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【楽な戦い】Another-C_4【なんて無い】
[546]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/18(月) 13:20:46 ID:??? フィオレンティーナの選手達はやや驚きを表に出していた。 これまで選手一人一人の細かい部分まで反省点などを指摘した監督が、今日は様子が違った。 だがアンザーニは言葉を続けた。 アンザーニ「ここまで勝ち続けた事で、皆さんの道はほぼ開けたと思って良いでしょう。 明後日の決勝戦が終わった後、皆さんは新たなステージへと進みます。 それは即ちプロ候補生からプロへの変革です。 プロならば自分自身で試合を省み、そして次を導き出す・・・この程度は最低限要求される。 逆に、それが出来ぬ者はプロとしてはやっていけない。」 新田(・・・・・・) アンザーニ「もう一度言います、皆さんは新たなステージへと進みます。 その中では、次の決勝は一つの通過点でしかない。 自分がこれからプロになっていくんだという自覚を強く持ちなさい。」 この監督の言葉は間違っていない・・・そう三杉は理解出来たが、それでも違和感も拭えなかった。 まだ決勝を残しているのに、まるで大会が終わった後の統括を聞いているようなのだ。 これに対し三杉は・・・ A 正論だが、これでは決勝の士気が落ちかねないと指摘する。 B アンザーニの言葉を粛々と受け止めるべきと考える。 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[547]森崎名無しさん:2011/04/18(月) 14:02:47 ID:bycBRUCI A
[548]森崎名無しさん:2011/04/18(月) 14:06:26 ID:atGMZCdU A
[549]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/18(月) 17:02:02 ID:??? > A 正論だが、これでは決勝の士気が落ちかねないと指摘する。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉「監督・・・その、仰っている事は重々理解しますが・・・」 アンザーニ「なんですか?」 三杉「決勝を残しているのに、決勝を通過点と言い切るのは士気を下げる要因になるのでは?」 ダラピッコラ「えっ・・・」 バンビーノ「ミスギ・・・なにを言いだすんだ?」 三杉(おや・・・?) この三杉の発言に対して大部分の選手からザワめきが起こった。 意外な反応に三杉の方が戸惑う事となった。 アンザーニ「ふむ・・・その発言はつまり、キミが今の私の言葉によって モチベーションが下がる事を意味しているわけですね?」 三杉「はい、そう思います・・・。」 アンザーニ「ふむ・・・・・・以前から気になっていた。 ・・・キミにはプロになって、何かを成そうというビジョンはありますか?」 三杉「・・・・・・!」 突然に投げられた監督の言葉は三杉の胸の柔らかい部分を貫いた。
[550]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/18(月) 17:04:38 ID:??? アンザーニ「ここで闘っている選手達は、皆プロになって何かを成す為にサッカーをしています。 この大会での勝利・・・もっと言えば今日の勝利も、その大きな夢・目標を細分化した 小さな目標の一つにしか過ぎません。」 三杉(この大会で勝ち続けることは、トップに上がるための一つの手段だった・・・。) アンザーニ「だからと言って、目の前の小さな目標を軽視している人間はここには居ません。 目の前の一つの勝利が、より大きな目標に繋がる道だと知っているからです。 それは逆に一つの敗北が道を閉ざし、転落へと追い遣られるプロの恐ろしさを 知っているという意味でもある・・・。」 三杉(だが仮に、トップに上がる事が約束されたら僕は次の試合で手を抜くだろうか・・・。) 否であろう。 しかし何故、否なのか・・・三杉は自問しても『これ』という答えがなかった。 ただ単純に負けたくないだけかも知れない、ここまで来たら優勝・・・という思いかもしれない。 バンビーノやダラピッコラ、マルコなどはこれを頷いて聞いていた。 新田はやや顔を厳しくして耳を傾け、中山は目を閉じて言葉を噛み締めているようだった。 アンザーニ「目の前の小さな目標を一つ一つ片付けて前に進むのは、人として当然あるべき姿だ。 そしてキミはそれをクリアしていける遂行力を持っている、しかし・・・・・・」 三杉「しかし・・・?」
[551]森崎名無しさん:2011/04/18(月) 17:05:06 ID:??? プロリーグが無く、サッカーを続けるなら学校の部活動→社会人チーム、が常識の日本人だからかな?
[552]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/18(月) 17:09:37 ID:??? >>551 このスレの三杉に欠けている物・・・前々から匂わしてきた話です実は。 ============================================= アンザーニ「しかし、強く打ち建てられた最終目標がなければ、人の道はいつしかブレてゆく。 何の為にプレイしているのかを見失ってしまう。」 三杉「・・・・・・」 アンザーニ「現在の選手としての優劣には関係ないかもしれない・・・ だが挫折を前にした時、それはキミの命取りになりかねない。」 三杉は何も言葉を発する事が出来なかった。 自分が何を成したいのか、健康な心臓を得た自分が何の為に走っているのか。 次の決勝で勝って(・・・よしんば勝たなくても)プロになって、自分が何処へ行こうと言うのか・・・ 三杉(森崎や翼くん、シュナイダー、ピエールのような世界のトップ選手とフルタイムで闘い、勝ちたい・・・ それが僕が求めてきた道の原点だった。 ではもし、それが叶ったら僕はどうするのだろう・・・?) おそらくその夢はジャパンカップやワールドトーナメント等で実現するだろう。 三杉はその先を考えようとした。 しかし何かに足止めされているように、その先の思考が進まなかった。
[553]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/18(月) 17:12:28 ID:??? アンザーニ「どうでしょうかミスギくん、キミが今日まで走り続けてきた道・・・ その道が何処へ向かっていたのか今一度考えてみては? それがハッキリすれば、次の決勝戦での士気が下がっているという事はないでしょう。 皆も同じです、自分がこれから何を成したいかを見つめ直しなさい。 ではここまで。」 選手達「「 はいっ!! 」」 「「 はい・・・ 」」 力強く答える選手と、力なく答える選手とで返事はクッキリと割れていた。 当然ながら三杉は後者の中の一人となっていた・・・。 ※一旦ここまで
[554]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/18(月) 18:06:07 ID:??? やや時間は過ぎ、準決勝第二試合の時間が刻々と迫っていた。 フィオレンティーナやローマの選手達は既にスタンドへと移動・・・ 現時刻ではレッチェとパルマがそれぞれ控え室でミーティングを行っていた。 〜レッチェ 控え室〜 監督「・・・以上がパルマの情報だが、何か質問はある者は?」 ブルノ「はい!」 監督「なんだブルノ?」 ブルノ「実は新しいセービング技を考えてきました!」 監督「それではフォーメーションを発表する・・・FWは1トップ1ウイング、 トップにカルネバーレ、右のウイングにはモゼだ。」 モゼ「はい!」 ブルノ「あの」 カルネバーレ「おうよ! 今日は決めてやるぜ!!」
[555]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/18(月) 18:07:53 ID:??? 監督「中盤は5枚だ。 センターにマンチーニ、右のサイドハーフはミケーレ・・・ そして左のウイングバックにはイスラスだ! ボランチは右にジャシント、左にリベリ!」 マンチーニ「はいっ!」 リベリ「了解です。」 ジャシント「おうっ!」 ミケーレ「はい!」 ブルノ「もしもしー」 イスラス「・・・・・・・・・」 監督「最終ラインは3バック・・・中央にディッテンベルガ、左右にドメーニコとチェーザレ!」 ディッテンベルガ「・・・はい。」 チェーザレ「はいっ!」 ブルノ「そぉい!」 ドメーニコ「控え3人衆が一人、ドメーニコ推参。」 監督「そしてGKは・・・」 ブルノ「はい!はい!はーーーい!」 監督「・・・・・・」 先着で ★レッチェのキーパー→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《JOKER》 オテッロ 《それ以外》 ブルノ
[556]森崎名無しさん:2011/04/18(月) 18:09:19 ID:??? ★レッチェのキーパー→ クラブ10
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0ch BBS 2007-01-24