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【もっと高く】キャプテンEDIT28【そして遠くへ】
[737]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/04/05(火) 23:27:45 ID:WVA3FS9E 大前「へえ……そんなのが流行っているんですか……」 基本的にサッカー一筋である大前にとって、宝石がお守りになる、という概念はいまいちピンとこない。 そもそも、宝石というもの自体が何となく、高級で手の届かないもののように感じられていた。 女性店員「うふふ。よく分からないって顔ね? 駄目よ、女の子に贈り物をしたいって言うのに、そんなんじゃ。 もっとアンテナを張り巡らせて、流行に敏感にならなきゃ。 それはさておき、こちらに並べましたのがダイヤと並ぶ4月の誕生石、クォーツよ」 大前「うーん、色とか模様とか、いろいろ種類がありますね? あ、この紫色の何かキレイかも」 女性店員「あら、駄目よそれは。それはアメシストといって、2月の誕生石なの。 貴女の彼女さんに上げるなら、他のにしなさいな」 大前「そうなんですか? 石一つ選ぶにしても、難しいんですね……」 女性店員「ちなみに、お値段は一律10000円。さ、お選びくださいな」 大前(さて、どれにしようかな……) 先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 A.複雑な模様が印象的なガーデンクォーツのペンダント B.朝霧の様に煙るスモーキークォーツのペンダント C.イチゴ色の可愛らしいストロベリークォーツのペンダント D.純粋なピンク色・ローズクォーツのペンダント E.小さな針を閉じ込めたルチルクォーツのペンダント F.そのオススメに反逆する。別のものを教えて貰うぜ! G.その他(自由選択です。大前に取らせたい行動を併記してください)
[738]森崎名無しさん:2011/04/05(火) 23:30:51 ID:z6aOOwBI E 単純にルチルが一番好きなんで
[739]森崎名無しさん:2011/04/05(火) 23:33:07 ID:GZO2qves E
[740]森崎名無しさん:2011/04/05(火) 23:35:41 ID:zaWGeQ1Q E 少し背伸びしたい中学生には一番あってそう
[741]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/04/06(水) 00:16:09 ID:??? どうも途中でお風呂に立ったりして長引いてしまいましたorz >>E.小さな針を閉じ込めたルチルクォーツのペンダント ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 大前「……あ、これ何か妙に引きつけられますね。何だか針みたいな模様が入っている」 女性店員「それはルチルクォーツ。見ての通り、針の様な結晶を含んだ石ね。 この石の中の針は『キューピッドの矢』とも言われていて、思い人の心を射止める力があるとか……。 他にも金運や集中力を高める効能もあるんですって」 大前「なるほど、『キューピッドの矢』ですか。ロマンチックな石なんですね。じゃあ、これでお願いします」 女性店員「ふふっ、貴方の直観にビビッとクるものがあったみたいね?」 ※ 10000円を支払って『ルチルクォーツのペンダント』を手に入れました ※ 女性店員「毎度あり。……それじゃ、若い二人の行く手の幸を、ささやかながら祈らせてもらうわ」 大前「どうも、お世話になりました」
[742]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/04/06(水) 00:17:21 ID:8StZprE6 〜三年目4月4週・自由(?)選択フェイズ〜 大前「よーし……誕生日プレゼントも買ったし、さあ菱野さんに会いに行こう!」 【現在の能力】 ド/パ/シ/タ/カ/ブ/せ/ 総 /高/低/ ガッツ /選手名 |57|57|59|58|57|57|58| 403 | 4/4 | 860 | 大前 |20|09|00|26|08|16|09|←現在の必殺技経験値 現在の所持金:12000 幻想ポイント:25 先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 A.いざ出陣! B.だが断る(通常の行動分岐へ) C.その他(自由選択です。大前に取らせたい行動を併記してください)
[743]森崎名無しさん:2011/04/06(水) 00:17:38 ID:Dg22+PqA A
[744]森崎名無しさん:2011/04/06(水) 00:18:08 ID:Jo1Mu2AI A
[745]森崎名無しさん:2011/04/06(水) 00:18:16 ID:mPfwR+YE A
[746]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/04/06(水) 01:22:14 ID:??? >>A.いざ出陣! ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 大前「躊躇う理由は何も無い……行くぞっ!」 … … … 菱野の15回目の誕生日。それを祝うためのささやかなデートの会場に選ばれたのは、クリスマスに続いて三度目となる例の喫茶店だった。 中学生には少し入りづらい雰囲気だが、慣れると大人っぽい落ち着いたムードが何とも言えない。 それに、同じ学校の生徒などと鉢合わせることの無い、隠れ家的なスポットでもある。 大前「菱野さん、お誕生日おめでとう」 菱野「ありがとうございます。……大前さんのお誕生日は2月ですから、これから当分の間は私が年上ですね」 大前「む。それを思うとちょっぴり複雑かも……」 くちさがない同級生によくそのことでからかわれるのを思い出してしまう。 菱野「ふふっ、ごめんなさい。でも、スポーツを嗜まれている方とお付き合いするのは、少しくらい年上な方が丁度いいんですって。 それを思うと私たち、同年代の他の方に比べて相性が良いのかもしれませんね」 大前「そういう考え方もあるのか。確かにそう考えると良かった……のか?」 照れればいいのか首を捻ればいいのか。 困った大前は、結局照れくさそうに頬を掻くに留めた。
[747]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/04/06(水) 01:23:18 ID:??? そんな反応に、10ヶ月早く一足先に15歳になった恋人が微笑む。 菱野「ええ、良かったんです。きっと!」 大前「ははっ。菱野さんがそう断言するなら、きっとそうだ」 二人が恋人同士になって早5ヶ月。 二人きりの場面でも、息詰まるような緊迫感よりも心落ち着く穏やかな時間が多くなってくる。 それでも、 菱野「ふぅ……」 大前「……っ」 ふとした瞬間、例えば菱野がこうして髪を掻き上げた時に、ドキリとするものを感じてしまうのが不思議だった。 大前「ああ、ええっと、菱野さん?」 菱野「え? はい」 そうした瞬間に出くわす度に、舞い上がって先の展開を急いでしまうのは、少年期の若さなのか大前の性分なのか。 ともかく、大前は軽く咳払いをして切り出した。 大前「その、誕生日のプレゼント、なんだけど……」 菱野「はい」 大前「つまらないものかもしれないけれど、これ……」 言いながら、そっとラッピングされた小箱を取り出して差し出す。 固くならないようにと意識すると、どうしても物言いがぶっきらぼうになってしまう。 付き合い初めてそれなりの日数が経つのに、そんな様になってしまう自分が、少し情けない。
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0ch BBS 2007-01-24