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【楽な戦い】Another-C_4【なんて無い】
[668]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/22(金) 11:59:26 ID:??? ポンッ! コンティ「そりゃディモス、サイドじゃ! そんで・・・」 ディッテンベルガ(サイド!? マズイな・・・!) サササッ ボールは中央のコンティから左サイドのディモスに渡った。 レッチェのサイドバック、チェーザレがこれに当たらねばならないが、このサイドにはタルデリも居る。 2対1は危険と判断し、ディッテンベルガがフォローに行くが・・・ タルデリ「さあ決めて来ようぜ!」 ディモス「おお、やってやるぜ!!」 シル「オレも居るんだぜ!!」 ディッテンベルガ「さ、3対2か・・・!!」 チェーザレ「げげげぇー!!」 レッチェは左サイド、180度の世界において人数差を作られ・・・さらに中央にはコンティも居た。 チェーザレの弱さを考えれば実質1対3、ディッテンベルガにとって最大の危機が訪れた。
[669]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/22(金) 12:00:41 ID:??? 先着で ★サイドで1対3(実質)→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ》 ディッテンベルガが貫禄の守備を見せた 《ハート、スペード》 ボールをこぼされ、それをコンティがフォロー 《クラブ》 タルデリに抜け出されてさあ大変 《JOKER》 すげぇ、ディッテンベルガさんがマジであの皇帝に見えるぜ!!
[670]森崎名無しさん:2011/04/22(金) 12:03:59 ID:??? ★サイドで1対3(実質)→ ハートK
[671]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/22(金) 13:33:39 ID:??? > サイドで1対3(実質)→ ハートK > 《ハート、スペード》 ボールをこぼされ、それをコンティがフォロー ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ディッテンベルガのマーク技術があれば、1対1で抜かれる事はまず考えられなかった。 足を出さずに相手の動きをけん制し、抜くコースも他の行動も抑え込む事が出来るから。 しかし攻め手3枚であればこの技術は役に立たない・・・ タイミングを測って足を出す以外、ここを守る方法はなかった。 ディッテンベルガ「退けぇっ!!」 ズサアァァァァァッ!!! ガシュッ! ディモス「痛えぇぇぇぇぇぇっ!!!」 ディッテンベルガは暴力的なタックルでボールホルダーを吹き飛ばし、ドリブルを止めてみせた。 だが彼が立ち上がるよりも早く、シルがこのボールを掠め取ろうと駆け寄る。 シル「貰ったぜ!!」 ディッテンベルガ「グゥっ!!」 チェーザレ「さ、させるかっ!!」 ボールを足で挟み込もうとするディッテンベルガ、掻き出そうとするシル それからクリアを狙うチェーザレの3者が重なり合った。 その結果・・・・・・
[672]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/22(金) 13:34:47 ID:??? ポーーーン! 実況「あっと、上だあぁぁぁぁ! ボールは上に跳ね上げられました! この混戦の中、タルデリくんがボールに飛びつく!!」 タルデリ「これで頂きだ!」 ディッテンベルガ「・・・っせるかぁ!!」 倒れこんだ体勢にも構わず、ディッテンベルガはタルデリに遅れて跳んだ。 諦めることのないボールへの執念が見られたプレイだが・・・ いくら彼でもこれは無理だと観客の誰もが思っていた。 ガッ!! タルデリ「!?」 ディッテンベルガ「!!」 しかしこのボールもディッテンベルガは敵の手にやらなかった。 競り負ける事なくボールをこぼして見せたのだった。
[673]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/22(金) 13:35:54 ID:??? 不運か必然か・・・このボールを拾ったのがコンティでなければ、 今のディッテンベルガのプレイによってレッチェのモチベーションは跳ね上がっていただろう。 実況「ああーーっと、これは不運!! こぼれたボールがコンティくんの元に!?」 コンティ「しゃっはぁ! 2点目はもろうたのぉ!!」 ジャシント「クッ、限界だぜリベリ!!」 リベリ「ああ、行けジャシント! オレはこいつへのボールを全力でシャットアウトする!!」 シニョーリ(キラーン) この事態になり、遂にマークの一人がシニョーリの側を離れた。 最早そうせざるを得ない状況に陥ってしまっていた。 ジャシント「うおおおっ!! 止まりやがれえっ!!」 コンティ「はっはぁー、まっことおもろい試合じゃのお! じゃけんど・・・!」
[674]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/22(金) 13:37:38 ID:??? 先着で ★コンティのフィニッシュメイキング→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ》 ドリブル 《ハート、スペード》 ロングパス 《クラブ》 パス 《JOKER》 ロングパス、そして
[675]森崎名無しさん:2011/04/22(金) 13:37:55 ID:??? ★コンティのフィニッシュメイキング→ スペード6
[676]森崎名無しさん:2011/04/22(金) 13:38:13 ID:??? ★コンティのフィニッシュメイキング→ クラブ6
[677]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/22(金) 17:54:06 ID:??? > コンティのフィニッシュメイキング→ スペード6 > 《スペード》 ロングパス ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― シニョーリ「コンティッ、こっちだ!」 コンティとの勝負に賭けようとしているジャシントの耳に雑音が入る。 さっきまでマークしていた、最も警戒しなければならないシニョーリの声だ。 ジャシント(ギッ、あのガキ・・・! 頼むぜリベリ・・・) ヤツへのパスは冷静なる相棒リベリが阻んでくれると信じ、ジャシントは必死に集中した。 目の前の相手からボールを奪取すべく、意識と視野をググッと狭めた。 コンティ「そうれ、パスを要求されちょうからな!」 ジャシント「クッ・・・!!」 ダッ・・・! シュパァァァァン!! コンティがパス狙いで蹴り出す様に気付き、ジャシントは反射的にシニョーリへのコースを塞いでいた。 そのままドリブルに来られていたら、そのままに振り切られていただろう。 だがコンティのプレイはジャシントの反射の通りにパスだった・・・ だった筈だが・・・ 彼の蹴ったボールはジャシントの跳んだ先とは、まるで見当違いの方向を飛んで行くのだった。
[678]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/22(金) 17:56:17 ID:??? ジャシント(あ!? 何処へ蹴ってやがる・・・ミスキック・・・?) シニョーリとコンティ、その2人しか意識の中に居なかったジャシントは理解に到らなかった。 このボールが右サイドを走るジャンカルロ・フェラーリの前方に出されたパスだったとは。 トンッ フェラーリ「ナイスパス、コンティさん!」 コンティ「しゃっしゃ、この混乱の中じゃオフサイドトラップもなんも無理かぁらん!!」 ジャシント「!!!」 リベリ「まさか!?」 シニョーリ「どこ蹴ってんだバカヤロー!」 コンティ「ほたえな姫さん! ざんじこじゃんちパス出しちゃるきに!!!」 レッチェボランチの2人は驚愕によって呻いていた。 どういう選択であろうとも、自分達を分断して中央で勝負するのがパルマの狙いだと・・・ そう思い込まされていたところで第3の選択、更にもう一つ煙に撒かれてしまったのである。 手玉に取った2人(?)のやり取りも彼等の耳に忌々しく突き刺さった。
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0ch BBS 2007-01-24