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【SGGK対】ファイアーモリブレム28【SGGK】
[865]森崎名無しさん:2011/04/13(水) 00:08:32 ID:??? マリクとマコっちゃんが勝負になるレベルで驚いた やっぱり指揮・支援の差は大きいね
[866]森崎名無しさん:2011/04/13(水) 00:13:59 ID:??? 山森中里も支援が高めでひと通りの技がそろってるから そこまで弱くはないんだけどね レクスアサルトファルコンで若林ぶっとばしたら爽快だろうなあ
[867]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/13(水) 15:49:00 ID:??? >>863 乙ありがとうございます! カードの引きによって相手の大体の行動を選択させているのですが、 せっかくの大一番ですので、試合終了間際少し強引ながらも翼にボールを持たせてしまうかもしれません。 >>864 全日本ユース候補の中から落選するのは2人。それが誰になるのかはこの試合の出来も関わってきます。 >>865 せめて反町がベンチにいてくれれば… ちなみに第2部ではもう少し支援の効果がマイルドになる予定です。 >>866 問題は誰と交代させるか、ですね。山森も中里も指揮レベルは持っていないですからね。 ============ 翼「そこだっ!!」 翼はその天性的な反応で交互するボールに向かって足を延ばす。 これに対してミネルバとパオラは互いの呼吸をピタリと合わせ、 難度の高いダイレクトでのボール回しを続行させる。 シュンッ!! 翼「うっ…!」 アンナ「この素早いパス回しに翼くんのカットは失敗!Aチーム、危機脱出です!」 パオラ「ジュリアン、受け取ってください!」 ボンッ! ジュリアン「オーライパオラさん!今度はしくじらねぇぞそりこみ野郎!」 翼「(すごい…!確かに日向くんや三杉くんが言っていたように アカネイアから来た人たちはとんでもない運動神経を持っている!)」
[868]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/13(水) 15:50:36 ID:??? セリエAでも通用した自分が、全く自分のプレイをさせてもらえないこの試合展開に 翼は悔しさに加え嬉しさを抱えていた。未知なる強敵たちを相手にしたときのこの心踊る躍動。 絶対に勝てないとさえ思えた相手にも必死に競り合い、勝利をもぎ取った瞬間の達成感。 サッカーに愛され、サッカーを愛することだけを生きがいにしてきたこの少年は顔を輝かせる。 翼はすぐに立ち上がると守備へ戻るため全速力で自陣へと走っていった。 森崎「(翼のヤツ…まだ諦めていないようだな。昨晩のあの謎のシュートのこともある。…油断できんぞ)」 そしてボールを受け取ったジュリアンは再びドリブルでのサイド突破を図っていた。 すかさずマークに向かうのは岬。味方が戻る時間を稼ぐかのように、ピタリと体を密着させるように貼りつく。 ジュリアン「ちいっ、また抜き去ってやるっての!」 岬「(やはり1人少ないのは相当のハンデだな。さらにボール奪取力の高い松山がいないとなると…厳しいか)」 劣勢が続き、せっかくの反撃もあっさり跳ね返されてしまう展開に、岬は焦りを覚え始める。 これまであくまでも縁の下の力持ち、自ら影の存在であり続けようとする彼とは言え、 ここまで完全に圧倒されたまま負けてしまうのはサッカープレイヤーとしては譲れないものがあった。 岬「とるっ!」 ジュリアン「させるかよ!」
[869]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/13(水) 15:52:04 ID:??? 先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。 ジュリアン→!card+ ドリブル61= ============ 岬→!card+ タックル55= !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します 【攻撃側】−【守備側】 ≧2→ジュリアンが突破! =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に (パオラがフォロー)(ラインを割りAチームのスローイン)(三杉がフォロー) ≦−2→岬がボールを奪う! 【補足・補正】 ジュリアンのカードがダイヤで『バク宙ターン』で+5 ジュリアンのカードがハート・スペードで『粘りのキープ』で+2(こぼれ球時勝利) 『マリーシア』で岬のカードがクラブのK〜6で相手のファールに、5〜Aで岬のファールになります。 その他は>>17を参照してください。
[870]森崎名無しさん:2011/04/13(水) 15:53:03 ID:??? ジュリアン→ ハートJ + ドリブル61=
[871]森崎名無しさん:2011/04/13(水) 15:53:13 ID:??? ジュリアン→ スペードK + ドリブル61=
[872]森崎名無しさん:2011/04/13(水) 15:53:30 ID:??? 岬→ スペード9 + タックル55=
[873]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/13(水) 16:21:56 ID:??? ジュリアン→ ハートJ+(粘りのキープ+2) + ドリブル61=74 岬→ スペード9+(不利-2) + タックル55=62 【攻撃側】−【守備側】 ≧2→ジュリアンが突破! ============ 岬には野望がある。それは将来の日本サッカーの経営や首謀を裏から自分の意のままに手に入れること。 あくまでも世界経は進出せずに、金の巡りが大きい日本での活動をメインに置き、何も苦労の要らぬ安定した生活を欲していた。 それは幼い頃から父親の仕事の関係上、各地を転々する非情に不安定な生活に対してのアンチテーゼのような感情があった。 余計な汗を流さず、かと言って怠け者だと罵られるほど働かないわけでもない。 ゆったりと、心を楽に、空に揺蕩う雲のようなフワフワと漂う気楽な生活に憧れているのだ。 そして暖かな家庭を持ち、子供たちには夢を語り、自分が幼き頃に手に入れられなかった幸せを必ず与えてやりたい。 だが、岬本人は気がついていない。本人は自分が本心を隠し密かな陰謀を張り巡らせていると考えているが 結局は自分の意思や希望を犠牲にし、周囲を円満に、幸せにしてやりたいという『自己犠牲』の塊になってしまっていることを。 それはまだ純真にサッカーを愛して止まなかったあの頃と同じ気持ち。 誰かのためにと自分を縁の下へと潜らせ、その結果の周囲の人の笑顔を見て、自分も幸せになれるというあの純朴な気持ち。 今年の春先に若林と練習をした頃だろうか。岬は一瞬だがあの頃の穏やかな気持ちに再び触れ、 そしてたまに考える。本当に自分は日本サッカーを裏から牛耳ることなど出来るのだろうか?と。 異様なほどに発展していく日本サッカー協会。次々と研修に出される将来有望な黄金世代の戦士たち。 明らかに協会は何か大きな力を手にいれている。それもこのような異世界の者たちを特別試合に招待できるようなほどの異質な力を。 多くの人に触れてきたことで、人の感情を鋭く察知することを覚えた岬は確かに感じていた。 自分たちの後ろに控える大きな何かを。その存在がある限り、自分の野望を叶えることなど無理であることも。 岬「(地球上にはない世界との謎の交流、異様なほどの協会の発展、実力者たちの不可解な弱体化…… 彼らならば知っているのだろうか?この試合がただの代表選考会の試合ではないということを)」
[874]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/13(水) 16:23:40 ID:??? そこで岬はジュリアンと目があった。だが、ジュリアンの燃えるような赤い瞳はただただ真剣にサッカーに取り組んでいるものだった。 いつの頃からか分からないが、野望のために投げ捨てた感情。純粋にサッカーを愛せたひたむきさ。 岬「(うっ…!)」 その迫力に岬は動くことができなかった。この赤毛の細身の青年はかつての自分、いやそれ以上に真剣にサッカーに取り組んでいるのだ。 なにか裏があるのではないか?どうせ隠れた陰謀があるのだろう?そんな考えが全て大きな隙となり岬に跳ね返ってきてしまう。 ジュリアン「何だか知らんが試合中に考え事は現金…じゃなくて厳禁だぜ!」 シュバッ! 岬「(見透かされてるとでも…?僕の、心が…?)」 どうやらこの試合は勝てそうにない。なぜなら本気でサッカーに取り組んでいる者にこそ、サッカーの神は味方するものだから。 岬は遠ざかっていくジュリアンの背中を眺めながらそう思った。 そして何処で自分は大好きなサッカーに対して影を求めてしまったのかを振り返ることにした。 もちろん、試合終了のホイッスルが鳴った後で。とにかくまずはあの赤毛に一矢報いるのが先である。 アンナ「ジュリアンくん抜いた!先ほどと同じように右サイドをドリブルで上がっていきます!」 井沢「何度来ようと無駄だァ!」 早田「返り討ちにしてやるぜ!」 ジュリアン「このジュリアン様の俊足を舐めるなァ!今度こそ振りきってやる!」
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0ch BBS 2007-01-24