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【楽な戦い】Another-C_4【なんて無い】
[647]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/21(木) 17:44:03 ID:??? > マンチーニのフィニッシュプレイ→ ハート7 > 《ハート》 DFを引き寄せてイスラスにパス→トリノが釣られる ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ダッシュしながらマンチーニはチラリと周囲を確認した。 前にはカルネバーレ、右辺前方にはミケーレ、そして左やや後方には・・・ マンチーニ(当然イスラスも来ている・・・!) 確認すると、彼はドリブルをやや右にへと広げた。 トリノの守備ゾーンに突っ込むぞと言わんばかりにである。 だが勿論この動きはフェイクであり、本命はイスラスだ。 マンチーニ(最終ラインが釣れてくれるとありがたいんだが・・・!) 半ば祈るように走り抜けるマンチーニだが、彼がこのまま強引にでも突破を狙うとはパルマも思っていない。 イスラスかカルネバーレがフィニッシュを狙ってくるのは決定力からも当たり前である。 しかも彼等はマンチーニの実力も既に把握済みである。 クスタ「トリノ、マンチーニを宜しく。 キミならば問題ないでしょう。 当たる直前でカルネバーレに出されても後ろは心配無用です。」 トリノ「わぁってるぜ! うおおぉぉぉっ!」
[648]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/21(木) 17:45:13 ID:??? マンチーニへはトリノをぶつければ問題なく・・・ カルネバーレに出されてもクスタ自身がフォロー、イスラスならばカステッリーニと2人で対処。 どのように展開されても防ぎきれるようにクスタは戦力分配していた。 トリノ「そらっ、ここは蛇の道だぜ!」 マンチーニ「(クソッ、一人だけか・・・しかし!)ここだっ!」 ザッ・・・! ・・・シュパァァァァァン!! 完全に寄り切られるよりも早く、マンチーニはボールを捨てた。 ボールを右斜めに追い越しつつ位置をスライド、左サイドに向けて利き脚アウトサイドで蹴り出した。 バナナシュートのようにカーブがかかったパスは、イスラスの走り込む方向にピタリと合う。 トリノ「チッ、逃げやがったな!」 マンチーニ「後で相手してやるさ・・・(頼むぞイスラス)」
[649]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/21(木) 17:46:33 ID:??? キュルキュルキュル・・・トン イスラスがこのパスをトラップし、いよいよレッチェの見せ場となっていた。 迎え撃つはファビオ・カステッリーニとクスタ・イスマエルである。 クスタ「残念でしたね、1対1ならばまだ勝負になったところですが・・・」 イスラス「・・・・・・猪口才だな・・・」 スゥ・・・ ズダダダダダダ!!! 瞬間的な脱力からのアクセル、イスラスは必殺の高速ドリブルを繰り出した。 驚くべき速度でパルマゴールに向かって攻め寄るが、クスタらの表情に焦りは全く無かった。 クスタ「ファビオ、チャレンジ&カバー!」 カステッリーニ「アイアイサー!」 迫るイスラスに対し、先ずはカステッリーニがアタックに向かう。
[650]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/21(木) 17:47:55 ID:??? 最前線の守り手がボールに対してのプレッシャー意識を決定、ファーストディフェンダーになり・・・ ボールの動く方向に対してセカンドディフェンダーがカバーするのがチャレンジ&カバーである。 ファーストになる者は後方のリスクを考えず、思い切った1対1を挑む。 セカンドはシュートコースを塞ぐと同時に、第三者へのパスにも寄せられるポジションを取りつつ・・・ 当然ながらファーストが抜かれた後のセカンドアタックも担わなければならない。 この連携をスムースに、効果的にやってのけるには互いに実力と信頼が必要とされる。 セカンドになる者には視野の広さや経験が求められるが、クスタは打って付けの人材だ。 そして後ろにクスタが控えているからこそ、ファーストのカステッリーニは大胆にアタック出来る。 カステッリーニ「アンタの凄さは肌で感じるぜ・・・だがそれでも通しゃしねえ!」 イスラス「・・・猪口才だと・・・・・・二度同じ事を言わせるな!」 先着で ★イスラスvsファビオ→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 ≪ダイヤ、ハート、スペード≫ イスラスが抜いた! ≪クラブ≫ イスラスがボールを奪われた! ≪JOKER≫ イスラス「・・・・・・ここだ、ここでオレの全力を見せる・・・!」
[651]森崎名無しさん:2011/04/21(木) 17:48:58 ID:7L3A6bqg ★イスラスvsファビオ→ ハート5
[652]森崎名無しさん:2011/04/21(木) 18:34:42 ID:??? 判定を繰り返すごとに奪われる確率が上がるのか?
[653]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/21(木) 18:45:14 ID:??? > イスラスvsファビオ→ ハート5 > ≪ハート≫ イスラスが抜いた! ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ダダダダダダダ…! ズダダダダダダダ…!!! カステッリーニ(う、うお・・・間近で見るとまた一段と! けどっ・・・!) イスラス「……」 ズキン…ズキン ズシャァァァァァ! イスラスの高速ドリブルを間近で繰り出されながら、なお呑まれずスライディンに行った彼は立派だった。 しかし、それでもイスラスと勝負するにはカステッリーニでは役者不足と言わざるを得なかった。 高速ダッシュから高速のサイドステップに繋がれては、並以上のDFでも対処が追いつかないのだ。 イスラス「無駄だ・・・」 ダダダダダ! ヒュイ! ダダダダダダ! カステッリーニ「な、なんだよそりゃぁっ!(あんなステップ一つで・・・同じ人間かよ!?)」 イスラス(次・・・!)
[654]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/21(木) 18:47:41 ID:??? クスタ「ファビオを抜くとは流石! だが、ここからですよ!」 イスラス(・・・・・・) カステッリーニを抜き去った直後に現れるクスタ。 彼の言葉通り、イスラスはまだ露払いを退けたに過ぎなかった。 イスラスは口を真一文字に結び、高速ドリブルの世界をさらに繰り広げる。 先着で ★イスラスvsクスタ→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ》 うおぉぉぉ! イスラスがクスタを抜いたどおおお!!! 《ハート、スペード絵柄》 ボールを弾かれた! そして・・・ 《スペード数字》 ボールを奪われた! 《クラブ》 ボールを奪われ、しかも・・・ 《JOKER》 ???
[655]森崎名無しさん:2011/04/21(木) 18:48:07 ID:??? ★イスラスvsクスタ→ ハート10
[656]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/21(木) 19:35:18 ID:??? > イスラスvsクスタ→ ハート10 > 《ハート》 ボールを弾かれた! そして・・・ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ダダダダダダダ! 勢いの止まるところが無いイスラスの高速ドリブル。 カステッリーニを抜いた直後でもそれに変わりはなかった。 しかしクスタはこのスピードに動じない。 クスタ(イスラスのドリブルスピードを追ってボールを奪おうとしても無駄な努力。 迂闊に足を出せば、切り替えしによって振り切られるだけ・・・ゆえに!) ここでクスタはボールを完全に無視し、イスラスの身体だけを追った。 どれほどの高速でも、ボールではなく人間ならば目で追える。 イスラスと自身の身体が離れ過ぎないよう距離を意識し・・・ イスラス(・・・ついて来る・・・・・・!? ・・・ならばここで切り返す!) ・・・ザシュッ!! クスタ「それを待っていた!」
[657]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/21(木) 19:37:30 ID:??? 高速での切り返し、スピードのベクトルは一気に反転を見せる。 しかしその際、急ブレーキ、零速度、急加速は当然起こる自然現象だった。 そしてクスタはこうなる事を期待してイスラスを睨んでいたのである。 クスタ「捉えましたよ!」 イスラス(・・・!!?) ガシィィィッ!!!! イスラスの速度が零地点になった瞬間、クスタはイスラスの肩にショルダーチャージを見舞った。 肉体の強靭さ、パワーという点で、クスタはイスラスの遥か上に位置している。 イスラス「グッ・・・!」 グラリ・・・とイスラスの身体が傾き、その強靭な足腰がバランスを崩すのが見えた。 そしてボールは彼の足を僅かに離れ・・・クスタはそれを弾き出す事に成功した。 ただ、彼はイスラスがもっと崩れて完全にボールを奪えると思っていた為、 そこは誤算が込められた結果となっている。
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0ch BBS 2007-01-24