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【八雲と八坂と】森崎が幻想入り13【八意と八重】
[461]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/22(土) 01:04:32 ID:??? 小町「あー……やっぱりいいや。忘れてくれ」 森崎「一体何だったんだ。まあ、お前がいいって言うならそれでいいが」 ため息をつきながら答える森崎。 だが本心はというと、さすがの彼も小町の言わんとしていた事に気づかない訳はなく…… 森崎「(ふぅ……なんとか誤魔化せたか。全く、流石に予想外だったぜ……)」 レミリアへの恋愛感情の有無。正直な所、小町に言われるまでは全く意識していなかった。 だが…… 森崎「(……もちろん嫌いじゃない。でも、どちらかというと敵というかライバルというか…… しかし、確かに小町の言うとおり、レミリアの事は妙に気にかかる……いや、いやいやいや)」 ポーカーフェイスを貫きながらも、内心では混乱の真っ只中である。 今はまだいいだろう。けれど、いつか答えを出さなければいけない日が来るような気がする。 小町の部屋を去って自分の部屋の布団に入った後も、漠然としたその予感は消えなかった。
[462]森崎名無しさん:2012/09/22(土) 06:12:17 ID:??? まぁ、今まで見た中で最強の相手、以外の何者でもないからね。 恋愛体質でもないし、向こうの戦闘力も(ry
[463]森崎名無しさん:2012/09/22(土) 15:59:45 ID:??? そもそも、見た目は完全に幼女だからなw メルランといい、森崎にまさかのロリコン疑惑?ww
[464]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/22(土) 22:54:28 ID:??? >>463 たまに自分でも忘れそうになるんですが、この森崎15歳です。
[465]森崎名無しさん:2012/09/24(月) 01:33:53 ID:??? ということは、見た目だけでいくと15歳と10歳(ぐらい)のカップルか‥‥。 どうみても仲良し兄妹ぐらいにしか見えませんねww
[466]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/30(日) 18:45:38 ID:u/SUjQqw 〜深夜〜 〜紅魔館・大図書館〜 森崎が自分の本心に悩みながら眠りについた頃。 レミリアもまた、調査の為に居座っている紅魔館図書館で急遽帰還した咲夜の報告を聞き、深い思案に沈んでいた。 咲夜「お嬢様?」 レミリア「……ああ、まだ居たの」 咲夜の気遣いに、目だけを動かして気だるげに答えるレミリア。 レミリア「とりあえず……そうね。貴方が帰ってきたのなら、明日のフランの目付け役には貴方が行きなさい。 ただし、約定を違えないよう、六花と七花は森崎の方に送り届けるように。……判ったら下がりなさい」 咲夜「敵になった森崎にわざわざ戦力を送る、と?」 レミリア「下がりなさいと言ったはずよ」 咲夜「……は」 有無を言わせないレミリアの命令に、咲夜は一礼して大図書館を出ていく。 そんな彼女の背中を見送ってから、この場に居たもう一人の人物……大図書館の主が口を開いた。 パチュリー「どうしたの。随分辛辣に当たるじゃない」 レミリア「……そうだった? なら、咲夜には悪いことをしたわね。考え事をしてただけだったのだけれど」
[467]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/30(日) 18:47:02 ID:u/SUjQqw パチュリー「森崎が協力してくれなくて、ショック?」 レミリア「……いえ、それは別に」 それはレミリアの本心だった。 確かに、レミリアは森崎に好意を抱いている。しかし、それは常に同じ道を歩みたい、といった類のものではない。 ……少なくとも、今はまだ。 パチュリー「なら何が……ああ、もしかして」 人殺しをさせたくない。森崎のその発言が、レミリアをここまで考えこませているのか。 パチュリー「難しいわよね、価値観の違い。それ以前に種族の違いもあるわ」 レミリア「……そうね」 パチュリーの呟きに、レミリアは小さく頷いた。 彼女にとって、少数の「彼女にとって特別な人間」以外の人間は、全て食事に過ぎない。 容姿も人格も、生死さえあまり興味はない。気にすることといえば、せいぜい血液型くらいだ。 少食故に吸血による出血死をさせたことこそ無いが、一昔前、まだ荒れていた頃には戯れに狩り殺すなど日常茶飯事だった。
[468]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/09/30(日) 18:48:23 ID:u/SUjQqw 今彼女がおとなしいのも、八雲紫との契約があるからであって、決して「改心した」訳ではない。 レミリア「今まで自分がやってきたことを否定するつもりは欠片もないけど。それをあいつがどう思うかはまた別の話、か」 パチュリー「(考え方によっては、レミィの事を森崎が意識しだしたっていう風にも取れるんだけど…… 今はそこまで頭が回らないでしょうね)」 ぼうっと宙を見つめる親友の姿を見つめながら、パチュリーは小さくため息をつく。 パチュリー「……で、どうするの。犯人探しやめる?」 ……しかし。彼女がそう問いかけると、レミリアはまるで今までの表情が嘘だったかのように、笑った。 レミリア「まさか。森崎に否定された程度で歩くのを止めると思う? この私が」 そうして、彼女は静かに椅子から立ち上がり……言った。 レミリア「これはこれで、あいつとの真剣勝負よ。あいつは私を止めたい、けれど私は止まらない。 自分の思うままに行動する……だったかしら。それなら、私も自分の思うままにするわ。 でないと、あいつに申し訳が立たないってものよ」 ……… …… … *二十三日目終了。二十四日目へ。
[469]森崎名無しさん:2012/09/30(日) 19:05:06 ID:??? 乙です。 なかなかに微妙な関係ですな
[470]森崎名無しさん:2012/09/30(日) 21:54:25 ID:??? 乙ですー。 普通のスポーツマンガじゃ 男と女が対等なライバル関係(しかも女の方が実力上位)なんて まずないから、今後どうなるかすごく楽しみだ。
[471]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2012/10/01(月) 23:22:15 ID:ebXsX0oI 〜二十四日目〜 〜朝・スタジアム前〜 森崎「……で、お前たちが来たわけか」 その日の朝、試合のためにスタジアムを訪れたフォーレスツを待ち受けていたのは、 彼らにとっても馴染みのある顔だった。 六花「ええ。予定より少々早いでございますが」 七花「お久しぶりです、森崎さま!」 相変わらず変な敬語で、しかし礼儀正しくお辞儀をする六花と、その後ろで元気に飛び跳ねる七花。 地味ながらも、前回の大会でのフォーレスツの優勝に貢献した二人組だ。 六花「随分と懐かしい気がするでございますね。前の大会で森崎様と共に戦ったのが」 森崎「ん……まあ、そうだな。実際そこまで日にちは経ってないんだが」 七花「ま、まあ、その辺はあまり気にしない方が……。あ、八重ちゃんも久しぶり! 元気だった?」 八重「うん。そっちも相変わらず元気そうだね」 六花「そうでございますね。……特に、七花は元気すぎて見ているこちらが疲れるほどでございます」 八重も含め、ちょこちょこと動き回る三人のメイド妖精。 お仕着せこそ寸分違わず同じだが、それ以外……特に性格などは似ても似つかない。なかなか個性溢れる面子である。
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0ch BBS 2007-01-24