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【楽な戦い】Another-C_4【なんて無い】
[764]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/26(火) 17:58:50 ID:??? >>763 おっと、別パターンまで・・・いつもいつもありがとうございます。 ============================================= > その男の真意(・・・なんて物があるのか?)→ ダイヤ8 > 《ダイヤ》 男「お礼に一つ面白い逸話を聞かせてやろう」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 男「気紛れな質問に真剣に答えてくれた事に敬意を表すよ。 そうだなぁ・・・お礼に一つ面白い逸話を聞かせてやろう」 三杉「はあ・・・(なんだかなぁ・・・変なのに声をかけてしまったもんだ。)」 男は勝手質問してきて勝手に納得し、尚且つ唐突に話を聞かせようとしてきた。 三杉は呆れを通り越してお手上げな気分になったが、こうなればもうトコトン付き合ってやろうとも思った。 一度ヤケクソな気持ちになってしまうと、割ともう何でも良くなってくるから不思議だ。 男「逸話ってのは、チームのためにプレイをするキミとは対極な選手の話だ。 サッカーの事はよく知らんが、事情があってこの選手の事だけは知っている・・・」 三杉(胡散くさっ)
[765]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/26(火) 17:59:58 ID:??? 男「その選手はチームの中において、フィールドの中において一人だった。 誰も彼にパスは出さない、誰も彼に活躍させない・・・チームを勝たせる為に呼ばれた選手なのに。」 三杉「妬まれていたんですか?」 男「少し違う・・・差別されていたんだ。 その選手はフィールドでたった一人、黒人だったから。」 ヨーロッパに移籍した南米の選手の話だろうか、と三杉の頭には浮かんだ。 勝たせる為に呼ばれた、白人の中に置かれたたった一人の黒人というとそんな印象だ。 しかしどうやらそういう事ではないと、話を聞いていくうちに判った。 男「その選手はそんな環境でも、誰よりもゴールを挙げたそうだ。 通算じゃ1000ゴールを軽く越えてたという話だが、正直な数はよく判らんらしい。」 三杉「1000ゴール超!? そんなゴール数、ペレくらいしか・・・。 (いや、チームでペレが孤立していたなんて話は知らない・・・じゃあ誰だ?)」 男「フッ、ペレか・・・残念だがそんな華やかな英雄の話じゃあない。 そいつはペレよりももっと昔、サッカーが白人上流階級のスポーツだった頃の選手さ。」 三杉(そんな昔の・・・)
[766]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/26(火) 18:01:30 ID:??? 男「そいつはパスされなくとも点を取れるよう、誰よりも速く走った。 ゴール前で浮き球など貰えないから、誰にも止められないシュートを編み出した。 ヘディングやボレーシュートに頼る事なくゴールを量産したそいつの事を、 奴の母国ブラジルではスーパーストライカー、ジャイロと伝説のように語り継いでいる。」 三杉「スーパーストライカー・・・・・・ジャイロ・・・?」 男「ま、伝説は色々と捻じ曲がってヘディングが苦手な選手だったとか、そんな話になってるそうだ。 だが本当のところはヘディングを撃たせて貰える機会が一度もなかったからって悲しい理由さ。」 三杉「えっと・・・」 A スーパーストライカーって(笑) 中二病ですかそれ? B あの、何故そんな話を僕に・・・? C あの・・・ジャイロって? なんと言うかブラジル人っぽくない名前ですけど・・・ D 誰にも止められないシュートって、どんなシュートだったんですか? E なんでそんな事を知っているんですか? 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[767]森崎名無しさん:2011/04/26(火) 18:06:11 ID:/tahaPCs E
[768]森崎名無しさん:2011/04/26(火) 18:06:49 ID:BkQaYD3c E
[769]森崎名無しさん:2011/04/26(火) 18:07:15 ID:PwB58NQo D というか、この男はまさか?
[770]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/26(火) 18:34:06 ID:??? > E なんでそんな事を知っているんですか? ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉「なんでそんな事を知っているんですか?」 男「逸話って言っただろ、少年? 何処かの誰かに聞いた話ってやつさ。」 三杉「でも伝説が捻じ曲がる前の話なんて、普通はそんな事まで知らない。 ましてサッカーをよく判らないと言う人間なら尚のこと・・・ 何より、貴方の口振りにはリアリティがあり過ぎる。」 三杉の疑問を軽く掃おうとした男だったが、その言葉は疑問に油を注ぐだけだった。 三杉は湧き出る矛盾点と、疑問点を続け様に指摘してみせた。 男は少々弱った顔になって顎をなでる。 男「参ったね、どーも・・・ま、頭のイイ奴は嫌いじゃあないけどな。 少なくともイイ加減な性格した奴よりはよっぽどな・・・。」 三杉「僕は貴方の質問を真剣に考えて答えました。 貴方も真剣に答えてくれないと割に合わないと思いますが?」
[771]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/26(火) 18:35:18 ID:??? 話を脱線させようとする男に対して三杉は厳しく追及した。 最初は眉唾で胡散臭い話を聞かされると思っていたが、どうやらこの話は三杉の知識欲を刺激した。 知識欲というかマニアの欲求に位置するあれだが、そこはまあ置いておく。 男「『しつこい奴はモテナイぜ』と言いたいが、そんな容姿をしてる奴には無意味かな。 ま、全部は話せないがそこは事情だと納得してくれよ少年、でなければこの話はお開きだ。」 三杉「・・・」 A 納得する B 納得しない C 殴ってでも聞き出す 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[772]森崎名無しさん:2011/04/26(火) 18:35:54 ID:BkQaYD3c A
[773]森崎名無しさん:2011/04/26(火) 18:39:40 ID:jh9uF+MM A
[774]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/26(火) 20:15:56 ID:??? >A 納得する ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 今度は男の言葉に嘘はないものと三杉は判断した。 嘘はなく話せない事情があると言うならば、そこを追求するわけにはいかなかった。 好奇心がつい湧き出てしまうような状況だが、それに任せて良い事がある例などそうは無い。 三杉「判りました、納得します。 ここで話を打ち切られたら中途半端で気持ちが悪いですから。」 男「聞き訳が良くて助かるね。」 三杉「では改めて続きを、話せる事だけ・・・」 男「マンマミーア・・・あいあい。 そのジャイロと呼ばれた選手だがな、どーもオレと同じ血統らしいんだな、コレが。 だが血縁にあろうが、どうでもいい奴の事なんざオレは知ったことじゃあない。 その男の事をよく知っているのは、そしつが血統の誇りに値する人間だったから・・・さ。」 三杉「血統・・・」 男「なんでそれが判明したか、ってのは話せない事情の世界だぜ。 そんな事よりも、ジャイロがチームの為でなく何の為にサッカーをしたかってのが話の主旨だ。」
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0ch BBS 2007-01-24