※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【楽な戦い】Another-C_4【なんて無い】
[614]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/20(水) 16:37:24 ID:??? マンチーニ(・・・この1点の事は忘れる、そしてオレ達は攻める!) ポンッ! キックオフのボールを受け取ったマンチーニはバックパスでボールを下げた。 受け取ったリベリ、そして隣のジャシントがラインを上げつつパスを渡し合う。 ここから始まるのがレッチェのパスワークである。 リベリ「さあ、これで小さなトライアングルが形成された。 ・・・・・・かかって来い!」 シニョーリ「ヘンッ、知ったことかっ!」 軽やかなステップでリベリへとプレスをかけるシニョーリ・・・ しかしリベリは全く相手にしていなかった。 リベリ「そらっ!」 ポンッ! シニョーリ「うぎゃ、逆かー!」
[615]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/20(水) 16:39:12 ID:??? 軽々と手玉に取られたシニョーリのフォローに、ウイングの一人が走った。 名は体を表すか、パルマで1番のスピードを誇るフェラーリである。 フェラーリ「任せて!」 ミケーレ「ふんぬらばっ!」 ポンッ! フェラーリ「判断が早い!? これじゃあオレの脚も・・・」 ショートパスを立て続けに、しかも容易に通してくるレッチェ陣。 パルマの選手達も慌ててチェックに回るが、レッチェのパスは自在でありしかも出足が早い。 確(しっか)りと先のコースを読み切ってから飛び込まないと無意味であった。 ポンッ ポンポンッ! スパンッ ポポポポーン! ディモス「クッ・・・これがレッチェのポゼッションサッカーか!」 コンティ「こりゃあ大したパスワークぜよ、いや堪(たま)るか堪るか!」 マンチーニ(よし、1点失ったが流れは奴等の物じゃない! 中盤を支配し続ければ勝つのはオレ達の筈だ!) 何度か目に回ってきたパスをトラップし、マンチーニは手応えを感じていた。 自分達のサッカーは準決勝でも十分に通用していると証明された。 であれば、このまま押し切る事で敵を焦燥に追い遣り、守備も壊す事が出来ると思われた。
[616]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/20(水) 16:41:21 ID:??? シル「余所見してんじゃねぇっ!」 マンチーニ「おっと!」 一瞬の意識の油断か、マンチーニは敵の接近を許してしまった。 それでもパス技術には定評のある彼、落ち着いてボールを蹴り出す。 そのボールは・・・ 先着で ★マンチーニのパス→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ》 ガリバルディの裏を通して、イスラスに渡った! 《ハート》 イスラスに渡った! 《スペード》 ディモスの裏を通してミケーレに渡った! 《クラブ》 おっと、シルの身体に当たって弾かれた! 《JOKER》 オーバーラップしてきたディッテンベルガとのワンツー!
[617]森崎名無しさん:2011/04/20(水) 16:45:33 ID:??? ★マンチーニのパス→ ハート5
[618]森崎名無しさん:2011/04/20(水) 17:03:40 ID:??? シニョーリにリべリとジャシントを当てればサイドが甘くなる そこを極端に配置したFWが突破する サイドを抉ればレッチェはガタガタになる おそらくこれがトルシア監督の策
[619]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/20(水) 18:08:56 ID:??? >>618 ほぼ正解ですね、サイドの使い方が肝でした。 2006年のCL1回戦でアーセナルをジャイキリしたPSVのフォメを参考にしました。 ============================================= > マンチーニのパス→ ハート5 > 《ハート》 イスラスに渡った! ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― マンチーニのパスはシルのアタックをきっちりと避けたコースを狙えていた。 プレスに対して直角に出されては、追う気力のある選手はそう居ない。 ボールは何の妨げも受ける事なくレッチェの左WBへと渡った。 トンッ・・・ イスラス「・・・狙い通りに中盤はズタズタか・・・・・・」 そしてここに位置する選手はマルク・イスラス。 ウイングからサイドバックまでの範囲を剛脚でカバーし得る男である。 ドリブラーとしては言うまでもなく最強クラス、ここまでの戦果でそれは証明済みだ。 そしてその評判を知りつつ、挑みたがる選手も中には居る。
[620]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/20(水) 18:11:16 ID:??? ザッ・・・! イスラス「・・・お前だけは最初からオレを狙っていたな・・・・・・」 ガリバルディ「中央は知らん振りして張り付かせて貰ったぜ、アンタと勝負してみたくてな。 こっちのサイドを簡単に通させはしない・・・と言われて逃げるアンタじゃないだろ?」 イスラス「クック・・・面白い事を言うな・・・・・・」 ガリバルディ「ヘッ、下に見てんじゃあねーぞ!」 先着で ★イスラスvsガリバルディ?→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ》 ・・・と見せかけて意表を突いた中央へのリターン、そしてボールは逆サイド 《ハート、スペード》 容易く突破、左サイドはがら空きだ 《クラブ》 容易く突破だが・・・? 《JOKER》 ・・・と見せかけて意表を突いた中央へのリターン、そしてイスラスは自身は下がる。
[621]森崎名無しさん:2011/04/20(水) 18:13:13 ID:??? ★イスラスvsガリバルディ?→ クラブ9
[622]森崎名無しさん:2011/04/20(水) 19:02:52 ID:??? フォローしてきた敵も抜いてこそ、イスラスな気もするがどうなるか
[623]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/20(水) 19:41:14 ID:??? > イスラスvsガリバルディ?→ クラブ9 > 《クラブ》 容易く突破だが・・・? ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ガリバルディ「喰らえ、ヨンフォアタックルだ!」 ズザァァァァァァ!!! 体格の良いガリバルディが小気味良いダッシュから、勢いを殺さずタックルに繋げる。 体重を乗せた得意技、ヨンフォアタックルがイスラスに牙を剥いたのだ。 しかしイスラスは軽く溜め息を吐くと、力任せにボールを蹴り出した。 ズダダダダダッ!! ガリバルディ「真っ向勝負か、上等っ!!」 イスラス(・・・オレを止めたければ2倍の排気量を用意しろ・・・・・・) 体重の乗ったタックルに対してドリブルが突っ込み、二つの影が交差した。 瞬間、体格に勝ったガリバルディの身体が、ボールを軸にして浮き上がった。 ガリバルディ「えっ?」 イスラス「・・・・・・ぬるい・・・」
[624]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/20(水) 19:42:20 ID:??? バキィィィィッ!!! ガルバルディ「うそ・・・だろ!」 そのままイスラスは脚に入れる力をフルスロットル。 強引にガリバルディを斜めに吹き飛ばして突き進んだ。 実況「おっと! イスラスくんが強引なドリブル一閃! 血気にはやるガリバルディくんを力任せに押し退けたっ!! パルマの守備は3枚だけ、いつも通りこのまま押し通るのか!?」 ここまで緩やかなパス回しだった展開がイスラスの突破によって急な転調を迎えた。 パスの出し手、受け手を読んでケアに走っていたパルマの中盤がこれに対応するのは無理な話・・・ つまりは残る3人のDF、そしてGKがこの男を何とかするしかなかった。 カステッリーニ「早くも来たなぁ? 相手にとって不足はないぜ・・・!」 クスタ「慌てて飛び出すな、自分達のフィールドで受けて立つ。」 カステッリーニ「判ってますって!」 イスラス(・・・・・・止むを得ないか・・・) パルマの守備陣に焦った様子は無く、ゴール前で櫓を形成してイスラスを迎え撃とうとしていた。 対してイスラスは、普段通りならば構わずその櫓を叩きにいったであろう。 普段通り・・・と言ったからには、イスラスは“そうでなかった”という事だ。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24