2差以上付いてるので結果オーライです……。 > ★ヒカル 北国シュート ( クラブQ ) 51+( 5 + 1 )+(完全フリー+2)= 59 > ★若林 パンチング ( スペード10 ) 52+( 6 + 6 )+(SGGK伝説+3)= 67 MAX【シューター】−MAX【キーパー】 ≦2→ボールを大きくはじき飛ばした。 地を這うヒカルの北国シュート。低空で飛来するそのシュートは、並のキーパーでは反応すら出来ず、 もし反応してもな触れた途端に吹き飛ばされただろう。だが……! 若林「俺はSGGK若林源三!世界を超えても俺のゴールラインは超えさせん!」 バシィィィィィィィィ! ヒカル「ナニィ!?」 若林のパンチングは、聖闘士の放った必殺のシュートさえもはじき返した! アイオリア「ああっ!?な、なんてこったァ!!!!」 凡太「さ、流石若林君!殺されないで良かった!」 アイオリアの悲鳴。凡太の安堵の声。二つが二つながら空に響く。そして……。 ポーン、ポン、ポン、ポン…… はじき飛ばされたボールが地面に落ちる。 若林「オラ!見たか仮面女!これがSGGK若林源三の実力だ!」 立ち上がり、ガッツポーズを取る若林。 ヒカル「……」 それを見つめ、ヒカルは黙り込む。 若林「どうした仮面女?んー……俺の勝ちだぜ?」 ヒカル「ああ……そうだな」 ふっと肩から力を落とし、ヒカルは小さく笑った(様に思えた)。
[377]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/23(水) 23:38:00 ID:??? アイオリア「ヒ、ヒカル……あのさ、彼は聖闘士ではないし、掟とか……」 そのヒカルにアイオリアが恐る恐る話しかける。 ヒカル「ふっ……あたしを卑怯者にする気かい、アイオリア?」 アイオリア「し、しかし……」 凡太「どうしたんですアイオリアさん?そんなに慌てて……」 不思議そうに訊ねる凡太。 アイオリア「お、女セイントが素顔を見せると言うことは……それは……それは……ああっ!」 凡太「ちょ、ほんとにどうしたんですか!?」 いきなり頭を抱えて転げ回るアイオリアに、凡太はおろおろと慌てる。 若林「……なんだ、ありゃあ?」 その様子をあきれたように見つめる若林。 ヒカル「……さあね、とにかく、勝負は私の負けだよ」 若林「お、おう……」 急にしおらしくなるヒカル。その様子に、さっきまで頭に血が昇っていた若林もちょっと不意を突か れ狼狽する。
[378]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/23(水) 23:39:04 ID:??? すっ ヒカル「済まなかったな、突然の事態に混乱している君にさっきの言葉は言い過ぎた……」 そしてヒカルは若林に土下座しようと、膝を折る。 若林「あっ、いやっ……」 殊勝なその様子に、若林はなんだかばつが悪いような気持ちになり、思わず手を伸ばしてヒカルの腕を取る。 若林「あー……いや、俺も言い過ぎたよ。土下座とかいいわ」 ヒカル「少年……」 若林「ちょっと混乱しちまってよ……スマン、悪かったな」 ばつの悪そうな若林の顔。 ヒカル「ふっ……」 その顔を見て、ヒカルも小さく笑う。 若林「ほら、立てよ」 ヒカル「ああ……」 若林の手に捕まり、ヒカルは素直に立ち上がる。 ヒカル「やさしいな、少年」 若林「……若林だ。若林源三。憶えといてくれ」 ヒカル「若林源三……ああ、憶えるよ」 若林「あんたの名は?」 ヒカル「ヒカルだ。名乗らなかったかな?」 若林「聞いてなかった。あんたのシュート、なかなかのもんだったぜ」 ヒカル「源三には通用しなかったがな」 そして、二人は同時に小さな声で笑う。 凡太「……良かった、仲良くなれたみたいだ」 その様子を見て、ほっと衣胸をなで下ろす凡太。 アイオリア「あああ?ラブコメ的なことならよそでやってくれないかなぁぁぁぁぁ!」 凡太「ど、どうしたんですかアイオリアさん?さっきから様子が変ですよ!?」
[379]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/23(水) 23:41:31 ID:??? ヒカル「そういえば……」 若林「んっ?」 ヒカル「もう一つの約束、まだ果たしてなかったな……」 若林「もう一つ……?」 ヒカル「仮面を……」 若林「ああ、そのことか、それももういいよ、俺も悪かったしさ」 ヒカル「いや……それでは私の気がすまん……」 若林「そんなもんか?まあ、土下座とかじゃないからいいけど……」 ヒカル「ふっ……大したものじゃないが、私の顔を見ておくれるかい?」 若林「ああ、いいよ」 アイオリア「ああ!?ちょっ……まっ……!?」 凡太「ア、アイオリアさん!?どうしたんですか!?」 ヒカル「凡太!ちょっとアイオリアと一緒に向こうへ行っててくれないか?」 凡太「えっ?何でですか?」 ヒカル「いいから、頼むよ!」 凡太「まあそう言われれば……行きましょうアイオリアさん……」 アイオリア「あっ!?やっ……ヒカルッ……ヒカルゥゥゥゥゥゥ!!!」 ずるずるずる
[380]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/23(水) 23:42:35 ID:??? 凡太はヒカルに言われた通り、アイオリアを引きずってヒカルの家の方へ帰っていった。 若林「なんだ?そんなに見られたくないのか?そんならむりに取らなくても……」 ヒカルの行動に戸惑い、若林は気を回してそう言う。 ヒカル「いいんだよ……」 そう言うとヒカルは徐に仮面に手を掛け、ゆっくりとそれを外す。長い髪が揺れ、仮面を外したヒカ ルの頬を直に撫でた。 若林「おおっ?」 思わず感歎の声を上げる若林。 若林「む、無茶苦茶美人じゃないか……」 仮面の下から現れたヒカルの素顔は、およそ若林が知る女性の誰よりも美しかった。 雪のように白い肌、薄紅を引いたような赤い唇、大きな目は、黒曜石の様に深く静かに輝いている。 若林「そんな美人のに……何で仮面なんか?」 ヒカル「ふっ……女聖闘士に掟があるんだよ」 若林「掟?」 ヒカル「そう……女聖闘士は素顔を曝してはならない。もし異性に素顔を見られたら……」 若林「見られたら?」 ヒカル「その相手を殺すか……」 ヒカルの目がぎらりと輝き、その脚を一歩若林の方へ踏み出す。 若林「殺すって……お、おい、ちょっと待て!」 その迫力に、思わず後ずさる若林。 刹那、ヒカルの腕が若林に向かって突き出される! 若林「どわぁ!!」 瞬間、死を覚悟し目を瞑る若林。だが、ヒカルの手は若林の身体を傷付けたりはしなかった。 若林「えっ……?」 細く、しかししなやかなで引き締まった両腕が若林の背に回される。 若林「ヒ、ヒカル……さん?」 突然の事態に狼狽する若林。その胸には、仮面を取ったヒカルの柔らかな頬の感触があった。 ヒカル「愛するしかないのだよ……」 若林「……えっ?」
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0ch BBS 2007-01-24