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【八雲と八坂と】森崎が幻想入り13【八意と八重】
[258]森崎名無しさん:2011/04/11(月) 00:42:57 ID:??? 乙でした〜。ゆっくり待ってますよ〜。 >>257 その後、トランプ引いてるの想像したら何か笑えたww
[259]森崎名無しさん:2011/04/11(月) 01:00:30 ID:??? プラチナレミリア……だとすごいほしいんですが
[260]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/11(月) 12:45:02 ID:YaRNerbY 〜紅魔館・大図書館〜 紅魔館の奥深くに、その大図書館は存在する。 普段ならば、部屋の主であるパチュリーが静かに読書をするだけの静謐で陰鬱な空間。 しかし今日は彼女以外にももう一人、傍らに座る人影があった。 レミリア「……相変わらず埃っぽいわねぇ。何か面白い本とか無いの?」 そう呟いて、退屈そうに読書机に頬杖をつくのは紅魔館の主であるレミリア・スカーレット。 先ほどの言葉に反して、彼女は読書を嗜まない。ただ気まぐれに訪れては、適当に暇を潰して去っていくのみである。 パチュリー「(……でも、こういう時は大抵何か抱えてるのよね。 本当は相談したいのに自分からは言い出さない辺り、プライドが高いというか子供っぽいというか……)」 嘆息しながら、パチュリーは読んでいた本をぱたんと閉じた。 こういう時にレミリアの相談に乗るのもまた、唯一の対等な友人である彼女の役割である。 パチュリー「聞いたわよ。……森崎の次の相手、妹様だってね」 レミリア「……」 パチュリーの言葉を聞いた瞬間、レミリアの表情が僅かに険しくなる。 パチュリー「……興味本位で聞いてみるけど。レミィは妹様と森崎、どっちが勝つと思ってる?」 レミリア「まず間違いなく森崎でしょうね。 確かにフランは力は強いけど、それだけで勝てるほど森崎は甘くないわ」 あのフランドールを「ただ力が強いだけ」と切って捨てるレミリアに、パチュリーは呆れの混じったため息をつく。
[261]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/11(月) 12:46:07 ID:YaRNerbY パチュリー「……そう思えるのは貴方だけよ、レミィ。 それじゃあ何が問題? かわいい妹が負けるのを見るのが忍びない?」 敢えて一番正答から遠いであろう予想を上げてみるパチュリー。 それに対してのレミリアの反応は、彼女の予想通りのものだった。 レミリア「あの子が何処で何をしていようが、私の知ることではないわ。……ただ」 パチュリー「ただ?」 レミリア「あの子が爆発した場合は別よ。特に今回、私の時みたいに試合中に雨でも降れば……」 パチュリー「成程。自制の出来ない妹様が何をするか判らない、って事ね」 ようやくレミリアの懸念を理解したパチュリーが軽く頷いた。 パチュリー「目付役を付けようにも咲夜は敵チーム……成程、それも妹様の機嫌を逆撫でする理由の一つになるか。 どちらにせよ、妹様のチームにもこちらから一人つける、っていうのが最善の手でしょうね」 レミリア「それしか無いか。……はぁ、森崎は私を恨むかしら」 心底憂鬱そうな彼女の様子に、パチュリーは思わず目を丸くする。 普段ならば周囲の感情など気にも留めないというのに。 どうやら無自覚ではあるようだが、本格的に乙女回路が作動しているらしい。
[262]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/11(月) 12:47:33 ID:YaRNerbY パチュリー「……そ、それで? 一体誰を差し向ける?」 レミリア「美鈴は門番と私の護衛があるから、それ以外ね。となると……」 ------------------------------------------------------------------------- 誰が来る?→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードのマークで分岐します ダイヤ・ハート→「六花に行かせるわ。戦闘能力もそれなりにあるようだし」 スペード→「朔夜に行かせるわ。あいつなら目付役としては十分でしょう」 クラブ→「パチェ、貴方が行ってもらえないかしら?」 JOKER→「……いえ、やっぱり私自身が行くわ」
[263]森崎名無しさん:2011/04/11(月) 12:50:27 ID:??? 誰が来る?→ ハートA
[264]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/12(火) 08:04:23 ID:/BAi82zQ 誰が来る?→ ハートA ダイヤ・ハート→「六花に行かせるわ。戦闘能力もそれなりにあるようだし」 パチュリー「……六花? まぁ、悪くない人選だとは思うけど」 レミリアの決定に、パチュリーは僅かに不満そうな表情を浮かべる。 レミリア「どうしたの。なにか言いたそうね」 パチュリー「別に私が行ってもいいのよ? 森崎への借りを返すチャンスだし」 レミリア「……自重なさい、私も行けないんだから。抜け駆けは許さないわよ」 じとっ、とパチュリーを睨むレミリア。 パチュリー「抜け駆けって。レミィ、貴方……いえ、やっぱりもう良いわ」 本当に変わった。口に出しそうになったその言葉を、パチュリーは胸にしまい込んだ。 目の前の友人は絶対に否定するだろうから。 しかし、彼女がいくら否定しようとも確かに変わっていっているのだ。 彼女自身も、そしてこの紅魔館も。 しかし、おそらくそれは悪くない変化なのだろう。 その変化の切欠をもたらした一人の少年の顔を思い浮かべながら、パチュリーは再び本に目を落とした。
[265]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/12(火) 08:05:50 ID:??? とりあえずここまで。 続きは夜にでも。
[266]森崎名無しさん:2011/04/12(火) 09:22:44 ID:??? さてと…パッチェさんが抜け駆けしたくなるようにしなきゃ
[267]森崎名無しさん:2011/04/12(火) 11:54:41 ID:??? 乙でした。
[268]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2011/04/14(木) 23:50:37 ID:NMJ8sskw 〜二十三日目〜 〜午前中フェイズ〜 森崎「ふむ。今日も相変わらずの快晴っと」 よく晴れた青空を見上げながら、森崎は両手を上げて大きく伸びをした。 体調管理にはそれなりに気を付けているせいか、基本的に夜更かしをしてもコンディションは良好である。 森崎「(……さて、今日の練習は午後からだったな。午前中は自由行動な訳だが……)」 肩を軽く回しながら、森崎は周囲を見渡した。 現在時刻は朝の九時。 決して早い時間ではないが、メリー家の建つ人里の郊外には、未だ人影は殆ど無い。 森崎「(微妙に不便な場所にあるんだよなあ、この家。……それはそれとして、今日はどこに行こう?)」
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0ch BBS 2007-01-24