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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】
[212]森崎名無しさん:2011/03/15(火) 00:29:45 ID:??? マリク 34/34 エクスカリバー(攻速…11 係数…ダイヤ ハートK) 命中判定→ クラブ4 +17+指揮(4)= 追撃判定→ ハート7 +17+5(追尾)指揮(4)= 攻撃判定→ クラブ4 +20+指揮(4)=
[213]森崎名無しさん:2011/03/15(火) 00:30:27 ID:??? ジェネラルB 37/37 銀の槍(攻速…0 係数…) 回避判定→ ハート9 +8+指揮(1)= 守備判定→ ハート2 +3+指揮(1)=
[214]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/15(火) 00:54:23 ID:??? マリク 34/34 エクスカリバー(攻速…11 係数…ダイヤ ハートK) 命中判定→ ダイヤ10 +17+指揮(4)=31(必殺)(旋風) 追撃判定→ スペード4 +17+5(追尾)指揮(4)=28 攻撃判定→ スペード10 +20+指揮(4)=34 ジェネラルB 37/37 銀の槍(攻速…0 係数…) 回避判定→ ハート9 +8+指揮(1)=18 守備判定→ ハート2+4(鉄壁) +3+指揮(1)=10 マリクの攻撃!必殺の一撃!ジェネラルBに72、さらに10のダメージを与えた! ジェネラルBは倒れた。マリクは40の経験値を得た。 ============ マリク「司祭にクラスチェンジした今の僕に、恐れるものなんて無い!」 慢心や油断が能力を著しく下げることはたしかにある。 しかし大きな自信が能力以上の実力を発揮させることもまた事実なのだ。 バシュシュウッ!!ズバシャアッ! マリクのエクスカリバーは、先程のジェネラルと同じように鎧を細切れにしてしまう。 結局アベルとマリクの二人だけで、敵部隊を壊滅させてしまったのだった。 カシム「……カチュアさん、僕達って……」 カチュア「言わないでカシムくん。その先を言っちゃダメ!」 自分たちの存在意義を自ら否定をするような真似だけはしたくはなかった。 カチュアは普段よりさらに悲しそうな顔をしているカシムの肩を叩いてなだめた。
[215]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/15(火) 00:55:30 ID:??? アベル「(うーむ……一応部隊長としては、ああいう落ち込んだ兵士の士気を高めなくてはいけないよな…)」 また敵の部隊が襲ってこないことも限らない。アベルはなにか盛り上がるような話題を探そうと頭を振ってアイディアを探る。 盛り上げパンサー→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→ここは森崎のことを話題に出そう! ハート→やっぱりここはコイバナでしょう! スペード→この戦いが終わったらどうするのかを話し合おう クラブ→と思ったらさっそく敵襲じゃないか!戦闘準備だ〜! JOKER→なんとアンナさんが突然現れたぞ!?
[216]森崎名無しさん:2011/03/15(火) 00:56:54 ID:??? 盛り上げパンサー→ スペード8
[217]森崎名無しさん:2011/03/15(火) 00:59:38 ID:??? カチュア「おれより よわいやつを かりに いく」 そしてマミーいじめの日々に
[218]森崎名無しさん:2011/03/15(火) 00:59:45 ID:??? 「俺、この戦争が終わったら……」おいばかやめろ
[219]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/15(火) 02:36:09 ID:??? >>217 外伝でのマミー狩りはやはり恒例行事ですよね…w >>218 死亡フラグ的な何かは発生しませんよwもちろんカード判定は別の問題ですが… ============ 盛り上げパンサー→ スペード8 >スペード→この戦いが終わったらどうするのかを話し合おう アベル「なあ皆、ちょっと聞かせてくれないか?」 アベルは一旦部隊を止めて休息を取った。そして落ち込んだ士気を盛り返すために話題を投げかける。 それはこの暗黒戦争が終わった後の話。アカネイア大陸に平和が戻ったあとの話。 マリク「僕は……一旦アリティアに戻ります。けれども、まだカダインで学び足りないこともありますね。 身辺がある程度落ち着いたら、またカダインへと赴きたいと思ってます」 アベル「マリクは勤勉家なんだな。その力でマルス様を助けてやってくれよ」 今のマリクならば、カダインでも立派な司祭を務めることが出来るだろう。 アベルは未来を見据えるマリクの強い瞳を見て、安心したようにつぶやいた。 マリク「任せてくださいよ。でも、アベルさんだってそのままテンプルナイツに残るんでしょう? なんてったってあのグルニアのカミュを倒したんですから! アリティア騎士団の次期団長は間違いなく――」 アベル「いや、悪いが俺はこの戦いが終わったら軍を抜ける予定だ。 実家の武器屋を改装させ、大型のスポーツショップを経営するつもりなんだ」 まさかのアベルの退役宣言に、仲間たちは驚愕の声を上げる。
[220]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/15(火) 02:37:19 ID:??? カシム「ええぇぇ!?騎士をやめちゃうんですかぁっ!?」 カチュア「ど、どうしてですか?アベル殿の戦果ならばアカネイアから大陸一の栄誉騎士の称号すら受け取ることも――」 アベル「大事な約束なんだよ。スポーツ店を構えるってのがな。それに、これからの時代は 騎士よりも大事な存在が現れるだろう。どんな辛い状況でさえも、 それを自分が一番輝くステージへと変貌させるスーパースタープレイヤー… 観るもの全てを魅了するようなファンタジスタなサッカー選手こそ、これから必要になってくると俺は思っているんだ」 アベルの語る未来の理想。それは今ではアカネイア大陸中で人気のスポーツ。サッカーに纏わることだ。 これほど世界中で熱狂的に愛される球技はなかなか無いだろう。 平和な世の中になったとしても、人の本能として闘争心というものは無くなるものではない。 森崎たちのいる世界では、この球技が不幸にも代理戦争として扱われることもあるという。 この戦争で、アベルは大陸一の騎士の名誉を授かるまでの戦果を上げたのは間違いない。 だが、それは多くの敵国の兵士たちを手にかけたという事実の裏返しでもあるのだ。 アベル「…戦うことに疲れたってわけじゃないさ。アリティアに何かあれば迷うこと無く俺はまた槍を取るだろう。 だが、俺にとっての次の戦場は……血塗られた砦じゃない。歓声に沸くスタジアムなんだと思ってさ」 一番の戦果を上げた男の一番の願い。それはもう二度とこのような長く辛い戦いが起こらないこと。 そのためには、自分が先導してこのサッカーという平和的に闘争心を解消できる球技を急速的に大陸に普及させることが必要だ。 剣の代わりにボールを。槍の代わりにスパイクを、斧の代わりにユニフォームを、弓の代わりにゴールやスタジアムの提供を。 モロドフが密かに計画を進めている、アカネイア大陸独自のサッカーリーグの設立にも興味がある。 アベルはつらつらと自分の理想を仲間たちに語った。そのためにもこの戦い、絶対に負けるわけにはいかにのだと。 カシム「…す、すごいや。アベルさんがそんなことまで考えていただなんて…!」 カチュア「とても素敵な考えだと思います。ミネルバ様もきっと協力してくれることでしょう」
[221]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/15(火) 02:38:36 ID:??? アベル「ま、あまりにも先の見えない話だけどな。でも、俺は試してみたいんだ。 森崎が俺達に伝えてくれた、このサッカーという新たな力の可能性をな」 カチュア「(サッカー……新たな可能性……)」 アリティアカップでの記憶がカチュアの中に蘇る。 アカネイアチームとしては出場することは出来なかったが、あの3日間は確かに幸せに溢れていた。 カシム「僕も故郷に帰ったら、タリスでサッカーの布教に励んでみようかなぁ」 カチュア「そして、いつかは国対抗で大陸一のチームを決める試合を繰り広げたりするのね」 マリク「いいですねそれ!でも優勝するのはやっぱりマルス様率いるアリティアに間違いないでしょう!」 カシム「タ、タリスだってシーダ様やバーツがいるんだ。そう簡単に負けないよ!」 カチュア「マケドニアだってミネルバ様や姉さんがいるわよ?」 アベル「ハハハ、その調子だぜみんな。国対抗で一つのボールだけで平和に戦えるんだ。こんなにいいものはないだろう?」 アベルの語る未来に、マリクたちは大いに酔いしれた。 だがまだ彼らは知らない。そのサッカーを伝えた世界から新たに訪れる戦乱の影を…… ※アベル隊全員の仲が深まりました
[222]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/15(火) 02:40:33 ID:??? 〜マルス隊〜 北の通路を目指し、マルスたちは並み居るドルーア兵たちを次々となぎ倒して進む。 僅か4人にも関わらずその圧倒的な指揮力で、苦戦することなど無くここまでたどり着くことが出来ていた。 マルス「…まだ他の部隊は到着していないか」 シーダ「きっとみんな無事です。信じましょう…!」 ガトー「ふむ……このまま我々だけでメディウスの待つ玉座へと向かうことも不可能ではない。 回復ならばわしがいる。王子の持つファルシオンならば、暗黒地竜と呼ばれるメディウスでさえ無事ではいられまい」 確かにガトーの言うとおり、森崎たちはほぼ無傷に近い状態でここまで来た。 先程までのドルーアの雑兵たちならば何人襲いかかってきても負ける気はしない。 だが、ここから先で待っているであろう敵たちの力は彼らの比ではないだろう。 森崎「(一応今この部隊の指揮権はマルスにある。まずはアイツの意見を聞いてみるか)」 森崎はマルスに尋ねる。このままマルス隊だけでメディウスを守る親衛隊に勝負を仕掛けるか。 それとも仲間の到着を待ち、少しでも戦力を大きくしてから改めて玉座へと向かうのか。 マルス「一刻も早く勝利の勝鬨を掲げたい気持ちはある。そして、今の僕達には それを成し遂げるだけの力は十分あると思っている」 タリスにいた頃の、自分に全く自信のなかった貧弱王子と同じ人物とは思えないほど、マルスはキッパリと言ってのけた。 その堂々たる姿に、森崎は過去の自分の姿を思わず重ねてみてしまう。 南葛SC時代。若林にへこへこと頭を下げては機嫌を伺い、やりたくもないGKを無理やりやらされていた苦い少年時代。 森崎はあの頃の自分が嫌いだった。力を持たず、才能が足りず、自分の境遇の悪さを呪うしか無かったあの頃。 いつ頃になるかはもう分からない。だが、ある時森崎は強烈な感情の高ぶりを感じた。 このままではいけない。自分を変えなくてはいけない。俺はもっとやれるんだ、と。
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0ch BBS 2007-01-24