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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】
[410]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/19(土) 03:34:22 ID:??? ウェンデル「マリクよ。お主の成長をこの目で確かめることができて感無量じゃ…」 リカード「さっすがジュリアンのアニキだぜーっ!もう一生ついていきますッス!」 バヌトゥ「メディウスが倒れたか…これが世の摂理なのだな… (あとはガトー司祭がどう動くか……それだけが心配じゃわい)」 リンダ「マリク…森崎…よかった……本当によかった…」 ジョルジュ「アカネイア聖王国に再び光が戻る。本当の戦いはこれからだ」 ジェイク「いよーっしっ!アンナー!俺達の愛情パワーが勝利をつかんだぜ〜〜!!」 トーマス「森崎、俺はお前のことを親友として誇りに思うぜ…!」 トムス「我々の勝利か…!よし、ミディア将軍の栄光を称える準備をするのだミシェラン!」 ミシェラン「俺は兄貴の奴隷じゃねーっつーのっ!!」 ボア「ほほほ…まだ我々には祖国再興という大きな仕事が待っておるのじゃぞ?」 ジェイク「やっぱり僕はこうして機械いじりしてるほうが性に合ってるんだな〜戦いはもうこりごりです」 サムソン「任務完了…有事の時まで、いざさらば…」 チェイニー「(戦ったりサッカーしたり…人間ってのはほんと忙しいねぇ…ま、オモロイから付き合うけどね)」 チキ「(なんでだろ…うれしいのに、なんだか……)」 エスト「キャッホー!ミネルバ様と姉さんたちの活躍で、見事勝利を勝ち取りました〜!!」
[411]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/19(土) 03:35:22 ID:??? ロレンス「グルニアの民たちよ…戦乱は終わったぞ…」 エリス「マルス、マリク、ここまでよく頑張りました…… 父上、母上……私たちは勝ちました……!」 そして、城内では… マリア「ミネルバ姉さま!」 ミネルバ「む、マリアか…」 ドルーア城の西門前の庭。姉の姿を見つけたマリアは元気な声でミネルバへと近づく。 ミネルバは人差し指を立てて口元へと持っていく。どうやら静かにしろというサインらしい。 何事かと思い、マリアはミネルバの眺める方向をそうっと覗く。そこには…… ふたりのじかん→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→バーツとパオラがいい雰囲気で花壇の前に腰掛けている… スペード・クラブ→バーツとパオラが互いのこれからのことを話している。 JOKER→ミネルバ「い、いかん、これ以上はマリアには見せられん!」
[412]森崎名無しさん:2011/03/19(土) 03:36:44 ID:??? ふたりのじかん→ クラブ8 おとなのじかん
[413]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/19(土) 12:28:24 ID:??? >>412 けんぜんな もりさきいたに そんなものは ありません ============ ふたりのじかん→ クラブ8 >スペード・クラブ→バーツとパオラが互いのこれからのことを話している。 マリア「(あれ…?姉さま、パオラとバーツさん、なんだか深刻そうな顔して話し込んでるよ)」 ミネルバ「(うむ……)」 勝利の知らせを聞き、ミネルバたちは制圧作業を他の兵士たちに任せて休息をとっていた。 そこでミネルバは部下であるパオラに気を利かせて二人きりの時間を見繕ったのだが… ミネルバ「(よく考えて見れば…あの男はタリスの戦士。 マケドニアとは海と山を隔てた遠い国の者なのだ。 戦が終わり、故郷に帰るであろうバーツとはもう……)」 パオラは暗黒戦争によって荒れ果てたマケドニア再興に決して欠かせない自分の腹心であり重臣だ。 この戦いを通し、ミネルバに匹敵する戦果を上げた彼女は新マケドニア騎士団の長として 生き残った兵士たち、引いては疲弊した国民たちを励まし、導く役職に置くつもりであった。 そんな彼女をタリスに送り出すほど、今のミネルバ、マケドニア王国には余裕など無い。 また、バーツもタリス王にとっての大事な兵の一人のはず。 彼もまた戦争で傷ついた国の復興の手伝いに奔走することだろう。 パオラ「バーツ……」 バーツ「パオラ。お互い無事に生き残ることが出来たな」 パオラ「ええ……」
[414]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/19(土) 12:30:07 ID:??? 戦いに勝利したこと、そして最愛の人と共に生き残ることが出来たこと。 これほど嬉しいことはないと、バーツは満面の笑みを浮かべてパオラを見る。 もちろんパオラも彼と同じ気持である。しかし、今のパオラはそんな彼の無垢な笑顔が辛かった。 パオラ「バーツ、大事な話があります。聞いていただけますか?」 バーツ「ん?なんだよ急に改まって。もちろん聞くよ。じゃんじゃん聞くよ」 パオラ「……メディウスが倒れ、戦いが終わった今…バーツはやはりタリスへと戻るのですよね」 互いの国が安定するまでは、そう簡単に会いに行くことなど出来ないだろう。 タリスのいち早い復興にはバーツの逞しい力は必要不可欠。 だが、パオラの心の中には離れたくない。一緒に居たいという気持ちも同居している。 これまで和を重んじ、周りのことを気にすることを念頭においていた 自他共にのんびりで穏やかな性格のはずの自分からは想像できない発想に、パオラは自己嫌悪の念を抱く。 パオラ「(私はズルい女ね……今、何が一番大事なんて分かりきっていることじゃない)」 ドルーア帝国が倒れたとはいえ、大陸全土を巻き込んだ戦火の傷はそう簡単には癒えない。 すべての国が力を合わせなければ、いつまでたっても本当の平和は戻っては来ないだろう。 パオラはバーツの言葉を胸が締め付けられるような思いを抱きながら待った。 グッバイありがとう心から→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→ああ。もちろんタリスの復興を手伝うさ。でも…… スペード→実は今朝傭兵団に辞表を出してきた。俺は……君の故郷へ行くよ クラブ→……パオラはどうするんだ?やっぱりマケドニアに帰るのか? JOKER→実は急に西方のバレンシア大陸ってところに行くことになっちゃってさ…
[415]森崎名無しさん:2011/03/19(土) 12:32:28 ID:??? グッバイありがとう心から→ ダイヤ7
[416]森崎名無しさん:2011/03/19(土) 12:34:13 ID:??? っし!よくやった!
[417]森崎名無しさん:2011/03/19(土) 12:45:39 ID:??? なんという愛しい恋人よ
[418]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/19(土) 14:01:31 ID:??? >>416-417 やったねバーちゃん!支援が増えるよ! ============ グッバイありがとう心から→ ダイヤ7 >ダイヤ・ハート→ああ。もちろんタリスの復興を手伝うさ。でも…… バーツ「ああ。もちろんタリスの復興を手伝うさ」 ああ、やはり。確固たる強い意思が見えるこの男らしい返事。 だがパオラは寂しさとともに、それ以上の嬉しさを感じていた。 なぜならパオラがバーツの一番好きなところは彼のこの竹を割ったような性格だからだ。 自分は故郷に帰り復興を手伝う。そう言ってくれたバーツと出会い、 愛しあうことが出来たことを、パオラは本当に嬉しく思っていた。 バーツ「でも」 パオラ「え…?」 バーツ「国の復興が終わって…大陸に平和が戻ったその時には……」 グイッ! パオラ「あ…」 力強く腕を引かれる。パオラの柔らかくも細い体は、バーツの逞しい体へと強引に重ねあう。 思わず両手が鋼のような厚い胸板へと置かれた。とくん、とバーツの高鳴る鼓動が手を通し伝わってくる。 ゆっくりとパオラは顔を上げる。翠の瞳に映るのは青髪の雄々しい益荒男。 真剣なまなざしでこちらを射ぬいてくる。竜騎士であるパオラは逃れるすべもない。 バーツ「必ず迎えに行く。それまで……待っていてくれるか」
[419]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/19(土) 14:02:42 ID:??? 返事など答えるまでもないことはもうお互い分かりきっていた。 けれどもこれは騎士として通さなければならないケジメだ。 パオラの頬につうと涙が伝う。雫はこぼれ落ち、どちらともしれず握り合っていた手へと落ちていく。 パオラ「……はい」 アカネイア大陸の数々の争いを見守ってきたレフカンディの砦地帯。 そこで、二人の男女が実に運命的な出会いがあった。 もしも気になる人がいるのならば、一緒に行ってみるといい。 そこで愛を誓い合った二人は永遠に結ばれるらしいから。 これは後にマケドニアとタリス両国に語り継がれる小さなロマンスの一文である。 ※バーツとパオラの支援が3→4に上がりました! マリア「うーんうーん、よく見えないよぉ」 首を伸ばして少しでも視界を広げようとするマリアの大きな瞳を、 ミネルバは苦笑しながら両手ですっぽりと覆い隠す。 マリア「ぅひゃあ!ね、姉さま!なにをするのー!」 ミネルバ「此処から先はお前にはまだ早い。そうだな…あと5年は先の話だろうな」 マリア「えー」
[420]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/19(土) 14:03:54 ID:??? ドルーア城内では制圧作業が続いている。 城外にいた兵士たちが次々と城の中の物資を外へと運び出している。 兵士「ミディア将軍!武器庫の占拠完了いたしました!」 ミディア「ええ、ありがとう」 オグマ「ちょっといいか?何か使えそうな武器は無かったか?」 兵士「え?いや、あの…」 凄みのある頬に傷のある男にいきなり話しかけられ、困惑する一般兵を庇うようにミディアがオグマの前に立つ。 ミディア「ここで得た物資は一度アカネイア王国へと持ち運ぶのだから。 勝手に持って行ったりなんかしちゃダメよ」 オグマ「ん、なんでまた」 ミディア「多くの武器には良質な鋼や銀が使われているわ。 壊れた建物の復旧や物資の交換のための資金替わりとして有効に使わなくちゃ」 オグマ「……それはまぁ理解できる話ではあるが。 なにもわざわざアカネイアに集める必要もないだろう。 マケドニアやグルニアに直接配ることだってできるんじゃないのか?」 ミディア「この戦争でグルニアとマケドニアの多くの将軍たちが命を落としているの。 皮肉にも真っ先に狙われたはずのアカネイアがそれほど被害が無かったのよね。 パレスを制圧した後のカミュ将軍が、きっと兵士たちに無闇な略奪や破壊を止めるよう言い聞かせていたのね。 ……宗主国として、アカネイアが先頭にたって大陸の復興に努めなくては」
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0ch BBS 2007-01-24