※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【楽な戦い】Another-C_4【なんて無い】
[176]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/08(金) 16:52:26 ID:??? 三杉「判らないか?」 新田「うっ……それは…」 三杉の言葉は当たり前のようで、そして的外れなように思えた。 強いものだけとは限らないと言うが、それは一体どういう物なのか? 回転をかけた変化形のシュート……それを武器に出来るほどの適正が無いことは新田自身が知っている。 ではフワリと浮かせるループシュートか…だが、そんなシュートが撃てる場面など限られているし、 何よりそれが必殺の武器になるようなイメージを新田は持てなかった。 新田(なんだ…? この人は一体なんの事を言おうとしているんだ?) 強いものではないシュート…その言葉の常識、概念に囚われている新田は何かを答える事が出来ない。 考えれば考えるほど、すでに知識の中にある物ばかりが頭を占めるのだ。 それを見透かして三杉はフッ…と微笑み、ヒントを与える事にした。 三杉「知と創造、持たざる者が持つ者を凌駕するにはその力が必要不可欠… そして脳という器官は鍛えれば鍛えただけ応えてくれる器でもある。 …君が考えて工夫する事を覚えたのは、ファルコンクロウの事で判っている。 だから新田、僕はもうやるべきこと全てを君に指示したくはない。 ただ…」 新田「……」 三杉「君は自らの力で、それだけ強く速いシュートを撃てるようになった。 …強さを得た今だからこそ、強さではない物が武器になる。 そして君は既にその方法を知っている筈だ、あとは何が必要なのかも含めてね。」 新田「えっ……!?」
[177]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/08(金) 16:53:26 ID:??? 新田には三杉の言葉がまるで禅問答のように聞こえていた。 しかしそれが自らの殻を破る何かに繋がる言葉だという事だけは理解した。 このイタリアで三杉から教え示された物の重さが彼にそれを信じさせたのだ。 新田「三杉さん…アンタが俺に見出してくれている物、正直いますぐは思い当たらない…。 けど信じます、その言葉を。 そして俺は自分の力で殻を破ってみせますよ。」 三杉「うん。 では一先ずはこの試合、残り35分集中を保てるな?」 新田「無論ですよ…!」 新田はその目に再び希望、そして野心の光を宿して応えた。 どれほど困難な夢であろうと、可能性があると判れば彼に怖い物はない。 この負けん気とチャレンジ精神こそが彼の真骨頂なのだ。 身を翻してポジションへと走って行く新田の背中に期待を乗せつつ、 三杉はあの日 心踊らされた新田のプレイを脳裏で再生していた。 三杉(レッチェ戦の2点目だぞ、新田…。)
[178]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/08(金) 16:54:41 ID:??? 一方でローマ・・・ 彼等は中盤でフィオレンティーナを圧倒し、優勢な流れのままに攻めていた。 しかし更に押し切ろうと前に出た時、カウンターの一閃で逆にゴールを許す結果となった。 フィオレンティーナにとって今しかないというチャンスをそのまま掴まれてしまったのだ。 このショックは決して小さい筈はない…スタジアムの誰もがそう考えていた。 しかしローマの選手達の表情からは沈痛の色が然程見られない事に、気づく者は気づき首を傾げていた。 事実として、ローマの選手にとってこの1点は只1点のダメージでしかなかった。 後半は何点も奪える…その自信を持つ彼等にとって、このカウンターは警戒に値せども警鐘には当たらない。 この後、彼等はフィオレンティーナにとっての守備の穴を冷静に突くつもりでいたのだった。 ピィイイイイイイイイイイイイイイイ!! 放送「さあ試合再開です。 ローマにキックオフはいつもの通りヘルマーくんに渡ります。 この試合初めてのビハインド、どのように攻めていくのか注目したい所です。」 ヘルマー(今日はあんまりイケてないからなぁ…今度こそオレが突破したいところだけどよっ!) スパァン!! 少しだけボールキープしてからヘルマーはパスを送り出した。 その方向はローマにとっての右サイド…バンビーノが守る位置である。 このパスには…
[179]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/08(金) 16:55:45 ID:??? 先着で ★すんなり通るかな?→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ》 マルコがカットに向かった。 《ハート》 新田がカットに向かった 《スペード》 ブンナークがカットに向かった 《クラブ》 そのまま通った。 《JOKER》 三人ともこれを読んでカットに行く…!
[180]森崎名無しさん:2011/04/08(金) 16:55:59 ID:??? ★すんなり通るかな?→ ハート10
[181]森崎名無しさん:2011/04/08(金) 17:06:11 ID:??? バンビーノ突破すればサイドアタック成立同然だから当然狙いますよね
[182]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/08(金) 17:44:01 ID:??? >>181 シニーシャは比較的ドリブルが得意、バンビーノはタックルが(彼にしては)低い… さらに負傷も看破しているとすれば、そちらのサイドを狙うのは定石通りですね。 ============================================= ヘルマーがパスを出す直前、飛び込んでいた選手が1人居た。 再び闘志を胸に宿した新田である。 カット出来るかどうかは分が悪い話だが…それでもこれは無駄とは言えなかった。 ヘルマーの体力を削る事はこの後のジワジワと効いてくる筈だからである。 先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★ヘルマー パス(!card)67+(!dice + !dice)=★ ★新田 パスカット(!card)63+(!dice + !dice)+(解析済-1)=★ と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。 【攻撃Max】−【守備Max】 ≧2 → パスを通された! =1〜-1 → 左から順に(ランピオンがフォロー、マルコがフォロー、ブンナークがフォロー) ≦-2 → フィオレンティーナボールに。 【基本ルール以外の補正・補足・備考】 ヘルマーのマークがクラブ以外で「ドライブパス(+3)」が発動。
[183]森崎名無しさん:2011/04/08(金) 17:45:33 ID:??? ★ヘルマー パス( クラブ4 )67+( 4 + 2 )=★
[184]森崎名無しさん:2011/04/08(金) 17:48:33 ID:??? ★新田 パスカット( クラブ8 )63+( 1 + 1 )+(解析済-1)=★
[185]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/08(金) 18:28:03 ID:??? ヘルマー パス( クラブ4 )67+( 4 + 2 )=73 新田 パスカット( クラブ8 )63+( 1 + 1 )+(解析済-1)=64 【攻撃Max】−【守備Max】≧2 → パスを通された! ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ヘルマー「脚は速いが…そんな動きでオレのパスが止まるかよ!」 新田「うっ……鋭い!?」 シュンッ…! 新田のダッシュを物ともせず、ボールはシニーシャへと届いた。 当然と言わんばかりに拳を握るヘルマー… 彼は ただ蹴り出せば良かっただけのパスが、狙いを定めた物にされた事のリスクに気づいていない。 この中盤戦が消耗戦の様相を呈しつつある事に気づく者はまだ少なかった。 それはフィオレンティーナにしても同様であるが…。 パスを受け取ったシニーシャは早速サイドを攻め始めた。 当然バンビーノがすぐにチェックをかけるが、シニーシャは強引に抜きにかかる。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24