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【黄金】キャプテン平凡2【十二球編】
[27]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/05(火) 22:47:17 ID:??? > C:ランドクロス。 凡太「じゃあ、ランドクロスにします!」 沙織「そう、貴方のプレイスタイルには合っているかもね」 沙織はそう言うとまた軽く辰巳の方を見る。 心得たもので、辰巳はそれだけで意を察し、トレーラーの中からランドクロスを下ろし、凡太の前に置いた。 ゴトッ…… 凡太「これが鋼鉄聖衣……重そうですが」 沙織「聖衣自体の出力が鎧の重さは感じさせないわ。安心して」 凡太「では……」 凡太はそう言うと徐にランドクロスに手を伸ばした……。
[28]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/05(火) 22:49:37 ID:??? カペラ「くそう!完全にしてやられた!」 一方、そのころ聖域チームベンチ。 キース「大丈夫だ。問題ない。天才の俺が点なんか幾らでも取ってやるよ」 タキー「むっちゃ膝笑ってんじゃん!ガクガクじゃん!」 バベル「まさか、聖闘士でもない男があんなシュートを撃ってくるとは、全く予想外だった……」 アルゴル「……いや、実は俺、前戦った時もあいつにゴール決められたんだよね」 タキー「はぁ!?なにそれ、聞いてないよ!?」 アルゴル「言ってなかったし……」 カペラ「何で言わないんだよ!?」 アルゴル「一般人に負けたなんて噂されたら、恥ずかしいし……」 ジャミアン「アホか!言えよそれは!味方に敵の情報隠してどうするんだ!そのせいで俺吹っ飛 ばされたんだぞ!」 情報を秘匿していたアルゴルに、他の白銀達が怒りの声を上げ難詰する。 ミスティ「まあまあ、落ち着いて下さい」 と、そこへ助け船を出したのが、同じく前回も凡太と戦ったミスティ。 カペラ「ミスティ!お前もあいつのこと知ってたのに言わなかったな!?」 ミスティ「ははっ、まあまあ……」 バベル「まあまあじゃねぇ!」 アルゴルを養護するミスティの発言は、帰って白銀達の怒りを煽った。 ミスティ「ですから落ち着いて……まあ確かに黙っていたのは悪かったですが……」 タキー「当たり前だ!」 ミスティ「その代わりといっては何ですが……あいつの弱点お教えしますから」 ジャミアン「弱点?」 ミスティの言葉に、非難の声が一瞬静まる。 ミスティ「そうです。私たちは前回敗れましたが、あいつの弱点はその時既に掴んでいるのです」 バベル「……それが本当なら、聞かせろ」 ミスティ「本当ですよ。私達は、前回の試合でですねぇ……」 ミスティはそうして、前回の試合で凡太を退場に追い込んだ時のことを白銀達に語った。
[29]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/05(火) 22:51:24 ID:??? カペラ「お前ら……そんな事したの?」 バベル「一般人相手に……引くわー」 タキー「白銀聖闘士のプライドはないのかよ……」 ジャミアン「俺も勝てば良かろうが信条だけどさぁ……」 ミスティの話を聞いた白銀達は一様にミスティ達の行為を非難する。 ミスティ「あなた達はアイオリアと戦ってないからそう言う事言うんです!」 アルゴル「ああ……正直俺もどうかと思う手段だが、あの時勝つにはああするしかなかった」 ミスティとアルゴルは口々に自分行為の正当性を主張する。 カペラ「でもなぁ……」 ミスティ「きれい事言ってる場合ですか? アルゴル、貴方あのシュートを止める自信は?」 アルゴル「……実際止められてないしな」 ミスティ「カペラ、タキー、ジャミアン、あなた達はどうです?」 カペラ、タキー、ジャミアン「……」 ミスティ「ほらみなさい。そしてバベル」 バベル「お、おれ?」 ミスティ「貴方のフォーティアルフィフトゥラで、紫龍から後何点取れます?」 バベル「それは……」 ミスティ「さっきも、結局止められましたよね?」 キース「だから、点なら俺が……」 ミスティ「そして、頼みのキースギダーは膝が笑ってます」 カペラ「むぅ……」 キース「聞けよ!天才の話を!」 悩む白銀一同。一点勝ってはいるが、キースギダーは疲労困憊。後半は前半のように攻められないだろう。
[30]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/05(火) 22:52:56 ID:??? バベル「……正直気は進まないが」 タキー「えっ……バ、バベル?」 ジャミアン「俺も、もう吹っ飛ばされるのやだしな……」 カペラ「そうだな……よく考えれば、聖衣も付けずに試合に出る方が悪い」 ミスティ「……分かってくれましたか」 風向きが変わったのを感じ、ミスティは胸をなで下ろす。 バベル「……で、どうすれば?」 ミスティ「なに、簡単です。のこのこ前線に出てきている凡太に、貴方のフォーティアルフィフトゥ ラをぶち込めば、それでお仕舞い……」 カペラ「教皇の為だしな」 ジャミアン「負けて帰って処罰されるのもヤダし」 タキー「おまえら……それで良いの?」 アルゴル「大人になろうぜ、タキー」 一人困惑するタキーの肩にぽんと手を置き、アルゴルは諭すようにそう言った。
[31]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/05(火) 22:54:43 ID:??? そして、後半開始直前。 ミスティ「いいですね、開始直後、いきなりフォーティアルフィフトゥラですよ」 バベル「わかったわかった。くどくど言うな」 ハーフタイム中に話しあった作戦をもう一度確認し合うミスティとバベル。 しかし……。 アルゴル「お、おいミスティ……アレを見ろ!」 ミスティ「なんですか騒々しい……って、ええっ!?」 アルゴルに促され、視線を移したその先には……。 ミスティ「な、何ですかあのメカメカしい鎧は……まさか聖衣!?」 カペラ「馬鹿な!?あいつは聖闘士じゃないだろう!小宇宙も感じなかったし……」 バベル「だ、だがアレは……?」 タキー「しかし見たことも無い形だぞ。あんな聖衣あったっけ?」 アルゴル「そういえば……見たこと無いな」 ミスティ「……はったり? 我々の作戦を見越して……」 ジャミアン「はったり……そうか、以前にも吹き飛ばされてるんだもんな」 バベル「……どうする? 聖衣らしき物を身に着けているが……」 バベルはミスティの方を見て確認を求める。その目には、あざとい作戦をせずに済むかも知れないと、 少し安堵したような色があった。 ミスティ「……やりましょう。きっとはったりです」 だが、ミスティは作戦の続行をバベルに告げた。 バベル「……そうか」 少し不満げな表情を見せたバベルだったが、それ以上はミスティの言葉に反論しない。 ミスティ「はったりです、きっと……」
[32]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/05(火) 22:56:12 ID:EbQ1o+LE ピーーーーーーーーーーーッ! そして、後半開始の笛が鳴った。 バベル(ミスティはああいったが、いまいち納得いかん……) 先着1名で(順番通りじゃない書き込みは無効)結果が出ても一応最後まで引いて下さい。 ★バベルの逡巡 !card !後のスペースを消して書き込んで下さい。 ジョーカーorダイヤorハート:やっぱり卑怯だよな。タキーにパス。 スペードorクラブ:仕方ない……作戦に従う。
[33]森崎名無しさん:2011/04/05(火) 22:57:00 ID:??? ★バベルの逡巡 ハート6
[34]森崎名無しさん:2011/04/05(火) 23:02:08 ID:??? 行間空けずにみっちり詰まってるとちょっと読みにくいです
[35]森崎名無しさん:2011/04/05(火) 23:11:23 ID:??? おれはあんまりスカスカよりは詰まってたほうがすきなんだけどね・・ まあ、もうちょっとはあけたほうがいいかも。
[36]森崎名無しさん:2011/04/05(火) 23:13:30 ID:??? 会話文と地の文だけでもわければ、かなりすっきりするよ。
[37]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/05(火) 23:16:30 ID:??? うーん、そうですねぇ、ちょっと見づらいかなぁ、とは思ってたんですが……。 一行ごとに空けた方が良いでしょうか? 取りあえず全部空けてみます。
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0ch BBS 2007-01-24