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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】
[494]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/21(月) 17:33:19 ID:??? 中山を見送ったBJは机の上においたカルテをかき集めると、奥の小部屋へと急いで駆け込む。 その様子を怪しく見た助手の幼女は慌ててBJの後を追って部屋に入る。 助手の幼女「ちぇんちぇい、いじわるね。ひとをおだてるときのちぇんちぇいはいっつもわるいことかんがえてるもの」 BJ「…………私は医者だ。治すことはできても造ることなど出来はしない」 助手の幼女「あのなかやまってひと……きっと、あれよね」 BJ「…間違い無くそうだろうな。あれはいつだったか…… イタリアにある孤児院にいたベルギー人の少年が患っていた症状によく似ていた」 懸命の治療もむなしく、今も尚眠り続けているその少年の名を、BJは静かに語った。 BJ「ラムカーネ……影病という謎の病に侵されたあの少年を私は救うことは出来なかったな……」 そして、時は来た。日本サッカー協会の命により海外へと遠征していた男達が帰って来る日が。
[495]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/21(月) 17:34:30 ID:??? 〜ブラジル・サンパウロ〜 石崎「それじゃあみんな、またな!」 新田「次はワールドユースで会いましょう!」 ドトール「フ……それが一回戦になるか決勝になるかは分からんが…」 アマラウ「全力で相手してやるぜ!ファンキーモンキーにカミカゼファルコン!」 ジウ「先にアルゼンチンに行ったバビントン共々けちらしてやるさ!」 レナート「おいおい、そんなことよりお前代表に選ばれるのか? ま、プロに昇格した俺が選ばれることはほぼ間違いないだろうがな!」 マウリシオ「(どうだか……噂だとあのインターミランのキーパーマシンが 代表に招集されるって言われてるけどね……)」 すっかり意気投合したサンパウロのメンバーに見送られながら、石崎と新田は日本へと向かった。
[496]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/21(月) 17:35:37 ID:??? 〜フランス・シャンゼリゼ〜 ナポレオン「またどこかでコンビを組めるといいな、ミサキ!」 岬「うん。ドイツから研修に来ていたシェスターには苦戦したけど… 君がいてくれたから負ける気なんてこれっぽっちも無かったよ」 ナポレオン「ははは…嬉しいこと言ってくれんじゃねぇか。 あーあー。フランスにもピエール以外にお前みたいな 優秀なプレイヤーが欲しいぜ。無いものねだりはしたくないんだけどな」 岬「この世代のフランスの選手は格差が大きいって周りから言われているからね。 でも、僕の中では君たちフランスも強敵の一角と記憶させてもらうからね」 ナポレオン「ああ。本大会ではストライカーとしての差を思い知らせてやるぜ!」 岬「あはっ、楽しみにしてるよ!(まあ君単体の力じゃあまり通用しそうもないと思うけどね)」 爽やかな友情の握手を交わし、再戦を誓いつつ岬は日本へと向かった。
[497]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/21(月) 17:37:34 ID:??? 〜オランダ・アヤックス〜 リブタ「ミスギ、気をつけてな」 三杉「リブタ、見送りありがとう。……イスラスの姿が見えないね」 リブタ「ったく、あいつは協調性がないというか…世話になったチームメイトに挨拶ひとつも出来ないのかね」 三杉「まぁ、どうせ近いうちに本大会で再会できるさ。彼との挨拶はそれまで取っておくよ」 リブタ「…世話になったな。お前のお陰であいつは少しずつ変わりつつある。 ぶっきらぼうなところばかり目に付くが、奴は奴なりにお前に感謝してると思うぞ」 三杉「……僕は彼の足に興味があっただけだよ。それだけさ。 それじゃあリブタ。大会で会おう。それと……君はもう少し痩せたほうがいいと思うよ」 リブタ「ブヒィ!?」
[498]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/21(月) 17:39:05 ID:??? 三杉「(僕が抱えてきたこの心臓の病がまだマシなのだと思えるようになっただけでも この国に来た甲斐があった。……アカネイアで取ったデータがこんなところで役に立つなんてね)」 イスラス「待て」 三杉「……おや。もう足の方は違和感なく動かせるのかい?」 イスラス「…ある程度はな………この貸しは……試合で返す。必ずな」 三杉「その言葉を聞けただけで満足さ。……言っておくけど大会では容赦はしないからね」 イスラス「それはこっちの台詞だ。……お互い換えのきく体じゃねぇんだ。無理すんじゃねぇぞ」 三杉「フフッ…忠告ありがとう」 奇妙で不器用な、しかし強い絆で結ばれたチームメイトに見送られ、三杉は日本へと向かった。
[499]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/21(月) 17:40:34 ID:??? 〜イングランド・マンチェスター〜 ロリマー「マツヤマーマツヤマー!いっちゃやだ〜〜〜!!」 ロブソン「こらロリマー。みっともないからいい加減泣きやめっての」 リッキー「来季にはまた同じチームとはいえ ワールドユースでは敵同士。よろしく頼むぜマツヤマぁ」 ディーン「サッカーの母国の意地を見せてやる。悪いが日本には負けてもらうぜ」 松山「俺達だって負けるわけにはいかない。もしも対戦することになったらいい試合をしようぜ、みんな!」 ロブソン「先にデンマークに戻ったシューマッハ共々堂々と相手になってやるぜ!」 松山「(周りを見失っていた俺に的確なアドバイスをくれたシューマッハには感謝してもしきれないな。 本当にアイツはすごいな。同じ年令だとは思えないくらい練達しているというか…… あれが一国のA代表を背負っているって言う貫禄なんだろうか……)」 苦労を共にした熱き戦友たちに感謝の心を抱き、松山は日本に向かった。 そして――森崎たちと鎬を削るキャプテン候補である男達も日本へと向かう。
[500]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/21(月) 17:42:07 ID:??? 〜メキシコ・メキシコシティ〜 日向「そうか、東邦学園は負けたか」 若島津「はい……このままではキャプテンの座は……」 また森崎のものに、そう言おうとして若島津は慌てて口を閉じた。 日向「気にすることはねぇ。俺にはまだ取っておきの『切り札』がある。 今の甘ちゃんに落ちた森崎にとっては効果絶大の『切り札』がなぁ……クックック」 胸に抱く野望には少しの陰りもなく。日向と若島津は玉座を奪回するために日本へと向かった。
[501]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/21(月) 17:43:17 ID:??? 〜ドイツ・ハンブルガーSV〜 カルツ「源さん、荷物はそれだけでいいのか?」 若林「必要なものは向こうで買うさ。……カルツ。今のお前には俺の姿がどう映っている? 怠け者でぐうたらな自堕落な哀れな日本人のキーパーに見えるか?」 カルツ「……?……源さんは源さんさ。昔ッからの俺の親友の源さんに変りないさ。いきなり何を言い出すんじゃ」 若林「フッ……その通りだ。俺とお前、そして今はバイエルンにいるシュナイダー…… 俺達三人は心から繋がっている親友……そうだったな」 カルツ「なにをにやにや笑って、気味が悪い。まぁ試合じゃ容赦はせんぜ。 なんといってもついにドイツは西と東が統合されて最強のチームが完成するんじゃ。 シュナイダーちゃんをはじめ、各国に遠征に行っていたメンバーの士気も高い。 悪いがjrユースの借りは返させてもらうぜよ!」 若林「ああ。俺もお前との対決を楽しみにしてるぜ。 シュナイダーにも伝えておけ。ネオファイアーショットは俺が必ず止めるとな!」 若林は旧友との友情を改めて確かめ合い、決意を胸に日本へと向かった。
[502]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/21(月) 17:45:01 ID:??? 〜イタリア・レッチェ〜 ロベルト「いいか、翼。俺の言うとおりに動くんだぞ」 翼「うん、分かっているよロベルト。……いってきます」 恩師との別れ、そしてこれまでにない恐れと期待を抱き、翼は日本へと向かった。 そして――地球上の地図にはない土地。アカネイア大陸では……
[503]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/21(月) 17:47:11 ID:??? 〜アカネイア・アリティア王国応接間〜 森崎「メディウスを倒してからはや2ヶ月。各国の復興も一段落したみたいだし こうして久しぶりに再会することになったわけなんだが……」 マルス「まさかモロドフが病気だったなんて……大丈夫かな」 あれから2ヵ月後。陽子からの伝達で森崎はサッカー協会からアカネイア同盟軍の中から 自分を含めた16名の精鋭たちを引き連れて日本に凱旋するように言われていた。 僅か3日の間だけではあるが、今度はマルス達が森崎たちの世界へと訪れることが決まったのだ。 相談の上、地球へと遠征するメンバーもようやく決まり、いざ出発と決め込もうとした瞬間―― アリティアの重臣であり、森崎のとっては軍略の師匠でもあるモロドフが心臓を強く押さえて倒れたのである。 ジェイガン「この前まではあんなに元気にアカネイアリーグの計画を立てていたというのに……」 マルス「モロドフ……無事でいてくれ……」 森崎「だ、大丈夫さマルス。あのモロドフさんがそう簡単にくたばってたまるかよ!」 モロドフ「そうですぞ。このモロドフそう簡単にはくたばりませぬぞ!」 森崎「そうそう大丈夫大丈夫………って、モロドフさん!?」 なんとそこには元気に立ち上がり腰に手を当てて高笑いするモロドフの姿が! マルス「急に倒れて部屋に担ぎ込まれて面会謝絶と言われて……大丈夫なのかい!?」 モロドフ「ほっほっほ。このモロドフそう簡単には死にませぬぞ。 こんなこともあろうかと予備の心臓を用意しておきましたからな」 森崎「ははは、なかなか面白い冗談だぜモロドフさん」
[504]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/21(月) 17:50:28 ID:??? モロドフ「ほっほっほ。……ところで森崎殿。 お主と共に日本へと向かうメンバーは決まったのかのう?」 森崎「へ?何言ってんだよモロドフさん。昨日あれだけ話し込んで決めたじゃないか」 モロドフ「そ、そうじゃったかな?おやおや、どうやら少し記憶があやふやで…… さすがのモロドフも寄る年波には勝てぬのですかなぁ」 ジェイガン「いや、せっかくだからもう一度確認しておくべきだと思いますぞ。 本日この宮殿に来てもらう者たちが書かれた紙は確か森崎殿がお持ちでは?」 森崎「えーと、それじゃあ上から順番に読み上げるぞ。まずは俺こと森崎有三。そして――」 ============ 【!!!注意!!!】 ※今回の選抜で選ばれたメンバーは、全日本ユース代表選別特別試合に参加します。 ※試合は森崎チームと若林チームに分かれ、全日本ユース候補、そして今回選ばれる アカネイア同盟軍の選手の中から交互にメンバーを選び試合に望みます。 ※日程としては日本での拠点パートを3回こなした後、試合が始まります。 ※正ゴールキーパーだけを目指すのならば、勝利するだけで問題ありませんが 同時にキャプテンも目指すのであれば全日本ユース候補の中からも数名選択することをオススメします。 チームメイトになった選手は一部のキャラ以外(翼や日向等)森崎の活躍がどうであれ 試合に勝利できればほぼ間違いなく森崎に投票してくれるからです。 つまりキャプテンを目指す仕様のチーム構成をすれば 何人かは森崎の敵として立ちはだかる可能性も出てくるわけです。 ※そのことを踏まえつつ、日本へと引き連れるメンバー15人をお選びください。
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0ch BBS 2007-01-24