※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【黄金】キャプテン平凡2【十二球編】
[256]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/13(水) 19:55:08 ID:??? 瞬「同点だ!」 ヒカル「漸く活躍したな、星矢!」 シャイナ「さすが星矢、決める時は決めるね……これで治療が出来る」 氷河「外す時は外すがな」 紫龍「氷河よ、お前は人のこと言えぬだろう……」 凡太「やった!これで同点だ……今のチーム状況なら一気に逆転出来るぞ!」 沙織「星矢が決めてくれましたか……よかった」 キース「グギギ……俺にボールを回さないからこんな事になるんだ!」 バベル「振り出しか……」 カペラ「勢いは完全に向こうだがな……」 タキー「切り替えていこうぜ、凡太は怪我してるんだし、まだ勝ち目はあるさ」 ジャミアン「そうだといいがなぁ……まあ万が一には備えておくか」
[257]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/13(水) 19:56:44 ID:6S8E6c3g 凡太「やったな!星矢君!」 怪我の治療を終え、ピッチに戻った凡太は星矢に声をかける。 なおシャイナは凡太が戻るのと入れ換えで治療を受けに外へ出た。 星矢「おう、凡太!怪我はどうだ?」 凡太「ああ、傷むけど、何とかなるかな」 星矢「そうか、無理するなよ。ようやく、同点にしたしな」 凡太「そうだね、でも……」 ★後半のこり時間の作戦。 A:このまま一気に逆転しておきたいな。 B:油断せずに守ろう。 先に2票入った選択肢に決定します。
[258]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/13(水) 20:05:33 ID:??? と、今日も短いですがこの辺で……。 なかなか進められませんが、のんびりお付き合いいただけますれば幸いに存じ上げまする。
[259]森崎名無しさん:2011/04/13(水) 21:03:09 ID:??? A 乙でした〜
[260]森崎名無しさん:2011/04/13(水) 21:03:37 ID:5VqXc7J6 A
[261]森崎名無しさん:2011/04/13(水) 21:35:54 ID:KjbnXbaA すいません、sageてました A
[262]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/15(金) 18:36:38 ID:??? > A:このまま一気に逆転しておきたいな。 凡太「うん、でもこのまま一気に逆転しておきたいな。キースギダーが回復したら厄介だ」 星矢「そうだな、お前とシャイナさんは怪我してるし……」 凡太「恐らく白銀達は延長に備えて守りを固めてくるはず、ラインを上げて一気に逆転しよう」 星矢「いいだろう。しかしお前は怪我をしているんだから、出来るだけ接触プレイは避けろよ」 凡太「ああ……でも、チャンスの時はパスを躊躇わないでくれ」 キース「ああっ、もうお前らに任せておけねぇ!今度はいきなり俺にボール寄こせ全員抜いてゴールしてやるよ!」 一方、自ら稼いだ2点のリードを無にされ、荒れに荒れるキースギダー。 タキー「落ち着けよ!まだ負けた訳じゃないんだ」 新参のキースギダーと比較的仲の良い滝がそれを懸命に宥める。 ミスティ「仕方ないでしょう!後半の貴方は疲労しきっていて正直まともなプレイは出来ていません!」 が、その一方でゴールを守りきれなかった苛立ちからか、ミスティは強い口調でキースギダーにそう吐き捨てる。 キース「ああん!?俺が悪いってのか!!」 ミスティ「そうは言ってませんよ!疲労した貴方を中心にゲームを組み立てることは出来なかったと言うことです!」 キース「そりゃ俺が悪いって言ってるも同然だろうが!誰があいつらから二点もぎ取ってきたと思ってんだ!?」 ミスティ「そりゃ貴方ですけどねぇ!」
[263]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/15(金) 18:37:54 ID:??? バベル「キ、キースギダーもミスティも落ち着けよ!」 カペラ「いがみ合ってる場合じゃねぇだろ!?」 一触即発の雰囲気に、バベルとカペラも慌てて二人にの間に割り込む。 キース「カペラ!タキー!お前らもだ!何で俺にパスをよこさねぇ!?」 カペラ「な、何故って……」 タキー「そりゃあ……」 急に矛先を向けられ、二人は言いよどむ。 ミスティ「疲労した貴方では紫龍からゴールを奪うことは出来ないからですよ!決まってるでしょう!」 その二人に代わり、ミスティは鬼の首でも取ったかのように答える。 ジャミアン「ミスティ!無闇に煽るな!」 ミスティ「大体、貴方が真っ当にパスを出すならこんな苦戦はしなかったんですよ!」 キース「言うに事欠いて……このナル野郎がァ!」 ミスティ「聖闘士実力を教えてあげましょうか!?」 売り言葉に買い言葉、チーム内でもアクの強い二人の衝突は収拾のつかない状態に陥っていた。
[264]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/15(金) 18:38:58 ID:??? が、そこへ、騒ぎに加わらず様子を伺っていたアルゴルが二人の間に入る。 アルゴル「まあ落ち着けよ」 ミスティ「引っ込んで下さいアルゴル!この傲慢な男に聖闘士がどういうものか……!」 キース「上等だ!お前のケツに遠近自在剣を……!」 アルゴル「……ゴルゴンの楯」 ピカッ!ピキーン! ミスティ「ガッ……ア、アルゴル!?」 キース「ぐぎぎ……!?」 一向に喧嘩を止めようとしない二人に、アルゴルはゴルゴンの楯を向ける。 タキー「おわっ!?キースギダーが石に!」 カペラ「ミスティ!?」 不意打ちでゴルゴンの魔力を受けた二人は為す術もなく石と化す。 バベル「お、おい、アルゴル!やりすぎだ!」 その強引な仲裁(?)に、ミスティを抑えていたバベルはアルゴルを非難する。
[265]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/15(金) 18:40:07 ID:??? アルゴル「……喧嘩を止めない奴が悪い」 ジャミアン「し、しかしな……」 僚友の非難を無視し、アルゴルは石になったキースギダーとミスティに語りかけた。 アルゴル「……石になっても聞こえるだろう?良く聞けよ、キースギダー、ミスティ」 キース「ぎぎぎ……」 ミスティ「ぐぬぬ……」 アルゴルの言葉に、二つの石像は悔しげに呻く。 アルゴル「お前達が苛立つ気持ちはよく分かる、二点差を返されたんだからな……失点を許した俺も 責任は大きいから、その点お前らには申し訳なく思う」 そう言うと、アルゴルは石像に向かって軽く頭を下げた。 ミスティ「ぎぎぎ……!(そう思うならこの石化を解きなさい!)」 キース「ぐぬぅ……!(そうだ、早く解け!)」 不満げな声を漏らす二つの石像。 アルゴル「うむ……何言ってるかわからんが、とにかく不満は伝わってくるぞ」 その呻き声を聞き、アルゴルは少し楽しそうに笑う。
[266]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/15(金) 18:41:09 ID:??? カペラ「……あいつ、性格悪いな」 アルゴル「まあ、だがそれも過ぎたことだ……しかしな、まだ試合は終わって居ない。 ミスティの防御力、キースギダーの得点力、どちらもこれからの試合に必要だ……そうだよな?」 と、アルゴルはここで後ろを振り返り、他の面子に同意を求める。 バベル「あ、ああ……もちろんだ」 タキー「そりゃあ……な」 バベルやタキーを初め皆そのことを認めるに否やはない。 アルゴル「聞いての通りだ。ここでお前達がいがみ合いを続けるなら、もう試合もクソもないんだよ……解るだろ」 ミスティ「ぐぬっ……(そんなことは分かってますよ……)」 キース「おぐぎ……!(俺だけで勝てるっての!)」 再び不満そうに呻く石像。 アルゴル「……どうしても争いを続けるなら、お前ら二人とも石のまま道頓堀に捨てるが、それでもいいか?」 その様子にアルゴルは最後通牒を突きつける。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24