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【愛ある限り】キャプテンEDIT27【戦います】
[99]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2011/03/19(土) 01:27:24 ID:??? 落田「ああ！ 菱野さんっ！ そうだよ、俺には貴女がいたんでした！ さあさあ、今年も愛の籠ったチョコをプリーズっ！ ギブミー・チョコレートぉ！！」 大前「落田ァ！ 空気読んでくれよ少しは！？」 蛇に睨まれた蛙状態の大前を差し置いて、落田が菱野に迫る。 菱野「あらあら。皆様、今年は大変おモテになっていらっしゃるのですね。 そんなにたくさん、素敵な贈り物を沢山お受け取りになっているなんて……。 これでは私などが用意したチョコレートなど霞んでしまいそうで、恥ずかしくってとてもお渡しできませんわ」 大前「う゛っ……」 落田「俺は貴女のチョコ以外、受け取る気は毛頭ございません！ その証拠に鞄はスカスカです！」 菱野「あらあら、うふふ。殊勝ですのね、落田さんは。どこかのどなたはお見習いになるべきですわ。ねえ？（ﾆｺｯ）」 大前「か、返す言葉もありません……申し訳ございませんでした」 青い顔で頭を下げる大前。 他の部員の目が無ければ、土下座の一つもしていたかもしれない。 菱野「……コホン。では、私の方からも部員の皆様にささやかながらもチョコレートの贈り物をさせていただきますわ。 では、ご所望の方は順番に並んで下さいませ」 末松「は〜いっ！」 雪村「はーいっ！」 本多「お前はまだ貰う気か、雪村……」
[100]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2011/03/19(土) 01:28:45 ID:BpZ6UCLA 菱野「大前さんもちゃんと列に並んで下さいね？」 大前「は、はい……」 比良山（さ、先程の殺気は何だったんだ？） さて、大前に渡された菱野のチョコの味は―― 先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。 ★菱野チョコのお味はいかが？→ !card=★ カードの絵柄で結果が変化します ダイヤ → 凄く美味しい！ 最大ガッツ+30 ハートの6以上 → かなり美味しい。最大ガッツ+15 それ以外 → うん。美味しい。最大ガッツ+10 ダイヤのK・JOKER → めちゃめちゃ美味い！ 最大ガッツ+50＆全能力+1！
[101]森崎名無しさん：2011/03/19(土) 01:29:02 ID:??? ★菱野チョコのお味はいかが？→ ハートQ =★
[102]森崎名無しさん：2011/03/19(土) 01:29:06 ID:??? ★菱野チョコのお味はいかが？→ スペードJ =★
[103]森崎名無しさん：2011/03/19(土) 01:34:10 ID:??? 本多はポジションとプレイスタイルが渋好みだからなあ。 もうちょいサッカーが盛んな時代ならともかく、この時期じゃつらいか
[104]森崎名無しさん：2011/03/19(土) 01:35:12 ID:??? これでガッツ855になったね。 出来れば900付近まではもっていきたいところなんだけど、自動成長ストップしてるから特訓でペナルティとかありますか？ もし、まだペナルティに届くほどの数値に届いていないならどれぐらいから制限がかかりますか？ マスクデータで答えられない内容だったら無視してもらっても構いません。
[105]森崎名無しさん：2011/03/19(土) 01:42:37 ID:??? 本多くんだから６個なんですね、ダイス的な意味で
[106]森崎名無しさん：2011/03/19(土) 01:47:39 ID:??? うーん……菱野さんは後でたっぷり自室で後悔しそうだな。 恋人同士になっての初めてのバレンタインチョコをこんな渡し方で終えるとは。 ま、半分以上大前のせいなんですけどねｗｗｗ
[107]森崎名無しさん：2011/03/19(土) 01:50:07 ID:??? >>106 チョコ用の紙袋持ってたのもだめだったよね 事前に準備してたと見られる
[108]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2011/03/19(土) 02:23:40 ID:??? >>103 それもありますが、本多の場合は普段のKYぶりが響いているのかもしれませんｗ >>104 そうですね、800以下の時より伸びづらくなっています >>105 最初は!diceで個数を決めようかとも考えましたが寸でのところでやめておきました >>106-107 つまりこういうことですね、犯人は本多（ぇ） ★菱野チョコのお味はいかが？→ ハートQ =★ ハートの6以上 → かなり美味しい。最大ガッツ+15 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 菱野「……はい、こちらが大前さんの分となんております」 大前「あ、ありがとう……グスっ」 比良山「な、何も泣くことはないだろう？（アレだけ貰っていたんだし……）」 落田「分かっていないなー、比良山は！ 菱野さんから貰えるチョコはそんじょそこらのモンとは価値が違うんだよ！」 大前（まさか落田に心の底から同意することになるとは、思わなかったなあ……） 大前宛のチョコレートは、外装は部員全員に配ると言う体裁からそこまで目立った外見ではない。 だが、包装のペーパーやリボンの結び方が一つ一つ微妙に違う辺り、本命がちゃんと大前に渡るよう仕掛けられているのは明白である。 まあ、去年の大前は気付かなかったことであるが。 雪村「おいひい♪」 比良山「口に物を入れたまま喋るなよ……」 落田「美味ェ……美味ェよ菱野さん！ やっぱり貴女は女神だ……！」
[109]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2011/03/19(土) 02:24:46 ID:??? 菱野「うふふ。お粗末さまです。……さ、大前さんもどうぞ」 大前「は、はい……い、頂きますです」 本多「無理に敬語を使うなよ。というか、何故そこまで固くなる？」 ロボットの様なぎこちない手付きで包装を解き、箱を空ける大前。 そこには―― 大前「あ……」 チョコレートの上の隅に、ホワイトチョコレートで小さく描かれたハートマーク。 人目を慮って堂々とは言えないものの、それが菱野の真意を明確に表わしていた。 菱野「……時間も圧していますし、暖房も利いていますから、早めにお召し上がりくださいね」 大前「う、うん……あ、美味し……」 カリッ、と一齧りした欠片は舌の上で溶けて、あっという間に口一杯に広がっていく。 そのふんわりとした口当たりと甘さが身に染みた。 それだけに、ここまで準備してくれたプレゼントを、自分が台無しにしかねなかったことが悔やまれた。 大前「菱野さん、その……美味しいチョコ、ありがとう。それと、こんなことになってごめん」 菱野「……いえ、こちらこそ大人げない振る舞いをしてしまいましたわ」 ……というわけで、恋人同士となって最初のバレンタインは、いささかほろ苦い顛末となったのだった。 ※ 大前のガッツが+15されました ※
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0ch BBS 2007-01-24