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【SGGK対】ファイアーモリブレム28【SGGK】
[934]森崎名無しさん:2011/04/13(水) 22:43:31 ID:??? 姫はPK戦のキーパーという大事な役割が控えて ないな、姫が順当だな、うん
[935]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/13(水) 23:27:27 ID:??? >>931 岬のことですから新たな安定したお金儲けの野望をそのうち見つけてくることでしょうw もちろん二股などが発覚せずに良い人を演じ続けることが出来ればの話ですが… >>932-934 残り時間的にあと5〜7判定ほどですね。 ちなみに同点で終わった場合は15分ハーフの延長戦が行われ、それでも決着がつかない場合はPK戦となります。 ============ 翼シュート覚醒→ ハート3 >ダイヤ・ハート→力+1 ※翼の力が18→19に上がりました。 ============ リンダの手のひらから放たれた、邪悪なるものを打ち砕く神秘の光の輪。 その光の輪が、翼の放ったサイクロンを囲み、螺旋を描きながら猛スピードでAチームのゴールへと向かう。 中山「俺は……俺はこの力で…もう一度森崎と…一緒にぃぃっ!!!」 まずこのシュートに対し立ちふさがったのは中山だ。 彼は突如昔のような平凡な能力に落ち込んでしまったことに悩み、苦しみ、そして一つの結論を出す。 それは誰を蹴落とすことになろうとも、外道、卑怯者と蔑まれることになろうとも、 再び親友と肩を並べて世界の強豪と戦うために、修羅の道を歩くことを決めたのだ。 その結果、彼はある病院で一人の老人と出会う。彼は中山にこう言った。 「この世界に蔓延する無限の欲望に身を委ねなさい。その思いが……きっとお前さんに力を授けるじゃろう。ふぇっふぇっふぇ…」 そして彼は老人から受け取った。己の欲望…強くなりたい。あの頃の力を取り戻したいという強い願いを力に昇華させる能力を。 中山「(俺は取り戻したんだ……なのに…なのになんで役に立てないんだ……なんで、なんで……!)」 ドゴォッ!! 自身の体を貫く光の刃が、中山の強い憎しみの感情を逆なでしていく。そんな不愉快な気分が空中に投げ出される中山を包み込んでいた。
[936]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/13(水) 23:28:34 ID:??? ミネルバ「くっ……こ、このぉ!!」 続いて森崎の前に立ち、決して後ろにはボールを通すまいと自信満々に誓ったミネルバがサイクロンに挑む。 力の差は歴然。この圧倒的不利な戦いを前にしても、ミネルバは決して後ろに引くことはなかった。 一刻を背負う王女としての意志の表れだろうか。それとも彼女が慕っていた兄の教えの影響だろうか。 だが、彼女の鋼のような意志といえども、この全てを蹴散らしかねない凶弾の勢いを衰えさせることすらかなわない。 ズギャアッ!! ミネルバ「ぐあああぁぁっ!!(む、無念だ……森崎、後は頼む…)」 森崎「ぐううおおおおおおおおぉぉぉりゃあああああああぁぁぁっ!!!」 最後の門番である森崎。彼は脳裏を掠める危険、恐怖、そういった負の感情を消し飛ばすかのように吠えた。 そして暴れ狂う竜巻の中心に手を伸ばし、しっかりと両手で挟みこむようにして押さえにかかる。 ガッ!ギャリギャリギャリギャリギャリィッ!! 森崎「(お、抑えた!あとは……あとは!)」 自分一人の力ではどうあがいても抑えきれないこのシュート。 森崎の後ろにそびえ立つ何者も受け付けぬ白き巨塔、ゴールポスト。 この最後の仲間の力を借り、森崎は両手で暴れ狂うサイクロンを止めに向かう。 森崎「いまだあああぁぁぁぁあああっ!!!」 バッ!! 後ろへと押し出す推進力に負けぬように踏ん張り、その勢いを逸らすように飛び上がる。 向かう先はゴール上部のバー。そこに自らの体をぶち当てることでボールの勢いを殺すのだ。 森崎「ゴールキーパーにとって…ポストは友達なんだあぁぁぁ〜〜〜〜〜っ!!!」
[937]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/13(水) 23:29:39 ID:??? ずっ……ごぉぉぉぉぉん!!! 森崎「ぐううがああああああがあああああぁぁぁぁあああああっ!!!」 翼「(止められた!?)」 リンダ「も、森崎くん!?」 若島津「森崎ィ!!」 シューマッハ「! ……お、愚かな……あいつ、俺の言っていたことを忘れたのか!!」 背中から腰にかけて走る激しい激痛。だが、その痛みはこのボールを抑えきった両手で掴みとる栄光を生み出す痛みなのだ。 森崎は吠えた。翼に勝利したという喜びを実感したいがために。体中に走る痛みを紛らわすために。 見上「と、止めた……」 片桐「どうやらこれで日本の正GKは……」 モロドフ「いいえ、まだです」 バギョッ!! 森崎「!? っはぁっ……!」 ゴールバーに預けていた森崎の伸ばされたからだがくの字に折れ曲がる。 激痛の衝撃に耐えられなかった森崎の両手の神経が一瞬途切れ、その瞬間 籠から鳥が飛び立つかのようにボールは森崎の腹部へとめり込んでいったのだった。そして―― ズブギャアッ!ドッゴォォォォォォン!!!……テン、テンテン…… ゴールネットを突き破り、後ろの壁へと突き刺さったことで、そのボールはようやく勢いを無くしたのだった。
[938]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/13(水) 23:31:03 ID:??? ピピイィィィィィィィィッ!!! アンナ「ゴ……ゴールゴールゴールゴオオオオオオオオルッ!! な、なんて凄まじい威力なのでしょうか!2人のブロッカーとキーパーの森崎君を吹き飛ばし さらにネットまで突き破り極めつけは後ろの看板を破壊! こ……これがサッカーの申し子の力なのか!?大空翼くん、後半27分、Bチームの1点目をたたき出しました!」 Aチーム 2 - 1 Bチーム 前半37分 新田(ジュリアン) 後半27分 翼 後半12分 マルス(アベル) 石崎「つ……翼ァ!すげぇ!すげぇヤツだぜお前はよぉ〜!!」 若林「残り8分……だが、あのシュートがあるならば…十分追いつき、そして追い越せる!」 岬「すごいよ翼くん!あんなすごいシュートはじめて見たよ! (はは……本当にすごいや。このままじゃ取り残されかねないな。世界レベルへと成長しつつある日本のサッカーに…)」 三杉「…起死回生の一発、といったところだね」 日向「フン……森崎を潰すのは俺の役目だったはずなのによ……」 翼「まだ1点だ!すぐにボールを奪って急いで同点に追いつこう! 俺たちならやれる……!いこうぜみんな!」 一同「「「「「「「「「おう!!!」」」」」」」」」
[939]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/13(水) 23:32:12 ID:??? 森崎「(と、止められなかった……いくらリンダのブーストがかかっていたとはいえ……お、俺の全力のセービングが……)」 その瞬間、森崎の頭の中には多くの者達から蔑まれてきた思い出したくもない過去の映像が現れる。 お前キーパーやれよ、動けないんだからさ。なにやってんだよこのザルキーパー! やる気がないならやめちまえ!お前みたいな下手くそとチームを組むからいっつも負けるんだ! 森崎「(い……いやだ。もう……嫌われるのは……い、いやだ……!)」 シュートを止められないカカシキーパーには友達なんてできっこない。もう嫌味や悪口を言われたくはない。 だからカカシは人間にならなければならなかった。そしてその人間は、人を蹴落し自分がのし上がるということを得意としていた。 だが、森崎は自らその人としての性分を投げ捨てた。誰かに頼り、頼られる生き方を選んでしまった。 そうして再びカカシに戻ったキーパーは竜の真似事をして強い気分に浸っていた。 だが、突然の嵐を前に全てが幻想だったことに気付かされる。 結局自分はあの頃のままだったのだ。何も出来ない、何も変えることができない、ゴール前にただ立っているカカシ同然のざるキーパー。 森崎「(俺は……何も……何も変わっちゃいなかった……は、はは……俺は……今までいったいなんのために…………)」 すでに体力の半分近くを失っている。もしもまた先ほどと同じシュートを撃たれてしまえば 正に自分はゴール前にそびえ立つカカシと成り下がるだろう。 翼に敗れ、ゴールを奪われた瞬間、森崎の心に巣食っていたトラウマが再びわさわさと暴れだす。 森崎「俺は……俺は……か、勝てない……勝てっこない………」 自分が『人間』であった頃ならばまず口を割って出てくるはずのない弱気の虫が滝のようにこぼれ落ちてくる。 駄目だ、勝てない、負ける、嫌だ、失いたくない、嫌われたくない、諦めたくない―― マルス「諦めるな!森崎ィ!」 森崎「――! マ、マルス……」 脳の中を叩かれたようだった。あの男の声が。自分と同じように弱き立場を乗り越え、栄光をその手に掴みとったあの男の声が聞こえてくる。
[940]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/13(水) 23:34:32 ID:??? マルス「……あと8分。守り切ろう。何があってもこのリードを保ち耐え抜こう。 大丈夫だ。僕たちはまだ勝っている。負けてなどいない。顔を上げろ!上げてくれ…森崎!」 森崎「……ぁ……」 マルス「君が苦しい時、逃げ出したい時、悲しいとき、辛い時、絶対に負けたくないとき! ……支えるって、誓ったんだ。僕は――君と!だから……立ってくれ!」 一人のカカシが人間となり、そして再びカカシに戻ったというのはどうやら勘違いだったようだ。 だって、カカシが勝手に立ち上がったりするか?カカシの心がこんなにも…… 誰かの言葉を聞いただけでこんなにも心が熱く燃え上がるようなことがあるか? まだ、たった1点。すぐにでも追いつかれてしまうかもしれない恐怖が消えたわけではない。 それでも立ち上がらないわけにはいかない。彼が呼んでいるのだから。 これまで自分が支え、成長していく姿をずっと見守ってきた、 そして今は自分の姿を見守ってくれるあの男が呼んでいるのだから。 バッ! 翼「! ……そうこなくちゃね。それでこそ……森崎だよ」 日向「ククク……ずいぶん余裕のある顔をしてやがる。その甘ったるい顔を……これから恐怖で引きつらせてやるさ」 若林「……森崎。お前は昔からそうだった。どれだけ馬鹿にされようと、貶されようと、決して…自分からは膝を折ることは無かった…!」 今まで、そしてこれからもキャプテンの座をかけて争っていくであろうライバルたちの声が聞こえる。 だが、今はそれよりも声をかけてやらなければならない相手がいる。 マルス「森崎…!」 森崎「残り8分…俺たちAチームを勝利へ導く指示を出す! よ し 、 み ん な き け ! 指揮官の…いや、『キャプテン森崎』が指示を出す!!」
[941]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/13(水) 23:36:27 ID:??? ☆どうしますか? A攻撃こそ最大の防御!再び2点差にするべく攻めまくれ! B中盤でボールを回し、時間をかけつつ攻めろ! C残り時間は逃げの一手だ!総動員で自陣でボールを回しまくれ! Dまずは慌てずチームデータ変更 Eその他(より具体的な指示、作戦などをお書きください) 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。 ※森崎のガッツ 760-760→390/760
[942]森崎名無しさん:2011/04/13(水) 23:38:09 ID:qQyvOEcM D
[943]森崎名無しさん:2011/04/13(水) 23:38:42 ID:??? 翼が本当綺麗だな 嫌いじゃないぜ
[944]森崎名無しさん:2011/04/13(水) 23:38:44 ID:iUwYTrkw D
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0ch BBS 2007-01-24