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【幻の】キャプテン岩見16【スターダストプレス】
[742]キャプテン岩見:2011/04/18(月) 00:04:36 ID:+5JeXLWg それにしてもどこでこんな傷を受けたのか。 ほとんど死ぬ間際で廊下に倒れていたと言うことは戦いでも起こっているのか? しかしそんな形跡はなかった。 岩見(でもこの人、いったいどこから来たんだ?) この青年が着る服は岩見はこの世界で見たことがなかった。 ロボットや戦闘機に乗るようなパイロットスーツ、そして拳銃。 拳銃も岩見たちのより、性能が良さそうであり、この世界の物でないことはわかる。 時間が経ち、その青年が眼を覚ました。 ?????「……俺は死んだはずじゃ……ッ……」 まだ身体が治りきっていないためか青年に激痛が走る。 何やら痛みは消えていってるが、まだ痛いものは痛い。 岩見「まだ、傷は深いはず。動かないで安静にしててください」 岩見は青年が目覚めるまでの間に鈴仙の部屋から、薬を取ってきていた。 ちゃんとした治療は鈴仙に任せるとして、応急処置くらいしておこうと思ったのだ。
[743]キャプテン岩見:2011/04/18(月) 00:13:51 ID:+5JeXLWg 青年の身体に包帯を巻きつける。 これぐらいなら親の手伝いをしたこともある岩見にとって雑作もないことだった。 ?????「お前が誰だが知らねぇが、助かった。恩に着るぜ」 青年は、岩見に礼を言った。なかなかの好人物らしく、素直に礼を述べることができるタイプなのだろう。 歳は岩見より、7、8歳上といったところだろうか。 岩見「目の前で散りゆく命を守るのは聖闘士としての役目ですから。 それに俺は医者の息子なんでね」 岩見は作業を続けながらそう返事をする。 聖闘士は民を守らなければいけない。死にそうな命が目の前にあるのに助けなかったら失格だろう。 ?????「セイントか……。ところでここはどこなんだ? 死後の世界ってやつでもなさそうだ。」 岩見「その質問に答える前にこちらからも聞きたいことが。 あなたの名前と、そしてどんなところに居たのかを教えてほしい。 どうやらここの世界の人間でもないらしいし」 どうやらこの男は異世界から来てしまったということなのだろう。 それも彼は死の直前に飛ばされてしまっていた。
[744]キャプテン岩見:2011/04/18(月) 00:28:12 ID:+5JeXLWg ?????「俺か。ガンダムマイスターのロックオン・ストラトスだ。 そして居た場所と言ったら最後は宇宙だな。あいつをこの手で討った。 それだけは覚えている」 この青年はガンダムマイスターのロックオンというらしい。 それにしても最後に居た場所が宇宙というのは岩見も驚きを隠せない。 人類がようやく宇宙に行けるようになっていて、気軽にいけるような場所ではないからだ。 しかもどうやら宇宙飛行士というわけでもなさそうである。 ということは宇宙人なのか?と岩見は考えていた。 岩見「宇宙……ということは宇宙人なのか?」 ロックオン「いいや違う。宇宙に進出したものの、俺達は地球の出身だ。 西暦2307年、それが俺が居た時代だ」 彼が居た時代、それは岩見からしたら遥か先の未来だ。 まだこの時、2000年も超えていない。300年後の先の男がこのロックオンという奴らしい。 岩見「西暦2307年……だと……」 ロックオン「ああそうだ。ところでここは本当に地球なのか? 機械がまるでない。まるで本で見たような昔の世界だ。」 岩見「落ち着いて聞いてほしい。ここはまず地球ではない。 地球にとても似た世界アーシス。ほとんど地球なような物だが色々違っている点がある。」 岩見は説明を始めた。彼が来たのが未来の世界の地球ということは、わかった。 それはおいおい聞きだすとして、まずは彼に現状を伝えておいた方が良いと考えたのだ
[745]キャプテン岩見:2011/04/18(月) 00:39:58 ID:+5JeXLWg ロックオン「それはまた難儀だねぇ。で元の世界には戻れるのかい?」 岩見「俺もロックオンと同じ地球の出身だ。わけあってこの世界に来ているが戻る方法は知っている。 しかし俺が戻れるのは、ロックオンが居た世界の300年以上前の世界だ。」 ロックオン「300年以上前……ということは2000年より前ということか。 どうしようかねぇ」 岩見の話を聞きながらロックオンは頭を悩ませる。 彼は既に死んだような身だった。さすがにあの状況で生きていたら化け物だろう。 それに既に仇であったアリー・アル・サーシェスは相討ちという形だが取っている。 未練はなくはないが、もともと戦後は裁きを受けることを望んでいた身である。 これを裁きとして受け入れる。ということも彼は考えていた。 岩見「しばらくはこの世界での戦いに身を投じるつもりだ。 そのあいだに考えておいてほしい」 岩見も彼の意見を尊重するつもりであった。 元の世界でどうやって生きてきたか知らないが、相当な激戦であったことはあの傷からわかる。 その世界に未練がないものなどは多分いないだろう
[746]キャプテン岩見:2011/04/18(月) 00:42:17 ID:+5JeXLWg 何か話しますか? Aガンダムマイスターとは何か Bその名前偽名だな?俺にはわかる Cロックオンは戦闘のプロだな? D未来の世界の話を聞かせてほしい E聞きたいことをお書きください 先に2票入った選択肢で進行します
[747]キャプテン岩見:2011/04/18(月) 10:45:33 ID:K6or37Ps 未定age
[748]森崎名無しさん:2011/04/18(月) 10:48:15 ID:qJite6ek D
[749]森崎名無しさん:2011/04/18(月) 10:51:48 ID:vYitUtz+ A
[750]森崎名無しさん:2011/04/18(月) 11:25:00 ID:atGMZCdU D
[751]キャプテン岩見:2011/04/18(月) 19:33:55 ID:+5JeXLWg D未来の世界の話を聞かせてほしい 岩見「西暦2307年には地球はどうなっているんだ? やっぱりロボットとか出来上がっているのか?」 岩見は未来のことに興味があった。300年後の未来。 確実に生きていることはできないだろう。神苗みたいに人間をやめれば可能ではあるが ロックオン「俺達ガンダムマイスターが使うガンダムというのがロボットだな。 世界にはAEU、人革連、ユニオンの3大国家があるんだ。それに喧嘩を売ったのが俺達ソレスタルビーイングだ 3大国家に属さない小国は貧困で紛争や内戦が起こっていたのさ。 その紛争を武力介入で根絶を図ったのが俺達なんだ」 岩見(未来になっても人は変わらないのか…… 紛争、テロ。俺達日本人にはなじみのないものだが、中東などでは行われていると言う。) このロックオンという男は歴戦の戦士らしい。 そのガンダムというロボットは知らないが、世界相手に武力介入を行うなど、通常の組織ではありえないことだ。 岩見「でそのソレスタルビーイングはどうなったんだ? 世界を相手に戦うなんて無謀なことをしたんだ。さすがに勝てはしないだろ?」
[752]キャプテン岩見:2011/04/18(月) 19:49:04 ID:+5JeXLWg ロックオン「わからねぇ。まだ壊滅はしてなかったが、押されてはいた。 俺もアリー・アル・サーシェスの野郎と相討ちになったからな……」 ロックオンは最後まで戦い抜いたようだ。あの傷はそのアリー・アル・サーシェスと言う奴との戦いの時にできたらしい。 ほぼ瀕死状態での勝利ということなのだろう。 岩見「そのガンダムって言うのはやっぱり強かったのか?」 ロックオン「太陽炉が搭載されていたのは、俺達のガンダムだけだ。最初は性能差が違った。 だが、裏切り者によって3大国家に疑似太陽炉が渡って以降はほぼ互角だった。 アリー・アル・サーシェスの野郎もガンダムを強奪して使っていたんだ」 ガンダムというのは相当強かったようなのだが、組織の裏切り者がそれを敵組織に流し、機体のアドバンテージがなくなったのだろう。 数を圧倒するにはそれだけの質がなければならない。ソレスタルビーイングを支えていたのは機体の格差だったのだろう。 岩見(ソレスタルビーイングという組織は壊滅したのかもしれないな) 戦いにおいて数の多さは武器となり、それが世界相手ではなおさらだ。 勝てる方がおかしいだろう。質が圧倒的に勝っていれば話は別だが、裏切り者のせいで 独占技術が敵に流れてしまった。これで勝てたら奇跡としか言いようがない。 このロックオンはその壊滅戦の時に敗れてしまったのだ 岩見はそう考えていた
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0ch BBS 2007-01-24