※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【楽な戦い】Another-C_4【なんて無い】
[697]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/24(日) 13:16:41 ID:??? レッチェの選手達が慌ててブルノに駆け寄った。 選手全員、非常に心配そうにブルノの症状を問い質す。 マンチーニ「大丈夫かブルノ!」 リベリ「怪我したか!?」 ミケーレ「交代か!?」 カルネバーレ「無理すんじゃねえぞ!」 ブルノ「うう・・・・・・皆・・・」 弱弱しくうめき声をあげながら、ブルノがゆっくりと立ち上がった。 そして彼は仲間達にこう答えた。 先着で ★→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ絵柄》 ブルノ「とうとう限界みてえだ・・・」 《その他》 ブルノ「大丈夫だ、問題ない。」 《JOKER》 ポスト「お前はもう限界だ、大人しく控えに任せろ」 ブルノ「なにぃっ!?」
[698]森崎名無しさん:2011/04/24(日) 13:22:43 ID:??? ★→ クラブ4
[699]森崎名無しさん:2011/04/24(日) 14:06:30 ID:??? 無茶しやがって…
[700]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/24(日) 14:18:33 ID:??? > ★→ クラブ4 > 《その他》 ブルノ「大丈夫だ、問題ない。」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ブルノ「大丈夫だ、問題ない。」 重苦しい下腹部を押さえつつ、だがそれが何でもないかのようにブルノは言ってのけた。 皆に心配をかけてはいけないという思いから、自分がゴールを守らず誰が守るんだという思いから。 リベリ「あっそ」 ジャシント「チッ!」 マンチーニ「はぁーあ・・・」 ブルノ「あれ? なにこの反応?」 レッチェのメンバーは再びキックオフをする為にセンターサークルへボールを送った。 彼らの士気は当然の如く低下している。 中盤でボールは繋がり、攻撃の筋道は悪くない・・・いや、むしろ良い。 だが最終ライン・・・強力なDFと奇跡のGKを越える事は相当に厳しかった。 マンチーニ(・・・どうにかする為に攻撃の枚数を増やせば、一転カウンターの餌食か・・・。 ディッテンベルガのシステムもあんな形で崩されるとは思わなかった。 これは本格的にヤバい、どう手を打ったら良いか判らないぜ・・・) どうにもこうにも最後の一撃をブチ込むビジョンが見えぬまま、マンチーニはキックオフをした。 迷うマンチーニの様子を察したか、パルマFWの二人がすぐさま襲いかかる。
[701]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/24(日) 14:19:41 ID:??? タルデリ「そらそら、余所見してていいのか!?」 フェラーリ「貰います!」 マンチーニ「クッ・・・!」 スパンっ! なんとかパスで逃げたマンチーニだが、彼の1プレイが今のレッチェを象徴していた。 迷いのあるままでのプレイは弱気を加速する・・・ レッチェ自慢のパスワークも、攻めるためでなくキープするためにしか働かなかった。 前半残りの15分・・・ 先着で ★前半残りの出来事→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ》 前半終盤、ディッテンベルガが攻撃参加 《スペード、ハート》 そのまま大きく試合は動かず前半終了 《クラブ》 一瞬の隙をついてシニョーリがボランチのマークを外した 《JOKER》 リベリ「ホーミングショットを見せる時が来たな」 オテッロ「アップはじめました」
[702]森崎名無しさん:2011/04/24(日) 14:31:22 ID:??? ★前半残りの出来事→ ダイヤ9
[703]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/24(日) 17:02:48 ID:??? > 前半残りの出来事→ ダイヤ9 > 《ダイヤ》 前半終盤、ディッテンベルガが攻撃参加 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・・・それでもボールをキープし続けるレッチェのポゼッションサッカーの価値は大であった。 レッチェにとってはユルリと落ち着く時間を、パルマにとっては苛々を募らせる時間を過ごさせたのだから。 リベリ「ジャシント、少し縦に距離を空けるぞ!」 ジャシント「オーライ・・・よし、右だ!」 ミケーレ「ナイス、中央へ戻すぞ!」 シニョーリ「うぎゃー、もう! みみっちい事しやがって!」 コンティ「いやー、困ったの。 こりゃあ本気で中盤は敵わんぜよ。」 ガリバルディ「くっそイスラス・・・勝負しろよ! オレじゃ相手になんねえってのか!?」 この様子はスタンドから客観的に見ていても、どちらがリードしているか判らない程であった。 レッチェの方が2点のビハインドで圧倒的に不利な状況にも関わらず。 バンビーノ「中盤はレッチェの物・・・なんだがな。」 ブンナーク「相手に点をやらず、自分達が点を取りゃ勝ちって事だろ。」 中山「身も蓋もないな・・・」 三杉「だが実際そういう事だろう・・・パルマはシンプルな強さを持つチームだ。 明確な弱点を持つレッチェにとっては相性が悪いのは否定できない事実だ。(チラッ) (残りはもう4分とロスタイムか・・・そろそろ来るな。)」 メンバー達と状況を論じ合いながら・・・ 三杉は時計を確認し、前半最後の見せ場を心待ちにしていた。 そろそろ来る筈なのだ・・・ディッテンベルガがゲームメイクをする時間が。
[704]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/24(日) 17:04:20 ID:??? 実況「さあ前半も残すところあと2分、攻めきれないレッチェとボールを奪えないパルマ・・・ このまま何も起こらずにハーフタイムを迎えるのでしょうか・・・?」 シニョーリ(ヘンっ、そんなわけないだろ!?) 目をキランと光らせ、シニョーリが一瞬のチャンスを待っていた。 前半終盤、気が緩みパスコースが甘くなる時間を。 ミケーレ(もうハーフタイムかぁ・・・後半逆転できるンかこれ?) マンチーニ「ミケーレ、いったぞ!」 ミケーレ「ふえ!?」 トーーンッ 絵に描いたように集中を切らしていたミケーレが、トラップを僅かに大きくしてしまった。 これを見逃さんとシル、ディモスがプレスに走る。 ミケーレ「(ゲッ、ショートパス無理だ・・・! 後ろに大きく・・)ジャシント!」 ポーーーン! 山なりのパスでシルの頭を越し、ボールはジャシントへと向かう・・・ だがこの緩いパスをそのまま通させる程パルマは甘くなかった。
[705]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/24(日) 17:05:34 ID:??? シニョーリ「へへッ、そらぁっ!」 クルンッ・・・ ダダダァッ!! ミケーレ「あばばっ!?」 ジャシント「ゲェッ!!」 実況「おっと、放物を描いたこのパスをシニョーリくんがアクロバティックにカット! そして着地直後に当然ドリブルダッシュ! 最後の最後でパルマのチャンッ・・・」 三杉(いや、甘い!) ズザァァァァァァッ!!! ガシッ!! シニョーリ「うぎっ・・・!!」 実況「・・・スではありません! ディッテンベルガくんが直後にクリークタックル! シニョーリくんを豪快に吹き飛ばしました! 危険の臭いを察知していたか!?」 レッチェにとってピンチになりそうな状況だったが、見事に防いでみせた。 そして時間帯的にもリスクを負わずにこの男が攻撃に参加できるタイミングが来ていた。
[706]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/24(日) 17:07:24 ID:??? ディッテンベルガ(ミケーレのミスのお陰で、敵が片サイドに寄っている。 このフォーメーションの崩壊を利用しない手は無い・・・) スパァァァァァン!!! 彼はここで大きくパスを出した。 クリア・・・ではない、敢えてミケーレの側のサイドに振ったのだ。 だが狙ったのは更に上のライン、モゼに対してだ。 コンティ「ぬぉ!?」 トリノ「なにやってんだ!」 意表を突かれたコンティはそのまま素通りさせてしまう。 これを見たトリノが慌ててモゼに対するフォローとしてサイド側へ走るが・・・ 肝心のパスを受けたモゼはと言えば、冷静に次の処理を準備していた。 モゼ(サインは・・・OK、了解!) ポーン! ノータイムでマンチーニへと戻すマイナスのパスである。 ワンプレイでトリノが釣り出され、シル、ディモス、コンティが動きを縛られてしまった。 ディッテンベルガ「マンチーニ、こっちだ!」 マンチーニ「頼む・・・!」 改めてボールを受け取り、ディッテンベルガのプロデュースによる前半最後の攻めが始まった。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24