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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】
[436]森崎名無しさん:2011/03/20(日) 00:34:44 ID:??? アイテム引継ぎができるんならとっとくほうがいいかなあ 候補オグマ、シーダ、リンダあたりだろうけど みんな2部前半参戦だから能力引継ぎのうまみが少なそう
[437]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/20(日) 11:27:08 ID:??? >>432-433 最後の拠点パートの行動回数は3回なので、そこは好き好きですね。 >>434-435 第1部の森崎の武器や道具は徐々にランダムで回収されていく形になっていく予定です。 >>436 一応現段階では… オグマ シーダ ドーガ トーマス マリア リンダ の6名がマスタープルフで昇格する資格を持ってはいます。 既に実力者であるオグマやシーダを完璧に鍛え上げるか、 中堅クラスのドーガやトーマスをクラスチェンジで一流にするか、 ブーストや杖回復の増員のためにマリアやリンダを昇格させるか、 それとも早期獲得のチャンスに賭けて第2部へと持ち越させるか…… お好きなモノをお選びくださいね〜!
[438]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/20(日) 11:28:36 ID:??? いらっしゃいお仲間さん→ スペードA >スペード→カシムがはぁとため息を突きながらぼんやりと近づいてくる。 カシム「あ、アベルさん。こんなところにいたんですね……」 声の方を見ると、カシムがため息混じりにこちらに近づいてくる。 アベル「おう、カシムか。なんだ、折角の勝利だというのにそんな辛気臭い顔しやがって」 カシム「この顔は生まれつきですよ!……じゃなくて、実際に辛気臭い顔してたかもしれません」 アベル「…ん?何かあったのか?」 カシム「はい……それが……」 カシムの話によると、最近あまり活躍が振るわなかったせいで報奨金がかなり減らされたらしい。 常に苦しい生活を送っている実家のタリスへと送金しているカシムだけに、この待遇はかなり辛いものがあるようだ。 カシム「それに比べてアベルさんはすごいですよね。何てったってあの大陸一の騎士のカミュを一撃で倒し、 三種の神器の一つであるグラディウスを手に入れた後は、 マケドニアのミシェイル王やドルーアの沢山のマムクートたちさえも 歯牙にかけぬ位の八面六臂の活躍だったそうじゃありませんか」 アベル「はっはっは。そう煽てるなよカシム」 ジェイガンからはアリティアカップでの悲劇の退場劇以来、絶対に調子にのるなときつく釘を刺されている。 それでもやはりこうして褒められることに嬉しく思わない人は中々いないだろう。 苦楽を共に分かち合ってきた仲間に言われるのならばなおさらだ。 カシム「それで……その、これは相談なんですけど……」
[439]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/20(日) 11:29:37 ID:??? カシムの相談→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→よかったら僕をアベルさんのお店で雇ってくれませんか? ハート・スペード→少しでいいんです。僕にお金を貸してください! クラブ→……いえ、やっぱりなんでもないです。忘れてください…… JOKER→カシム「ヒャッハー!金をよこせ〜!」アベル「なにィ!」
[440]森崎名無しさん:2011/03/20(日) 11:31:36 ID:??? カシムの相談→ ハート6
[441]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/20(日) 11:45:26 ID:??? カシムの相談→ ハート6 >ハート・スペード→少しでいいんです。僕にお金を貸してください! カシムの相談。それは金の融資である。 カシム「母の病気の薬を買うためのお金が…… 妹や弟たちへの服を買うためのお金が……」 アベル「(う〜む。どうしたものかね)」 アベルは武器屋の息子である。こと金銭面での話に関しては少々神経質にならざるを得なかった。 それにアベルはカインを復活させる際のアンナとの約束で新たにスポーツ店を開店させなければならない。 今回の報奨金のほとんどはその費用として当てるつもりでいるため、 実はそれほど手持ちに余裕があるというわけではない。 アベルの返答→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→親孝行のカシムに共感したアベルは快く融資してくれた ハート→家族思いのカシムに共感したアベルは快く融資してくれた スペード→同情心から融資を承諾。しかし…? クラブ→開店資金に手をつけるわけにはいかない。お断りだ〜! JOKER→アベル「お代はカラダで払ってもらおうか…」カシム「なにィ!」
[442]森崎名無しさん:2011/03/20(日) 11:46:11 ID:??? アベルの返答→ ダイヤ6
[443]森崎名無しさん:2011/03/20(日) 11:48:04 ID:??? さっきからJOKERがひでえw
[444]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/20(日) 12:26:00 ID:??? アベルの返答→ ダイヤ6 >ダイヤ→親孝行のカシムに共感したアベルは快く融資してくれた アベル「(親、か)」 アベルはアリティアにて待つ父親の姿を思い出す。 いつもガミガミと怒鳴り散らされてばかりの記憶が呼び起こされる。 そんな軟弱な考えで栄誉あるアリティア騎士が務まるのか。 見かけだけ気にして、中身を顧みない中途半端なお前では落ちぶれるに決まってる。 カインくんを見習ってみろ。今時彼ほど熱心に訓練に励む若者はそうはいないぞ! アベル「(……煩わしかった、邪魔でしか無かった親父。だけど……)」 アリティアを奪回したときに久々に再会した彼の姿が酷く小さく思えてしまった。 店のカウンターの前に立つあの背中は、重騎士の盾のように広く大きかったはずなのに。 騎士を止め、店を継ぐ決心をつけたのは何もアンナとの約束が全てではない。 この年になってようやく気がついたのだ。ここまで自分を育ててきてくれた 掛け替えのない存在に対しての感謝の気持ちを。支えてやりたいという心を。 アベル「……ああ、いいぜ。出せるだけの分は出してやる。 母親を大事にしてやれよカシム。いつまでもな」 カシム「う……うん!ありがとう、アベルさん!この御恩は一生忘れません!」 アベル「(ばーか。そういう言葉は親にかけてやるもんだろうが)」 あえて口には出さなかった。親思いの彼ならば、きっと分かりきっていることだろうから。 ※アベルとカシムに支援(1)が発生しました!
[445]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/20(日) 12:28:03 ID:??? そして、見事メディウスを討ち倒した森崎たちはというと…… 森崎「ふー」 森崎は主なき大きな玉座に腰をかけて一人長き戦いの疲れをとっていた。 森崎「ふーっ。結局いい所は全部マルスに持っていかれちまったか」 メディウスに効果的な武器を持っているという絶対的なアドバンテージがあるとはいえ、 自分の力量にも少しは自信があっただけに、この結果には少し不満が残っていた。 森崎「ま、まぁこの軍の盟主はあくまでもマルスだし… それに戦いにおいては俺はあいつを支えてみせるって誓った手前もあったしな」 仲間との信頼の絆の大事さを知ったとはいえ、やはりこれまでの 自分が中心の世の中という快感をそう簡単に忘れられるはずもなかった。 良く言えば根っからのキャプテン気質。悪く言えば身勝手極まりない仕切り屋。 ここまで凝り固まった性格は、周囲の個性の強さに原因があるのだと森崎は無理やり納得した。 森崎「大体おかしいんだよみんなしてさ。キャプテンは翼だ、若林だって。 あいつらにどれだけの魅力があるって言うんだよ。 そりゃああいつらには天性的なサッカーのセンスがあるのは認めるさ。だけど……」 その神から与えられた力を傲慢にふるい、周囲の者たちを見下す態度が森崎は鼻についてしょうがなかった。 一度は自分たちのような力のない者たちの気持ちを分からせてやりたい。 自分たちがどれだけ苦労して身につけた技も、モノの数秒で真似をしさらに昇華させてしまう。 その凄まじいほどの身体能力には確かに森崎にも憧れの意識はあっただろう。 一時期同年代でありながら、若林のことを『さん』付けで呼んでいたのもそういった感情があったからだ。 だが、あの2人に関してはプラスの感情以上にマイナスの感情のほうが大きかった。 自分が未だに翼と若林に敵意と悪意を持ち続けるのはそれが原因なのだろうと森崎は考えていた。
[446]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/20(日) 12:29:29 ID:??? 森崎「あいつらが絶対的に嫌いってわけじゃない。でも、とてもじゃないけど好感を持つには至らないんだよな」 jrユースの激闘から既に3年以上の月日が流れようとしている。 あの時から比べ、少しでも翼たちの存在を好意的に捉えるようになっただけ 自分は少し成長したと言えるのだろうか?それとも…… 森崎「あーやだやだ。最近ネガティブ思考が先行しちまってどうにも気が滅入りやがる。 やっと長い長い戦争が終わって晴れて日本へと凱旋することが出来るんだ。 前を向いて、もっとこれから先のことに目を向けていかなくちゃいけないよな!」 ひとつ大きな伸びをする。体に付き纏っていた嫌なモノが落ちて行くような気持ちいい感触だ。 森崎「先のことというと……そういえばマルス達は何処に行ったんだ?」 辺りを見渡してみると、制圧作業を忙しく行う一般兵ばかりでシーダやガトーの姿も見えなくなっていた。 森崎「(他の部隊の奴らのことも気になるし……どうしようかな?)」
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0ch BBS 2007-01-24